7月に入りました。

特に何か変化があるわけではありませんが、雨が増えると少し過ごしやすくなった気がします。
7月23日はカンボジアの総選挙があります。
選挙期間は7月1日~21日までと長期戦です。
選挙活動は日本と似ていますが、まあそれなりにビックリするような活動もあります。
6月30日午後には、あちこちで選挙カーのスピーカ設置や垂れ幕の設置が行われていました。

私は住宅街の中に住んでいるので選挙の音は聞こえませんが、少し大きな通りに行くとどこからともなく選挙カーの音が聞こえます。中旬以降は次第に応援演説、応援の大行列なども見えてくることでしょう。

外国人の選挙活動への参加は禁止されているので、集会などには近づかないように大使館からの指示が出ています。

 

さて、昨年秋の話は今回が最後です。

お米や大豆の収穫と乾季作に向けての準備をしました。

2022年春に開墾が終わった畑に、乾季(日本の冬)に向けた配管設備を設置しました。

畑の枕地に60㎜のパイプを埋設します。4mのパイプを繋ぎ、約30m毎にバルブを付け各畝に向けてパイプを繋ぎます。

配水の元になるタンク。3mの落差を付けて、200m先の作物に水を送ります。

除草用のホー、刈払い機の刃を切って作りました。いずれもう少しシンプルに作り直します。

キャサバの除草

パイナップルの除草

カンボジアの決済システムは日本より進んでいます。(というか簡素化)

ABA銀行のお店の口座をQRコードでスキャンし、ドルでもリエルでもスマホで支払います。

この決済について、手数料は一切発生しません。政府が銀行に対して手数料を取らないように指示をしました。

クレジットの決済も存在するので、クレジット会社には脅威ですね。

0.75ドルのコーヒーなどの時に、小銭が不要なのは便利です。

収穫した大豆の乾燥。販売はせずに家禽類の飼料になります。

カメムシなどの防除。

無農薬でもいいのかなと思ったのですが、これだけはやらないと収量が半減するという現実があります。

50mのホースをみんなで支えながらの防除。

農薬の危険性は知っている様なのですが、動き回るのが大変なので、平気で風上に向かって散布します。

健康問題があるので、「必ず風上から作業」を徹底してもらいました。

いよいよ収穫、コンバインは使わず全員で刈り取りします。

農家出身のドライバーも手際よく刈り取りしていました。

20代後半の夫婦、米作農家なのでさすがに手早く刈り取ります。刈り取った束を残った茎の上に置き、乾燥します。

11月末、いよいよ脱穀。

一か所に集めて、脱穀業者が来るのを待ちます。

長粒種は実離れがいいので、ドラム缶のような脱穀機の中を通るとほぼきれいに脱穀されます。

脱穀料は、お金であったり脱穀した籾であったりするそうです。

今回のお米生産は陸稲としての生産ですが、廃根をきれいに処理し播種機を使えばそれなりの収量があるだろうと感じました。

農家が所有する農機具は、耕耘機のみ。田起こし、整地、収穫などはほぼ外注業者に寄ります。

天気任せの播種時期、雨任せの生育、収穫は外注、脱穀は業者に外注。

農家の規模が小さいので、機械化できないことはわかるのですが、かかわる業者は「殿様商売」。

業者が儲かっているというわけではなく、値上げすると農家からお金をもらえない現実があります。

負のスパイラルにすっかりはまっている実情です。

 

必要なことは、投資をせずに以下に収穫量を上げるかの方法を探ることだと思っています。

播種床の良好な環境作り、牛糞の活用、水の管理、適期収穫の徹底など少しの努力で出来る改善はあると感じます。

 

おわさがせしておりますが、無茶な挑戦やってます。

先日公開されましたドキュメンタリー映画を制作するクラウドファンディング。

支援が30%を越えました。
https://motion-gallery.net/projects/BICinemas-68

農業しかないおじさんのチャレンジが、誰かの踏み出そうとする一歩に、少しでも後押しできればなあと思っています。

ご支援、拡散、よろしくお願いします。

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ カンボジア情報へ
にほんブログ村

 

 

 

 

 

 

6月も末。
雨季も本格的です。
午後はかなりの確率で雨が降ります。
夕方から降り出す日もあり、出かける予定がある時は要注意です。

今日も昨年9月から11月頃のお話です。

雨が多い年でしたが胡麻の収穫も終わり、飼料用のトウモロコシも雨が多い割には順調に育ってくれました。

8月に植えたキャッサバは追肥の効果もあって順調に育っています。

大豆、胡麻、トウモロコシなど雨季作物がほぼ終了し、乾季に向けての畑起こしなどに取り組みました。

 

胡麻の収穫。晴れた日に外に出し乾燥します。量が少ないので、ニワトリ達の餌に使います。

試作してきた小型のディスクハローの試運転。

高畝栽培が終わった後、プラウを掛ける前に畝を潰しきれいにプラウを掛けられるようにします。

畝立てをしてトウモロコシを蒔きました。

改めてスタッフにプラウ作業の手順の確認。
プラウは土中の水分により深さが変わるので、定期的に調整方法などを指導します。

孵化後数カ月のアヒルたち。まもなく近隣農家に繁殖用として配布しました。

アヒルは一度に10羽位ヒナが誕生します。割と簡単に増えて行く気がしています。

カンボジアのローカル市場にはアヒルの卵が必ず売られています。白い卵はアヒル、茶色っぽいのがニワトリでだいたい間違いありません。スーパーなどではパッケージに入っているので、間違う事はないでしょう。

 

 

不発代処理跡地の支援事業として、井戸と近隣農家により共同菜園の設備を設置しました。

この地域は電気がまだ来ていないので、エンジンポンプ又は発電機により水中ポンプを設置しています。

家庭菜園でネギを育てている農家。

ポリタンクなどを使って栽培します。井戸ができる前は水が少ないのでこのくらいがやっとだったそうです。

ネットを張り、胡瓜、長豆(インゲン)、ナスなどを作り始めました。

村の精米所。自家用のお米はここに持ち込んで精米してもらいます。

この一台で、籾摺りと精米を行います。籾と米糠と白米が見事に分かれて出てきますが歩留まりは、まあそれなりです。

カンボジアは仏教国ですが、インドから昔々に伝わった仏教で、日本とは微妙に違うようです。

まだ3年目、左が本堂、右が庫裏といったところです。村の人たちがお金を出し合って建設しています。

 

最後に大事なお知らせです。

この度、私自身のドキュメントドラマを制作するためにクラウドファンディングを始めました。

ベンチャー企業から誘われてではありますが。

何故私なのか、疑問がいっぱいですが、「見る側からすると面白い」人生だと言われ、提案を受けました。

ブログ、Facebook、Instaなど私のSNSを見て提案してきたそうです。

66歳、普通の人生ですが、皆さんと同じようにそれなりの山坂がありました。

そういえば最近、無茶してないなあと思い、ドキドキしてみようと思います。

不安はあるし、一年近く自分で撮影することも条件なので、気がかりですが挑戦してみることにしました。

是非、ご支援、拡散にご協力いただければ幸いです。

あと38日間、よろしくお願いします。

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ カンボジア情報へ
にほんブログ村

 

 

 

 

 

 

6月に入り、雨季に入りました。

午後スコールがある日が何日か続き、昼間の気温は少し下がった気がします。

 

試験農場の方も、適当な雨で作物は順調に育っているようです。

昨年の5月は雨で作付けどころではなかったのですが。
農業は天気に大きく影響を受けます。

平年の気温とは30年間の平均値ですから、実際に平年の気温と同じ年はないと言っていいでしょう。

「今年は去年より暑い」「今年は去年より雨が多い」などと言いますが、人間の記憶はせいぜい数年前の記憶です。

一方で農家は、豊作だった、病気が多かった、秋が早かったなど農作業の記憶の中に天気を記憶しています。

良かった記憶が一つでもあれば頑張れる、それが農家なのかもしれません。

ハッキリしていることは、一発逆転がないのが農家であり、日々の経験が10年後に生かせるのも農家です。

 

そんなわけで、今回は昨年9月頃から11月頃の試験農場の様子です・・・(-_-;)

管理用耕耘機の整備、あちこちよく壊れます。適当な部品を使っての修理ですが、だんだん調子が良くなる(笑)。

2021年8月に植えたパイナップルにやっと花が咲きました。収穫まであと6ヵ月。

収穫の様子はまた改めてお知らせします。

これは10月植えのパイナップル。収穫は18か月後の予定。気の長い作物です。

試験農場をドローンで撮影。このうち作付けは約2ヘクタールです。

トウモロコシの播種作業。手押しの播種機もあるのですが、重すぎて軽量化にも限界があり手で播種することにしました。

7月播種のトウモロコシの収穫、播種から90日で収穫できます。

このトウモロコシは、8月播種。カンボジアでは水さえあれば一年中栽培が可能です。

北海道出身の私には納得しがたい栽培体系です。

小さなディスクハローを作ってみた。カンボジア仕様です。

ディスクハローの試運転。畑の条件に最適なセッティングを探ります。

事務所用に食卓テーブルを作ってみた。事業地が変わるたびに引っ越しがあるので、分解できるようしてみた。

飲用水タンクの台。20ℓのタンクを専用の台を作って乗せます。生活が少しづつマイホーム化しています。

この事業が終わった後は、引っ越しが大変だとかはあとで考えます。

カシューナッツ、まだ植えていないところがあるので、作業の合間に植えていきます。

 

左は試験農場、右は村長のカシューナッツ畑。試験農場側が低いので、村長の畑に降った雨は全部流れてきます。

バックホーがいる所は村人の生活道路。雨季に通れなくなるので試験農場側に流し込みます。

反対側からの写真、道路からの水が一気に試験農場側に流れ込みます。

この後は畑の中に水の道を作ります。

 

乾季には灌水作業に追われ、雨季にはスコール対策に追われます。

畑の環境整備には意外と手間暇かかるカンボジアの農業です。最初に整備するのは大変ですが、長い目で見れば必要な整備です。カンボジアの農家は最小限の整備で農業を営んでいます。これからはトラクターなどが普及するのでしょうから、次第に畑の整備が進むことでしょう。そのためにも、今の作物を少しでも生産量を増やし、自己資金を用意できるようにする必要があると思います。

 

最後に、小さな重大発表があります。

映画出演のオファーをいただきました!

私の今までやって来たことをドキュメントドラマにまとめていただきます。

特に何かを成し遂げたわけではありませんが、人生60代後半。まあそれなりにいろいろやってきました。

気が付けばカンボジアで10年、お仕事を頂いた皆様、付き合ってくれた通訳やアシスタントにはずいぶんお世話になります。

どんな形で創りあげるのかは、私にもまだ理解できていませんが、オファーいただいた方にお任せします。
また、制作費用を集めるためのクラファンを6月23日に公開いたします!
今後の活動を広報していきますので、引き続き何卒よろしくお願いいたします!

 

 

 

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ カンボジア情報へ
にほんブログ村

 

 

 

 

 

 

5月下旬ですが、暑い日が続いています。
10時頃から4時頃迄30度越えは当たり前ですが、34度、35度はさすがに歩き回るのもやっと。
先日、バイクで携帯電話の修理とか散髪とか、ついでに買い物に行きましたが、ファンヒーターの前にいるような暑さです。

週に一回程度雨が降り始め、少しは涼しくなることを期待します。

写真はイオン2


昨年の今頃のラタナキリ試験農場は連日のスコールで、畑作りが進まず大変な時期でした。
例年の5月と言えば週に一度か二度雨が降る程度で、畑作りには最適な季節なのに待ったの畑に入れませんでした。

今年はと言えば、毎日来る写真によると適当な雨で除草作業は順調に進んでいます。

 

さて、ブログの記事は昨年8月から9月にかけての内容です。

子牛が柵を越えて、正確には3段に張ったバラ線(有刺鉄線)の下を潜り抜けることがわかり、バラ線の追加や補修を行いました。乾季作物栽培に向けての畑作りも遅れながらも何とか始まりました。

とはいえ、9月はもっとも雨の回数も量も多い月。数日の晴を狙って畑起こしをしました。

砂が多い土地なので、3日雨が降らなければ畑起こしはできます。それでも、畝立てするには無理があり苦戦しました。

足場の悪い中、スタッフは苦労しながら除草などの作業をこなしてくれました。

 

親牛が柵を越えることはなかったのですが、子牛が下をくぐるようになったので、一番下のバラ線を少し上げ下にバラ線を追加して対処しました。チェーンブロックを使うようになったので、作業は順調に進みます。

畝立て機が使えないので、プラウで畝を作ってみました。

試行錯誤の連続ですが、スタッフの作業も次第にレベルが上がってきました。

畝立て作業、土が乾燥すると畝がすぐに崩れるので状態を確認しながらの作業です。

ここにはトウモロコシを植えます。

開墾が終わりこの年から使えるようになった畑にパイプを設置しました。

Φ60のフレキシブルホースを50㎝程の溝を掘って地中に埋めます。

20m間隔でパイプを立て、各畝にチューブで灌水します。

播種から2カ月くらいのトウモロコシ。

見た目は一緒でも、木の根を抜いたところ、アリ塚を崩したところ、元々低かったところなどにより、土質は様々です。

作物の伸びは数メートル単位で差が出ます。

堆肥を追肥するとその効果がよくわかるのもカンボジアの土の特徴だと思います。

試験農場のレベルですが、収穫量は日本の半分程度しかありません。土壌診断をすると、気が遠くなるような結果です。

かといって、十分に肥料や堆肥を入れると費用が掛かり過ぎ、採算が全く取れないのが現実です。

堆肥を作り続け、少しづつ土壌改良するのが現実的なのではと思います。

左のトウモロコシは、カシューナッツが植えてある畝。

大きな畝を作り堆肥を投入すると、雨季でも順調に育ちます。

毎月少しづつ追肥し、乾季に潅水すると収穫量が上がることは実証できたと言えると思います。

傾斜が緩い所に雨が降ったあと。

数日は入ることが出来ません。

傾斜があるところは水がたまることなく流れて行きます。(胡麻)

ボカシ肥料の追肥作業。
平畝で4条の播種機を使えば、追肥・除草が機械で行えるのですが、農家にはそういった機械がないので、高畝で手作業になります。

合理化、規模拡大が農家所得の向上になるのですが、農家個々の経済力は想像以上に低く、大きな課題です。

手作業での収量増という目標を達成し、農家の基礎体力をつけることが今できる活動だと思っています。

日本からの中古トラクターが入り、大手メーカーが新車販売、コンバインなどを展開し、レンタル農機具(受託作業)としてじわじわと普及したのが現在です。今後次第に個人所有のトラクターなどが普及して行ってくれればいいのですが、規模拡大により農家戸数は減少し機械の数は増加に向かうので、減少した農家の受け入れ先も心配なところです。

 

外国人がここで、どんな支援をすることが成果をもたらすことが出来るのか。自問自答が続きます。

昭和の時代の話ですが、農業指導者が東南アジアで、肥料を使えば収穫量が増えると指導したところ、じゃあ来年は面積を減らしてもいいのか、という反応があったそうです。

 

にほんブログ村 海外生活ブログ カンボジア情報へ
にほんブログ村

 

 

 

 

昨年9月頃のお話です。

カンボジアの農家、どこでもそうですが車が入れる環境はありません。
農家に着くまでの道路でさえ、雨季には行けないところがたくさんあります。

試験農場はそんなことがないように、環境整備をしています。

 

道路と電気が整備されることにより、地域は活性化されます。

日本の戦後開拓も、道路と電気、水道、そして田んぼの区画整備が大きく農家を成長させました。

昭和30年代後半からの農業構造改善事業は機械化と区画整備、農道整備が中心でした。

農家にばかり補助金を出すなと国会で追及されたこともありますが、当時の中川農林大臣は「農家の補助金は全て建設省、労働省、通産省が使っている!」と吠えたことがあります。

農業構造改善事業の資金は農家に一円の現金を渡す事がありませんでした。機械購入、車庫等の設備、区画整備や畦道拡幅、暗渠整備などに対する補助金として使われました。農機具メーカー、土木建設業者、伴う輸送業界は多くの恩恵を受けました。これらにより、日本経済は少なからず恩恵を受けたのです。

農業構造改善事業により農産物は増産され、消費者はもとより食品加工業界も原料確保の恩恵を受けました。私の育った北海道東部の開拓地も農道整備により、農産物の出荷等が楽になり、電気、電話も整備されました。ランプ、バイクの開拓地生活も自動車が普及し耕作面積も増えました。

一方で高度経済成長期でもあり、金の卵と称される中卒者の集団就職も盛んな時期でした。補助金とはいえ、農家負担もあり戦後開拓者の大規模な離農もこの時期に起きた現象です。機械化や規模拡大は離農と間に負の相関関係にありました。

 

カンボジアにおいても、工場労働者の増加と農家戸数の減少という点においては負の相関関係のように見えますが、実はそうではなく、単に米価が安い、農産物の物流インフラが整っていない、農産物の一次加工産業が振るわないなどの理由があると思われます。

 

雨季になると、ジャングルから水が流れて来るので、水路を掘り小さな橋を架けました。

開墾した時の木を保存してあるので製材し、橋の材料にします。

日本の木に比べると腐りにくく、非常に硬いので4t車くらいまでは通れます。

基礎工事などはせず、数時間で完成です。

牛が侵入しないように柵を取り付けて完成です。

動噴(スプレヤー)をトレーラーに乗せ、50mほどの高圧ホースを引っ張り、防除します。

本来は長い竿に噴口をたくさん付ければいいのですが、重たいので風上を歩いて散布します。

トウモロコシにはどうしてもアブラムシ、ヨトウムシが発生するのでこの作業は数回行います。

ボカシ肥料作り。米糠、籾殻、牛糞、鶏糞などが材料です。

EM菌も用意したのですが、農家が自分で作るときには用意できない(しない)ので今は使っていません。

最初は手で混ぜていたのですが、一回の製造で1t近くを製造するので、コンクリートミキサーを使っています。

倉庫の床などにコンクリートを打つので、コンクリートミキサーは大活躍です。

ある日、道路沿いの木が大量に倒れました。

雨季の間には台風並みの風が吹くこともあり、あちこちで木が倒れたり、住宅や倉庫の屋根が飛んでいました。

バイクや自転車は横をすり抜けますが、車は立ち往生で近所の人が切ってくれるのを待ちます。

日本なら道路管理の人がいますが、カンボジアでは村長などが近所の人を使ってチェーンソーなどで処理します。

この日は5か所くらいで倒木があり、農場に付くのは一時間ほど遅れました。

 

インフラ整備はものすごく遅れていますが、今はこの道路を5mくらい拡幅する工事が始まっています。

近年、電気の普及は90%を越え、道路も国中で整備が始まっています。

不発弾処理が終わった試験農場付近も続々と家が建ち、お店が出来ています。

入植者の多くは元住んでいた農地を売り、そのお金でまだ安いこの土地を求めてやってくるようです。

キャッサバやカシューナッツは比較的価格が安定しているので、価格が低迷するお米を生産するよりはいいと考える人がいるそうです。

 

にほんブログ村 海外生活ブログ カンボジア情報へ
にほんブログ村

 

 

 

 

 

カンボジアは緯度的にもパイナップルの産地です。

カシューナッツの幼木の間に植えたりすることもあります。

主に北部の丘陵地帯に多いようです。
プノンペンでは、小さなタイプの芯まで食べられるパイナップルは人気です。

 

地方の農業省の方を通じて知り合ったパイナップル農家。

1ヘクタールの畝作りに延べ60人以上の作業員が必要だという相談を受け。

日本から畝立て機とマルチャーを輸入しました。

 

この畝、1ヘクタール作るのに、二人で1カ月かかるそうです。

日本からロータリーハローと畝立て機、マルチャーが届きました。

早速組立、説明書を見ながらみんなで組立。

早速試運転、砂地のせいもあり調整は比較的簡単に終了。

みんな大喜びでした。ただ、トラクターがちょっと大きすぎ(笑)。

畝の正面からの写真がなかったのですが、きれいに育ってきました。

ちなみに、収穫までは18カ月くらいかかります。

パイナップルワインの試飲。

この時はまだタンクから直接飲んだので、微妙な味でした。

専門家の指導を受けたり、大学で実験した彼曰く、まあまあなのだそうです。

専門家の指導の元、成分検査する様子。

知り合いを誘って商品化直前のワインを試飲に来てもらいました。

商品化が見えてきたので本格的な工場とショップ、資材庫などを建設開始。

国道7号線。スタントレンとクラチェの州境、ステントレン州側です。

なんと、総面積は100坪(330平米)くらい。 

石橋は叩かずに飛び越える勢いです(笑)。

ステンレスタンクは高いので自分で作る。このタンク、10tくらい入るそう。

レーザー溶接機(初めて聞いた)は発熱が少ないので、ステンレスタンクの製造には向いてるとか。

知り合ってから、もう何年かなあ、2018年にはすでに知り合ってたと思うけど・・・

上の女の子が年長さん位だから、6年くらいか。

パイナップルワインが届きました。

さて、どうしたものか。

政府系のイベント、展示会などで販売しています。
農場は北部のステントレン州、プノンペンではまだ売っていないというので、少しお手伝いします。

日系のお店に、順に紹介していこうと思います。

興味のある方はご連絡ください。

 

カンボジアは熱帯モンスーン気候に属し、多くの種類の果物のほか、コーヒー、カカオなどの栽培されています。

生産されたものはほとんどが隣国に輸出され、カンボジア産として世界に輸出されることはありません。

農産物の一次加工は農家にとっても、加工産業で働く人の就労の場にもなります。

お米で例えると、籾で輸出るとそれで終わりですが、籾殻、米糠、割れ米、粉米なども加工品の原料として大切な資源です。

日本でも冷凍食品などの一次加工品は農産物の安定生産の支えになっています。

 

胡椒は国際価格が低迷していますが、カンボジア産は今でもヨーロッパでは人気だし、カシューナッツもカンボジア産は大粒で高品質と認められています。しかし、大量販売をするために何年もかけて産地を育成してきた大手輸入会社は、そう簡単に産地を変更できないのだと思います。

農産物の輸出体制が整っていないカンボジアは、中小企業や個人レベルでの商品開発が可能な環境があるように感じます。

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ カンボジア情報へ
にほんブログ村

 

 

 

久々の二日連続投稿、とはいっても中身は9カ月ほど前の事ですが。

2022年の5月から9月まで、とにかく雨の多い年でした。

 

カシューナッツ、マンゴー、キャッサバなどの栽培が盛んで、田んぼが少ないこの地域。

平らなところがないというのが主な要因です。

平らなところが少ないという事は、洪水被害が少ないという事で果樹やキャッサバが多いのは納得できる環境です。

 

それにしても野菜がほとんどありません。村のお店にもカンボジア産の野菜はほんの少しです。

空心菜などの葉物野菜、ナス、冬瓜などの瓜類のほか、ベトナム産と思われる、キャベツ、大根、ブロッコリーなどが並んでいます。家庭菜園としてネギ、オクラ、胡瓜などはたまに見かけます。

村のお店にも、野菜の種は売っていますが収穫して商品として出回ることはないようです。

 

2022年8月、パイナップルの植え付けをしました。

一年前に植えたパイナップルが順調に育っているので、慌てての植え付けです。

100本、私のパイナップルの先生にお願いして、苗を分けてもらいました。

18か月後の収穫です。半年冬の北海道人には気の遠くなる栽培期間です。

50㎝間隔の予定だったのですが、気が付けば1m近くに・・・

まいいか。

2021年6月植えのパイナップル。発芽促進材(石灰の一種)を蒔いたので、6カ月後には収穫予定。

開墾真っ最中だったのと、生育期間が長いので、植える場所を決まらず、とりあえず30本だけ植えました。

作業が始まると私は暇なので、水流し要員となります。

長靴はあるはずなのですがよく破れるので、いつの間にか私の長靴はなくなります。(笑)

7ドルくらいで、まあそこそこの長靴は買えますが、草の根、木の根などに引っ掛けるとすぐに破れます。

日本製品がほしいですが、そこは我慢です。

川が蛇行しているので、雨季に洪水はつきもの。

左側が畑で、道路は1.5mほど高いのですが、この見える区間だけは時々溢れます。

静かに溢れて流れるので、水はきれいです。

このバイクの中学生二人、楽しそうに走っています。

カシューナッツの苗、試験場では8m四方に一本ずつ植えます。5年後には収穫が始まります。

木が育つまでは収入がないのでは畝の間に野菜、トウモロコシ、キャッサバ、パイナップルなどを植えます。

カシューナッツが伸びると遮光の効果が期待でき、木が大きく育つ10年くらいまでは木の間に野菜を作ることが出来ます。

 

カシューナッツ、マンゴーなどはカンボジアではポピュラーな果物です。

ドリアン、ジャックフルーツ、バナナ、ロンガン、などもあちこちで見られます。

いずれも、苗を植えてから数年しないと収穫はできません。
農家はのんびりしてそうですが、実は気の長い仕事でもあるとも言えます。

感と経験が必要であるとともに、最新技術も取り入れないと農業に未来はないという不安もありますが。

 

にほんブログ村 海外生活ブログ カンボジア情報へ
にほんブログ村

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カンボジアは乾季の終盤、プノンペンは4月に38度を何度も記録、体感温度は43度とかの表示が。

その四月も終わり、5月になったので少しは暑さは収まりましたが30度越えは普通のカンボジアです。

 

さて、スタントレンの試験農場は大人の事情でしばしお休み。

しばらくはプノンペンでのんびり過ごしています。お寺、孤児院、絹生産の村などなど訪問させていただきました。

しばらくブログをサボっていたので、作年秋頃からの試験農場の様子をお知らせしたいと思います。

 

キャッサバを植えてみました。

一束20本ほどの束で1ドル位です。

1本を30㎝程度に切り、畝に半分ほど刺していきます。

ベッドの幅1.5m、株間50㎝、畝間も50㎝の間隔で植えます。

カンボジアでは1m幅の畝を作り、1畝毎に植えるのが一般的で、タイなどでも同じ方法が主流です。

農場には1m幅の畝を作る機械がないので、日本の野菜などでは一般的な二列植えで行います。

理論的にはこの方が茎に対して放射状にイモができるキャッサバの場合、適した方法だと思います。

カンボジア産のタケノコ。デカイ!

写真撮っていたら、小さいのを一つ頂きました。値段を聞くと数十円だとか。

全部地上に出てから掘るので、皮をむくと食べられるのは半分以下になります。

ちょっと硬い気はしましたが、美味しくいただきました。

農場の隣にあるお寺のお坊さんたちの家、増築しています。

庫裏は本堂に当たる部分にあるので、いずれはここが庫裏としても使われるらしいです。

同じ仏教ですが、日本とは微妙に違いがあるようです。

お寺の裏のジャングルの木を切り、チェーンソーで檀家の皆さんが製材、建築も行います。

私も、少額ですが寄付させてもらいました。

お寺の壁には寄付者の名前を書く習慣があるので、私の名前も書いてもらえるのかな。

ただし、寄付帳にはクメール語で記録していましたが・・・

時々農場に来る人のバイク。

エンジンのミッション部分以外からはメーカーを知ることはできません。

推測ですが、20年くらい前のモデルです。

このハンドルの形状、修理店で見る限り現行機種とほぼ変わりません。

外装は重要ですね。

ある雨の日、5tのタンクから水漏れ発覚。

水圧により、ヒビが入ったようです。

内側から補修を指示したのですが、スタッフは外から出大丈夫と主張。

以後、数回の補修にもかかわらず漏水は止まらず。

結局、丈夫そうな補修テープを買って内側から補修して漏水は止まりました。(笑)

趣味のガレージ作業。

思い付きでいろんなものを製作中。まあ、用途はとても言えないレベルの物ばかり作っています。

品種不明のイチゴ。

このイチゴはいずれまたお知らせできると思います。

 

ではまた近いうちに、続きをお知らせできると思います。

 

にほんブログ村 海外生活ブログ カンボジア情報へ
にほんブログ村

 

 

 

 

カンボジアのマンゴー


種類がたくさんあるらしい。
そういえば、500g以上はありそうな品種。
赤い品種(これは結局食べれなかった)。
卵より大きめの真ん丸な品種。
田舎でもらった普通に見えるけど、実はみんな大好きな美味しい品種。
4月と11月頃、二回収穫できる品種などなど。
ただ、事務所やアパートで見かけたマンゴーは、その多くが固いうちに収穫されて、食べることはなかった。
カリカリ音がするくらいのマンゴーもみんな大好きらしい。

大きなマンゴー畑では虫よけの袋がかけられ、輸出されている。
だが、袋なしで完熟直前のマンゴーは業者が買い付けゲリラ的に国境を越えるという話はよく聞く話でもある。
一本の木から最大20ドル位の売り上げがあるらしいが、私の知る限りではその半額くらいで業者が持っていった。

 

次回はキャッサバの話とか書いておいたのに、あれから半年。

ボツボツ書かなきゃなあ(反省)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ カンボジア情報へ
にほんブログ村

 

 

今年は異常なのかもしれませんが、雨季ですから雨はつきものです。

ホントよく降ります。

昨年は昼間の雨は数日しかなかった気がしたのですが、今年は夜でも昼でもとにかくよく降ります。

養鶏は天候の影響が少ないかとは思いましたが、餌のトウモロコシ、鶏舎の湿度管理や野鳥による食害など、まあいろいろあります。

雨によるいろいろな遅れやアクシデントの言い訳はこのくらいにして。

最近の農場の様子をお届けします。

トウモロコシの実を砕いて毎日朝食に給餌します。

アヒルとニワトリが仲良く食事しています。アヒルは成長は遅いですが病気に強く、元気に育っています。

餌用トウモロコシの収穫。きれいな実が稔りました。この品種、食べてもそこそこ美味しいんです。

日本ではそんなことありませんがね。

包丁で実を削ります。トウモロコシの実の皮は固くほとんど消化できません。

ですが、そのほかは栄養満点でニワトリには最高のごちそうです。

少しでも消化しやすくするためにトリさん担当のおじさんは毎日トウモロコシを削っています。

餌用トウモロコシ、雨が多い中で順調に育ってくれましたが、意外な敵が空からやってきました。

そう、野鳥です。ハトくらいの編隊が連日やってきます。

対策としてCDが有効だちう情報を頂き、ついでにCDも大量に頂きました。

ぶら下げる枝は、ジャングルにいいくらでもあります。

10mおきにぶら下げました、効果絶大。

軽トラほどのトレーラー。鶏舎に土を運び入れます。

降ろすのは手作業です、床を20㎝ほど高くしました。

最初は高そうなところに鶏舎を立てたのですが、次第に雨水が入るようになってしまいました。

ひさしぶりのプノンペン。気ままに一人酒。

この次は誰かさんと一杯やりたいなどと想いながら、夜は更けていきました。

東北部のラタナキリ州に日本料理店はありません。

なので、昼食以外は100%自炊。

輸入ブロッコリー、パスタとソーセージと玉ねぎのサラダ、家庭菜園の日本品種のオクラ、鶏肉の生姜焼き(生姜煮?)、残り物のカレーにご飯を混ぜて朝食。最低2日は同じメニューなのは仕方ありません。

3年か4年前に作った生胡椒の塩漬け。(冷蔵庫保管)

茹でずに漬けたので、少し緑が残っています。

サラダ、炒め物、厚焼き玉子、丼物などに、使いやすく重宝しています。また作んなきゃね。

いつもの昼食のお店の調味料。

青唐辛子(辛い)、ニンニク、ナンプラー、醤油、左端はチリ何とかって書いてあるので辛いソース。

ドライバーはクイティウに何種類もたっぷりとかけて食べます。ほとんど別の味になってるらしいです。

私は、これらをほぼ使いません。だってしっかりと味が付いているので、十分です。

 

9月も終わろうかというのに、雨は今夜も降っています。

日本なら凶作確定ですが、元々収穫量の目標が低いので(低く設定しているわけではありませんよ)、まあ何とか穫れてはいます。

カンボジアの統計情報は大抵の場合、多めになっている気はしますが、農家も単位当たりの収量よりも総収穫量での発言が多いので戸惑う事が多々あります。

収穫量を聞くとすぐに返事は来ますが、単位は袋の数という事が良くあります。

面積とか果樹の本数を聞くと少し間があって答えてくれますが、なかなか驚きの単位収量だったりします。

 

次回はキャッサバのことを書いてみようかと思います。

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ カンボジア情報へ
にほんブログ村