理不尽な商法
最近、生活が主婦に近い。
これで料理をこなし、夫がいて、昼メロやワイドショーを観ながら夫の愚痴を言う友人(黙って聞いてくれれば相手は留守電でもよい)ができれば、主婦になれる。
寿退社に向けたよい兆候かもしれない。
昨晩はスーパーに夕食を買いに行った。
魚屋の前を通ると、鰻を半分買うと後半分がただでついてくるセールをしていた。
ワタシは鰻が好物だ。
鰻を食べるためならどんな悪天候だろうが、例え店が3駅離れていようが、平気で出前を頼むくらいに好きだ。
店員に聞いてみる。
「ダイエット中だから、1匹丸々は多いんだけど、半分だけでも値段は下がんないの?」
「値段は半分の値段なんだけどそれを買ってくれれば後半分をサービスしてるんだよね。半分しかいらないから半額ってのにはできないなぁ」
「なら、仕方ないから一匹頂戴。」
「毎度っ」
店員は目の前で焼いていた鰻をふたつ、串を抜いてパックに入れた。
それをビニール袋に入れて、手渡される。
「それとこれね」
タレと山椒がひとつになった小袋を渡される。
「アレッ?…これはひとつしか貰えないの?」
「アー、サービスは鰻だけで、タレはひとつ50円なんですぅ」
店員が申し訳なさそうに答えた。
(-_-;)ウーム
「じゃあ、、、いいです」
ちょっと悔しい。(続く)
これで料理をこなし、夫がいて、昼メロやワイドショーを観ながら夫の愚痴を言う友人(黙って聞いてくれれば相手は留守電でもよい)ができれば、主婦になれる。
寿退社に向けたよい兆候かもしれない。
昨晩はスーパーに夕食を買いに行った。
魚屋の前を通ると、鰻を半分買うと後半分がただでついてくるセールをしていた。
ワタシは鰻が好物だ。
鰻を食べるためならどんな悪天候だろうが、例え店が3駅離れていようが、平気で出前を頼むくらいに好きだ。
店員に聞いてみる。
「ダイエット中だから、1匹丸々は多いんだけど、半分だけでも値段は下がんないの?」
「値段は半分の値段なんだけどそれを買ってくれれば後半分をサービスしてるんだよね。半分しかいらないから半額ってのにはできないなぁ」
「なら、仕方ないから一匹頂戴。」
「毎度っ」
店員は目の前で焼いていた鰻をふたつ、串を抜いてパックに入れた。
それをビニール袋に入れて、手渡される。
「それとこれね」
タレと山椒がひとつになった小袋を渡される。
「アレッ?…これはひとつしか貰えないの?」
「アー、サービスは鰻だけで、タレはひとつ50円なんですぅ」
店員が申し訳なさそうに答えた。
(-_-;)ウーム
「じゃあ、、、いいです」
ちょっと悔しい。(続く)
『マーズ・アタック!』(1996年・米)
『マーズ・アタック!』DVD
監督:ティム・バートン
CAST:ジャック・ニコルソン
:グレン・クローズ
:アネット・ベニング
:ピアース・ブロスナン
:ダニー・デビート
:マーティン・ショート
:サラ・ジェシカ・パーカー
:マイケル・J・フォックス
:ルーカス・ハース
:ナタリー・ポートマン
ティム・バートンが、古いプレミア付きのトレーディングカード『マーズ・アタック!』をヒントに往年のB級映画を復活させた。
監督のカリスマ性は、映画に参加した俳優からもわかるが、サラ・ジェシカ・パーカーは脚本も読まずに参加を決めたほど。
ストーリーは単純で、火星から宇宙人が攻め込んできたことに右往左往する人間の様子を様々な家族を通じて皮肉を込めて表現している。
ピアース・ブロスナン扮する学者やマーティン・ショート演じる大統領の報道担当のノウテンキさは、よくあるタイプの人間をうまく皮肉っている。
感動や明るい笑いを期待してはいけないダークなブラックコメディである。
昔から頭でっかちなイメージが蔓延している火星人を、リアルなそれでいてコメディに合う造形にした技術は、ティム・バートンならでは。
ホテルの爆破は、実際にラスベガスで廃業したホテルを使って撮影し、日本でもニュースになった。
劇中にでてくるチワワは、監督が恋人のリサ・マリー(本作は火星人が化ける人間役。現在は破局)と来日した際に歌舞伎町のペットショップで買ったものらしい。(個人評価62点)
監督:ティム・バートン
CAST:ジャック・ニコルソン
:グレン・クローズ
:アネット・ベニング
:ピアース・ブロスナン
:ダニー・デビート
:マーティン・ショート
:サラ・ジェシカ・パーカー
:マイケル・J・フォックス
:ルーカス・ハース
:ナタリー・ポートマン
ティム・バートンが、古いプレミア付きのトレーディングカード『マーズ・アタック!』をヒントに往年のB級映画を復活させた。
監督のカリスマ性は、映画に参加した俳優からもわかるが、サラ・ジェシカ・パーカーは脚本も読まずに参加を決めたほど。
ストーリーは単純で、火星から宇宙人が攻め込んできたことに右往左往する人間の様子を様々な家族を通じて皮肉を込めて表現している。
ピアース・ブロスナン扮する学者やマーティン・ショート演じる大統領の報道担当のノウテンキさは、よくあるタイプの人間をうまく皮肉っている。
感動や明るい笑いを期待してはいけないダークなブラックコメディである。
昔から頭でっかちなイメージが蔓延している火星人を、リアルなそれでいてコメディに合う造形にした技術は、ティム・バートンならでは。
ホテルの爆破は、実際にラスベガスで廃業したホテルを使って撮影し、日本でもニュースになった。
劇中にでてくるチワワは、監督が恋人のリサ・マリー(本作は火星人が化ける人間役。現在は破局)と来日した際に歌舞伎町のペットショップで買ったものらしい。(個人評価62点)
『マーヴェリック』(1994年・米)
『マーヴェリック』DVD
監督:リチャード・ドナー
CAST:メル・ギブソン
:ジョディ・フォスター
:ジェームズ・ガーナー
西部劇を撮りたかったメル・ギブソンが、ワーナーの60年代のTVシリーズ『マーヴェリック』を映画化した。
TV版でマーヴェリックを演じたジェームズ・ガーナーが、クーパー連邦保安官役になり、TV版よりコミカルさを増したマーヴェリックをメル・ギブソンが、手癖の悪い女ギャンブラー、アナベルをジョディ・フォスターが演じた。
ドタバタのロードムービーで楽屋ネタも多く、正直アレッ?と感じるシーンもあるが、楽しめる。
ポーカーの勝負シーンや、撃ち合い、縛り首、ガラガラヘビと言った西部劇としてのネタは満載。
ポーカーの最後の大勝負も、小細工なしで運に委ねたところは、感じよい。
ラストもどんでん返しと言ってよいのか微妙な終わり方だが、軽快なテンポなので観ていて退屈はしない。
メル・ギブソンがかなり訓練したと言うカードさばきと銃さばきはお見事の一言。
ジェームズ・ガーナーの専売特許だった片手のカードシャッフルも、撮影中にメル・ギブソンとジョディ・フォスターが完璧に取得したそうだ。
休憩時間にスタッフと大ポーカー大会をしたが、メル・ギブソンもジョディ・フォスターもスタッフを儲けさせて喜ばせる結果になった。
銀行強盗役で『リーサル・ウェポン』(1987年)の相棒ダニー・グローバーがカメオ出演しているが、覆面を外された時の顔が笑える。(個人評価60点)
監督:リチャード・ドナー
CAST:メル・ギブソン
:ジョディ・フォスター
:ジェームズ・ガーナー
西部劇を撮りたかったメル・ギブソンが、ワーナーの60年代のTVシリーズ『マーヴェリック』を映画化した。
TV版でマーヴェリックを演じたジェームズ・ガーナーが、クーパー連邦保安官役になり、TV版よりコミカルさを増したマーヴェリックをメル・ギブソンが、手癖の悪い女ギャンブラー、アナベルをジョディ・フォスターが演じた。
ドタバタのロードムービーで楽屋ネタも多く、正直アレッ?と感じるシーンもあるが、楽しめる。
ポーカーの勝負シーンや、撃ち合い、縛り首、ガラガラヘビと言った西部劇としてのネタは満載。
ポーカーの最後の大勝負も、小細工なしで運に委ねたところは、感じよい。
ラストもどんでん返しと言ってよいのか微妙な終わり方だが、軽快なテンポなので観ていて退屈はしない。
メル・ギブソンがかなり訓練したと言うカードさばきと銃さばきはお見事の一言。
ジェームズ・ガーナーの専売特許だった片手のカードシャッフルも、撮影中にメル・ギブソンとジョディ・フォスターが完璧に取得したそうだ。
休憩時間にスタッフと大ポーカー大会をしたが、メル・ギブソンもジョディ・フォスターもスタッフを儲けさせて喜ばせる結果になった。
銀行強盗役で『リーサル・ウェポン』(1987年)の相棒ダニー・グローバーがカメオ出演しているが、覆面を外された時の顔が笑える。(個人評価60点)
オトコのプライド
プライドを保つことは、難しい。
先日、コンビニエンスストアに雑誌を買いに言った。
レジに並んでふと隣の蒸し機に目が奪われた。
ワタシは肉まんが好物なのだ。
肉まんとピザまんをひとつずつ買うことにした。
ワタシの番になり、カウンターに雑誌を置く。
するとうら若き女性が二人後ろに並んだ。
「あっ、肉まん食べたいな。ひとつじゃ大きいから半分コしない」
ひとりがワタシの背後で無邪気にささやき、肉まんを片手で小さく指差した。
言われた女性がうなづいているのが、視野に入る。
店員に「ピザまんと、に、」と肉まんの頭文字を言おうとして躊躇した。
蒸し機には肉まんがひとつしかない。
「ピザまんをに、二個」
とっさに言い替えた。
すると若い店員は申し訳なさそうに言った。
「スミマセン。ピザまんはさっき入れたばかりなんで、まだ出来てないんです。肉まんとチーズまんなら大丈夫なんですけど」
背後で女性二人が緊張している気配が伝わってくる。
ワタシは内心がっかりしながら、余裕をもって答えた。
「なら、結構です」
仕方なく 雑誌一冊を買い、悠然と出口に向かう。
両開きのドアを開けようとしたら、女性の声が聞こえた。
「チーズまんください」
ガタガタッ。
ワタシは動揺を隠せず、ドアを不器用に開けて外にでた。
先日、コンビニエンスストアに雑誌を買いに言った。
レジに並んでふと隣の蒸し機に目が奪われた。
ワタシは肉まんが好物なのだ。
肉まんとピザまんをひとつずつ買うことにした。
ワタシの番になり、カウンターに雑誌を置く。
するとうら若き女性が二人後ろに並んだ。
「あっ、肉まん食べたいな。ひとつじゃ大きいから半分コしない」
ひとりがワタシの背後で無邪気にささやき、肉まんを片手で小さく指差した。
言われた女性がうなづいているのが、視野に入る。
店員に「ピザまんと、に、」と肉まんの頭文字を言おうとして躊躇した。
蒸し機には肉まんがひとつしかない。
「ピザまんをに、二個」
とっさに言い替えた。
すると若い店員は申し訳なさそうに言った。
「スミマセン。ピザまんはさっき入れたばかりなんで、まだ出来てないんです。肉まんとチーズまんなら大丈夫なんですけど」
背後で女性二人が緊張している気配が伝わってくる。
ワタシは内心がっかりしながら、余裕をもって答えた。
「なら、結構です」
仕方なく 雑誌一冊を買い、悠然と出口に向かう。
両開きのドアを開けようとしたら、女性の声が聞こえた。
「チーズまんください」
ガタガタッ。
ワタシは動揺を隠せず、ドアを不器用に開けて外にでた。
『真夜中のサバナ』(1997年・米)
『真夜中のサバナ』DVD
監督:クリント・イーストウッド
CAST:ケビン・スペイシー
:ジョン・キューザック
:サニー・サイラー
:アリソン・イーストウッド
:ジュード・ロウ
原作:ジョン・ベレント
クリント・イーストウッドの監督作品20作目。
原作は全米で70週連続ベストセラー・ランキング入りしたノンフィクション小説。
オープニングの映像にある墓場にある"バード・ガール"の像は、有名になりすぎて悪戯を怖れた遺族が移動してしまったというように社会現象をおこしたらしい。
アメリカ南部ジョージア州の歴史都市サバナを舞台にした奇妙な住民が主役の映画に仕上がっている。
ストーリーがツマラナイ訳ではないが、過去2回観ようとチャレンジして毎度寝てしまった。
結論としては、サスペンス・タッチの脚本をイーストウッドは明らかにサバナの変わった住民を紹介することを目的とした映画に擦り代えているため、サスペンスが脇においやられ、主題があいまいになってしまったように感じた。
実在の人物を本人がそのまま演じた"レディ・シャブリ"は、ジョン・キューザックを完全に食っている。
ストーリーの中核をなす殺人事件は、小説ではホンのちょっと後半に記載があるだけで、原作の壮大さの脚本化はかなり難航したそうだ。
特典にあるサバナの住民のコメントがないと、全く記憶に残らない映画になる。
これはノンフィクションなのだ。(個人評価58点)
監督:クリント・イーストウッド
CAST:ケビン・スペイシー
:ジョン・キューザック
:サニー・サイラー
:アリソン・イーストウッド
:ジュード・ロウ
原作:ジョン・ベレント
クリント・イーストウッドの監督作品20作目。
原作は全米で70週連続ベストセラー・ランキング入りしたノンフィクション小説。
オープニングの映像にある墓場にある"バード・ガール"の像は、有名になりすぎて悪戯を怖れた遺族が移動してしまったというように社会現象をおこしたらしい。
アメリカ南部ジョージア州の歴史都市サバナを舞台にした奇妙な住民が主役の映画に仕上がっている。
ストーリーがツマラナイ訳ではないが、過去2回観ようとチャレンジして毎度寝てしまった。
結論としては、サスペンス・タッチの脚本をイーストウッドは明らかにサバナの変わった住民を紹介することを目的とした映画に擦り代えているため、サスペンスが脇においやられ、主題があいまいになってしまったように感じた。
実在の人物を本人がそのまま演じた"レディ・シャブリ"は、ジョン・キューザックを完全に食っている。
ストーリーの中核をなす殺人事件は、小説ではホンのちょっと後半に記載があるだけで、原作の壮大さの脚本化はかなり難航したそうだ。
特典にあるサバナの住民のコメントがないと、全く記憶に残らない映画になる。
これはノンフィクションなのだ。(個人評価58点)
パソコンを使う上での問題
職場でアンケートが回ってきた。
パソコンを使っている上で、調子はどうかというヒアリングだった。
処理が遅いか、具合が悪い場合は申し出てくださいとある。
ワタシは仕事を始めるまでが遅い。
会社にも始業ギリギリを目指して出社し、大抵遅刻する。
そのため、パソコンの電源は帰宅時も常に立ち上げたままにしている。
朝来て(昼に来る場合もある)すぐに仕事を始めるための状態を作りだすためだ。
しかし、本当にワタシが仕事を始められる状態になるのはランチタイムを挟んだ午後二時だ。
午前中は前日のアルコールが残っていたりして、調子が悪いからだ。
当日の夜に飲みに行く気分と体調を取り戻すのは、そういう訳でランチタイムを挟む必要がある。
質問には以下のように回答した。
『パソコンは朝から立ち上がりますが、午前中は大抵調子が悪いです。また、処理については、あまり早くありません。中々軌道に乗らないのですが、パソコンを使う上で問題があるかと聞かれたなら、そのとおりです』
本日、庶務の女性がパソコンを回収しにきて、30分後に戻ってきた。
メモリが倍増された。
確かにパソコンの動きが早くなった。
シマッタ
仕事が遅いことと、時々、パソコンの前で無言で目を閉じていることを、今後はパソコンのせいにできなくなった。
パソコンを使っている上で、調子はどうかというヒアリングだった。
処理が遅いか、具合が悪い場合は申し出てくださいとある。
ワタシは仕事を始めるまでが遅い。
会社にも始業ギリギリを目指して出社し、大抵遅刻する。
そのため、パソコンの電源は帰宅時も常に立ち上げたままにしている。
朝来て(昼に来る場合もある)すぐに仕事を始めるための状態を作りだすためだ。
しかし、本当にワタシが仕事を始められる状態になるのはランチタイムを挟んだ午後二時だ。
午前中は前日のアルコールが残っていたりして、調子が悪いからだ。
当日の夜に飲みに行く気分と体調を取り戻すのは、そういう訳でランチタイムを挟む必要がある。
質問には以下のように回答した。
『パソコンは朝から立ち上がりますが、午前中は大抵調子が悪いです。また、処理については、あまり早くありません。中々軌道に乗らないのですが、パソコンを使う上で問題があるかと聞かれたなら、そのとおりです』
本日、庶務の女性がパソコンを回収しにきて、30分後に戻ってきた。
メモリが倍増された。
確かにパソコンの動きが早くなった。
シマッタ

仕事が遅いことと、時々、パソコンの前で無言で目を閉じていることを、今後はパソコンのせいにできなくなった。
異常気象
異常気象らしい。
昨日は春一番が吹き荒れた。
今朝は6時半に目覚めた。
ゆっくり風呂に入り、支度をして家をでようとしたら、上司から電話がきた。

今朝の会議を欠席する代わりに資料をメールで送る約束をしていたことを即座に思い出した。
「スミマセン。すぐに送ります」
早く目覚めたのは、その知らせだった。
異常起床だ。
職場に向かうためにタクシーを呼んだ。
途中、梅の花が咲き誇っているのに気がついた。
思わず感嘆する。
「へぇ~、もう梅が咲いたんですねぇ」
「まったくおかしな世の中だね。なにが起きても驚かないよ」
運転手が答える。
交差点で青になったのに前の車が進まない。
交差点の真ん中で迷っている。
プップー
「交差点のど真ん中で止まるなんて…」
運転手が悪態をつく。
駅に向かう狭い道を進んで行くと、今度は対向車がきた。
対向車のドライバーは、明らかにこちらを見ておらず、傍らの何かを見ながら道の真ん中を直進してくる。
プップー
対向車は悪びれる素振りもなく、やっとよけてすれ違う。
「世の中どうかしている」
タクシーの運転手も呆れた声をあげた。
駅でパスネットを改札に通す。
ピンポーン
『残高不足?』
まったく世の中どうかしている。
異常気象だ。
昨日は春一番が吹き荒れた。
今朝は6時半に目覚めた。
ゆっくり風呂に入り、支度をして家をでようとしたら、上司から電話がきた。

今朝の会議を欠席する代わりに資料をメールで送る約束をしていたことを即座に思い出した。
「スミマセン。すぐに送ります」
早く目覚めたのは、その知らせだった。
異常起床だ。
職場に向かうためにタクシーを呼んだ。
途中、梅の花が咲き誇っているのに気がついた。
思わず感嘆する。
「へぇ~、もう梅が咲いたんですねぇ」
「まったくおかしな世の中だね。なにが起きても驚かないよ」
運転手が答える。
交差点で青になったのに前の車が進まない。
交差点の真ん中で迷っている。
プップー
「交差点のど真ん中で止まるなんて…」
運転手が悪態をつく。
駅に向かう狭い道を進んで行くと、今度は対向車がきた。
対向車のドライバーは、明らかにこちらを見ておらず、傍らの何かを見ながら道の真ん中を直進してくる。
プップー
対向車は悪びれる素振りもなく、やっとよけてすれ違う。
「世の中どうかしている」
タクシーの運転手も呆れた声をあげた。
駅でパスネットを改札に通す。
ピンポーン
『残高不足?』
まったく世の中どうかしている。
異常気象だ。
経験不足(その4)
右側を進んで、反対側に回って右側を進む
⇒Uターンじゃぁ(@_@)
仕方なく営業に電話する。
「いまどこなの~」
緊迫感のない声だ。
「すみません。わかりません。」
「はぁ?」
「会社の側だと思うんですけど…」
「えぇ?どこにいるの?」
「だからわからないんです。」
「ナヌ?」
「迷子になっちゃいました。」
「オーイ、boke×2く~ん。あなたはなにを言ってるの~。早く来て~。社長があなたを待ってウロウロしてるよ~」
「そこにタクシーがあるから、タクシーで行きます。」
そこに山があるから登るのであり、迷子になったからタクシーに乗るのだ。
タクシーの運転手も仰天した。
「すぐそこですよ」
「そうみたいです。でもぼくにはなぜか辿り着けないんです」
タクシーは乗ってすぐに次の角を曲がった。
会社のビルが目に飛び込んできた。
「そ、そ、そこです
」
「だから近いって言ったじゃないですかぁ」
結局、15分遅れで式典が始まった。
始まるまで、ウチの社長は祝い相手のお客様夫妻にあわないようにビル内をウロウロしていたらしい。
…すみません。
経験不足が悪いんです。
記憶にないが、ひょっとするとその日も、歯を磨く際にハブラシを新しいモノに代えていたのかもしれない。
⇒Uターンじゃぁ(@_@)
仕方なく営業に電話する。
「いまどこなの~」
緊迫感のない声だ。
「すみません。わかりません。」
「はぁ?」
「会社の側だと思うんですけど…」
「えぇ?どこにいるの?」
「だからわからないんです。」
「ナヌ?」
「迷子になっちゃいました。」
「オーイ、boke×2く~ん。あなたはなにを言ってるの~。早く来て~。社長があなたを待ってウロウロしてるよ~」
「そこにタクシーがあるから、タクシーで行きます。」
そこに山があるから登るのであり、迷子になったからタクシーに乗るのだ。
タクシーの運転手も仰天した。
「すぐそこですよ」
「そうみたいです。でもぼくにはなぜか辿り着けないんです」
タクシーは乗ってすぐに次の角を曲がった。
会社のビルが目に飛び込んできた。
「そ、そ、そこです
」「だから近いって言ったじゃないですかぁ」
結局、15分遅れで式典が始まった。
始まるまで、ウチの社長は祝い相手のお客様夫妻にあわないようにビル内をウロウロしていたらしい。
…すみません。
経験不足が悪いんです。
記憶にないが、ひょっとするとその日も、歯を磨く際にハブラシを新しいモノに代えていたのかもしれない。
経験不足(その3)
東京タワーを正面にして歩いていくと増上寺にぶつかった。
迷わず左に曲がる。
本来はここで既に間違っていたらしい。
曲がる前に迷うべきだったかもしれないが、ワタシは優柔不断なオトコと白いアスパラガスが嫌いなのだ。
右は真っ直ぐの道に見えたが、左にいくと直ぐに右折できるように見えたので、身体の方向が東京タワーに向き直る左を選択した。
ちなみにワタシのカメラフェイスも左側だ。
左に曲がり、右に曲がるとまたT字路だ。
今度も左に曲がる。
道が広くなり、大通りにでた。
大通りの右側の歩道を急ぎ足で歩く。
しばらく進むと道の反対側にコンビニがあった。
車道を渡ってコンビニで飲み物を買い、でてきたところでまた右に進む。
気がつくと集合時間の10分前だ。
ワタシはふと気がついた。
・・・・・・・・・・・・
この風景は見覚えがある。
既視感(デジャブ)かもしれない。
なぜならさっき通ったはずの歩道橋をまたくぐっている気がする。
…(-_-)?
(>д<)
振り返って見ると、ついさっき歩いた道を戻っていることに気がついた。
原因はコンビニだ。
入る 前に大通りの右の歩道を歩いてきたので、コンビニからでてきてからも直ぐに右に進んだが、コンビニに入るために大通りの反対側に渡っていたことを忘れていた。(続く)
迷わず左に曲がる。
本来はここで既に間違っていたらしい。
曲がる前に迷うべきだったかもしれないが、ワタシは優柔不断なオトコと白いアスパラガスが嫌いなのだ。
右は真っ直ぐの道に見えたが、左にいくと直ぐに右折できるように見えたので、身体の方向が東京タワーに向き直る左を選択した。
ちなみにワタシのカメラフェイスも左側だ。
左に曲がり、右に曲がるとまたT字路だ。
今度も左に曲がる。
道が広くなり、大通りにでた。
大通りの右側の歩道を急ぎ足で歩く。
しばらく進むと道の反対側にコンビニがあった。
車道を渡ってコンビニで飲み物を買い、でてきたところでまた右に進む。
気がつくと集合時間の10分前だ。
ワタシはふと気がついた。
・・・・・・・・・・・・
この風景は見覚えがある。
既視感(デジャブ)かもしれない。
なぜならさっき通ったはずの歩道橋をまたくぐっている気がする。
…(-_-)?
(>д<)
振り返って見ると、ついさっき歩いた道を戻っていることに気がついた。
原因はコンビニだ。
入る 前に大通りの右の歩道を歩いてきたので、コンビニからでてきてからも直ぐに右に進んだが、コンビニに入るために大通りの反対側に渡っていたことを忘れていた。(続く)
経験不足(その2)
その日は朝から会社で重要な式典があった。
社長を始めとした役員3名と営業とワタシで、ワタシの会社の重要な取り引き先の社長ご夫妻を招いて、感謝状を授与するのだ。
当時、一番お世話になっていたのがワタシだったので、若輩者のワタシも列席するように命令されていた。
ワタシは朝から万全の体調で、余裕をもって自宅を後にした。
ワタシは自分の欲望にかなり弱い。
いつもは山手線で恵比寿に行き、日比谷線で御成門に向かうのだが、新宿で乗り換える際にどうしても都営大江戸線に乗ってみたいという欲望に勝てなかった。
ワタシは、鉄道マニアではないが、"新しもの好き"なのだ。
当時大江戸線は乗ったことがなかった。
大江戸線内で、どこで乗り換えるべきか路線図を見ていたが、乗り換えに最適な六本木で降り損ねてしまったことに気がついた。
しかし、まだ時間には余裕があった。
ワタシは、前に誰からか会社に近いと聞いた記憶がある大門で降りることにした。
大門は小さな駅だったが、名前の通り、地上にでたら増上寺の大きな門と、その先に東京タワーが見えた。
新人研修時代、社食に飽きて、東京タワーによくランチを食べに行ったので、東京タワーから本社に行った経験は多い。
東京タワーを目指せば、会社に行くことができるはずだ。(続く)
社長を始めとした役員3名と営業とワタシで、ワタシの会社の重要な取り引き先の社長ご夫妻を招いて、感謝状を授与するのだ。
当時、一番お世話になっていたのがワタシだったので、若輩者のワタシも列席するように命令されていた。
ワタシは朝から万全の体調で、余裕をもって自宅を後にした。
ワタシは自分の欲望にかなり弱い。
いつもは山手線で恵比寿に行き、日比谷線で御成門に向かうのだが、新宿で乗り換える際にどうしても都営大江戸線に乗ってみたいという欲望に勝てなかった。
ワタシは、鉄道マニアではないが、"新しもの好き"なのだ。
当時大江戸線は乗ったことがなかった。
大江戸線内で、どこで乗り換えるべきか路線図を見ていたが、乗り換えに最適な六本木で降り損ねてしまったことに気がついた。
しかし、まだ時間には余裕があった。
ワタシは、前に誰からか会社に近いと聞いた記憶がある大門で降りることにした。
大門は小さな駅だったが、名前の通り、地上にでたら増上寺の大きな門と、その先に東京タワーが見えた。
新人研修時代、社食に飽きて、東京タワーによくランチを食べに行ったので、東京タワーから本社に行った経験は多い。
東京タワーを目指せば、会社に行くことができるはずだ。(続く)