家の近くの公園で、きれいに咲いた花を見付けた。良く見ると、同じ枝から異なる色の花が咲いていたから、これは珍しいと思って写真を撮った。




桜か梅かが分からないから、帰宅して「春の花、同じ枝から異なる色の花」で検索したら「源平咲き」という言葉が出てきた。かつて源氏と平氏が戦った際、明確に敵味方を区別するため源氏が白い旗を、平氏が赤い旗を掲げたことから生まれた言葉らしい。因みに、桜に源平咲きはないとのことなので、写真は梅なんだろう。

敵味方を区別するなどと聞くと、昨今の米中関係の対立やロシアの中国への急接近が思い浮かび、これがエスカレートすると冷戦時代に逆戻りするのかなと思えてくる。しかし、ソ連が崩壊し、アメリカ一強となった後も世界は不安定だったし、ひょっとすると対立する二人の親分がいた方が却って安定する地域もあるのかなとも思う。

ただ、源平咲きと同様、私たちも同じ地球に住んで暮らしている運命共同体だ。それを忘れてはいけないと思う。
「藤巻健史の資産運用大全」という本を読んでいる。藤巻健史さんは伝説のディーラーと呼ばれた金融市場のプロで、一時期参議院議員としても活躍された。帯に書かれていた「日本と共に破綻するか?」という一文に驚き慌てて買い求めたものだが、日本が大きな借金を抱えてしまっていることを分かり易く解説されている。


鋭くて厳しい指摘が続くが、世界各国の2019年の名目GDPが1980年に比べると何倍になっているかというところで大きなショックを受けた。日本は2.2倍。低い成長率だが、経済大国で分母が大きいから、率で言えば低くもなるさ。そう思って他の国々を見て行ったのだが・・・

日本 2.2倍
米国 7.5倍
英国 8.4倍
韓国 46.9倍
香港 20.0倍
中国 197.0倍

日本より経済大国の米国が7.5倍、一時期、英国病と騒がれた英国でも8.4倍、韓国は46.9倍、中国は197倍だ。しばし呆然としたが、多分、世界は大きく変化したのに、日本はその変化を拒み、結果として世界の大きな流れに乗り遅れたのだろう。

オリンピック・パラリンピックを巡るさまざまな事件や、時に迷いがあるように見える新型コロナウイルスへの対応を見ると、日本はどこかで謙虚に学ぶことを止め、オトナになり損ねたのかなと思えてくる。これではいけないので、私は変化するぞ!
毎日新聞朝刊の「仲畑流万能川柳」には思わず苦笑いさせられる作品、良くぞ言ってくれましたと拍手を送りたくなる作品、ホンマですねと少ししんみりさせられる作品が満載だ。一面に出る記事より、余程、精神衛生上好ましい存在のように思う。

昨日の作品から。

七万で二人ひと月食べてます
(飯能 藤代陽子さん)

あるやろか見返りのないタダ飯が
(尼崎 にしやんさん)

下心あるから接待するんです
(八王子 タカさんさん)

同じTVニュースや新聞記事を見て、同じような疑問や憤りを覚えたはずなのに、それを僅か17文字で表すとは何という才能なんだろう。言いたいことをギューッと圧縮するから力が漲って弾けるのか。

毎年、新しいことにチャレンジすると決めていたのに、ここ数年はサボっている。ここは一つ、私も万能川柳を考え、応募してみるか。先ずは先行投資してみようかな。

(思い付いた川柳やヒントを書き込むらしい)