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 というわけで、吉村昭を読みまくる。

 新潮文庫の『破獄』です。
 網走刑務所をはじめ、4回の脱獄をした実在の囚人をモデルにした小説『破獄』。
 いや~この本は面白かったですね。

 絶対に脱獄不可能といわれる、極寒の地である網走刑務所からも脱獄したというのですから、この小説のモデルとなった囚人は、すばらしい能力の持ち主だったのでしょうな。

 吉村昭の小説の主人公は、その当時の時世の流れと密接に結びついて描かれていることが多いのですが、時代背景や歴史のなかに、さまざまな人を動かす力があると考えているのでしょう。
 
 それにしても、この小説にでてくる超人的な能力を秘めた囚人なんているのですね。
 こりゃ、ルパン三世も実在するのかもしれんな~♪

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 吉村昭が鬼籍に入られる直前に書き上げられた短編ばかりを文庫にした『死顔』です。

 作品には、自分の死を予感してか、兄弟の死や吉村昭の小説によく描かれている、象徴的な風景の語り口が印象てきでした。

 もっとも印象的なのは、吉村昭の妻で小説家の津村節子によるあとがきでしょうか。
 吉村昭が死の直前、病院のベッドでビールとコーヒーを欲し、介添えしていた津村節子が希望通りにすると、点滴の管と、首に挿入されているカテーテルを引き抜き、『もう、死ぬ』と言って絶命したのだという。
 なんとも清々しい死ではないか。
 自らの最後の欲望を達し、自らの手で延命治療を終わりにし、死を迎える。


 吉村昭のすべての小説を読むことにした。
 先日は、2011年最初の休暇の2日間でした。
 休暇初日は、子供らと約束していたお年玉代わりに2000円分の玩具を買ったりしてゆっくり自宅で過ごしました。
 いやはや、ちょっと疲れておりましたね。なんだか疲労性の腰痛にもなってました。夕食には前からやってみたかったホットプレートを使ったレシピを試してみたりして、まこと正しい休暇でございました。

 休み2日目。
 愚妻と娘は洋服なんぞを買いにふたりだけで外出したいというので、残された男三人組で1日をどう過ごすか協議する。
 以前から「釣りに行きたい」と熱望していた長男の意見が採用され、釣りにいくことになった、、、が、しかし、季節は冬。そこらの沼や池に糸をたれたところで魚たちは深みにいって釣れるはずもない。最初の釣りが、「釣れない釣り」ではつまらないので、釣堀にいくことに決定。
 調べてみると、屋根のついた室内の釣堀が車で15分ほどのところにあるようなので、行き先はそこに決定。貸し竿とかもあるようなので、手ぶらで息子ふたりを車に乗せて、いざ、出発。

 到着してみると、屋外にはニジマスをフライやルアーで狙うことのできる貯め池もあるようで、そちらのほうには、けっこうな数の人が竿を振っていました。
 我らが目指した、フナや鯉のいる室内の釣堀は、オッサンが4人ほど糸を垂れているだけでガラガラ。

 そういえば、小学5年生くらいから中学1年くらいまでは、ヘラブナや鯉を釣ってやろうと、利根川の支流や印旛沼に早朝から繰り出していたものだ。鯉やただのフナは何度も釣ったことがあるが、ヘラブナだけはなかなか釣れませんでしたね~♪
 「赤へら」とか「サナギ粉」とか「グルテン」とかのマルキューのエサをボウルで練ったりして、、。
真冬に釣りにいって、途中で腹が痛くて野グソしたりとか、、、うむむ、そのころから野グソに違和感を持たなくなってきたいたのだな。

 お金払って、貸し竿を借りて、いざ!
 どうも、先客のみなさまはまだ、釣果を上げている気配がない。この冷え込みでは、そうそうバシバシとアタリがあるわけではなさそうだ。
 もらった練り餌をコネコネして、貸し竿についてる、ちょっといい加減な仕掛けにエサをつける。
 しばらく打ち込まないと、魚たちは寄ってこないだろうと、何回か竿と振っていると、ウキが動くようなってきた。
 長男、次男も、適当なところに竿を投げ込んでいる。
 次男は、仕掛けの意味がまだ理解できないようで、細かなアタリは観察できないようだ。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6d/0c/bmwbikes36/folder/1295736/img_1295736_61558870_2?1294567765

 長男は、ひととおり教えるとウキの動きの意味も理解しているようで、必死にウキを見つめる。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6d/0c/bmwbikes36/folder/1295736/img_1295736_61558870_1?1294567709
 ウキが頻繁に上下し、大きく当たるときもあるのですが、どうも針がかかりするまでにはいたらず空振りばかり。
 ここは鯉でも釣り上げてオヤジの威厳でも見せたいところなのですが、何度も空振り。
 アタリはあるのですが、どうしても釣れませーん。
 大真面目にウキを見つめ、アワセのタイミングを変えてもダメ。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6d/0c/bmwbikes36/folder/1295736/img_1295736_61558870_0?1294567689
 まわりをみると、釣れているのは道具を持ち込んでいる反対側に座しているジイ様だけだ。
 むむむむ、、、どういうわけだ。
 気温が低くて食いが渋いのはわかるのが、あまりに針掛りがしなさすぎるっ!と思ってよーく貸し竿の仕掛けを見ると、ちょっと針が大きすぎるようだ。
 ハリスも道糸もずいぶん太いし。

 この季節に貸し竿の仕掛けでそのまま釣るのは、ちょっと難しいようでしたね。
 2時間ばかりで、釣果はゼロでしたが長男はウキの動きで魚が釣れそうになることなどに興味をより覚えたようで、また行きたいと喜んでおりました。
 次回は、自前の仕掛けで挑戦してみることにします。

 こどものころに、近所の川で父親と一緒に釣り糸を垂れていたことが懐かしく思い出されました。30数年の時を経て、今度は小生が父親の役割になってしまいました。
 暖かくなったら、管理釣り場ではなく、自然の川か湖に連れて行って、本当の釣りのの面白さと難しさ長男に教えてやろうおもった初春の休みなのでした。
 釣りってのは、親子の会話もあり、時間もゆったり流れて、なかなか楽しゅうございました。

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 2004年1月から朝日新聞の朝刊に連載されていた「カラシニコフ 銃・国家・ひとびと」という記事を加筆してまとめた文庫「カラシニコフ機廚函屮ラシニコフ供廚任后

 中東でのテロや国の内紛などの紛争地域で使われまくっている連射可能なライフル銃「AK47」を軸に紛争地域の国、人を取材し、「AK47」から透けて見える国家のあり方を論じています。「AK47」を開発したカラシニコフ本人にも取材をしていて、銃器の勉強にも少しなります。
 「カラシニコフ機廚任蓮■腺烹苅靴扱いが簡単で、部品が少なく、さほどの手入れをしなくても暴発も故障もしない優秀な銃なために、紛争地域で子供や女性が兵士として借り出され、戦争を長期化複雑化させていることや、銃器で身を守ることでの安全確保をした社会の失敗や問題に触れています。AK47が誰にでも扱える優秀かつ簡単な銃だからこそ起きてしまっている悲劇もあるということでしょう。

 第二巻の「カラシニコフ供廚任蓮■腺烹苅靴あるからこその経済活動(偽AK47や、ライセンス生産のことなど)にも焦点をあてています。
 カラシニコフを国家の関わりという視点でまとめてあります。

 紛争地域での地道な取材にリアリティもあり、なかなか知識欲にそそられる本でしたが、たまにある左翼的な筆者の思考が滲み出してきていたのが、やけに気になりました。
 朝日新聞の連載をまとめた本ではしょうがないのかもしれませんが、、、、

 「国民の生活の安全を守れない国家は、失敗国家である」
 つまりは、この一言を訴えたかったわけだと思いました。
 
 いやはや、社会は複雑にいろんなことが絡んで成り立っていると実感した本でした。
 年末から続いた連続勤務が、まもなく終わろうとしております。
 明日は、2011年の初のお休みです。

 なーんの予定もなくて、学校の始まる子供たちが帰宅してきたら、ちょっと連れ出してお年玉代わりに玩具でも買ってやろうと思ってます。
 ただ、金銭の大小の感覚も感じさせるために、定額予算制度を導入するつもりです。
 『ひとり2000円までの欲しいモノを無条件で買ってやる』と宣言してあります。

 長女は、『マフラーをお願いしますっ!』と言い
 長男は、『「爆丸」が2000円でいくつ買えるのかっ?』と必死に計算し、
 次男は、『ウルトラマンの人形はひとついくらで、2000円ってどれくらい?』と悩んでいます。

 愚妻へのお年玉は、小生のキンタマでも食らわしてやろう、、、、。
 おっと、これは2000円以上の品だった。