質問4 英語と数学がそこまで重要なのはなぜ?


今回はよく高校1年生や高校2年生の方に聞かれる質問です。私は1年生や2年生の間は、英語と数学を極めることをオススメしています。理科も2科目あるし、早めに対策した方がいいのではないかと聞くのは当然だと思います。私が受験生時代も同じことを思いました。

特に、生物は暗記量も多いので早めに対策したいと思う受験生でした。


しかし、よく考えてみると英語・数学は重要であることがわかります。私立の場合、ほとんど理科2科目課せられるので実感はないかもしれませんが、国立医学部であれば2次試験が英語・数学2科目だけというところも少なくありません。


かつ、英語や数学はみんなが高校生の時から、灘生であれば中学2年生からやっています。

受験生全員がしっかりやっている科目で大きく差をつけるのは、難しいです。

だから、みんなが2年生以降やる理科を早めにやって差をつけるのだ・・・・と思うかもしれません・・・・


理科を仮に早めに演習したと考えますよね。早めに演習すれば、相対的に英語・数学の学習時間は減ってしまいます。理科の成績は伸びるかもしれませんが、英語や数学はほぼ下がります。下がった成績を取り戻すのは難しいです。英語・数学・化学・生物とやってしまえばどれも

中途半端になってしまいどっちつかずになるのが一番恐ろしいです。


英語や数学は積み重ねと演習が重要な科目なので、どうしても時間を多く使う必要がありますよね。


英語は数学や理科のように単元がないのでどんどん語彙力を上げることができます。

そのため、高校2年生で終わらせることも十分可能です。数学は3年間やっても、見たことない問題はほぼ解けないと思います。センスが重要であるといわれていますが、結局は解法を知っているかどうかに収束します。

少しでも多くの解法と演習をつめば、1点でも多く取れます。

英語と数学は終わりなきゴールのような状態なので、日々鍛錬する必要があります。


英語と数学が完成された受験生ほど、強いものはありませんよ。