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夏バテですか

日曜日の小倉8レース、3歳以上500万下に出走したマカリオスは11着に大敗。
その後、夏バテの判断ですぐにグリーンウッドに放牧となってしまいました。

腰の甘さやトモの緩さを残しながらも毛ヅヤが良く、適度にハリのある筋肉が魅力的だったパドック。
精神的にも落ち着いていて、今回はやってくれそうかなぁと思っていたんですが。


レースは押して先行策も、他の馬も早く馬の後ろに入ってしまう形に。
明らかに砂を嫌がって頭を上げたり、下を出してハミを噛もうとしなかったりで踏んだり蹴ったり。
さらに勝負どころで一番やって欲しくない揉まれる競馬となり全く力を発揮できないまま終わってしまいました。

とはいえ、3コーナーからペースアップに対応できていないのもまた事実。
ワーキングボーイなんかがそうであったように、3歳で古馬に揉まれる競馬は少々厳しいのかもしれません。

現状では精神的に幼さが抜けていないのが最大のウィークポイント。
とにかく馬に挟まれるだけで完全にレースを放棄するような感じで困り者です。

とりあえずは夏はグリーンウッドで体調と機嫌を直してもらって、
秋競馬にもう一歩成長した姿で帰ってきてくれればと思います。

基本的にぐうたらでおっちょこちょいなのがマカリオスのキャラクター。
ひとつ勝ってくれたことだし、長い目で見てあげましょう。

激動の競走馬生活を終えて

$Thoroughbred World-ランザローテ-2009.3.29マーチS

本日、キャロットクラブのHPにてランザローテの引退が発表されました。

・前走で痛めた左前脚の状態が思わしくなく、良化スローであること
・年齢的なことも考慮して、ここで時間が掛かってしまうと数を使うことが難しいこと

正直、前走のレース中に明らかに立ち上がってその後の流れを見ると、
なんだかやるせない気持ちにもなるのですが、これも競馬かなあという気もします。


とにかくこの子は体質の弱さとの闘いでした。

セレクトセールで購買された後にキャンセルになった仔だったのですが、
当時、新種牡馬だったアグネスタキオンの仔であり、
さらにスケール抜群の馬体、募集時から他の馬を置き去りにする圧倒的なスピードに惚れて自信の出資でした。

しかし、とにかく脚元が弱く、さらにノド鳴りの手術など、ほとんどまともに調教すらできなかった馬。
同期のブルーメンブラットがクラシック出走など華々しい活躍を見せる中で、歯がゆい思いをしてきました。

デビュー戦はダービーが終わった後の函館。
既走馬相手に10馬身差をつける圧勝劇から始まった彼のキャリアは、
4年という現役生活の中でたった13のレースに凝縮されることとなりました。


「無事これ名馬」出走することの難しさをこれほど思い知らされた馬はいません。
長期休養明けだろうが、屈腱炎明けだろうが、サクッと勝ってくるのですが、それがなかなか続かない。
アグネスタキオン産駒では珍しく晩成、日の目を浴びたのは6歳の夏でした。


2009.7.12プロキオンSではトーホウドルチェとの激しい叩き合いを制して重賞初制覇。
長い長い夜を越えての重賞制覇は他の馬とは違う格別の味でした。



こうやってランザローテの現役を振り返ってみると、寂しい気持ちもありますがホッとしているところもあります。
ケガを負ってのリタイアでよかったとは言いませんが、
現役を続けていくうちでもっと痛い思いをしたかもしれないとも思うからです。

無事だったらどれぐらい活躍できただろう-というのはきっとこの先も話の種になりそう。

最後の最後だけ不完全燃焼に終わった思いは、弟のスカラブレイに託すことにしましょう。
こうやって競馬は続いていくのですから。

こうなったらダートでGⅠに出走できる馬探さないとなぁ(笑)
$Thoroughbred World-ランザローテ-ノーザンF2008.5
Thank you♪Lanzarote♪

函館記念(GⅢ)-予想

なんか予想したくなったので、明日の函館記念をジックリ予想してみましょう。

例年にありがちな夏馬と洋芝巧者が集まる難解な一戦なのですが、
今回は札幌1戦1勝で重賞勝ちのないジャミールがやや抜けた1番人気というちょっと変わった函館記念です。

エリモハリアー-函館【4-1-0-4】函館記念3連覇
フィールドベアー-函館【3-5-0-2】
シャドウゲイト-函館【1-0-1-0】

他にも
マイネルスターリー-札幌【5-0-0-2】
ナムラマース-札幌【3-0-0-0】
サクラオリオン-札幌【2-1-2-0】

と洋芝厨がごろごろといるレース。
ジャミールをコース巧者として、本線に祭り上げるのは少々強引な印象を受けた。


また、今回は離して逃げるのが確定のテイエムプリキュアのほか、
ドリームサンデー、マンハッタンスカイ、シャドウゲイトと人気どころで逃げ馬が揃った。

ただ、逃げるテイエムプリキュアよりも2番手を担うこの3頭の出方が重要。
ともに前に馬がいてもなんら問題ないタイプだけに、メンバーほどペースは速くならないと見た。



本命は◎フィールドベアー。

前走は1番人気を背負いながら、マンハッタンスカイの緩いペースにやられて4着まで。
ただ、内容としてはよく追い込んだ印象が強く、さすがに前走よりはペースが速くなると想定される今回は、
フィールドベアーにとっては絶好の展開となるはずだ。

さらに、普段は頼りないもののこの馬にはよく合っている主戦秋山が戻ってきたのも好感。
狙っていたレースでもあり、仕上がりもバッチリ。陣営も悲願のタイトルへ、メイチで臨んだようだ。




○マイネルスターリー

マイネルスターリーは函館は初めてになるが、なんと言っても札幌5勝の実績が光る。
中京で行われた小倉大賞典では厳しい展開を2位入線(5着降着)、ある程度ペースが流れる今回は嬉しいところ。

前走は終いの切れ味勝負になってしまい辛い展開になったが、今回は巻き返し必至。
枠順はジョッキーも理想的、中団より少し前でレースできればしっかり捕らえてくれるはず。




▲シャドウゲイト

この馬はなかなか信用できない馬で中心には置きづらい。
特に今回は、シンガポールに遠征、しかも除外になった後のレースで正直中身がどこまでできているか。

とはいえ、今年は大きく出遅れて参考外の中山記念を除けば、②①着内容も秀逸。
今回は同型との兼ね合いがポイントになるとはいえ、
仮にペースが上がって上がりの掛かる展開になったとしても望むところのはず。

テイエムプリキュアが思いっきり行って縦長になれば包まれることもなくお望みの展開になることも。




△ジャミール

時計を要す洋芝への適性ははっきり言って不明。
しかし、やはりいつものメンバーの中に入ると素質的に分からない部分があり魅力的なのも十分わかる。
基本的にこういう馬を追うと痛い目を見るのがデフォルトだが、相手にシレ~っと入れるなら被害も小さい。

阪神大賞典などの内容は確かに能力を感じるものだったが、
果たしてある程度ペースが速くなったところでゴール前一転というほど前が止まる展開になるのか?
脚質と後方待機のアンカツという地雷な組み合わせも含め、ハイリスクローリターンではあると思う。




△スマートステージ

相手なりのタイプでどちらかと言うと長くいい脚を使うタイプには見えるが、
ここまで評価が低いならば、上昇度含め狙ってみたい一頭。

どスローになってしまった前走でもしっかりと自分の競馬をして、差を詰めた4着。
そういった競馬をしながらもハンデが据え置きの54kgはラッキーじゃないか。
外枠を引いて中団から進めるタイプだけに、ロスが心配ではあるが、
馬体を併せてという展開になれば、持ち前のしぶとさを生かして馬券圏内も十分あるはず。



◎フィールドベアー(3-6.7)
○マイネルスターリー(2-6.4)
▲シャドウゲイト(6-10.6)
△ジャミール(1-4.2)
△スマートステージ(7-14.3)

◎軸○▲△△馬連が軸
◎○軸▲△△三連単マルチで遊ぶ