オペラ歌手の田村麻子さんが「Crossover Night」と題し、ジャズやミュージカル、映画音楽から十数曲を歌われた。


一緒に行こうと誘った同級生のA山さんは、最初の“Amazing Grace“ で「鳥肌が立ったよ」と大感激、私は“You raise me up“ で「あぁ、来て良かった」と大きなため息。以下、田村麻子さんの魅力に二人が迫る(笑)

ボル 「車に例えると排気量5000ccの強力なエンジンで、きちんと勉強もしたはるから、高速道路でも山道でも一般道路でも優雅に走れるってことかな?」
A山「何ちゅう例えなんやと思うけど、当たってるよね。ただ、やっぱり高速回転(高音)のときに力を感じるよ。あれは真似できん。」

短い休憩の後はサプライズと称し、ピアノの弾き語りでミュージカル「キャッツ」の“Memory“、そして映画「ニュー・シネマ・パラダイス」の主題歌を歌われたが、どちらも心に染み入るような、素晴らしい歌声だった。又、ピアノ伴奏の神埼えりさんと即興演奏を披露されたが、お客様からその場でもらったテーマから歌詞やメロディを作って行くのだから、クリエイティブな能力、相方の意図を感じ取れる感性、そして度胸がないとできない演奏だと思った。

そんなサプライズで明るく和やかな空気になったが、最後は “Time to say Goodbye“ とアンコール曲のカッチーニの “Ave Maria“ で優雅に締められた。田村麻子さんの歌声は柔らかで伸びやかだが、ちゃんと芯があって力強い。私は素人だが、そこが素晴らしいと思う。