「鞆の浦、町民文化祭にて、落語を。」
今日は鞆の浦の町民文化祭に
声をかけていただき落語をしました。
最初は、「ちょっと難しいんで来年でも良いですか」と断ったんです。
そしたら、「まあ、来年でもええけど...
高齢者じゃけえ、みんながみんな、来年まで生きとるとは限らな...」
「やります!やります!頑張ります!」
いや、どんな誘い方なん。笑
お昼の1時から出番、心臓ばくばくで
お昼一口も食べれずに。
ステージ舞台で落語だなんて、初めてで。
そもそもステージに立つことなんてなく。
舞台そでに立ってみて
「......いや、舞台じゃん‼︎」て緊張がピークに。
持ち時間20分。短かった〜
ついつい早口になってしまったぁ。
去年はじめて落語したデイサービスでは、
30分が持たず、たしか20分くらいで終わってしまったんです。
なんだかんだ成長してるんだなぁ
続けてやってみるもんだなあ
と感慨深くなり、ほろりと涙が、
出るわけもなく。笑
そんな成長を、面白がって見守ってくださる方々がいるというのが、何より嬉しかったです。
そして今日も最後は、お彼岸の話をして
法話で締めくくらせていただきました。
来年も、みなさんの顔を
拝見できることを
お祈りしながら
ゆっくりと幕がおりてゆきました。
「福山市の情報誌に、載ってしまいました。笑」
オシャレな作務衣など作っている「bon.」様のご紹介で、この度なんと地域の情報誌に載ってしまいました。(笑)
(bon.様有難う御座いました。)
肩書きが、「お坊さん落語家」に
なってますが...言うてない、言うてない‼︎
ちょうど一年前あたりは、
小学校で「落語絵本」を読んでまして
そしたら誰かが
「落語ができるお坊さん」がおる言うて
そんで紹介されて
初めて行ったデイサービスで
知らぬまに「法宣寺 堤亭」と
芸名を付けられていて
そしたらこの度は、記事で
肩書きを「お坊さん落語家」と
さらっと書かれていて。
え?、落語家なん⁇
いやいや、言うてないよ!
確かに毎朝、仏さまに「自分では分からないので、良い方に導いてください」とお祈りしてるんですが、一体どっちに導かれてるん?
今回の記事のコーナーが
「人出会い 人トーク」ということで
まさに出会った人達によって作られていった「お坊さん落語家」なんですが。笑
その過程自体がもうなんか落語みたいで。
仏教でよく言われる「ご縁の教え」というものを皆さんに直接教えていただいてまして、ほんと感謝です。
落語始めてまもないのに、
声をかけてくださった人達のお陰です。ほんまに。
この記事も、そういう応援してくださってる人達が喜んでくれるかなあと想うてます。
こういう経験も、ぜんぶ法話で
つかえるなあということが
何より有難くて。なのでやっぱり
落語家ではなく、
僕は坊さんでいきたいと想います。合掌