昨日の毎日新聞朝刊の一面に「G7首脳宣言見送りへ」という大きな見出しが躍っているのを見てから、どうもそれが気になってスッキリしない。自由貿易や気候変動を巡り、米国と欧州各国の意見に大きな隔たりがあるため、とされているが、これで良いのだろうか?


決して難しいことを言うつもりはない。考え方の違いは家庭の中にもあるし、会社や学校や町内会の中にもある。だから、意見の食い違いがG7サミットにあっても驚かない。しかし、意見の食い違いから居づらくなった家庭や会社、学校や町内からは「出て行く」という選択肢があるが、この地球からは「出て行く」という選択肢がない。

さしものトランプ大統領も、G7サミットで「君たちとは付き合い切れない」とまでは言えたとしても、「だから米国はこの地球から出て行くことにした」とは言えないだろう。そう考えると、私たち大人は子供たちの世代に、「自分の国を愛し、支持することは大切だが、時には地球単位で考える必要があるんだ」と教えるべきではないか。首脳宣言にはそういう意義と役割がある筈だ。私が安部首相なら、そう啖呵を切りたいところだ。
丸紅で一緒にラグビーをしていた1978年の入社組と翌1979年の入社組が集まり、納涼会を催した。海外勤務の長かった者も多く、中には30年振りの再会という仲間もいたが、感心したのは大きく体型を崩した者がいなかったことだ。仕事を辞めた者もいるが、適度に緊張感を保ち、節制しているということだろう。

もう一つ感心したのは、みんなお酒が入って良い気分になったろうに、誰も話の腰を折ったりせず、最後まで良い聞き手だったことだ。これは意外に難しいことで、社内の会議や取引先との会合、OB会では話の腰を折る人をときどき見かける。昨夜、そういうことがなかったのは、みんな優秀な商社マンだったからか、はたまた、最初から人の話など聞いていなかったかな?(笑)

(丸紅退職時に皆からプレゼントされたミニボール)

逆に少し物足りなかったのは、昔話が多かったことだ。久し振りの再会もあったし、共通の話題から入ると昔話になるのも致し方ないが、いろんな場所で異なる経験を積んできた連中なのだから、これから世の中はどうなるのか、そんな中でどう生き抜くのか、いや実はこんなことを始めた、というようなこれからの話も聞いてみたかった。これは次回の楽しみに取っておこう。

球友の良いところは、一緒に痛い目に遭ったり、悔しい思いをしてきた分、格好を付けなくて良いことだろう。入浴に例えると最初からフル●ン(笑) お前ら、もうちょっと品良くしたら?
オペラ歌手の田村麻子さんが「Crossover Night」と題し、ジャズやミュージカル、映画音楽から十数曲を歌われた。


一緒に行こうと誘った同級生のA山さんは、最初の“Amazing Grace“ で「鳥肌が立ったよ」と大感激、私は“You raise me up“ で「あぁ、来て良かった」と大きなため息。以下、田村麻子さんの魅力に二人が迫る(笑)

ボル 「車に例えると排気量5000ccの強力なエンジンで、きちんと勉強もしたはるから、高速道路でも山道でも一般道路でも優雅に走れるってことかな?」
A山「何ちゅう例えなんやと思うけど、当たってるよね。ただ、やっぱり高速回転(高音)のときに力を感じるよ。あれは真似できん。」

短い休憩の後はサプライズと称し、ピアノの弾き語りでミュージカル「キャッツ」の“Memory“、そして映画「ニュー・シネマ・パラダイス」の主題歌を歌われたが、どちらも心に染み入るような、素晴らしい歌声だった。又、ピアノ伴奏の神埼えりさんと即興演奏を披露されたが、お客様からその場でもらったテーマから歌詞やメロディを作って行くのだから、クリエイティブな能力、相方の意図を感じ取れる感性、そして度胸がないとできない演奏だと思った。

そんなサプライズで明るく和やかな空気になったが、最後は “Time to say Goodbye“ とアンコール曲のカッチーニの “Ave Maria“ で優雅に締められた。田村麻子さんの歌声は柔らかで伸びやかだが、ちゃんと芯があって力強い。私は素人だが、そこが素晴らしいと思う。