Stan Getz、Joao Gilberto「Getz / Gilberto '76」
スタン・ゲッツ/ジョアン・ジルベルト
Stan Getz、Joao Gilberto「Getz / Gilberto '76」
Stan Getz (sax) ,
Joao Gilberto (vo, g),
Joanne Brackeen (p),
Clint Houston (b),
Billy Hart (ds)
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01. Spoken introduction by Stan Getz
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02. É Preciso Perdoar
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03. Aguas de Março
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04. Retrato Em Branco E Preto
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05. Samba da Minha Terra
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06. Chega de Saudade
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07. Rosa Morena
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08. Eu Vim Da Bahia
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09. João Marcelo João Gilberto
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10. Doralice
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11. Morena Boca de Ouro
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12. Um Abraço No Bonfa
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13. E Preciso Perdoar (Encore)
ボサノヴァといえばジョアン・ジルベルトを抜きには考えられないでしょう。
そしてスタン・ゲッツは世界に紹介したという意味で大きな意義を持ちます。
バーヴの「ゲッツ・ジルベルト」があまりにも有名で、他の前後して作られた他のアーティストの良いアルバムがすべてかすんでしまうほどです。
70年代に入ってからも時折スタン・ゲッツはボサノヴァアルバムをつくりますが、その中でもここでは実質的にはジョアン・ジルベルトのアルバムになっています。
ジョアン・ジルベルトの元奥さんはもともとミュージシャンではなかったようです。旦那についてきただけのようですが、「ゲッツ・ジルベルト」の録音の時、エンジニア室でリハーサルに合わせて英語で歌うのをプロデューサーが気に入って急きょ参加することになり、ミュージシャンとしてのキャリアが始まったというエピソードがあります。
人生何が起こるかわかりませんね。
Ray Bryant「Sound ray」
レイ・ブライアント
Ray Bryant「Sound ray」
- Bass – James Rowser*
- Drums – Harold White
- Engineer – Dave Purple
- Piano, Arranged By – Ray Bryant
- Producer – Richard Evans
Recorded at Ter Mar Studios, June, 1969
SIDE-A
1.A Song For My Father
2.Con Alma
3.Scarborough Fair
4.Stick With It
SIDE-B
1.Broadway
2.Lil' Darlin'
3.The Look Of Love
4.Sound Ray
カデットの二枚のピアノトリオの中の一枚です。
こちらはスタジオ録音ですが、ライヴ盤よりも活き活きしている気がします。
この時期ならではのポップス曲も楽しいですね。
ブライアントファンなら好きになると思います。
なかなかいい内容です。
Stan Getz「Complete Roost Session: Vol.2」
スタン・ゲッツ
Stan Getz「Complete Roost Session: Vol.2」
STAN GETZ(ts)
JIMMY RANEY(g)
HORACE SILVER(p)
DUKE JORDAN(p)
LOUIS HAYES(ds)
他
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01. ペニー
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02. スプリット・キック
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03. スプリット・キック(別テイク)
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04. 春のごとく
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05. 春のごとく(別テイク)
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06. ベスト・シング・フォー・ユー
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07. メロディ・エキスプレス
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08. イヴェット
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09. ポッターズ・ラック
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10. ザ・ソング・イズ・ユー
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11. ワイルドウッド
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12. バードランドの子守唄
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13. 枯葉
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14. 枯葉(別テイク)
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15. フールズ・ラッシュ・イン
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16. フールズ・ラッシュ・イン(別テイク)
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17. ジーズ・フーリッシュ・シングス
言わずとも知れた名盤です。1951年52年録音ですが、この時期のゲッツはさえにさえています。やさしいロマンティックな中に芯の通ったものをが立ち上っています。このふたつが同居するアルバムはなかなかジャズのアルバム多しといえどもないので貴重です。
メンバーではホレス・シルヴァーとやっているのが珍しいですね。ホレス・シルヴァーはのちにブルーノートでファンキーで面白い曲を多く演奏しますが、その中に一曲いつもトリオ演奏を入れています。これが渋くてまっとうなハードバップです。わたしはその一曲の方がたまらなく大好きです。彼の地盤はまっとうなバッパーなんですね。
Blue Mitchell 「Blue's moods」
ブルー・ミッチェル
Blue Mitchell 「Blue's moods」
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Blue Mitchell(Trumpet),
Roy Brooks(Drums),
Sam Jones(Bass),
Wynton Kelly(Piano),
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01. I'll Close My Eyes (05:56)
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02. Avars (04:07)
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03. Scrapple From The Apple (04:00)
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04. Kinda Vague (06:28)
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05. Sir John (06:06)
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06. When I Fall In Love (05:42)
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07. Sweet Pumpkin (04:19)
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08. I Wish I Knew (04:26)
Ray Bryant 「The Bryant Touch」
レイ・ブライアント
「The Bryant touch」
Ray Bryant(p)
Jimmy Rowser(b)
Rudy Collins(ds)
SIDE A
01. Little Susie
02. This Is All I Ask
03. City Tribal Dance
04. Prayer Song
SIDE B
01. You Keep Me Hangin' On
02. Talkin' My Ease
03. And I Love Her
おなじみの「リトル・スージー」から始まる楽しいアルバムです。ソウルフルなカデット録音のトリオ演奏で、しかもライヴ盤。
しかしこのアルバム、ノリのわりには何とも言えない冷めた感じがするのは気のせいでしょうか。期待のポップス曲でもそういう感じがして残念です。
どちらかというと二曲目の可憐な曲にブライアントの魅力が良く出ているように思います。そのときのブライアントさんがそのときはそんな気分だったのでしょうか。
そうはいってもカデット好きのブライアントファンには素通りできない感があります。
Christian Mcbride 「conversation」
クリスチャン・マクブライド
Christian Mcbride 「conversation」
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01. Angelique Kidjo / Afrika
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02. Regina Carter / Fat Bach and Greens
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03. Sting / Consider Me Gone
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04. Eddie Palmieri / Guajeo Y Tumbao
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05. Roy Hargrove / Baubles, Bangles and Beads
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06. Dr.Billy Taylor / Spritual
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07. Dee Dee Bridgewater / It's Your Thing
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08. Hank Jones / Alone Together
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09. George Duke / McDukey Blues
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10. Chick Corea / Tango Improvisation #1
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11. Russell Malone / Sister Rosa
Christian Mcbride「Out here」
クリスチャン・マクブライド
Christian Mcbride(b)
Christian Sands(p)
Ulysses Rwen.Jr(ds)
このトリオのライヴ盤を好んで聴いていましたが、後から買ったこちらの方をもっと気に入りました。
やはりステジオ録音だけあって音のバランスもよく、マクブライドのベースもより綺麗に聴くことができます。
マックスアベニューという会社から出ているアルバムはどの編成のものも素晴らしく、ここにきてマクブライドが新たに輝きを放っています。
このアルバムはどの曲もいいですが、「My favorite things」と「I have dreamed」が特に気に入りました。「I have dreamed」はキング牧師の有名な演説のI have a dreamをもじったものですが、その名に恥じない名演となっています。
ユーチューブでは音質からあまり魅力が伝わってきませんでしたが、いま毎日オーディオで楽しんでいます。
村上春樹「風の歌を聴け」
ムラカミ・ハルキ
「風の歌を聴け」村上春樹
村上春樹の作品は高校の頃に一冊読んでからずっと彼の作品には触れてこなかった。本好きの人の中でも彼の作品には激しい賛否両論があるようだが、残念ながら私もあまりいい印象は持っていなかった。
ところで、私はある時から知り合った人におすすめの本を聞くようにしている。聞いたものはほぼ目を通しているが、まずはずれがないのでこれはなかなかいい方法だ。
そういう経緯で、もう40歳も近くなったころ「ノルウェーの森」を紹介された。これは予想に反してかなり面白かった。わたしはほかの作品はあまり読んでいないのでわからないが、友人によると彼の中でも独特な一冊のようだ。 彼の体験が元になっているらしい。
その友人が「風の歌を聴け」を貸してくれた。この作品にはしびれた。しびれたなんてものではない。ノックアウトされた。この空気感はなんだろう。薄暗くて、さびれて、もの悲しい。さみしさと憂いが心に沁みる。特に登場するフィクションの作家の話がいい。
のちにキャリアを重ねていくうちに作風も変わっていくようだが(「職業としての小説家」に記述)、これで世に出ただけあって好きな作家の一人になった。
Peter Erskine trio 「As it is」
ピーター・アースキン・トリオ
Peter Erskine, (ds)
Palle Danielsson (b)
John Taylor(p)
sep 1995
1 | Glebe Ascending | 7:03 |
2 | The Lady In The Lake | 7:58 |
3 | Episode | 4:28 |
4 | Woodcocks | 7:12 |
5 | Esperança | 3:57 |
6 | Touch Her Soft Lips And Part | 4:52 |
7 | Au Contraire | 10:17 |
8 | For Ruth | 6:43 |
9 | Romeo & Juliet |