季節感
すっかり秋だ。
今年は夏の暑さの割に秋口に一気に冷え込んだ。
おかげでワタシも10月から厚手の毛布にくるまって寝ている。
季節を感じるものは人それぞれとは思う。
確かにいろいろあるが、ワタシも基準を作っている。
冬はやはりコンビニの肉まんだ。
最近はセブンイ●ブンが年中、肉まんの機械を置くようになって、すっかり季節感を壊されているのが甚だ不本意だ。
肉まんをこよなく愛するワタシが情緒不安定になったときは、セ●ンイレブンが10ヘクトパスカル程度の責任を負うべきかを議論するべきだ。
ちなみに夏の開始は「冷やし中華始めました」。
やはり食は強いのだ。
今年は夏の暑さの割に秋口に一気に冷え込んだ。
おかげでワタシも10月から厚手の毛布にくるまって寝ている。
季節を感じるものは人それぞれとは思う。
確かにいろいろあるが、ワタシも基準を作っている。
冬はやはりコンビニの肉まんだ。
最近はセブンイ●ブンが年中、肉まんの機械を置くようになって、すっかり季節感を壊されているのが甚だ不本意だ。
肉まんをこよなく愛するワタシが情緒不安定になったときは、セ●ンイレブンが10ヘクトパスカル程度の責任を負うべきかを議論するべきだ。
ちなみに夏の開始は「冷やし中華始めました」。
やはり食は強いのだ。
宇宙の神秘(その2)
朝方、目が痒くてゴシゴシこすっていた記憶がある。
それにしても見事に目の回りだけがボテッと腫れている。
…そしていつになくマジマジと自分の顔を見ておかしなことに気がついた。
(顔が オカシイのは元々だ)
なんだか顔のパーツが昔より真ん中に集まってきているような気がする。
あたかもブラックホールに吸い込まれるかのようにだ。
歳をとると体に色々な変化があると聞いてはいたが、この現象は知らなかった。
そのときワタシは思い出した。
先日、学生時代の友人に「顔が太ったな。」と言われたことを。
ワタシの顔には、ブラックホールではなく、ビッグバンが起きていたのだ。
それにしても見事に目の回りだけがボテッと腫れている。
…そしていつになくマジマジと自分の顔を見ておかしなことに気がついた。
(顔が オカシイのは元々だ)
なんだか顔のパーツが昔より真ん中に集まってきているような気がする。
あたかもブラックホールに吸い込まれるかのようにだ。
歳をとると体に色々な変化があると聞いてはいたが、この現象は知らなかった。
そのときワタシは思い出した。
先日、学生時代の友人に「顔が太ったな。」と言われたことを。
ワタシの顔には、ブラックホールではなく、ビッグバンが起きていたのだ。
宇宙の神秘
朝起きて顔を洗って前を向いたらノケゾった。
そこにはバカ者、いや、化け物がいた。
メガネをかけて恐る恐る前を向いて二度びっくりした。
チテキ(恥的)で(ボロ雑巾より)美しいと言われたワタシの顔が見事にハレアガッテいる。
台風一過の晴れ上がりほどキレイなものではない。
目の回りが腫れぼったく、挙げ句は自称二重の涼やかな流し目が、瞼の重い一重に変わっている。
昨晩は、フランダースの犬もあらいぐまラスカルも観ていない。
ましてやオトコと呑んでいたから女性にフラレる筈もない。
泣くような理由はないのにどういう訳か。
ただ、一つハッキリしていることがあった。(続く)
そこにはバカ者、いや、化け物がいた。
メガネをかけて恐る恐る前を向いて二度びっくりした。
チテキ(恥的)で(ボロ雑巾より)美しいと言われたワタシの顔が見事にハレアガッテいる。
台風一過の晴れ上がりほどキレイなものではない。
目の回りが腫れぼったく、挙げ句は自称二重の涼やかな流し目が、瞼の重い一重に変わっている。
昨晩は、フランダースの犬もあらいぐまラスカルも観ていない。
ましてやオトコと呑んでいたから女性にフラレる筈もない。
泣くような理由はないのにどういう訳か。
ただ、一つハッキリしていることがあった。(続く)
理想の生活
タクシーに乗ったら助手席の背もたれに興味深い言葉が踊っていた。
「掃除・洗濯のない『楽』な生活。」
まさに独身のワタシが理想とする生活である。
感動したワタシは、スグにそのチラシを手にとった。
「メンドクサイ掃除・洗濯は家政婦に任せてもっと『ラクな生活』をしよう。」
素晴らしい。
しかし、わずか10秒後、ワタシは大いに落胆した。
家政婦を雇った方の゙喜びの声゙
「仕事に没頭できます」
没頭するほど仕事が好きではない。
「家族と過ごす時間が増えました」
ワタシは独身だ。
「子供の相手ができるようになりました」
…。
理想の生活はなかなか遠い。
「掃除・洗濯のない『楽』な生活。」
まさに独身のワタシが理想とする生活である。
感動したワタシは、スグにそのチラシを手にとった。
「メンドクサイ掃除・洗濯は家政婦に任せてもっと『ラクな生活』をしよう。」
素晴らしい。
しかし、わずか10秒後、ワタシは大いに落胆した。
家政婦を雇った方の゙喜びの声゙
「仕事に没頭できます」
没頭するほど仕事が好きではない。
「家族と過ごす時間が増えました」
ワタシは独身だ。
「子供の相手ができるようになりました」
…。
理想の生活はなかなか遠い。
雨(その2)
少年は目が覚めた。
カーテンを開けて雨が降っているのを 確認した少年は母親に言った。
「楽しみにしてたのに雨が降っちゃった。
世の中にはどうしても雨になって欲しい人がいて、神様は僕の遠足よりもその人の願いをかなえたんだなぁ」
母親は少年のコトバに深い感動を覚えた。
なんと美しい話だ。
なにより美しいのはその少年がうら若きワタシだということだ。
゙あなたのこころがきれいだから なんでもきれいにみえるんだなぁ゙とあいだみつを氏も言っておられる。
しかし、そんなワタシの美談は今では友人に一蹴される。
雨だけにそんな美談は聞いていらレイン。
カーテンを開けて雨が降っているのを 確認した少年は母親に言った。
「楽しみにしてたのに雨が降っちゃった。
世の中にはどうしても雨になって欲しい人がいて、神様は僕の遠足よりもその人の願いをかなえたんだなぁ」
母親は少年のコトバに深い感動を覚えた。
なんと美しい話だ。
なにより美しいのはその少年がうら若きワタシだということだ。
゙あなたのこころがきれいだから なんでもきれいにみえるんだなぁ゙とあいだみつを氏も言っておられる。
しかし、そんなワタシの美談は今では友人に一蹴される。
雨だけにそんな美談は聞いていらレイン。
雨
今日は一日中雨だ。
晴れた日はよい天気だと言う。
では雨が降る日を悪い天気と呼ぶのは、正しいのか?
一番困るのは降るのか降らないのかハッキリしない天気である。
しかし、ワタシがいくら空に向かって「白黒ハッキリしろ!」と怒ったところで、空はグレーだ。
その昔、一人の少年がいた。
少年は近所でも評判の素直なよい子だった。
そんなある日、少年は遠足に行くことになった。
少年は、前日から念入りに準備をして就寝した。
翌日は朝方から激しい雨になった。
それを見た少年の母親は、少年がさぞガッカ リするだろうと思い、慰めのコトバを考えていた。(続く)
晴れた日はよい天気だと言う。
では雨が降る日を悪い天気と呼ぶのは、正しいのか?
一番困るのは降るのか降らないのかハッキリしない天気である。
しかし、ワタシがいくら空に向かって「白黒ハッキリしろ!」と怒ったところで、空はグレーだ。
その昔、一人の少年がいた。
少年は近所でも評判の素直なよい子だった。
そんなある日、少年は遠足に行くことになった。
少年は、前日から念入りに準備をして就寝した。
翌日は朝方から激しい雨になった。
それを見た少年の母親は、少年がさぞガッカ リするだろうと思い、慰めのコトバを考えていた。(続く)
本格ミステリ(その5:完結編)
肝心な文庫は蕎麦やのレジで小銭をキッチリだす際、側の本箱に置いていた。
会計して蕎麦やを出ようとしたときには、その本を忘れたため、荷物スイッチがOFFになった。
結果。
何か持ってたものがなくなった
⇒雨が降ってきた
⇒傘がない
⇒傘を忘れた
このような方程式になったのだ。
文庫はしっかり蕎麦やにあった。
小雨が降るなかを急いで帰宅した男は更なる事件が起きていたことに気がついた。
テーブルにはスーパーのチラシがあり、セール品の鰻蒲焼に丸がついていた。
男は全てを思い出した。
チラシを見て鰻重を食べたくなり、ご飯を炊いてスーパーに出かけたコトを。
会計して蕎麦やを出ようとしたときには、その本を忘れたため、荷物スイッチがOFFになった。
結果。
何か持ってたものがなくなった
⇒雨が降ってきた
⇒傘がない
⇒傘を忘れた
このような方程式になったのだ。
文庫はしっかり蕎麦やにあった。
小雨が降るなかを急いで帰宅した男は更なる事件が起きていたことに気がついた。
テーブルにはスーパーのチラシがあり、セール品の鰻蒲焼に丸がついていた。
男は全てを思い出した。
チラシを見て鰻重を食べたくなり、ご飯を炊いてスーパーに出かけたコトを。
本格ミステリ(その4:回答編)
蕎麦やの前に寄ったのは本屋だけだ。
本屋に戻って男は考えた。
記憶の糸をたぐると…。
柑橘系の香りがしたとき、自分は何を持っていたか?
アレ?
何も持ってないぞ?
傘建は元々見当たらない。
となると、本屋に行く間になくなったのか?
駅前の本屋までは寄り道していない。
雨が段々激しさを増す。
このママでは濡れてしまう。
せっかく買った文庫までもが。
そこまで考えて男は気がついた。
普段手ぶらの男は、本屋で買った文庫で手に「持っている」と認識する荷物スイッチがONになった。
それが勘違いの元で傘など最初から持っていなかったのだ。(続く)
本屋に戻って男は考えた。
記憶の糸をたぐると…。
柑橘系の香りがしたとき、自分は何を持っていたか?
アレ?
何も持ってないぞ?
傘建は元々見当たらない。
となると、本屋に行く間になくなったのか?
駅前の本屋までは寄り道していない。
雨が段々激しさを増す。
このママでは濡れてしまう。
せっかく買った文庫までもが。
そこまで考えて男は気がついた。
普段手ぶらの男は、本屋で買った文庫で手に「持っている」と認識する荷物スイッチがONになった。
それが勘違いの元で傘など最初から持っていなかったのだ。(続く)
本格ミステリ(その3)
そんな訳で購入した本は冒険小説だ。
男はワクワクしながら会計に向かった。
本にカバーを要求したがレジの女性は嫌な顔もせずに対応して笑顔で釣りをよこした。
文庫を持って男は蕎麦やに向かった。
幸い蕎麦やは空いていた。
男はちょっと悩んでカツ丼セットを頼んだ。
冒険小説にワクワクしながら男は運ばれたカツ丼セットをキレイに平らげた。
財布から一円までピッタリ会計をして店をでようとして男はハタと気がついた。
とうとう小雨が降ってきた。
しかし。
…傘がない。
ただし、蕎麦やに持ち込んだ記憶もナイ。
カツ丼を食べたとはいえ、そこまでトンでもないバカではない。(続く)
男はワクワクしながら会計に向かった。
本にカバーを要求したがレジの女性は嫌な顔もせずに対応して笑顔で釣りをよこした。
文庫を持って男は蕎麦やに向かった。
幸い蕎麦やは空いていた。
男はちょっと悩んでカツ丼セットを頼んだ。
冒険小説にワクワクしながら男は運ばれたカツ丼セットをキレイに平らげた。
財布から一円までピッタリ会計をして店をでようとして男はハタと気がついた。
とうとう小雨が降ってきた。
しかし。
…傘がない。
ただし、蕎麦やに持ち込んだ記憶もナイ。
カツ丼を食べたとはいえ、そこまでトンでもないバカではない。(続く)
本格ミステリ(その2)
男は真っ直ぐ文庫売り場に向かった。
途中、すれ違った女性の残り香は、柑橘系だったが、男は黙って通り過ぎた。
男は、昔、似た香水の嗅いを「トイレの匂いだ」と言って失敗したことを思い出した。
ただ今回すれ違った女性は赤の他人だったので失敗を犯すことはなかった。
男はいつになく慎重に文庫を選んだ。
今から楽しいランチである。
ランチを食べながら楽しく読める内容が好ましい。
間違ってもラブストーリーは避けねばならない。
男にとってラブストーリーは睡眠欲を刺激する睡眠導入剤の役割を果たしてしまう。
結果、胸が満たされ、食欲を失う恐れがあるからだ。(続く)
途中、すれ違った女性の残り香は、柑橘系だったが、男は黙って通り過ぎた。
男は、昔、似た香水の嗅いを「トイレの匂いだ」と言って失敗したことを思い出した。
ただ今回すれ違った女性は赤の他人だったので失敗を犯すことはなかった。
男はいつになく慎重に文庫を選んだ。
今から楽しいランチである。
ランチを食べながら楽しく読める内容が好ましい。
間違ってもラブストーリーは避けねばならない。
男にとってラブストーリーは睡眠欲を刺激する睡眠導入剤の役割を果たしてしまう。
結果、胸が満たされ、食欲を失う恐れがあるからだ。(続く)