本日修理のブログを書かせて頂いた、Sonos社の

「Roam」ですが、とても良い音だったので

レビューも書いてみたいと思います。

元々一番欲しかったBluetoothスピーカーだったんです。

理由はBOSEやJBLとはまた異なる人気が海外であることです。

 

Sonos社に関して説明すると、アメリカで2002年に設立された

「スマートホームサラウンドシステム」を売りとしている

海外のネットワークオーディオではNo.1と言っても良い

有名な会社です。日本には2018年にスマートスピーカー市場に

参入してきましたが、メキメキと実力を発揮していて

存在感を増してきています。正直、製品が高性能である一方

多機能であるためお値段的に手を出しにくい印象がありました。

 

スマートスピーカーで有名なSonos社。

その中で今回ご紹介する「Roam」はスマートBluetoothスピーカーに

位置付けられている製品です。2021年9月30日に販売されており、

まだ発売3年に満たない新顔のBluetoothスピーカーです。

 

それでは早速Sonos社の「Roam」のフォルムを見ていきましょう!

最近はやりの筒型ですが、この「Roam」は丸みを帯びた三角の

筒型になっております。デザインはとてもシンプルですが、

ポリカーボネートという高強度なプラスチック製のスピーカーグリル、

グリルの内側にはハニカム構造の音響フレームがはまっています。

縦置きの際には底面のラバー素材が制振の役割を果たす形になります。

 

また、脚が付いているため、横置きが可能です。

 

横置きにするとこんな感じ。このスピーカーの良いところは

縦置き・横置きでそれぞれ音の調整をしてくれるので、

それぞれの置き方でベストな音が出てくるところです。

 

本製品の修理時にアップさせて頂いた写真ですが、

ミッドウーハー(右側)とツイーター(左側)からなる

2WAYスピーカーとなっております。

 

端子と電源ボタンは横置きした時に背面側になる部分に

充電用のUSB TYPE-Cと電源/Bluetoothボタンが配置されています。

充電に関しては、USB充電の他にワイヤレスQi充電も可能です。

縦置きした時に底面になる部分にQiのコイルが内蔵されています。

 

イヤホンとか最新のものだとQi充電に対応しているものはありますが、

BluetoothスピーカーでQi充電に対応している機種は少ないのでは…

 

縦置きした際に天面となる部分にはボタン類が配置されています。

手前側がマイクボタン、奥側は左から音量+ボタン、再生/一時停止ボタン

音量-ボタンとなっております。

(写真が反対でした…逆向きで写真を撮影していました)

マイクボタンが付いているということは、

マイクが何かの役割をしているということです。

ハンズフリーで用いるマイクとしては非対応ですが、

スマートスピーカーとしても用いる際に、迅速な音声操作を行うことが

できます。またマイクをONにすることで、オートマティック

Trueplayチューニングによって周辺環境やコンテンツに合わせて

自動で音声が調整されるという、素晴らしい機能も備えています。

 

他にも多機能な側面があり、Bluetooth接続の他に

Airplay、Airplay2、Wi-fi接続ができます。

自宅ではWi-fi接続、外出の時にはBluetooth接続に自動接続させることが

できるため、その場所で最適な接続方法がノンストレスで選択できます。

またAmazon AlexaとGoogleアシスタント両方に対応しているので、

スマート家電を動かすこともできますし、再生デバイスとしても

使うことができます。Amazon Musicをヘビーユーズしている

私的にはもうこれは最強スピーカーです(笑)

 

他にもステレオペアリングだったり、防水・防塵性能がIP67だったり。

一方で使用されている方の口コミをみるとデメリットも

ありました。接続が急に切れたり、Wi-fi環境下でアプリを用いて

Bluetooth接続を認識させるとかですかね。一応Bluetoothに関しては

アプリが無くてもペアリングできますが、イコライザを使ったり

多機能を使いこなすには「Sonos S2」というアプリと

Wi-fi環境が必要になります。

 

あと少し変わっているのが、CPUとメモリが搭載されている事。

CPUはメーカーHPによるとQuad Core; 1.3 GHz A-53、

メモリは1GB SDRAM; 4GB NVとなっています。

スペック的に昔のスマホなのかな?というレベル。

搭載されている詳しい理由は分かりません…

 

購入に関しては、中古市場では12000円~17000円で販売されていますが、

そこまで出品数は多くありません。たまにジャンクが2000円くらいで

販売されていますが、すぐに売り切れます。

新品で購入するのであれば、19000円台~20000円くらいで

購入可能となっております。

 

音に関してですが、素人である私の主観であることを前提とした上で、

レビューしていきます。

 

全体的な印象としては

「コンパクトでスタイリッシュな外観と相反して、

 奥行きがあってリッチな低音、中高音もすばらしい

 これぞ最強の多機能Bluetoothスピーカー」です。

 

元々モノラルの2WAYスピーカーであるため、

低音と中高音の分離はお手の物です。

低音はBOSEのSoundLink miniのような

空間を圧倒するような重低音よりというよりは、

JBLの低音に近い感じはしますが、「質の低音」という感じですね。

パワーは劣りますが、「質」で勝負している感じ。

空間を圧倒するような重低音は、一軒家や店舗のような

気にせずに音を出せる空間以外ではフルに実力を発揮させることは

難しいと思います。その点、「Roam」は心地よい上質な

低音がミッドウーハーから出てきます。

また、ミッドウーハーを搭載することで

中高音のボーカル周波数を忠実に再現させることが可能な

ようです。実際に聞いてみるとボーカル音は

凄くクリアで聞きやすく音の分離感もあります。

 

書斎でしか視聴していませんが、

オートマティックTrueplayチューニングによって、

その場所に最適な音に自動調整されるというチート機能が

搭載されています。他のBluetoothスピーカーとは異なる

音の最適化が自動で調整されるというのは別格な機能ですよね。

(高級なサウンドバーなどにはこういった機能は搭載されていますが)

 

それでは10段階で評価した結果をお示しいたします。

 

デザイン ★★★★★★★★★★      10

機能性    ★★★★★★★★★★☆☆    12

携帯性  ★★★★★★★★                 8

音質       ★★★★★★★★★★☆       11

低音       ★★★★★★★★★★    10

中高音    ★★★★★★★★★★☆   11

 

総合評価 10.3/10

 

正直なところ、このBluetoothスピーカーには賛否両論があります。

10点を超える点数を付けるのには少し抵抗感はありますが、

総合力を考えると10点を超える現時点では

最高のBluetoothスピーカーだと考えています。

 

メリット

・ミッドウーハーとツイーターの2WAY構造

・スマートスピーカーとしても使用可能

・Bluetooth以外にAirplayやWi-fiなど複数の接続方法がある

・オートマティックTrueplayチューニングによる音の自動調整

・ステレオペアリング

・ワイヤレスQi充電対応

・部屋によって音量制限をかけることができる(手動切替)

 

 

デメリット

評価項目に無い、安定したWi-Fi環境などに依存する上、

アプリが使いづらい、デザイン重視で操作方法は

マニュアル一読必須、接続の安定性に欠けるという点があります。

(Bluetoothは急に接続が切れることはないですが…

 Wi-fiやAirplayなどは接続が切れていたケースがありました)

 

このBluetoothスピーカーが適している人は、

・自宅ではWi-Fi環境が整っており、Alexa対応のスマート家電を持っている方

・屋外に持ち出してアウトドア使用もできる(防水・防塵性能:IP67)

・ワイヤレスで充電したい(ワイヤレスQi充電対応)

・iPhoneやiPadで音楽を聴く方(Airplay、Airplay2対応)

・低音は質にこだわり、ボーカル音や高音がきれいなスピーカーを求めている方

 

逆に適していない方は、下記の方ではないでしょうか。

・操作方法はシンプルが良いという方

・自宅にWi-Fi環境が整っていない方

・余計な機能は必要ない方

・接続に高い安定性を求める方

 

もちろんBluetoothスピーカーの好みはそれぞれですし、

万人におススメできるスピーカーはないと思います。

ですが携帯性や機能性や音質が良いBluetoothスピーカーとしては

このスピーカーが一番おススメできます。

音質だけ取れば、出力もサイズも大きいスピーカーが良いですし

携帯性だけ取れば、もっと小さいスピーカーは多く存在します。

あくまで購入する際の参考として見て頂けますと幸いです。

 

もし少しでも参考になったという方がいらっしゃったら、

いいねボタンを押して頂けると励みになりますので、

是非よろしくお願いいたします!

まだまだレビューできていないスピーカーは多いですが、

今後もコツコツとレビューしていきたいと思います。

それではまた!!

こんにちは!「Bluetoothスピーカー大好き」です!

今回はバッテリー交換シリーズとして、

SONOS社のRoamのバッテリー交換について紹介いたします。

 

バッテリー交換に関しては初めて?の記事かもしれませんが

修理関係はある程度知識を持っていないと大変なことになるので、

警告させて頂きます。また、長文になりますので、

興味の無い方はそっと本記事を閉じて頂けますと幸いです。

 

【※修理やバッテリー交換に関する警告※】

バッテリー交換に関しては、リチウムイオンバッテリーという

電池が使われています。パソコンなど充電を伴う製品には

多く使われているバッテリーです。

エネルギー効率が他の電池よりも非常に高いというメリットが

ありますが、一方で「衝撃」「圧迫」「発熱」「短絡」などにより

バッテリー内部に変化が起こり、発火・爆発などが発生しやすいという

デメリットもあります。

また「過充電」「過放電」の繰り返しによる電解液の劣化によって

ガスが発生しバッテリー膨張を起こしている事もあり、

不適切な取扱い(衝撃や穿刺など)によって爆発・発火など

重大な事故に繋がる可能性もあるため、専門的な知識を習得してから

修理を行うべきです。基本的に互換バッテリーがAmazonや

Aliexpressなどで販売されていますので、知識が無い方は

生セルを使うことは絶対におススメできません。

また本体を自分で開けてしまった瞬間から保証対象外となるため、

こちらも注意が必要となります。

修理やバッテリー交換に関しては自己責任でお願いいたします。

この記事は決して修理やバッテリー交換を推奨する記事ではありませんので、

ご理解とご了承をお願いいたします。

 

修理に関して警告を出させて頂きましたが、

リチウムイオンバッテリー関連の発火や爆発で

犠牲になった人もいます。修理に関してもちょっとした作業で

ショートすることもあります。私も感電した事がありますが、

本当に知識が無いと最悪の結果を招く恐れがあるなと思い

勉強した上で、自己責任で作業を行っています。

 

ということで、早速「Roam」のバッテリー交換について

説明していこうと思います。(写真のシリアル番号は

意図的に白もしくは黒く塗りつぶしております)

 

【準備物】

①バッテリー本体へのアプローチ用

・ケースオープナー(へら型とピック型)

・トルクスドライバー「T6」と「T10」

 

②バッテリーのセル交換

・生セル(18650 2600mAh)2本

・絶縁テープ

・熱収縮チューブ

・デジタルテスター(電圧チェック用)

・ミニスポット溶接機(接点スポット用)

・ヒートガン

 

手順①本体両端のラバー素材を外す

 

【参考①】Roamの本体写真。ボタンがあるラバー素材部と

反対側の製品名が記載されているラバー部分にネジがある。

 

Bluetoothスピーカーのほとんどは、防水性や見た目の良さを

考えてネジが見えないように工夫しています。

大抵の場合は、両面テープ等で固定されたスピーカーグリルを外すか

ラバー素材、シールなどを剥がすとネジがあるので

そこから修理のアプローチを行っていきます。

(製品ごとに異なるので、googleなどで

「●●(英語の製品名)+Teardown(Dissasembly)」

もしくは「●●(製品名)バッテリー交換(replacement)」と

調べるとバッテリー交換や分解動画などが掲載されています)

 

本製品だとラバー素材が使用されていますので、

ケースオープナーを使ってラバー素材を剥がしていきます。

 

なお、ボタンが付いていない方のラバー素材がある本体には

急速充電器用のコイルが巻かれています。

金属のヘラなどでラバー素材を剥がそうとすると

コイルが傷つく可能性があるので、慎重に剥がしてくださいね。

 

【参考②】ラバー部分は両面テープで接着されている。(黒色の部分)

慎重に剝がさないと、本体に傷が付いたりプラスチックが

割れたりするので注意。ちなみに私は若干割ってしまいました。

 

手順②スピーカーグリルを外す

 

1)スピーカーグリルを外すには、本体とスピーカーグリルを

固定しているネジを外す必要があります。

両側面についている赤枠でお示しした部分のネジを外してください。

※ネジを外す時は、トルクスドライバー(T-6)を使います。

 

2)ネジを外したら、今度はスピーカーグリルを外します。

スピーカーグリルは本体と両面テープで接着されているので、

ケースオープナーを用いてゆっくりと時間をかけて開いていきます。

(ヒートガンなどで温めると早く剥がせますが、バッテリーの過熱リスクや

プラスチックが溶けると困るので私は使いませんでした)

 

【参考③】スピーカーグリルの裏面。赤枠の部分に両面テープが付いており、

本体とスピーカーグリルの接着を高めている。スピーカーグリルは

恐らくプラスチック製のため、大きな力が加わると割れてしまうため

ゆっくりと両面テープの接着を剥がしていく必要がある。

 

手順③本体を開けてバッテリーを取り出す

 

1)本体とスピーカーユニット側が付いているカバーを固定している

6本のネジをトルクスドライバー(T-10)で外していきます。

 

2)全てのネジを外すと手でカバーを持ち上げます。

両面テープで固定されていないので、比較的簡単に持ち上がりますが

カバー側にはスピーカーユニットと繋がるスピーカーケーブルが

本体と繋がっているため、無理やり剥がさないように気を付けます。

3)本体側の爪があるので、ドライバーなどで爪を

抑えて、端子を引き抜きます。(写真はバッテリー端子)

 

端子を抜いたら、外したカバーは別の場所で保管しておきます。

(スピーカーユニット、ツイーターが凹まないようにケーブル側を

下にして保管しておきます)

 

4)本体側基盤にはフラットケーブルが2本(写真赤枠部分)と

恐らくBluetoothのアンテナに繋がるケーブルが1本繋がっています。

フラットケーブルは黒色の留め具を上に跳ね上げると

外れるようになっています。外す時はピンセットを用いても良いですが、

端子部分に触れるとショートする可能性もあるので

プラスチックのピンセットを用いると安全です。

被覆されているケーブルの部分を軽く端子と逆側に引っ張ると外れます。

アンテナケーブルは本体側と強く接着されているようだったので

無理やり外さず、そのままにしておきました。

 

5)基盤側の4つのネジを外します(赤丸部分)。トルクスドライバー(T-10)を

用いて外すとバッテリーカバーが露出しますので、

バッテリーカバーを固定しているネジを同様のドライバーで外します。

6) バッテリーも同様にバッテリーケーブルが基盤に挿さっているので、

端子の爪を抑えながら外します。

 

手順④バッテリーの交換

 

※バッテリーの生セル交換は危険を伴うため、

バッテリー交換に詳しくない方は絶対に実施しないでください。

通販サイトで互換バッテリーが販売されているので

そちらを使用することをおススメいたします。

 

1)バッテリーをカバーから剥がす

バッテリーとカバーは両面テープで固定されています。

ケースオープナーやドライバー(金属製)を用いて外すと

バッテリーがショートしたり、損傷して爆発や発火のリスクがあるため、

ゆっくりとプラスチックのへらなどで剥がします。

バッテリー側を傷付けないように十分に注意を払ってください。

 

2-a) 新しいバッテリーと交換する

互換バッテリーがある場合は、そのままバッテリーを付け替えてください。

私は生セル交換で対応していますので、少し手順が複雑になります。

 

2-b) 新しいバッテリーの作成(くれぐれも自己責任で。危険を伴います)

1. バッテリーの外皮(プラスチックの被覆材)を剥がします。

ハサミなどで一部を切って剥がしていきます。

 

【参考④】バッテリーの外皮を剥がした状態。ニッケルプレートで

保護端子が生セルのプラス側、マイナス側とそれぞれ繋がっている。

 

2. 保護端子と繋がっているニッケルプレートを剥がします。

(どのような回路接続がされているか、写真を撮っておくと

 スポット溶接時に再確認できます)

※剥がす時はペンチで剥がしましたが、+端子と-端子を同時に

触れてしまうとショートします。最悪バッテリーが爆発します。

 

3. 剥がしたらニッケルプレートがバッテリー側も

保護回路側もちぎれてしまった状態になってしまうので、

新たにバッテリーと保護回路を繋ぐために新しいニッケルプレートで

スポット溶接を行います。

 

4.  生セルの電圧をチェックし、バッテリー作成の準備を行う

念のため、それぞれの生セルをチェックしたところ、それぞれ

「0.00V」と「0.65V」でした。バッテリーがお亡くなりになっています。

 

新しく交換する生セルは両方とも新しいものを充電して

電圧が同じものを使った方がバッテリーが長持ちするようです。

逆に中古で電圧がバラバラなものだと、バッテリー容量が小さくなったり

すぐにバッテリーがお亡くなりになるため、最低限

電圧は合わせる必要があります。今回は中古ですが充電して同じ電圧に

なっているものを使用しました。

 

バッテリーによって並列だったり、直列だったりするので、

どの端子をニッケルプレートのどこに溶接すればよいのかを

予め記録しておく必要があるので写真等で確認します。

今回の「Roam」は並列接続のため、プラス同士・マイナス同士で

スポット溶接します。

 

5. それぞれの保護端子から繋がっているニッケルプレートと

電池をスポット溶接します。

(詳しい写真は意図的にお示ししません。申し訳ありません…)

スポット溶接後は、プラス側、マイナス側のニッケルプレートか

基盤にテスターを当ててしっかりバッテリーから電圧が来ているか

確認して問題なければ次の作業に入ります。

 

6. 溶接後、ショートしないように端子部分は古いバッテリーの端子カバーや

絶縁テープを巻いて保護します。最後にバッテリーを再被覆します。

 

熱収縮チューブを被せますが、バッテリーの長さよりも少し長めに

切断しておきます。このチューブを加熱して収縮させるのですが、

相手はリチウムイオンバッテリーです。一定の部分に熱が加わると

危険ですので、短時間で加熱していないのを確認しながら

収縮させていきます。

 

以上でバッテリーの作成は終了です。

 

3) バッテリーを端子と接続する

新しいバッテリーを基盤の端子部分に接続します。

端子には爪があるので取れないようにしっかりと奥まで挿しこみます。

あとは元に戻していくだけです。

 

手順⑤ 再組立て

 

1) バッテリーカバーを被せてネジ止め(赤丸部分)

2)基盤を載せてネジ止め

(フラットケーブルを挟み込まないようにしっかり

 基盤のくぼんでいる部分を通して基盤の上に載せておく)

3) フラットケーブルを端子に挿して固定し、

 Bluetoothアンテナケーブルは再度本体に固定する

 ここで電源を入れてみて、しっかりと電源が入ることを確認します。

 

4) スピーカーケーブルを基盤にしっかり挿しこんで

 カバーを閉じて、ネジで本体とカバーを固定する

 

5) スピーカーグリルと本体をネジで固定する

 

6) ラバー素材を再度本体に両面テープで接着する

(基本的に分解時に剥がしていなければ再接着可能です。

 もし剥がれてしまって接着性が悪い場合は新品の両面テープで

 再固定してください)

 

7) 再度電源を入れてみて問題がないか確認。

 充電ができるかどうかもしっかりと確認します。

以上でバッテリー交換は完了となります。

音出し確認をしてみましたが、今までのBluetoothスピーカーの中で

ピカイチでしたので後日レビューも出来ればと思います。

やはり海外のオーディオメーカーのBluetoothスピーカーは

侮れませんね。

 

この記事が参考になったと感じられたら、

ぜひ「いいね」ボタンを押して頂けるとブログを書く時の

励みになるのでよろしくお願い致します☆

また気になることがあれば、コメントがあれば分かる範囲で

返答させて頂きます。

また、本ブログの写真は写真著作権を放棄しておりません。

フリマアプリなどでの許可のない利用は固くお断りさせて頂きます。

もしご利用される際はコメントにて一言利用の旨を

お伝えくださいませ☆

 

それでは皆様、良いBluetoothライフを!!

こんばんは!「Bluetoothスピーカー大好き」です!

今日も時間が少し確保できたので、最近入手したBluetoothスピーカーを

ご紹介いたします!

 

本日ご紹介させて頂くのは、みんなのおサイフの味方 ダイソーの

「SR1323(レトロスピーカー)」です。発売は2021年~2022年に

発売されたスピーカーで、発売当初は売り切れが続出するほどの

超メジャーなスピーカーです。ハードオフで110円で叩き売り

されていたので、聞けなかったら分解修理してみようと思って

購入しました。

 

色々とBluetoothスピーカーを集めて視聴していますが、

ダイソーのBluetoothスピーカーだけは購入していませんでした。

理由は元値が安いので、何か損した気分になるんですよね(笑)

価格を重視するということは、音質を代償にしているイメージが強くて…

ただダイソーのレトロタイプのBluetoothスピーカーは人気もあり

興味があったので、買ってみました。

 

と、余談はここまでにして、早速「SR1323」の

フォルムを見ていきましょう!

 

レトロ感があって、なかなかお洒落です。部屋の印象が少し柔らかくなる

デザインですね。可愛らしさもあるので性別を問わず誰にでもマッチします。

基本的に全てのボタン、端子は前面に集約されています。

左側下部にはボタン類があります。左から電源/モード切替ボタン、

曲戻し、再生/一時停止、曲送りボタンの順に並んでいます。

充電する時はボタンのさらに下にあるmicroUSB TYPE-B端子で

充電します。また、SDカードでMP3ファイル等も再生できるので、

BluetoothだけでなくMP3対応スピーカーとしても使えます。

右側のダイヤルは飾りかなと思ったのですが、音量調節ダイヤルに

なっていてビックリです。このBluetoothスピーカーの良いところは、

このダイヤルに起動音なども連動しているため、音を小さくしておけば

中華スピーカー特有の爆音起動音もミュートにできちゃいます。

 

背面は技適マーク、技適証明以外は何も書いてない

シンプルな構造。ネジが露出しているので、

分解しやすそう以外のコメントが見当たりません。

 

側面は両サイド丸みを帯びている以外は特筆すべき点はありません。

 

底面は本来やわらかめのスポンジがついていましたが、

安定性や防振性を考えて、防振ゴムを付けています。

(すいません、嘘です。買ったときにスポンジが一つ欠けていました)

 

視聴していて凄いなと思った点が、「10分無動作で自動電源OFF」という

便利な機能。結構シンプルな割に機能性も高いです。

 

相場に関してですが、なんと新品で税込み770円で購入できるんです!

近くにダイソーがある方は、フリマアプリなどで買うより

ダイソーで購入した方が確実です(新品は初期不良にも対応頂けますし)

 

音に関してですが、素人である私の主観であることを前提とした上で、

レビューしていきます。

 

全体的な印象としては

「お値段以上の音質と機能性、

   さすが僕らの味方ダイソー品質」です。

 

正直、ダイソーのBluetoothスピーカーって

お安いから音質もお安いんでしょ?と思っていましたが、

音はピュアな中華スピーカーより全然良いです。

高音はすごくクリアとまではいかないですが、

流し聴きするのであれば全然クリアに聞き取れます。

低音は安っぽいチープな音ではないですが、

出力が3Wなのでそこまでパワーのある低音ではないです。

一番引き立っているのはボーカル音。

音の分離感はあまり無いように感じますが、

ボーカル音がクリアに聞こえるので、悪くありません。

正直770円で買えるのは、お得だと思います。

 

デザイン ★★★★★★★★         8

機能性    ★★★★★★★        7

携帯性  ★★★★★★★★           8

音質       ★★★★★★                 6

低音       ★★★★★★★      7

中高音    ★★★★★★★              6

 

総合評価 7.0/10

 

このBluetoothスピーカーは、流し聴きが中心の方で

そこまで予算をかけたくない方で小型の中華スピーカーを買おうと

している方、携帯性も良いので旅行などに持ち運びたいけど

高いBluetoothスピーカーはちょっと失くしたら嫌だなという方には

最適だと思います。普段使いにも全然良いと思います。

 

余談ですが、構造が気になったので、裏蓋を開けてみました。

 

シンプルな構造をしており、アンプ基盤にスピーカーユニット、

バッテリーという無駄がないですね。

ちなみにスピーカーユニットは固定されておらず、

裏蓋を閉めるとリチウムイオン電池がスピーカーユニットの

裏のスポンジを通じて前面側に押し付けている構造でした。

また、リチウムイオンバッテリーはメジャーな18650電池1200mAhで

大体500円くらいはするので、実質250円くらいで

その他の部品が構成されているのではないでしょうか…

 

もし少しでも参考になったという方がいらっしゃったら、

いいねボタンを押して頂けると励みになりますので、

是非よろしくお願いいたします!

まだまだレビューできていないスピーカーは多いですが、

今後もコツコツとレビューしていきたいと思います。

それではまた!!

こんにちは!「Bluetoothスピーカー大好き」です!

本日は昼間に時間があったので、ヘッドホンの修理をしてみたので、

修理について記事を書かせて頂きます。

 

修理をしたヘッドホンはBluetoothスピーカーでも有名な

Marshall社の「MAJOR Ⅳ」です。

某ハードオフのジャンクコーナーで販売されていたのですが、

良いヘッドホンだとジャンクでも5000円以上するんですよね。

それでも購入したのには理由があります。

ジャンクの原因が、「イヤーパッド劣化+電源ボタン欠品

電源が入らないが、有線接続にて音出し確認済み」だったので、

まぁ最悪有線接続で聴ければ問題無いなと判断し購入しました。

 

ジャンクなので、実際に音出しだけは自分も確認して問題ない事を確認。

また、充電可能かどうかも確認し、こちらも充電ランプが点灯したので

購入しました。(タバコ臭かったですが、イヤーパッドは交換しますし

ファブっておけば臭いも取れるだろうと判断)

新しいイヤーパッドをAmazonで購入して、本体に装着後

しばらく箱に入れたまま棚に保管していました。

 

久しぶりに取り出して、作業机に出してみました。

改めて動作確認をしてみましたが、両耳からしっかりと良い音は

流れるものの、電源は入りません。充電用のTYPE-Cケーブルで

充電するとしっかりとオレンジのランプが点灯します。

 

「電源が入らない」という今回のトラブルで考えられることは

大きく3つ。

①バッテリーの劣化によりセルがダメになってしまい、

バッテリーに充電がされない

→ランプは光るので、充電しながらでも電源が入るタイプであれば、

 電源ボタンを押せば電源は入るはず

②どこかの回路がショートしてしまい、電源が入らない

→まともに通電しないため、充電ランプも光らないはず。

③電源ボタン周辺の物理的な破損、故障

→充電ランプは光るし、電源ボタン周りのトラブルである可能性が高い

 何よりも電源ボタンが欠品しているのが怪しい…

 

③の電源ボタン周辺の破損や故障などを疑いましたが、

まず一番多い原因である①バッテリーの劣化からチェックを行います。

「MAJOR Ⅳ」はR側に電源ボタンや充電端子が付いています。

経験的にBluetoothヘッドホンは、重さに偏りを出さないため、また

配線を複雑化させないために左右に役割を分担させる機種が多いです。

そのため、まずはL側のハウジングにアプローチしていきます。

左側のイヤーパットをとると写真のようにネジが4本付いているので、

外していきます。(イヤーパッドは左に回転させると容易に取れます)

 

ネジを外して少しスピーカーユニット側を引っ張ると隙間が空くので、

隙間にマイナスドライバーを差し込んで少しずつ開けていきます。

(製品によっては爪があったり、両面テープだったりしますが、

この製品は辺縁部が両面テープで留められていました)

完全に外すと写真のような構造をしていました。

バッテリーコードの端子を外して、テスターを用いて電圧を

チェックすると3.75V…バッテリーには問題は無さそうなので、

L側はネジを閉めて元の状態に戻しました。

 

バッテリーに問題がないということは、②回路の異常

③電源ボタンの物理的な異常のどちらかが濃厚なので、

今度はR側を開いてみます。

左側のようにシールが貼ってあるので、ゆっくりと剥がすと

ネジ穴が見えてきます。L側と同様に4本ネジがあるので

全て外します。

 

電源ボタンと繋がるフラットケーブルと端子がありましたので、

フラットケーブルを外します。ハウジング側にカバーがあったので

カバーごと引き抜くと電源ボタンが繋がった基盤が出てきました。

 

電源ボタン側の端子を見ると汚かったので、もしかしたら

何か液体が入っていた可能性もありますね。

ボタン側の金属部分もかなり汚れていて、

接触不良を起こしていたんだと思います。それにしても汚い。

フラットケーブルも汚れています。全ての端子、ケーブルの汚れを

接点復活剤で取っていきます。

その後、ハウジング側の端子もクリーニングして、

フラットケーブルを繋いで動作確認をしたところ・・・

 

電源が入ってLEDが点灯しました!!やったぜ。

 

電源ボタン側のカバーを付けて、元に戻します。

再度組み上げてから、電源が入るか確認。

問題なく点灯しました!!

あとは電源ボタンがむき出しになったところを

何かボタンの代用になるもので被せようと思います。

取り敢えずBluetoothで無線接続ができるようになって良かった!

後日、レビューしてみたいと思います。

 

今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。もし参考になったら

いいねを押して頂けると励みになります。

(分解はくれぐれも自己責任でお願いします。修理は必ず

USBなどの電源、バッテリー端子を外した状態で行ってくださいね。

無理だと思ったらやらないのが一番!)

 

 

同時にMarshall社製品は模倣品も多く存在するため、

念のため、製品が模倣品でないかチェックしました。

※ここからは興味のある方のみ閲覧くださいませ。

 

「MAJOR Ⅳ」の真贋判別のポイント(完実電気さんのポストより)

①本物は電源ボタンが真鍮製→電源ボタン欠品のため確認できず

②ヒンジ部ロゴ 本物はⅣの文字がシャープで丸みを帯びていない

→写真を撮って確認してみましたが、模倣品と異なりシャープでした。

③充電確認用のLEDランプが本物はどの角度から見ても明るさは同じ

→模倣品は角度によって明るさが変わるが、明るさは同じだった。

④イヤーパッドの内側のQRコードに接続すると…

→メーカーで調べると模倣品の場合、違う製品のシリアルが表示されるようです。

ちなみにMAJOR ⅣのJANコードは7340055379458ですが、

表示された番号は73400553まで合っていました(詳細は分かりませんが…)

 

全部本物と同じ特徴なので、本物だと思います。

というのも…

 

 

実は完実電気さんのシールが貼ってあったから少し高くても

購入したんですよね。外箱のバーコード部分に家電量販店の

テープが貼っていましたし、視聴して明らかに良い音だったので、

購入しました。皆さんも中古で購入する時には、

絶対に完実電気さんのシールが貼ってある事を確認してください。

(フリマサイトで並行輸入品と書いてあるものの大半は模倣品です。

紹介文に正規品と書いてあっても、外箱を捨てたとかシールが貼っていない

場合は模倣品の可能性が高いので、レシートなどが確認できない場合は

見送った方が確実です。Embertonなど全ての製品は完実電気さんが

正規代理店として輸入しているので、完実電気を経由していない製品は

購入するべきではありません。どうしてもWEBで購入したい場合は、

完実電気の会社概要欄にある主要販売取引先に記載されている会社から

購入した方がいいですね。Marshall社製品は模倣品があまりにも多いため、

注意喚起のために記載させて頂きました!

皆様、良いBluetoothライフを!!

 

 

ご無沙汰しております!前回の投稿から1か月以上経っておりますが、

やっと時間が空いたので本年の初投稿をさせて頂きます。

不定期更新にも関わらず本ブログを閲覧頂いている皆様、

本当にありがとうございます。

 

本日ご紹介させて頂くのは、東芝エルイートレーディング社の

「TY-WSP53」です。発売は2013年9月5日と約10年前の

Bluetoothスピーカーとなっております。

 

東芝と聞いて思い浮かぶのは「REGZA」や「Aurex」だと思いますが、

こちらの製品は東芝グループで作られたBluetoothスピーカーです。

現在東芝エルイートレーディングのグループ元である

東芝ライフスタイル社は中国の美的集団の傘下となっていますが、

2013年はまだ傘下に入る前ですので、純粋な東芝エルイートレーディング社の

Bluetoothスピーカーとなります。

オーディオ領域はニッチな世界なので、採算が取れなくなると

海外資本に譲渡、移管されるケースは多いですよね…

 

と、余談はここまでにさせて頂いて、早速「TY-WSP53」の

フォルムを見ていきましょう!

 

フロント部分は黒色の金属製グリルで覆われており、

本体は木目調キャビネットが採用されています。

前面には5Wのスピーカーユニットが2基搭載されています。

天面は円形の金属製のタッチスイッチ(ボタン)が搭載されています。

シンプルなデザインでインテリアとしても馴染む感じは高評価ですね。

両側面にもボタンは付いていません。

 

背面には端子類とスイッチ、バスレフポートが付いています。

外部入力用の「LINE IN」端子と充電用のmicro USB TYPE-Bの端子、

誤動作防止用のロックである、タッチ切り替えスイッチが付いており、

移動中などでの誤動作を防止することができます。

 

このサイズのBluetoothスピーカーでバスレフ型のものはあまり無いので、

どんな低音が出てくるのか気になってリサイクルショップで購入しました。

最近のものはパッシブラジエーターを付けることで低音を

補うスタンスのスピーカーが多いんですよね。低音が乏しいと

安っぽく感じてしまうようになったので、私は病気かもしれません(笑)

 

相場に関してですが、10年以上前の製品ですので、

新品での販売はもちろんありません。

フリマサイトでは中古で1500円~2500円程度で販売されているようです。

ただしほとんど出品されていませんので、レアな部類に入ります。

 

音に関してですが、素人である私の主観であることを前提とした上で、

レビューしていきます。

 

全体的な印象としては

「10年以上前の製品とは思えない、

 コスパの良いバスレフ型Bluetoothスピーカー。でも操作は慣れが必要」です。

 

バスレフ型だけあって、低音量でも音量に応じた

低音がしっかりと出てくれます。

出力は10Wですが、思った以上のパワフルな音が出ます。

曲によっては中高音が低音に埋もれる事はあるように感じましたが、

概ね綺麗な音色を奏でてくれます。

最近はポータブルのBluetoothスピーカー=パッシブラジエーターで

低音を増強のパターンが多いですけど、バスレフ型の方が

上品な低音が出てくるように感じます。

音割れなど気になる点はありませんでした。

 

ただし、曲者なのが「タッチボタン」

天面についている円形状の金属パネルがタッチボタンなのですが、

操作方法が少し特殊なのです。

 

電源オン→1秒タッチ

電源オフ→5秒タッチ

音量を下げる→すばやく(0.3秒以内の間隔で)タッチ

音量を上げる→ゆっくり(1秒以上の間隔で)タッチ

 

こんなの説明書がないと絶対に分からないでしょ…

製品紹介ページに説明書があって良かったよホントに(笑)

 

長くなってしまいましたが、レビューについて下記の項目を10段階評価で

まとめたいと思います。

 

デザイン ★★★★★★★★★★   10

機能性    ★★★★★★★        7

携帯性  ★★★★★★★              7

音質       ★★★★★★★★           8

低音       ★★★★★★★★★        9

中高音    ★★★★★★★★           8

 

総合評価 8.2/10

 

ウォールナットウッド調のデザインかつ、

シンプルなデザインは高級感があり、私的に高評価です。

一方で機能性に関してはスピーカーフォンとしても使える点が

評価できる一方、タッチボタンは使い慣れが必要である点や

ミスタッチなどによるストレスもある点はマイナス評価です。

音質に関しては決して安っぽい音ではなく、

低音もバスレフ型スピーカーなので良い音を奏でてくれます。

 

携帯性は良い方ですが、重みもあるので基本は据え置きですかね。

防水機能は付いていないので、外への持ち出しは難しそうです。

家で場所を選ばずに流し聴きするのにはお勧めです。

何よりも10年以上前の製品でも良い音が出てくるのには、

とても驚きました。

 

もし少しでも参考になったという方がいらっしゃったら、

いいねボタンを押して頂けると励みになりますので、

是非よろしくお願いいたします!

まだまだレビューできていないスピーカーは多いですが、

今後もコツコツとレビューしていきたいと思います。

それではまた!!