スイカの接ぎ木 ~ 養生要らずの呼び接ぎ♪ | ぶぅパパの家庭菜園 ー ときどき猫

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趣味の園芸と我が家の猫たちの様子を綴っていきます。
知恵と勇気と少しの薬で美味しい野菜作りを目指します!
基本は種から!接ぎ木にも挑戦中!!

この先の天候、中期予報は気温高め! 夏野菜の栽培を早めにスタートして正解? ぶぅパパです。

 

 

 

 

 

ぶぅパパ地方、昨日はお昼過ぎまで雨が降り続き、カラッカラだった菜園がシットリしました♪ 水やりしようか迷っていたので、今回の雨は嬉しいです。 4月上旬に、もう一度寒の戻りが有るらしいので、遅霜に気を付けないとですね~

 

 

 

 

 

さてさて、こちらはスイカの穂木です。 何本か接げそうなサイズになってきたので、昨日の夕方に接ぎ木しました。 なぜ夕方に拘っているのかというと、日中タップリ陽を浴びて元気満タンな所で接いだ方が良い・・・と言うのは半分冗談で、スグに夜が来て暗くなるからです。

 

 

 

 

 

こちらは3月16日に種を蒔いた中玉のシュガームーン(タキイ種苗)です。 この品種は胚軸が細いので、少し長めに育苗してみました。 本葉が大きくなっちゃいましたが、たぶん大丈夫でしょう! 売り物じゃないので多少の葉焼けはOKとします(笑)

 

 

 

 

 

こちらは3月18日に種を蒔いた大玉の秀山タキイ種苗)です。 シュガームーンより2日遅れで種を蒔いたのに、胚軸の太さはシュガームーンより一回り太め。 流石大玉品種!と言ったところでしょうか。 あれ? それは関係無い?

 

 

 

 

 

こちらは3月18日に種を蒔いた台木カンピョウのFRきずなタキイ種苗)です。 思っていた通り、子葉がボロボロのヤツが出てきました。 多めに蒔いて正解でした♪ たぶん覆土が浅いのでしょうね~ 来年は深く埋めてみまーす!

 

 

 

 

 

さてさて、今回は1株だけオーソドックスな呼び接ぎをします。 何故かシュガームーンが1株だけ徒長してしまったんです。 まずは台木の成長点を潰します。 カミソリの柄のオシリで削ぎ落とす感じ?

 

 

 

 

 

次に台木の胚軸に、上から斜め下方向に切り込みます。 胚軸の半分ぐらいまでエイヤっと行った方が綺麗に繋がります。 

 

 

 

 

 

穂木のシュガームンは逆向きに切り込みます。 コチラも胚軸の半分程度まで切り込みます。 ヒヨッて切り込みが浅いと失敗っぽいのが出来ます(笑)

 

 

 

 

 

切り込み同士を噛み合わせて、接ぎ木フレンドウリ科用)で固定します。 この時穂木の子葉が台木より上に来るようにするとカッコ良い苗が出来ます。

 

 

 

 

 

台木の胚軸がセンターに来るようにポットに植え替えて接ぎ木完了! このあとは通常管理で大丈夫です。 接ぎ木フレンドとカミソリさえあれば出来るので、皆さんもいかがですか? キュウリやトマト、何ならナスにも応用出来ますよ~

 

このあと1週間~10日間このまま育苗して、接合部が繋がったら穂木の胚軸を切り離します。 その様子は、また後日!

 

 

 

 

 

残りの株は先日のキュウリと同じ、片葉接ぎ+断根挿し木します。 まずは挿し木用の培地として、ジフィーポットセル培土TM-1を詰めた物を用意しました。 予めシッカリ吸水させ、養生箱の中で30℃程度に温めておきました。

 

キュウリの接ぎ木につてはコチラ!

>> [2019/03/21] キュウリの接ぎ木♪

 

 

 

 

 

次に台木の加工です。 地際で切り取り、片方の子葉を成長点と共に削ぎ落とします。

 

 

 

 

 

切断面はこんな感じ。 成長点もろとも無くなっているのがお判りでしょうか? この時胚軸に空洞が見える場合は台木が生長し過ぎです。 接ぎ木適期は播種後8~9日の2日間ほどしかありません。 FRきずな、ぶぅパパの育苗環境の場合。

 

 

 

 

 

ウリカホルダーMを装着して台木の段取りは完了! 今回は向きを間違いませんでした(笑)

 

 

 

 

 

台木の段取りが済んだら穂木を切り取り、写真の様に加工します。 

 

 

 

 

 

そして合体!

 

 

 

 

 

下穴を空けた培地に差し込み、ぬるま湯をかけて落ち付かせて接ぎ木完了! 1本あたり15~20秒も有れば接げます。 のんびりしていると、最初に接いだ株が萎れて来ちゃうので~ ※通常雰囲気でも接いであれば30分程度は萎れません。

 

 

 

 

 

シュガームーン4苗接げました。 残り1苗も後日接ぎます。 ※転倒しない様に爪楊枝で支えました。

 

 

 

 

 

秀山2苗だけ。 残りは後日! どちらも子葉が展開したばかり。 本葉の展開方向の見極めが怪しいです(笑)

 

 

 

 

 

あとはキュウリ同様、養生箱の中で数日間耐えてもらいます。 スイカはキュウリに比べ粘りがあるので心配は要らないかな?

 

そうそう、何故セルトレイではなくジフィーポットを使うかというと、1株ずつ様子を見ながら出し入れ出来るからです。 セルトレイに挿し木すると融通が利かないので・・・ 接ぎ木した事がある人なら解るかも?

 

養生箱についてはコチラ!

>> [2019/01/30] 早熟ナスの接ぎ木♪

 

 

 

 

 

そして一晩経った今朝の状態がコレ! 1株怪しい感じの苗がありますが、少し時間をかけて養生すれば大丈夫でしょう。 スイカはキュウリに比べて粘り強いので安心して見ていられます♪

 

 

 

 

 

さてさて、こちらは3月20日に接ぎ木を開始したハウス栽培用のキュウリ、夏すずみタキイ種苗)+改良新土佐南瓜サカタのタネ)です。 スイカの接ぎ木開始にギリギリ間に合いました♪ 最後に接いだのは3日前なので~ 

 

養生箱が1個しかないので効率よく回すのが難しいです。 現在ナスも並行して養生しています。 養生箱を追加で用意するのはスペースの問題で無理ぃ~

 

 

 

 

 

穂木の本葉が動き出せば活着したサイン♪ ここまで来れば、もう大丈夫です。 

 

あとは奇形葉が出ないことを祈るばかり。 夏すずみに限らず、接ぎ木苗には時々変なのが出現します。 接ぎ木直後にホウ砂と塩化カルシウムを散布すると改善される様ですが、家庭菜園ですから そこまでしなくてもOKです♪

 

 

 

 

 

挿し木した台木の根っこも立派に生えています♪ カボチャの生命力はスゴイ!

 

 

 

 

 

ジフィーポットの余分な部分を毟って~

 

 

 

 

9cmポリポット(Yポット/サカタのタネ)に植え替えました。 あとは定植を待つのみ♪ 気温次第では12cmポットに植え替えて時間を稼ぎます。 

 

 

 

 

 

今年は沢山ウリ科の接ぎ木をしますよ~ 何を育てるかは近々お伝え出来ると思います。 別に内緒にする様な物じゃ無いんですけどね(笑) 

 

 

 

 

 

昨日のランチはバーガーキングさんへ。 定番はクアトロチーズワッパー♪ 男は黙ってトマト抜き! 水っぽいハンバーガーは苦手、ぶぅパパでした。

 

 

 

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