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2歳の初陣を飾れるか、いざスカラブレイ

今週は非常に大切なレースが2つ。

まずは、2歳世代の初デビュー馬、スカラブレイが日曜の小倉4レース、メイクデビュー小倉に出走。
血統面を考慮してなのか、それとも調教の過程で短いほうが向く印象を受けたのか分かりませんが、
予想外の芝1200mでの出走になりました。

とにかくこの馬は順調に進んできた馬ですが、若いときはそれほど注目されるようなタイプではありませんでした。
しかし、この春先あたりからグッと馬体が大人っぽくなると、みるみるうちに走りのほうも成長してきたようで、
素晴らしいスピード、いいバネを持った馬に成長してくれました。


ただ、入厩してからは、気性の幼さを露呈したり、飼い食いが細くなるなど心配させるところもありました。
それでも一週前の追い切りでは、坂路で52.6を記録。確かな脚力を示し福永騎手を驚かせました。

追い切りの本数も普通に考えればちょっと少ないレベルで、体調も100%とはいかないようですが、
そんな中でも格好だけはつけてくれないかと期待しています。

現役を退いた兄に追いつけるような馬になってくれるか?
いよいよ、スカラブレイの現役生活が始まります。


ちなみに同じレースには、シゲルヒラシャインとシゲルリジチョウが走るいうサプライズ。
名前的なこっちのどんでん返しがあるのかもちょっと期待してみたいところですね(笑)

ランザローテ、ノーザンホースパークで乗馬へ

会いにいけるうれしさ。
一口としてこれほど嬉しいことはありません。

牝馬は繁殖に上がることはあっても、基本的に会いに行くことはできません。
牡馬は種牡馬にでもならない限り、なかなか会いにいけません。
いかに、引退後会いにいける馬とめぐり合うのが難しいことか。

激闘の末に引退となったランザローテですが、
ノーザンホースパークで乗馬として余生をすごすこととなりました。


もちろんまずは脚を治すことが大前提。
そして、その先にはノーザンホースパークという日本最高レベルの環境で乗馬として活躍してくれることでしょう。

また、ノーザンホースパークにはデルタブルース、ダイナガリバーなど様々な名馬がいる環境。
そして、若い馬として未来のホースマンの育成にも用いられることでしょう。

ランザローテの背中で育った厩務員、ジョッキーの卵が、
JRAの舞台で活躍する姿が目に浮かびます。

ランザローテが脚をしっかり治してノーザンホースパークに登場するとなれば、
社台の「Thoroughbred誌」にも紹介されることでしょう。
そうなれば、北海道に会いに行くしかないですね。

苦しい競馬も大健闘

日曜日、函館の8レースに出走したアンプレヴーは5着まで。

久々に競馬場に現れたアンプレヴー。
大して大きなケガもしていなかったのに、5ヶ月の休養明け。
やはりあの厩舎は使ってもらえる馬と使ってもらえない馬の差が大きすぎる・・・。


馬体重は430kgと休養前とほとんど変わらず。
ただ、いつも入れ込みが強い馬がブリンカー効果もあって、やや落ち着きを取り戻した印象でした。

最内枠という小柄な牝馬には苦しい枠。
スタートは五分に出ましたが、二歩目でちょっと躓いてしまい、中団より後ろの競馬。
フタをされて外に回すこともできず、インコースのまま揉まれながら我慢の競馬。

それでも、直線に入るとわずかなスペースに突っ込むようにして追い込み態勢。
一瞬、おっと思わせてくれましたが、やはり小さすぎる進路を破ることはできませんでした。


とはいえ、あれだけまともに調教せずに5着は立派な成績。
ここで続戦してくれれば良かったのですが、またまた放牧とは頭が痛いところ。

これではいつまで経ってもベストの状態にはなりませんなぁ・・・。