ぼくの秘密日記 -15ページ目

成熟した大人が子どもを見て学ぶこと

相変わらず電車の中が騒がしい。

なぜ子どもと珍獣とワタシが乗る通勤電車は、動物園を目指すのか。
G.W.の合間の平日、今日もワタシは仕事に向かいつつ、自問自答している。

うっかり油断すると、座っているワタシの足を子どもが踏んだり、折りかさなって倒れてきたり、ワタシの携帯電話を覗きこんだり、電車を乗り過ごしたりする。
あ、電車を乗り過ごすのだけはワタシだ。

誰かに子どもは天使だと聞いたことがあるが、ワタシにはエンジェルというより猿人類のようにしか見えない。
なんの用があるのか知らないが、車両の端から端に向かって大声で叫びあったり、走り回ったり、賢そうな女の子までもが「シーッ」とワタシに威嚇音をだしたりしている(この娘はヘビのようだ)。

注意しないと動物園につく頃には、車両に『人間 学名:ホモサピエンス』と札を掲げられ、動物園に陳列される可能性すらある。
ちなみにTVでアナウンサーが『今日はG.W.の谷間』だと言っていたが、どこにあるのかそんな谷間に落ちないようにも十分注意している。


子どもはなぜ動物園に行くというだけでこれほど興奮できるのか。
動物園で一番自由闊達に行動し、野生に近いのは子どもだ。
動物園に行くと似た仲間を発見するので、野生の血が騒ぎ興奮するのかも知れない。(続く)

深遠な女心についての研究【中間報告】(その2)

ワタシ自身、職場や周りの女性から、女心がわかっていない、理解が足りないと糾弾され続けてきた。
深い悔恨と重い学習を課されている毎日だ。

それでも女性の気持ちが九割以上わからない。

やはり女性は複雑かつ謎に満ちている。

ワタシの友人はカバンが欲しいというワイフに「去年買ったじゃないか」と記憶の欠如を優しく指摘したところ「あの柄と色は昨年のものだ」と言われ愕然としたらしい。
ワタシも友人から聞くまで、柄とか色に今年用と来年用があるとは知らなかった。

干支みたいなモノか。

そういわれてみると、女性は口紅や服、ハンドバッグ、髪型を微妙に変えては男を試そうとする。

どうせなら、ワタシにも変化がわかりやすい柄とか色にして欲しい。
ヘビ柄とワニ柄なんてややこしいのではなく、ゴレンジャー(古いか)のようにはっきり色を変えるか、パンダ柄、ゼブラ柄(以前シマウマ柄と言って叱られた)、ナナホシテントウ柄というようにコンセプトがはっきりしていればワタシにもわかる。

ちなみに研究テーマの『香味得手』は、「こうみえて」と読む。
これは女性の「こうみえて」程、理解に苦しむモノはないという同僚の体験に基づいている。

彼の報告から「こうみえて家庭的よ」という女性は、結婚後に家庭で独裁者になることだけはわかった。

深遠な女心についての研究【中間報告】

この連休、多忙を極めた。
G.W.も半ばだが疲労困ぱいだ。

夜になっても寝る暇もなく、研究に没頭していた。
そんな多忙な中、よく起きる暇を見つけたものだと自分を誉めておきたい(昼間寝たら6時間後に目が覚めた)。
休息を兼ね、今日は出社した程だ。

研究と言っても仕事ではない。
仕事だったとしたら、これほどまでに身を入れて没頭するはずがない。
そのあたりは会社の上司もわきまえていて、ワタシが徹夜したというと、1どこで呑んでいたか、2カラオケか麻雀か、3眠れない病気になったかという三択問題になり、昼飯のネタにされるだけだ。

研究とはあくまで自主的なライフワークだ。

『女心と香味得手』
なんのことかわからないと思うが、書いてる本人が一番わからないのだから説明しようがない。
女性について研究しているというのは概ね間違いないが、研究もこの文章も方向性が定まっているとは言い難い。

女性とはそれほど難解な生き物である。

実際、突然女性の不興を買い、職場や家庭で明らかに以前とは正反対の態度をとられた男性は多いはずだ。
なにが彼女の態度を豹変させたかわからないまま、男は謝罪を要求され、仮に潔く謝罪したとしても、なにを謝ったのかが具体化されていないとまた叱られる。(続く)

負けず嫌いの休日(その2)

休日の過ごし方については、これまで数々の著名人が公開してきた。

ワタシも注意深くそれらに目を通し、いかにして著名人が有意義な休日を過ごしているかを学ぼうとした。
彼らは休みというとなぜか群れてパーティや晩餐会をする。
なにも休みの日に集まらなくてもと思うのだが、スケジュールが一杯で平日は調整できないのだ。
ならばパーティや晩餐会を止めるか、平日の仕事を削ればいいのに「忙しい、忙しい」と言いながらいそいそ喜んで休日に出かける。

ワタシには、あまり有意義だとは思えない。
きっと彼らは"休"の字の意味を知らないのだろう。
空白の時間が不安なのだ。

ワタシは新人のころから予定を聞かれると「予定は未定だ」とギャグのように答えてきた。
新年の手帳も1月に入る前に使うことを挫折するほど予定がない。
翌年の手帳を12月に手に入れても、手帳の切替時期用にある前年12月の予定欄すら書くことがないのだ。

しかしワタシに同情する前に、どうか子どもの頃を思いだして欲しい。
友達が習い事や塾、または歯医者に行くと聞けば同情し、自分に予定がないことを喜んでいた筈だ。

まずは本当の休日を取り戻すべきだ。
そしてワタシが有意義かどうかを確認できるまで、休日のパーティや晩餐会にはワタシを呼ぶべきだ。

負けず嫌いの休日

毎日のようにいい天気だ。
行楽日和である。
みんなきっと丘を越えたり、谷を越えたり、海を越えたり、丸々と肥えたりしているのだろう。


しかし、世の中にはひねくれ者の負けず嫌いもいる。

「G.W.は、どこに行っても混んでるのに、なにを好き好んで人混みの中に行きたがるのか。こんな日はひとり静かに家で芸術にいそしむべきだ」といいながら、洗濯機の水流が紡ぎだす汚水の波を見、掃除機のモーターが奏でる騒音を聞いて、その芸術に深い溜め息をつく負けず嫌いがいる。

決して今のワタシだとは言っていない。


遊び相手がいないのを指摘されないように、ひとり遊びが好きなのと言って、家でゴロゴロして時間を無為に過ごす者もいる。

絶対に昨日のワタシではない。

「今日ぐらいはいつもの労働の対価として贅沢しちゃおう」と言って、寿司の出前を頼んだらG.W.で休みだとあっさり断られ、割引のチラシがあったピザを注文し、いつもの労働の価値を苦く噛み締める男がいる(しかし、ピザは甘い)。

間違っても昨晩のワタシではない。


理由はわからないが、なんだか無性に腹が立ってきた。
負けず嫌いの話はこの辺で止めておこう。

今回は有意義な休日の過ごし方とは一体なんなのかを、整理し、分析してみたい。(続く)

『トゥームレイダー2』(2003年・米)

『トゥームレイダー2』DVD
監督:ヤン・デ・ポン
CAST:アンジェリーナ・ジョリー
  :ジェラルド・バトラー
  :キアラン・ハインズ
  :ノア・テイラー
  :クリストファー・バリー
ララ・クロフト シリーズ第二作。
地震により姿を現した"月の神殿"にあった手掛りを元にパンドラの箱を見つけ出す冒険が始まった。

箱の中身は、ギリシア神話に残るホンモノのパンドラの箱だとすると人類を滅ぼしかねないモノだという。
女王陛下から直々に箱を封印するように使命を与えられたララが、使命を果たすために世界中を駆け巡る。

ララのアクションは更にスケールアップしている。
トレーニングのしすぎで筋肉がつきすぎたため、スタントマンは男性がつけ胸をして演技したらしい。
ただし、スタントの8割はアンジェリーナ・ジョリー本人の演技で、特典のトレーニングシーンでは乗馬で片乗りの訓練をするシーンとジェットスキーの立ち乗りの練習シーンが収録されている。

『スピード』のヤン・デ・ポン監督はどうしてもこの映画の監督をしたくて、スタジオに自分を売り込んだそうだが、その甲斐あってノリノリのアクションは前作よりスケールアップしている。
アクションに力を入れたばかりに、ララ自らが世界遺産にも匹敵する月の神殿を壊してしまうのはご愛嬌(あの神殿が水没するのに上から海水が降ってくるのはなぜ?)。
28回もトライしたという香港のダイブシーンは必見。(個人評価70点)

『トゥームレイダー』(2001年・米)

『トゥームレイダー』DVD
監督:サイモン・ウェスト
CAST:アンジェリーナ・ジョリー
  :イアン・グレン
  :ノア・テイラー
  :ダニエル・クレイグ
  :ジョン・ボイト
大ヒットゲームの映画化。
トレジャー・ハンター、ララ・クロフトが失踪した父クロフト卿の隠し部屋から見つけた不思議な時計を元に宝探しをする冒険活劇。

ゲームファンが映画化する際の主役について人気投票を行い結果が一位だったため、アンジェリーナ・ジョリーも役を引き受けたそうだが、二週間半のトレーニングの効果を随所に発揮している(トレーニング期間は禁酒禁煙でそのまま私生活でも止めたんだとか)。
美女が主役のアクション大作の中でも、自ら身体を張ったアクションはリアリティさでは並ぶモノがないほど。

ちなみに父親役のジョン・ボイトは実父だが、この映画の撮影後にケンカをして今は絶縁状態だとか…。

ストーリーは簡単で、お宝を探してそれを狙うライバルと推理合戦と、ドンパチの奪い合いをするという内容(ようするに脚本は大したことはない)。
しかし、アンジェリーナ・ジョリーの存在感が映画に華を添え、アクションの魅力を倍増させている。
大富豪という設定のララの衣装を観るのも楽しみの一つだ。

カンボジアで撮影許可が下りたのは40年ぶりだそうだが、それも理由にあったのか劇中、僧侶にララが祝福を受けるシーンは演技ではなくてホンモノだそうだ。(個人評価74点)

『ミッドナイトクロス』(1981年・米)

『ミッドナイトクロス』DVD
監督:ブライアン・デ・パルマ
CAST:ジョン・トラボルタ
  :ナンシー・アレン
  :ジョン・リスゴー
  :デニス・フランツ
『殺しのドレス』に続いてブライアン・デ・パルマが監督をした大作。
しかし、ラストの後味の悪さもあり、ヒットには恵まれなかった。

個人的には佳作として評価している。
独特のカメラワークは、以降の『アンタッチャブル』『スネーク・アイズ』が有名だが、既にこの映画でも確立されている。

B級映画専門の音響係ジャックが、夜中に効果音に使用する音源を収録していたところ、一台の車が橋から転落するのを目撃する。
亡くなった車のドライバーは、次期大統領の有力候補だった。
録音テープから銃声を聞き取ったジャックは、沈む車から救い上げた女性サリーと共に真相を究明するべく奔走する。

デ・パルマが得意とするサスペンスで、冒頭の効果音の収録シーンや、犯人のトイレ殺人などでのカメラワークやアングルの切替の技は既に円熟の域に達している。
後にB級サスペンス『レイジング・ケイン』でデ・パルマと組んで、多重人格者の主人公を演じるジョン・リスゴーや、当時のデ・パルマ夫人ナンシー・アレン(ブロンドの頭が悪い女というステレオタイプを好演)、そして主役のトラボルタと演技派ばかりを揃えているため、リアルに仕上がっている。
原題『BLOW OUT』は"パンク音"と"消す"の二語をかけたもの。(個人評価65点)

『ランボー 怒りの脱出』(1985年・米)

『ランボー 怒りの脱出』DVD
監督:ジョージ・P・コスマトス
脚本:シルベスター・スタローン
  :ジェームズ・キャメロン
CAST:シルベスター・スタローン
  :リチャード・クレンナ
  :チャールズ・ネイピア
  :スティーヴン・バーコフ
  :ジュリア・ニクソン
ベトナム戦争の後遺症を扱った映画として、その是非に対して様々な批評をされた前作は、興行的にはヒットした。
そのため、続編の企画はすぐに立ち上がり、今度はアクション満載の映画になった。

ジェームズ・キャメロン(『タイタニック』)が脚本を書いたことも原因だろうが、キャメロン自身が『ターミネーター』製作後の金稼ぎでこの脚本を書いたと後にコメントしており、事実この映画のクランクイン前に『エイリアン2』の監督を受けたため、その後の脚本はシルベスター・スタローンが引き取った。

当初はランボーが捕虜となった戦友を救出に行くストーリーだったが、MIA(戦闘中行方不明者)を調査し、救出するストーリーに変わっている。

CGがない時代のアクション映画としては、他を寄せ付けない程の優れた出来栄え。
アクション好きなワタシも小学生で観て興奮したクチだ。
今観ても十分楽しめる。

しかし、ベトナム戦争の後遺症に悩める主人公だった筈が、派手なアクションで活躍するので批評家から好戦映画だと酷評された。

ラストで流れる『Peace in Our Life』はスタローンの実弟フランク・スタローンが歌っている。(個人評価68点)

頭の痛みから謙譲を学ぶ(その2)

ワタシにぶつかるモノは、なぜことごとく硬いのか。

ワタシは常に前向きで曲がったことが大嫌いな性格で、ぶつかるときには常に正面から向かっていく。

更には不器用で手加減をしらない。
相手が人間の場合は、正面からぶつからずに相手の意見や主張を全面的に受け入れて衝突を回避することも可能だが(周りの既婚者は衝突回避の方法を結婚して、ワイフから学んだらしい)、シャワーフックは譲るということを全く知らないらしい。
シャワーフックには『謙譲』という言葉を理解させる必要がある。
みな譲りあって譲歩しあうのが社会だ。

しかし、譲歩しないヤツに限って強い破壊力を持っているのは、人間社会の負の側面をまねているからか。

ワタシの頭が頑丈でよかった。
最近仕事上で部下に対して、頭を柔らかくしろと口を酸っぱくして指導していたが、頭が固いのもメリットはあったのだ。
ワタシの頭がトマトだったらと思うと今更ながら恐怖に身が震えてくる(頭からずぶぬれになったことも震えの原因のひとつだ)。


製造物責任法(PL法)を使えば、この痛みの損害賠償請求が可能かもしれない。
少なくともタイル会社、シャワーフック会社、ホース会社、トマト栽培農家、それとワタシを産んだ両親は対象だ。
訴える相手には困りそうもない。

そのくらい、頭が痛かった。