とあるインド料理屋で
昨日、インド料理屋でランチ。
オーダーは最近お気に入りのホウレン草とチーズのカレー。
それにナン。
カレーのみだと680円。カレーとナンのセットだと100円プラスの780円。
迷わず780円コース。
ナンがなければインド料理屋に来た意味がない。
ここはカウンターのみの非常に小さなお店。
そこでメニューを改めてみるとナンにアーモンドとココナッツを振りかけたナンがある。
私はコーンとナッツには目がない男である。
‘こっちのナンに替えたいのですが’
とインド人の店員に問い合わせてみたところ、‘大丈夫ですよ’という。
それでは追加料金を払おうと財布を出した。
計算では、ナンは300円、ナッツ入りのナンは380円、80円の追加かな?
と思っていたところ
‘280円です’
と言われた。高いなと思ったのだが、よく考えてみる、
ランチセットでナンは100円だからその差額は280円。
納得した上で細かい小銭がなく、500円玉を一枚渡した。
店員は何にも言わず小銭の入ったボックスに入れてしまった。
‘おつりは?’と思ったのだが、
1人で私ともう1人のお客のオーダー分を作っていているのだから、
一段落したらくれるのかなと思って黙っていた。
5分経っても、そして10分近く経ってある程度作り終わってもおつりが戻ってこない。
‘忘れているな’と思った。
今言おうか?それとも帰りに言おうか?迷った。
‘このインド人、日本に来て日が浅く、まだ日本のお金のことが分かっていないのかな?’
‘おつりはチップだと思っているんじゃないか?
‘帰りに言って、覚えてないなんて言い出したらどうしよう?’
要らぬ事を色々と考えてしまった。更には、
‘この店員も稼いだ給料の大半はインドに残している家族に送るのかな?たった220円位返してもらわなくてもいいっか‘
などとおつりを諦める方向まで勝手に進んできてしまった。
そんなこんなを考えながら食べていると、スーと220円のおつりが返ってきた。
追加料金を渡して20分は経っただろうか。
その前に特別何していたわけでもない。
なぜこのタイミングで?と思ったが、インド人は時間にルーズである。
インド料理にインドのタイム感を味わせてもらったからそれもそれでいいと思って残りを食べた。
もう1人のお客が先に出て、私も
‘ご馳走様’と言ってカウンターを立ったら、
‘有難うございました’と言ってドリンクのサービス券を8枚ももらった。
先に出たお客には渡していなかった。
なんか急に嬉しくなり、インド人はやっぱりいい人だななんて思って、
1人の単純な男が気分良くしてお店を出たのであった。
(お知らせ)
本日、我がヨーガの師、成瀬貴良師の30年前に半年間に渡って行った、インドの旅日記の第18回がメーリング・リストで流れました。
いよいよヨーガの聖地、リシケーシに向かいます。
当時のインドの状況もよく分かり大変面白い読み物です。
成瀬氏が運営する下記のHPからメーリング・リストを登録出来ますので、
是非登録してお読み下さい。
ヨーガの活動情報もお知らせしています。
7/2 ヨーガレッスン開催のお知らせ(東京都板橋区大山)
現在、日本の女性の方の間でヨーガはブームとなっています。
美しいからだ作り、ダイエット、内面からの美、どれもヨーガの効果に外れてはいません。
ただ本当のヨーガの目的はもっと別のところにあります。心と身体の真のリラックスです。
心身共に芯からリラックスをして、初めて健康になれるのです。
私が勉強しているヨーガは、今流行のエクササイズ的は派手なものとは違いますが、
身体の硬い、柔らかい、男女、年齢問わず誰もが自分のペースで行えるものです。
日頃、私が学んで、感じていることを皆さんにお伝えしていきたいと思います。
ご興味ある方、是非ご参加下さい。
★日時:毎週水曜日 PM19:00~20:30
★場所:仲町地域センター 第2和室
★参加費:1回1,000円
ご家族(ご夫婦)、カップル、知人をお誘いの上、是非いらしてください。
ヨーガとはどんなものか、少しでも味わっていただけたらと思います。
ご予約は下記のメールかお電話でお願いします。
090-2320-6566
lb-ps@bird.ocn.ne.jp
守屋
永遠なる謎
昨日、池袋から新宿に行く為に山手線に乗った。
山手線は比較的に座れないので、私はいつもドア際のシート・サイドの壁に立つようにしている。
電車の中で読書をする私にとってはそこが特等席なのだ。
無事、特等席を確保し、本を開いたら、杖を突いた猫背の小さなおじいさん(?)風の人が乗ってきた。
ようやと歩いている感じだったので、ドア際にいた私は特等席をそっと退いた。
シートは空いていないので、立ってでも寄り掛かれる方が楽だろうと思ったからだ。
ただその人は、その柱を掴んだだけで、寄りかかりはしない。
見ているとほんの一歩足を伸ばすの大変そうなくらい弱々しい感じだった。
そんな様子だと他の人もその方に当然目が行く。
シートに座っている人がその杖を突いた方に席を譲るまでそう時間はかからなかった。
私の特等席はそのまま空席になってしまったので、私がスッとそこに戻った。
改めて本を開きなおして電車が出発。
池袋から目白、そして高田馬場に着き、ドアが開いて鉄腕アトムの音楽と共に駅員の
‘高田馬場~、高田馬場~’
とコールが流れた。
その席を譲ってもらった人は、高田馬場で降りる予定だったらしいのだが、
気が付くのが少々遅れた。
もう少しでドア閉まるといったその瞬間の出来事だった。
杖を持ったその人がパッと立ち上がり軽快な足取りで、杖も突かずに小走りで電車から降りていってしまった。
一瞬目を疑った。
‘普通に歩けるの?’
今の軽快な足取りは一体何だったのだ?
火事場のくそ力にも似た本能からの反射的な動きか?
それとも…….?
とにかくあの老人(?)のあの行動は私の中で永遠の謎になってしまった。
しかしテレビでネタになりそうな1シーンを実際見せてもらったのだから、
‘まあいいっか’
そんな感じの電車の中での一コマでした。
男の本能
先日、新宿のちょっとした裏通りを歩いていた。
先に駐車場があり、そこからホームレスらしき人が出てきた。
その駐車場の横を通ったら汚れたバッグが一つ、口を開いて置いてあった。
汚れ具合からすると先程の人の持ち物で間違いだろう。
ジッパーが全開なので、バッグの中身が見える。
ジィーと見たわけではないが、パッと目に入ったのは、
蚊取り線香の箱(多分)
何か入ったスーパーのビニール袋
雑誌2冊
その雑誌は2冊とも明らかに女性のヌードが掲載されている雑誌だった。
男というものは、生活に追い込まれても女性というものを捨てきれないものなのだ。
世の中、男と女しかいない。
男が女性をそんな形でも大事にするのはいいのかもしれない。
バッグの中身に男の本能を垣間見た気がした。
生命力
豚の寿命は種類にもよるが10~15年。
人間の平均寿命はいまや80歳以上。
果たして人間はがれきの下で36日間生き延びられるのだろうか?
ヨーガを日本に初めて紹介したとされている中村天風先生のインドでのヨーガ修行が記されている‘ヨーガに生きる’にこのような一説がある。
インドの山奥に連れていかれた中村氏の持病がどんどん悪化して、師に抗議をする
‘先生の言われたとおりに毎日行っておりますが、良くなるどころか悪くなる一方です’
すると師は
‘お前は自分で自分を悪くしているのが分からないのか!証拠を見せてやる’
と言って、はさみで中村氏の手を切ってしまった。
そして近くにいた犬にも同様のことを。
いきなり切られた犬はキャンキャンと鳴いた。
そして一週間経ったら結果が出るといって時間を稼がされた。
その一週間の間、中村氏はこんなインドの山奥で傷を負ってしまったらばい菌が入らないだろうか?
毎日心配で心配で堪らなかった。
そして一週間後、中村氏と犬の傷口はどうなったか?
傷口の心配ばかりしていた中村氏の傷口は案の定、膿初めていた。
しかし傷つけられて時に大きく鳴いた犬は、その後は傷口のことで余計な事も考えないので、ほとんど治ってしまっていた。
師は言う
‘お前は悪くならないだろうかと悪い方向に考えてばかりいるから、身体もそれに習って悪くなるのだ。’
がれきの下にいた豚は余計な事は考えないから生きていたのだろう。
生物は生き延びる生命力がある。
いかに心持ちが身体を支配するかをこの豚は証明してくれたのだ。



