Thoroughbred World -125ページ目

ノルマンディーオーナーズクラブ募集予定馬全頭斬り2020 1-10

ノルマンディーもいよいよ締切日になりましたね。

毎年恒例の全頭斬り、今年は短期集中で一気に見ることができました。

 

本編に入る前に★の見方と注意事項
★のイメージですが、MAXが7つとしております
★×7 世代最高クラスですわ、出資できるなら絶対行きたいな
★×6 お、ええやん 条件付きですぐ名前書きますわ
★×5 なかなかのデキやな 出資候補やわ
★×4 まあまあええな 中の上やわ
★×3 ここ平均
★×2 うーん、ちょっと厳しいんとちゃうか
★×1 これ良いと思った奴とは仲良くなれんわ、眼科で会おう
 
各馬の評価とコメントはあくまで個人の感想ですので何卒ご了承ください。

 

1.オヒアの19(ロージズインメイ)★★★★

 

初仔ながら馬格に恵まれて、非常にしっかりとした印象があります。

下地としてはダートで、箱型の体型と返しの強さが特筆ものでありパワフルなレース運びを期待できそうです。

一方で気になるのは前の繋ぎがやや緩い点で、ここが果たしてダートで力を発揮したいというところとマッチするのか。

母系の活力もまずまずで、40口じゃなければなあという一頭です。

 

2.インフィニートの19(タイムパラドックス)★★

 

こちらもダート血統らしくがっちりした馬体が魅力です。

トモの容積が大きく、エンジンは秘めていそうではありますが、こちらは初仔らしく若干サイズに疑問が残ります。

また、前繋ぎが硬めで、やや弓っぽさも感じさせますし、両後ろ脚が若干内側に刺さるような面もあり、

ややリスクの高いタイプのように思います。

 

 

3.エイシンポラリスの19(エイシンヒカリ)★★★★

 

今回の募集ラインナップの中でも、血統レベルはかなり上位に入りそうなレベルです。

馬体はカタログ写真で見るとかなり背中が長く間延びしているように見えます。

その要因はトモの飛節がやや緩い構造であるところかなと思います。

一方で動画で見ると、トモの関節が非常に柔らかく、歩きに柔軟性があり、

飛節の構造が良い方向に向かっている馬体に見えます。

ステイヤータイプに多い体型なので、メンタルが悪い方向に向かなければ、2000m以上でも楽しめそうです。

 

 

4.オウシュウフリートの19(ザファクター)★★

 

ザファクター産駒は初見なので、判断が付きづらいところはありますが、

War Front系なのでダートで、ややゆったりとした造りの馬が多いのでしょうか。

この馬は4月生まれというのを加味してもちょっと成長が遅いように感じます。

また、前の繋ぎがかなり緩く、ピリッとした脚を使えるのかという疑問も残ります。

背中の感じからしてもちょっと時間のかかるタイプの印象です。

 

 

5.クラックコードの19(スクリーンヒーロー)★★★

 

5月生まれでありながら成長が早く、すでに平均レベルのサイズまで成長しています。

写真のイメージからしてもかなり脚長で、膝下も長く父と母父のイメージ通りステイヤータイプになりそうです。

肩回りも発達していますし、毛ヅヤの良さから健康面も良さそうではありますが、

あとはどれぐらいサイズが大きくなってくるかでしょう。脚元は悪くないように見えますが、

ちょっと不器用なタイプにはなるかもしれません。

 

 

6.ソラコマチの19(リオンディーズ)★★★

 

これは判断が難しい馬になりますね。

1月生まれとはいえすでに515kgと、そしてそれを受けるクッションがやや硬めなので、

もうちょっと沈んでこないと故障リスクが高いかもしれません。肩捌きもちょっと硬めに感じます。

しかし、このパワーと完成度はうまく育成さえできれば楽しみになります。

また、ノーザン育成のジェネティクスが4勝していますが、育成が違う点をどう捉えるかというのもあります。

 

 

7.バイタルクィーンの19(フリオーソ)★★★★

 

5月生まれではありますが、中サイズに成長し、馬体のバランスもよく安定感があります。

歩様もまずまず柔らかく、繋ぎもちょうどいいぐらいです。

どこかがすごく良いとか抜きんでているというセールスポイントは感じられませんが、

どれをとっても平均以上で計算できるタイプと言えるでしょうか。

あとは母系の勢いがやや乏しいところをどう見るかでしょう。

 

 

8.ハイデフィニションの19(イスラボニータ)★★★

 

2005年産の母ではありますが、2013年から2017年までノーデータとまだこの馬で2頭目となります。

その姉のハイレリーフはかなり使い倒されていますが、勝ち負けには加われず。

本馬は膝関節の柔らかさが父似で、マイルぐらいということを考えると背中が短いところもマイナスにはならなそうです。

肩回りの発達はポジティブな特徴と捉えたいところではありますが、捌きという意味では若干硬め。

飛節の造りには余裕がありますが、踏込はしっかりしています。

 

 

9.フォーハピネスの19(イスラボニータ)★★★★★

 

カタログではちょっと胴長に見えますが、動画を見るとちょうど良いぐらいのマイラー体型です。

四肢がしっかりとして、脚が真っすぐ降りた姿勢の良さを感じます。

歩様は返しが鋭く、前進気勢を感じます。トモの踏込の良さもあります。

筋肉量も豊富でサイズ的にもちょうど良く人気になりそうな一頭ですね。

気になるところがあるとすれば、右前脚の捌きが硬いところでしょうか。若干左右差がある感じは否めません。

 

 

10.ヤマサラグランジュの19(ロージズインメイ)★★★

 

非常にバランスの良い馬体です。血統的にはもうちょっとガサが欲しいところではありますので、

そのあたりがどう出るかというところでしょうか。

動きは非常にスムーズで躍動感がありますね。肩の可動域もまずまず取れています。

血統的にダートなのですが、見た目も動きも芝馬なので、このあたりがミスマッチなんですよね。

繋ぎも柔軟性がある一方で、ちょっと短めというのもなんとも難しい。厩舎的にもまた悩ましいですねえ。

【今週の出走馬】エアリーフローラ(亀田)、ラルゲッツァ(亀田)

20/11/7 福島8レース 3歳以上1勝クラス(芝1200m) エアリーフローラ 亀田温心騎手




ここ2戦全く結果が出せていないエアリーフローラ。
1200で重馬場が合わないからの、マイル戦が合わなかったと明確な言い訳があるにせよ、牝馬でいったんリズムを崩してしまっただけに、立て直しできるかは半信半疑です。

精神面が難しい馬なので、今回はちょっとゆったり気味に作ってあるとのことですが、その割には体重が重めなので、ここにきて実が入った可能性にも期待したいです。

現状では逃げた方がいいと思うので、スタートさえまともなら内枠が活かしてスピード任せに行ってもらいたいですね。


20/11/8 福島8レース 3歳以上1勝クラス(芝1200m) ラルゲッツァ 亀田温心騎手




こちらも亀田騎手。
7月頭の競馬以来4ヶ月ぶりになります。前走は逃げてあわやの競馬を見せて6着ながら0.4秒差。メンタル的に脆いところはありますが、このクラスでも通用しておかしくないスピードの持ち主です。

前走後、少し前足の裏部分に腫れが出たとのことでヒヤッとしましたが、そこからの調整は順調で、休んだことで心にもゆとりが出ている模様です。

こちらも持ち味は先行力ではありますが、行きたい馬も多い組み合わせなので、どう折り合うかが鍵になりそう。
過去に小倉でハイペースで潰れた経験もあるので、できれば番手で折り合いたいところです。

シュヴァリエローズ、萩ステークスを勝利!

20/10/31 京都9レース 萩ステークス(L) シュヴァリエローズ 北村友一騎手 優勝

 

クロミナンスの歓喜からわずか20分。今後はシュヴァリエローズが頑張ってくれました。

不完全燃焼に終わってしまった前走の新潟2歳ステークスからは距離延長。

 

相変わらずのハードトレーニングではありましたが、馬体重はなんとか維持して増減なし。

やや入れ込んでいるようにも見受けられたものの、手先の軽さがあって、

軽い造りであるところの良い点が出たようなパドックだったかと思います。

 

レースでは、ゲートは微妙でしたが、そのあと二の脚がスッとついて先行策。

逃げ馬が抜けた後、やや掛かり気味に2番手に行ったので、ちょっと不安はありましたが、

ポジションを取ってからは落ち着いて走ることができたと思います。

 

首をうまく使ったロスの少ないフォームで追走できていましたし、

勝負どころでの手応えにも余裕があったように思います。

 

逃げたピンクカメハメハよりも3頭分ぐらい外に持ち出して、直線の入り口で先頭。

両脇から迫るジュンブルースカイとワンダフルタウンの追撃をきっちり凌いで快勝となりました。

 

5月生まれでまだ華奢な体。さらに追い出してから鞭に過剰に反応してフラフラする面がありながら、

それでも抜かせなかったのは評価できると思います。

 

一方で、客観的に見て例年の萩ステークスと比べるとややメンバーレベルが小粒であったことも事実。

次からは重賞に挑むことになりますが、さらなる成長に期待したいところです。

 

この時期にリステッドを勝てたことは大きいですが、新馬+2歳のリステッド勝ちだと、

ダービーへの出走は厳しく、皐月賞もギリギリというラインです。

1勝+3歳のOP勝ち、あるいは、2勝+重賞2着の馬に賞金で抜かれてしまうと思うので、

実はまだ心配なところもあります。

 

萩ステークス勝ちと言えばホープフルSを目指すというのが定石ですが、

このあたりを清水先生がどう判断されるかでしょう。

年内に使うとしたら京都2歳SかホープフルSか。明けて京成杯なども選択肢でしょうかね。

 

クラシック出走に向けて、「勝って兜の緒を締めよ」ですね。

 

清水先生、北村友一騎手ありがとうございました!