昨日の毎日新聞朝刊の一面に「G7首脳宣言見送りへ」という大きな見出しが躍っているのを見てから、どうもそれが気になってスッキリしない。自由貿易や気候変動を巡り、米国と欧州各国の意見に大きな隔たりがあるため、とされているが、これで良いのだろうか?
決して難しいことを言うつもりはない。考え方の違いは家庭の中にもあるし、会社や学校や町内会の中にもある。だから、意見の食い違いがG7サミットにあっても驚かない。しかし、意見の食い違いから居づらくなった家庭や会社、学校や町内からは「出て行く」という選択肢があるが、この地球からは「出て行く」という選択肢がない。
さしものトランプ大統領も、G7サミットで「君たちとは付き合い切れない」とまでは言えたとしても、「だから米国はこの地球から出て行くことにした」とは言えないだろう。そう考えると、私たち大人は子供たちの世代に、「自分の国を愛し、支持することは大切だが、時には地球単位で考える必要があるんだ」と教えるべきではないか。首脳宣言にはそういう意義と役割がある筈だ。私が安部首相なら、そう啖呵を切りたいところだ。
