ジャズと本 ブックノート -3ページ目

Eddie Thompson「Piano Moods」

エディー・トンプソン

 

Eddie Thompson (p) 

Arthur Watts (b) 

Andy White (ds)

 

1958 June, July

 

1. Eddification 2. Three for 3/4 3. These Cuban heels 4. Blue whistle 5. Theme for Nica 6. Watch for the light 7. Eddie blows the blues 8. After the Ball is over 9. Thompson Bell 10. Contemplation

 

 これはイギリスの名手、エディー・トンプソンのアルバムです。

いい感じでスウィングしてリラックスできます。

20年前に中野新橋の「ジニアス」で聴いてからずっと心に残っています。

 

 

Armand Boatman「Live at Gregory's」

アルマンド・ボートマン

 

 

 

  • Bass – Curtis Stowall
  • Drums – David Wilson
  • Piano – Armand Boatman
A1 There Is No Greater Love 4:53
A2 Jim's Blues 6:13
A3 Mountain Greenery 4:22
A4 Jitterbug Waltz / Honeysuckle Rose (Medly) 9:17
B1 Linus & Lucy 4:12
B2 A Waltz Anyone 4:26
B3 Patti's Song / Just Friends 7:44
B4 Watch What Happens 3:50
 音楽教師だったのがピーターソンを聴いてプロになったという。
ピーターソンのテクニックと楽しさを彷彿とさせますが、それだけに終わらないオリジナリルな雰囲気を感じさせます。かつてピアノトリオの特集本でカラーページにレコメンドされていたものです。無名なれど一流の腕を持ったこういうアーティストがいるのでジャズファンはやめられません。

Bill Evans「Waltz for Debby-the complete 1868 ~」

ビル・エヴァンス

 

 

 

Bill Evans(p)

Eddie Gometz(b)

Marty Morell(ds)

 

1969/7/18

 

1 Emily  
2 A Sleepin Bee  
3 Alfiy  
4 Who Can I Turn To  
5 Very Early  
6 Round About Midnight  
7 Autumn Leaves  
8 Quiet Now  
9 Come Rain Or Come Shine  
10 Nardis  



 
Waltz For Debby

コンプリートと銘打っていますが、「Live in Roma」にここには入っていない音質の悪い「So What」が収録されているようです。
 例によってここでもドシンバシンと気持ちいいです。
 モレルとのトリオの初期で、エヴァンスもやる気満々で活き活きしています。

Bill Evans「Homewood」

ビル・エヴァンス

 

Bill Evans(p)

Eddie Gomez(b)

Marty Morell(ds)

 

1970/11/4(Chicago)

 

Very Early

So What

Waltz for Debby

 

Like someone in love

Someay my prince will come

Five/theme

 

 

 これは一度見逃しましたが、二度目に購入です。

 ベースとドラムがあまり聞こえませんし、軽快なんですが流して弾いている感じがありますが、曲目の良さで楽しめます。

 エヴァンスの弾く「So what」はいつ聴いても素晴らしいですね。あまり聴くことができないのでうれしいです。

「Waltz for Debby」「Someday ~」など心地いいメロディーが気持ちいいです。

Bill Evans「Getting Sentimental」

ビル・エヴァンス

 

 

Micheael Moore(b)

Philly Jo Jones(ds)

Bill Evans(p)

 

Janu.15,1978

 

 これ、「エヴァンスを聴け」では酷評されていましたが、結構いけます。

 録音者があの「シークレtットセッション」を撮った人だそうですが、そこには入れられなかったようですが。

 音質も私は許容範囲ですし、演奏内容のドラムに対しても否定的どころか個人的にとても高評価で楽しんでいます。

 マイケル・ムーアの出番が少ない気がしますが、いいソロなどを聴かせています。

 静かな曲ではフィリーもおとなしくサポードしています。

 「攻めのエヴァンス」を聴くことができ活き活きしています。

 

Bill Evans「Quiet now」

ビル・エヴァンス

 

 

「Quiet now」
Bill Evans(p)
Chuck Israels(b)
Larry Bunker(ds)

Late 1965
Maison de la Radio-Paris

このデータが正しいとすると、これは「Live in Paris」と曲目がかぶらないので別物となり珍しいです。「新エヴァンスを聴け」にも出ていません。
もしかしたら他のもののまがいものという可能性もちらつきますが、純粋に楽しんでいます。

 

ご指摘くださった方がいて、大きい音で聴いてみると明らかにベースがゴメスでした。失礼いたしました。

こういうものも出回っているのですね。

「神時間術」樺沢紫苑、の実践

カバサワ・シオン

ISBN978-4-479-79582-7

 「神時間術」でいまのところ取り入れているのは「運動」です。

 これでリフレッシュして次の作業に移れます。

 また、制限時間をもうけることと、いつやるか、ということを決めることで集中できます。

 ランニングのときは行ったことのないところを走るのも「場所ニューロン」を刺激して気分転換になりますし、ipotを聴かないことでちょっとした「マインドフルネス」にもなります。

 「疲れているときはあえて運動する」ということの効果も抜群で、合っているようで楽しくやっています。

 樺沢さんは本の「全部やり」を推奨していますが、同時に「まず三つの気づきを得て実践する」ということも提唱しています。

 本は読んだだけでなく、実践してはじめて意味がありますね。

 いい本です。

 

 

日本人ジャズレーベルTBM

 

 明るい春の昼下がり、私はジャズをかけながらノートパソコンで文章を打っていた。手持ちのアルバムが多いせいか聴くときにはそれなりにテーマを決める場合がある。今日のテーマは70年代の日本人ジャズ。ここらへんのかつての中央線沿線のイメージのにおいのする味にたどり着くまでジャズを聴き始めてからどれくらいかかったのだろうか。15年はかかった。物事は良くも悪くもファッション性が影響するものだ。それに新しい分野はなかなか自分で試行錯誤するのもコストがかかる。いろいろな意味で障壁が多い。私が幸運だったのはまずデーターとしてガイド本を買っていたのと、一緒に読んで感性を注入してくれた人が表れたということだ。やはりいろいろなことは手渡しで受け渡されていくものなのだろう。10代に聴いたジャズ番組のナヴィゲーターは私の中では今でも思い起こしても特別な位置を今でも占めている。その人たちの情熱溢れるコメントがあればこそ、さらに聴いてみようと思うものである。

Bill Evans 「On A Monday Evening」

ビル・エヴァンス

 

 

Bill Evans(p)

Eddie Gometz(b)

Eliot Zigmond(ds)

 

01. Sugar Plum

 
  • 02. Up With The Lark
     
  • 03. Time Remembered
     
  • 04. T.T.T. (Twelve Tone Tune)
     
  • 05. Someday My Prince Will Come
     
  • 06. Minha (All Mine)
     
  • 07. All Of You
     
  • 08. Some Other Time

 

 これも完全な未発表録音で、そういう意味では貴重です。

 演奏もまずまずです。

 しかしブートレグでイイ作品がほかに何枚か残っています。

 このアルバムも音質的にも悪くはないですがいいとは言えません。

 いささかネガティブ発言になってしまいましたが、そうは言ってもエヴァンスマニアなら楽しめるので買いかもしれませんね。

 そういうわたしもCDではなく4000円するレコードを買ってしまいました。

 エヴァンス・コレクターの道も続きそうです。

 

樺沢紫苑「神・時間術」

カミ・ジカンジュツ

 この本がどれだけ自分のライフワークの参考になるか半信半疑で買いましたが、杞憂に終わりました。どんな立場の人にもお勧めの本です。

 いつものようにひとつひとつ具体的に実践していけるものが紹介されています。精神科医で脳神経の研究者であることを基盤に、実際にご自分が実践されているものを紹介してくれています。また本好きの著者なので読み物としても面白く読めます。

 早速いくつか実践していますが、もう大きな効果が出ています。そんなノウハウの宝庫です。