ご無沙汰しております、「Bluetoothスピーカー大好き」です。

また、しばらくブログもかけていないのにもかかわらず

当ブログをまだフォロー頂いている皆様、ありがとうございます!

 

久しぶりにBluetoothスピーカーのレビューを書かせて頂きますが、

今回はちょっと特殊で面白いBluetoothスピーカーを

取り上げさせていただきます。

 

そのBluetoothスピーカーとはWharfedale(ワーフェデール)社

「EXSON M」です。

 

ワーフェデール社って何ぞやという方も多いのではないでしょうか。

私はBluetoothスピーカーであればほとんどの機種を知っていますが、

このメーカーと機種はモノを見て調べるまで全く知りませんでした。

この会社はイギリスで1932年に創業された歴史のある会社で、

かなり老舗のハイエンドオーディオメーカーです。

イギリスで有名なハイエンドオーディオメーカーといえば、

「タンノイ(TANNOY)」や「B&W(Bowers&Wilkins)」

「KEF」などが有名ですが、ワーフェデール社はその3社と比べると

日本ではあまり知られていません。ですが、2010年に発売された

ブックシェルフ型スピーカー「DIAMOND10.1」が世界的にヒットし、

日本での知名度も上がるきっかけとなりました。

 

そんなガチなハイエンドオーディオメーカーが、なぜ発売した?

というBluetoothスピーカーが「EXSON M」です。

 

 

それでは早速ワーフェデール社の「EXSON M」の

フォルムを見ていきましょう!

 

「…なんだこれ。懐中電灯と違うか…

でも懐中電灯にしてはお洒落なフォルムだな…」

と言いたくなるような特殊な形状をしています。

ですが、そう思った方は正解です。

このBluetoothスピーカーは、懐中電灯とBluetoothスピーカー、

2つの用途を兼ね備えています。

 

フロント部分は高出力LED懐中電灯になっており、

上面の懐中電灯ボタンを押すと、常時点灯→ランダム点滅

→高速点滅(SOS)→スイッチOFFの順番に点灯します。

LEDライトの枠部分は金属製でお洒落です。

 

上部には取っ手とボタンが集約されています。

取っ手のLEDライト側にはLEDライトのスイッチ、

取っ手右側の本体には電源ボタン、TWSボタン、Bluetoothボタン、

取っ手左側の本体には音量-、再生/一時停止、音量+ボタンが

配置されています。

取っ手は金属製、ボディは耐衝撃性ゴム製なので、

高級感はありますね。

 

後ろ側には端子カバーに覆われた3つの端子、

外部入力用の3.5mmミニプラグ端子、充電用のUSB-TypeC端子、

給電用のUSB-A端子が付いています。

なお、カバー周辺部分は金属製で高級感があります。

 

側面はファブリック素材で覆われていますが、

取っ手左側面はフルレンジのスピーカーユニットが2基、

取っ手右側面はパッシブラジエーターが2基搭載されています。

※写真は取っ手側面のスピーカーユニット側です。

 

ちなみにバッテリー交換のため一度開いていますが、

パッシブラジエーターは固めです。このことから

意図的に低音が抑えられているように感じました。

 

あとで後述しますが、メーカーの製品紹介ページによると

多機能であることの記載もなされています。

 

購入に関しては、ほとんど日本では市場に出回っていません。

中古市場で3000円前後で出品されていたのを見たことがありますが、

国内で手に入れるのは難しいと思います。

海外だと16000円台(欧州)~22000円(オーストラリア)で

販売されている事は確認できました。

日本でもAma●onで2018年に発売されているので、

今後バッテリー劣化等でジャンクでの出品、中古での出品が

される可能性もありますが、現在のところはレアスピーカーですね。

 

音に関してですが、素人である私の主観であることを前提とした上で、

レビューしていきます。

 

全体的な印象としては

「起動音が爆音+重低音で煩わしいが、

音質はバランス重視タイプ。曲によって音が少しこもる」です。

 

防水性を重視しているBluetoothスピーカーは

音圧が弱い曲だと音がこもるように感じます。

このスピーカーも同様で、曲によって音が少しこもります。

ロックはこもらずいい感じで低音もバランスよく音が出てくれます。

一方でバラードなど音圧が弱い曲だと全体的に音が

こもっているように感じました。

このスピーカーは音量をある程度上げる事で

音のこもりを緩和させることができます。ただし、

結構うるさいと感じる音量まで上げないといけません。

屋内で低音量での視聴よりも、屋外で大音量で視聴する方が

適しているタイプなのかもしれません。

 

それでは10段階で評価した結果をお示しいたします。

 

デザイン ★★★★★★★★★★      10

機能性    ★★★★★★★★         9

携帯性  ★★★★★★★★                 8

音質       ★★★★★★★★★          8

低音       ★★★★★★★              7

中高音    ★★★★★★★                    7

 

総合評価 8.16/10

 

このBluetoothスピーカーは本来のワーフェデール社が

ブックシェルフ型のスピーカーで評価されている高音質とは

少し離れている印象を受けました。低音質ではありませんが、

老舗としてのノウハウがうまく活用されていないように感じました。

防水スピーカーは音がこもるという特性がありますが、

三大Bluetoothスピーカーメーカーである、

JBL、SONY、BOSEはそのデメリットをうまく解消しています。

パッシブラジエーターによる低音がうまく機能していないのが、

構造上の問題なのかDSPの問題なのかは分かりません。

意図的に低音を弱くバランス重視にしている印象を受けますが、

それであれば、高音のこもりを避けるために

フルレンジ+ツイーターでも良かったのではと思います。

 

悪い部分を先に挙げてしまいましたが、ハイエンドオーディオ

ブランドなので音質の部分は一番気になるところなので、

先にお伝えさせて頂きました。

ただこのBluetoothスピーカーは、製品ページを見ると

持ち出し、アウトドア使用をコンセプトとした

Bluetoothスピーカーなので、そちらにも目を向ける必要があります。

メリット

・多機能LEDライト搭載で、夜の屋外でLEDライトとして活用できる。

・防水性能 IPX7とアウトドア使用に適している

・ロングバッテリー8時間

・パワーバンク(充電)機能があり、容量も5000mAhと大容量

・TWS(True Wireless Stereo)機能で2台接続でよりパワフルに

・スピーカーフォンとしても使用可能

・Type-Cで高速充電できる

 

これらの機能はアウトドア用Bluetoothスピーカーとして考えると、

非常に優れたスピーカーだということがわかります。

 

デメリット

・高音を含めた全体的な音のこもり

・低音が弱い

・電源ON、OFFの際に爆音+重低音が流れる

(その音で音楽が聴きたいくらいと思うくらい起動音は重低音)

 

このBluetoothスピーカーが適している人は、

アウトドア使用を考えている方全般ですね。多少荒く使っても、

壊れる事は少ないかもしれません。

 

ワーフェデール社のスピーカーをお持ちの方が

こちらのBluetoothスピーカーを同じ音質と思って購入されると

非常に落胆されるかもしれません。でもアウトドア用の

Bluetoothスピーカーとして考えると非常に優秀な一品です。

 

このBluetoothスピーカーを通して感じた事としては、

メーカーのブランドイメージは非常に重要ということです。

ハイエンドオーディオメーカーが、コンセプトにそぐわない

アウトドア向けBluetoothスピーカーを作ってしまうと、

違和感を覚える人は非常に多いのではないかと今回感じました。

 

もし少しでも参考になったという方がいらっしゃったら、

いいねボタンを押して頂けると励みになりますので、

是非よろしくお願いいたします!

まだまだレビューできていないスピーカーは多いですが、

今後もコツコツとレビューしていきたいと思います。

それではまた!!

ご無沙汰しております。「Bluetoothスピーカー大好き」です!

ブログを見て頂いている皆様、いつもありがとうございます。

また、いいねを押して応援してくださり、ありがとうございます。

 

名前の通り、Bluetoothスピーカーが大好きなのですが、

最近あまりレビューが書けずもどかしく感じております。

 

今日は少しブログを書く時間ができたので、

Bluetoothスピーカーの変遷と未来について私見を書かせて頂こうと思います。

あくまで私見ですので、推測も多い旨をご了承のうえで

暖かく見て頂けますと幸いです。

 

私は昭和生まれの人間なので、ガラケーやPHS、スマホやiPhoneなど

携帯電話の変遷は実際に目に触れ、手に触れながら感じてきました。

音楽に関しては、昔から有線イヤホンを使ってカセット、

CD、MDウォークマンで時代に応じてデバイスを変えながら聴いていました。

 

実は本格的にBluetoothスピーカーの沼にはまったのは、

コロナ禍になって外に出れなくなってから家で音楽に触れる機会が

増えてからなんですよね(;^ω^)

 

ということで、Bluetoothスピーカーはいつ頃から日本に普及し始めたのか、

インターネット上の情報を検索したうえで、変遷について私の私見を

お伝えさせて頂きたいと思います。

 

インターネットの爆発的な普及は「Windows95」や「Windows98」などが

出始めた1990年代後半からですので、ネット上の情報は必然と2000年台からしか

情報はありません。Bluetooth自体は1999年にVer1.0が公開されましたが、

日本で普及し始めたのは恐らくVer2.0になった2004年以降と考えられます。

 

「Bluetooth」、「スピーカー」の2語でググってみて、情報が出てくるのも

2004年からでした。2004年にはSONYからBluetooth対応のオーディオプレーヤーが

発売される記事が散見されており、まずはBluetooth対応の再生機器が

先に生まれたと個人的に考えています。

 

 

インターネット上で日本でBluetoothスピーカーの発売に関する記事が

出てきたのは2007年。バッテリー駆動のBluetoothスピーカーが

発売されたのは2008年からでした。

Bluetooth(スピーカー)が普及し始めたのはこの2008年からではないかと

考えています。今やスマホといえば「iPhone」が有名だと思いますが、

そのiPhone 3Gが発売されたのは2008年。

 

この2008年は他のスマートフォンや携帯にBluetoothが搭載された機種が

増え始めた時期でもあります。携帯で音楽が聴けて通話もできるということで

「Bluetoothイヤホン・ヘッドセット」がこの時期から普及し始めました。

2004年には道路交通法の改定により、ハンズフリー機能が注目されるように

なりました。私も最初は有線でハンズフリー通話をしていて、

2010年くらいになってやっとBluetoothヘッドセットを購入できた記憶があります。

(当時はまだお値段が高かったんですよね…)

 

スマホ・携帯電話などの携帯できる音源におけるBluetoothの普及は、

Bluetoothスピーカーにも影響を及ぼしました。

最初は据え置きメインでしたが、徐々にポータブル対応の機種も増え始めました。

ここでインターネット(google検索)では発売年が判明している

Bluetoothスピーカーとその変遷について私見をお示しさせて頂きます。

 

 

恐らくBluetoothスピーカーが本格的な転機を迎えたのは2011年だと考えます。

この年にBOSEは「初代SoundLink Wireless Mobile Speaker」を発売し、

SONYは自社品のウォークマン対応の「SRS-BTV25」を発売しました。

 

そして大きく流れが変わり始めたのは2012年。

追従するようにSONYは小型で球形の「SRS-BTV5」、

JBLは「初代FLIP」を発売しています。FLIPシリーズは今や6代目となっており、

ロングセラーの製品ですよね。

そして2013年になると、BOSEの今でも現役で通用する「初代SoundLink Mini」、

JBLはUSBで他の機器に充電可能な「CHARGE」を発売します。

 

2014年~16年になると、SONYは豊かな重低音と高音質の「SRS-Xシリーズ」、

力強い迫力のある重低音と高音質の「SRS-XBシリーズ」、

ハイレゾ対応の高音質・重低音の「SRS-HGシリーズ」を発売しました。

 

一方JBLはカラビナでどこにでも掛けられるアウトドア対応の「CLIPシリーズ」

小型でより持ち運びに優れている小型機種の「GOシリーズ」を発売しています。

 

SoundLink Miniの重低音で消費者の心をつかんだBOSEも黙っていません。

2017年になるとBOSEも小型機種の「SoundLink Micro」に加え、

360°スピーカーの「SoundLink Revolve」を発売します。

この時期になるとSONYは超大型パリピ用の「SRS-XB60」を発売し、

アウトドアや大人数での使用層を取り込もうとしたのではないでしょうか。

 

2017年にはコスパに優れた安価なBluetoothスピーカーの代名詞、

「Soundcore2」が発売されてよりBluetoothスピーカーが身近なものとなります。

 

2019年になるとJBLも超大型パリピ用の「Party Boxシリーズ」を発売、

SONYは2018年から急速に普及し始めたスマートスピーカーに対応した

「SRS-XB402G,M」を2019年に発売しました。

 

2013年~現在にかけて、アウトドア(オートキャンプなど)の人口は

右肩上がりに増えており、アウトドア層の需要にも対応することで

さらなるBluetoothスピーカーの普及に寄与したとも考えられますね。

 

2019年以降は目立った発展を見せず、バリエーションの頭打ち状態になっていました。

2020年からはコロナ禍となり、引きこもり需要によってBluetoothスピーカーの

需要は自然と高まりました。

最近は高音質・360°スピーカーのSONY「SRS-RAシリーズ」、

SONOSは付属のマイクを利用した、空間に応じて音が変化する

自動チューニング機能を持つ「Roam」を発売しました。

 

その他も色んな機種が発売されて、現在に至ります。

では、これからはどのようなBluetoothスピーカーが生まれてくるのでしょうか。

 

持ち運びの良さ→小型機種

立体感→360°スピーカー

パリピ→超大型イルミネーションスピーカー

アウトドア→防塵・防水

据え置き→高音質、重低音

 

大体ここら辺の機種が今の主流になっていると思います。

 

これからは基本的な部分として、Bluetoothのさらなる発展で

遅延の少なさや低電力消費、接続可能範囲の拡大などが見込まれます。

 

また、接続の方法も変わってくるのではないでしょうか。

JBLだと複数台接続がFLIP3からできるようになっていますが、

親元のBluetoothスピーカーから他のBluetoothとリンクで繋げるような

仕組みだったと思います。今後は音源から直接複数台の接続が可能になったり、

ステレオや5.1ch空間をアプリで設定できるようになるかもしれません。

 

ここ何年間はAIがめざましく発展しているので、AIによる自動チューニングが

主流になると思います。

 

この波にいち早く乗ってきたのが「JBL」です。

ここ最近はBluetoothメーカー日本御三家の

「JBL」「SONY」「BOSE」の動きはあまりありませんでしたが、

今回「JBL」が新しく「XTREME4」を2024年3月8日に発売します。

 

JBLの「XTREME4」の製品ページには下記の説明がありました。

 

「スピーカーを最大限に駆動する次世代のアンプ技術 AI Sound Boostを搭載

AIアルゴリズムを使用してラウドスピーカーの動きとパワーレスポンスを予測しつつ、

同時に入力信号をリアルタイムで分析します。ドライバーの可能性を最大限に引き出し、

ダイナミックレンジをフル活用して、質の良いパワフルなサウンドをお届けします。

大音量でも音の歪みを低減、低域出力と全体の音量を最大化することで、

これまでにない新次元のパワフルサウンドを実現します」

※参照:JBL XTREME4製品ページより抜粋

 

製品の向きを自動的に検知するBOSEの「SoundLink Flex」や

置き場所の状況をマイク、向きを加速度センサーで感知するSONOSの「Roam」とは

異なった、AIアルゴリズムを使用している点に注目が集まります。

どちらのスピーカーも持っていて、すごく良い音を奏でてくれますが、

新しい技術を使用した音は非常に気になりますね。

 

この製品には次世代Bluetooth技術である「LE Audio」に対応しているそうです。

「LE=Low Energy(低消費電力)」を意味しているので、

よりバッテリーに負荷をかけない通信ができるというのも魅力的です。

 

ただ低消費電力なのではなくて、高音質・低遅延・音の途切れにくさ面でも

改善されている規格です。

コーデックは「SBC」ではなく、「LC3」という新しいものとなります。

今のところは音源側・Bluetoothスピーカー側共に

対応機種は数えるくらいしか発売されていません。

時代はいつもそうですが、Bluetoothの広がり方と同じで

イヤホン・ヘッドホンの方から浸透しているように感じます。

 

2024年現在においては、Bluetoothスピーカーの用途バリエーションには

限界が来ています。

一方で、こういった新しい技術によるBluetoothスピーカーの

新たな幕開けの年となりそうです。

 

最後の方はJBLの「XTREME4」の宣伝みたいになってしまいましたが、

より身近に手に入りやすい「CHARGEシリーズ」や「FLIPシリーズ」でも

こういった新技術が搭載されるとより広まりやすくなりそうです。

SONYもLC3対応のイヤホン・ヘッドホンはありますから、

遅かれ早かれシフトしていきそうな予感もあります。

BOSEは予測不可能ですが、現時点では対応製品を出していません。

SBCコーデックだったとしてもいい音出してくれるので、

今後もあまりコーデックに依存しない可能性もあります。

 

いずれにしても、また今までとは違う流れになっていくことは

間違いないでしょう。

 

もし少しでも参考になったという方がいらっしゃったら、

いいねボタンを押して頂けると励みになりますので、

是非よろしくお願いいたします!

まだまだレビューできていないスピーカーは多いですが、

今後もコツコツとレビューしていきたいと思います。

それではまた!!

 

 

本日修理のブログを書かせて頂いた、Sonos社の

「Roam」ですが、とても良い音だったので

レビューも書いてみたいと思います。

元々一番欲しかったBluetoothスピーカーだったんです。

理由はBOSEやJBLとはまた異なる人気が海外であることです。

 

Sonos社に関して説明すると、アメリカで2002年に設立された

「スマートホームサラウンドシステム」を売りとしている

海外のネットワークオーディオではNo.1と言っても良い

有名な会社です。日本には2018年にスマートスピーカー市場に

参入してきましたが、メキメキと実力を発揮していて

存在感を増してきています。正直、製品が高性能である一方

多機能であるためお値段的に手を出しにくい印象がありました。

 

スマートスピーカーで有名なSonos社。

その中で今回ご紹介する「Roam」はスマートBluetoothスピーカーに

位置付けられている製品です。2021年9月30日に販売されており、

まだ発売3年に満たない新顔のBluetoothスピーカーです。

 

それでは早速Sonos社の「Roam」のフォルムを見ていきましょう!

最近はやりの筒型ですが、この「Roam」は丸みを帯びた三角の

筒型になっております。デザインはとてもシンプルですが、

ポリカーボネートという高強度なプラスチック製のスピーカーグリル、

グリルの内側にはハニカム構造の音響フレームがはまっています。

縦置きの際には底面のラバー素材が制振の役割を果たす形になります。

 

また、脚が付いているため、横置きが可能です。

 

横置きにするとこんな感じ。このスピーカーの良いところは

縦置き・横置きでそれぞれ音の調整をしてくれるので、

それぞれの置き方でベストな音が出てくるところです。

 

本製品の修理時にアップさせて頂いた写真ですが、

ミッドウーハー(右側)とツイーター(左側)からなる

2WAYスピーカーとなっております。

 

端子と電源ボタンは横置きした時に背面側になる部分に

充電用のUSB TYPE-Cと電源/Bluetoothボタンが配置されています。

充電に関しては、USB充電の他にワイヤレスQi充電も可能です。

縦置きした時に底面になる部分にQiのコイルが内蔵されています。

 

イヤホンとか最新のものだとQi充電に対応しているものはありますが、

BluetoothスピーカーでQi充電に対応している機種は少ないのでは…

 

縦置きした際に天面となる部分にはボタン類が配置されています。

手前側がマイクボタン、奥側は左から音量+ボタン、再生/一時停止ボタン

音量-ボタンとなっております。

(写真が反対でした…逆向きで写真を撮影していました)

マイクボタンが付いているということは、

マイクが何かの役割をしているということです。

ハンズフリーで用いるマイクとしては非対応ですが、

スマートスピーカーとしても用いる際に、迅速な音声操作を行うことが

できます。またマイクをONにすることで、オートマティック

Trueplayチューニングによって周辺環境やコンテンツに合わせて

自動で音声が調整されるという、素晴らしい機能も備えています。

 

他にも多機能な側面があり、Bluetooth接続の他に

Airplay、Airplay2、Wi-fi接続ができます。

自宅ではWi-fi接続、外出の時にはBluetooth接続に自動接続させることが

できるため、その場所で最適な接続方法がノンストレスで選択できます。

またAmazon AlexaとGoogleアシスタント両方に対応しているので、

スマート家電を動かすこともできますし、再生デバイスとしても

使うことができます。Amazon Musicをヘビーユーズしている

私的にはもうこれは最強スピーカーです(笑)

 

他にもステレオペアリングだったり、防水・防塵性能がIP67だったり。

一方で使用されている方の口コミをみるとデメリットも

ありました。接続が急に切れたり、Wi-fi環境下でアプリを用いて

Bluetooth接続を認識させるとかですかね。一応Bluetoothに関しては

アプリが無くてもペアリングできますが、イコライザを使ったり

多機能を使いこなすには「Sonos S2」というアプリと

Wi-fi環境が必要になります。

 

あと少し変わっているのが、CPUとメモリが搭載されている事。

CPUはメーカーHPによるとQuad Core; 1.3 GHz A-53、

メモリは1GB SDRAM; 4GB NVとなっています。

スペック的に昔のスマホなのかな?というレベル。

搭載されている詳しい理由は分かりません…

 

購入に関しては、中古市場では12000円~17000円で販売されていますが、

そこまで出品数は多くありません。たまにジャンクが2000円くらいで

販売されていますが、すぐに売り切れます。

新品で購入するのであれば、19000円台~20000円くらいで

購入可能となっております。

 

音に関してですが、素人である私の主観であることを前提とした上で、

レビューしていきます。

 

全体的な印象としては

「コンパクトでスタイリッシュな外観と相反して、

 奥行きがあってリッチな低音、中高音もすばらしい

 これぞ最強の多機能Bluetoothスピーカー」です。

 

元々モノラルの2WAYスピーカーであるため、

低音と中高音の分離はお手の物です。

低音はBOSEのSoundLink miniのような

空間を圧倒するような重低音よりというよりは、

JBLの低音に近い感じはしますが、「質の低音」という感じですね。

パワーは劣りますが、「質」で勝負している感じ。

空間を圧倒するような重低音は、一軒家や店舗のような

気にせずに音を出せる空間以外ではフルに実力を発揮させることは

難しいと思います。その点、「Roam」は心地よい上質な

低音がミッドウーハーから出てきます。

また、ミッドウーハーを搭載することで

中高音のボーカル周波数を忠実に再現させることが可能な

ようです。実際に聞いてみるとボーカル音は

凄くクリアで聞きやすく音の分離感もあります。

 

書斎でしか視聴していませんが、

オートマティックTrueplayチューニングによって、

その場所に最適な音に自動調整されるというチート機能が

搭載されています。他のBluetoothスピーカーとは異なる

音の最適化が自動で調整されるというのは別格な機能ですよね。

(高級なサウンドバーなどにはこういった機能は搭載されていますが)

 

それでは10段階で評価した結果をお示しいたします。

 

デザイン ★★★★★★★★★★      10

機能性    ★★★★★★★★★★☆☆    12

携帯性  ★★★★★★★★                 8

音質       ★★★★★★★★★★☆       11

低音       ★★★★★★★★★★    10

中高音    ★★★★★★★★★★☆   11

 

総合評価 10.3/10

 

正直なところ、このBluetoothスピーカーには賛否両論があります。

10点を超える点数を付けるのには少し抵抗感はありますが、

総合力を考えると10点を超える現時点では

最高のBluetoothスピーカーだと考えています。

 

メリット

・ミッドウーハーとツイーターの2WAY構造

・スマートスピーカーとしても使用可能

・Bluetooth以外にAirplayやWi-fiなど複数の接続方法がある

・オートマティックTrueplayチューニングによる音の自動調整

・ステレオペアリング

・ワイヤレスQi充電対応

・部屋によって音量制限をかけることができる(手動切替)

 

 

デメリット

評価項目に無い、安定したWi-Fi環境などに依存する上、

アプリが使いづらい、デザイン重視で操作方法は

マニュアル一読必須、接続の安定性に欠けるという点があります。

(Bluetoothは急に接続が切れることはないですが…

 Wi-fiやAirplayなどは接続が切れていたケースがありました)

 

このBluetoothスピーカーが適している人は、

・自宅ではWi-Fi環境が整っており、Alexa対応のスマート家電を持っている方

・屋外に持ち出してアウトドア使用もできる(防水・防塵性能:IP67)

・ワイヤレスで充電したい(ワイヤレスQi充電対応)

・iPhoneやiPadで音楽を聴く方(Airplay、Airplay2対応)

・低音は質にこだわり、ボーカル音や高音がきれいなスピーカーを求めている方

 

逆に適していない方は、下記の方ではないでしょうか。

・操作方法はシンプルが良いという方

・自宅にWi-Fi環境が整っていない方

・余計な機能は必要ない方

・接続に高い安定性を求める方

 

もちろんBluetoothスピーカーの好みはそれぞれですし、

万人におススメできるスピーカーはないと思います。

ですが携帯性や機能性や音質が良いBluetoothスピーカーとしては

このスピーカーが一番おススメできます。

音質だけ取れば、出力もサイズも大きいスピーカーが良いですし

携帯性だけ取れば、もっと小さいスピーカーは多く存在します。

あくまで購入する際の参考として見て頂けますと幸いです。

 

もし少しでも参考になったという方がいらっしゃったら、

いいねボタンを押して頂けると励みになりますので、

是非よろしくお願いいたします!

まだまだレビューできていないスピーカーは多いですが、

今後もコツコツとレビューしていきたいと思います。

それではまた!!

こんにちは!「Bluetoothスピーカー大好き」です!

今回はバッテリー交換シリーズとして、

SONOS社のRoamのバッテリー交換について紹介いたします。

 

バッテリー交換に関しては初めて?の記事かもしれませんが

修理関係はある程度知識を持っていないと大変なことになるので、

警告させて頂きます。また、長文になりますので、

興味の無い方はそっと本記事を閉じて頂けますと幸いです。

 

【※修理やバッテリー交換に関する警告※】

バッテリー交換に関しては、リチウムイオンバッテリーという

電池が使われています。パソコンなど充電を伴う製品には

多く使われているバッテリーです。

エネルギー効率が他の電池よりも非常に高いというメリットが

ありますが、一方で「衝撃」「圧迫」「発熱」「短絡」などにより

バッテリー内部に変化が起こり、発火・爆発などが発生しやすいという

デメリットもあります。

また「過充電」「過放電」の繰り返しによる電解液の劣化によって

ガスが発生しバッテリー膨張を起こしている事もあり、

不適切な取扱い(衝撃や穿刺など)によって爆発・発火など

重大な事故に繋がる可能性もあるため、専門的な知識を習得してから

修理を行うべきです。基本的に互換バッテリーがAmazonや

Aliexpressなどで販売されていますので、知識が無い方は

生セルを使うことは絶対におススメできません。

また本体を自分で開けてしまった瞬間から保証対象外となるため、

こちらも注意が必要となります。

修理やバッテリー交換に関しては自己責任でお願いいたします。

この記事は決して修理やバッテリー交換を推奨する記事ではありませんので、

ご理解とご了承をお願いいたします。

 

修理に関して警告を出させて頂きましたが、

リチウムイオンバッテリー関連の発火や爆発で

犠牲になった人もいます。修理に関してもちょっとした作業で

ショートすることもあります。私も感電した事がありますが、

本当に知識が無いと最悪の結果を招く恐れがあるなと思い

勉強した上で、自己責任で作業を行っています。

 

ということで、早速「Roam」のバッテリー交換について

説明していこうと思います。(写真のシリアル番号は

意図的に白もしくは黒く塗りつぶしております)

 

【準備物】

①バッテリー本体へのアプローチ用

・ケースオープナー(へら型とピック型)

・トルクスドライバー「T6」と「T10」

 

②バッテリーのセル交換

・生セル(18650 2600mAh)2本

・絶縁テープ

・熱収縮チューブ

・デジタルテスター(電圧チェック用)

・ミニスポット溶接機(接点スポット用)

・ヒートガン

 

手順①本体両端のラバー素材を外す

 

【参考①】Roamの本体写真。ボタンがあるラバー素材部と

反対側の製品名が記載されているラバー部分にネジがある。

 

Bluetoothスピーカーのほとんどは、防水性や見た目の良さを

考えてネジが見えないように工夫しています。

大抵の場合は、両面テープ等で固定されたスピーカーグリルを外すか

ラバー素材、シールなどを剥がすとネジがあるので

そこから修理のアプローチを行っていきます。

(製品ごとに異なるので、googleなどで

「●●(英語の製品名)+Teardown(Dissasembly)」

もしくは「●●(製品名)バッテリー交換(replacement)」と

調べるとバッテリー交換や分解動画などが掲載されています)

 

本製品だとラバー素材が使用されていますので、

ケースオープナーを使ってラバー素材を剥がしていきます。

 

なお、ボタンが付いていない方のラバー素材がある本体には

急速充電器用のコイルが巻かれています。

金属のヘラなどでラバー素材を剥がそうとすると

コイルが傷つく可能性があるので、慎重に剥がしてくださいね。

 

【参考②】ラバー部分は両面テープで接着されている。(黒色の部分)

慎重に剝がさないと、本体に傷が付いたりプラスチックが

割れたりするので注意。ちなみに私は若干割ってしまいました。

 

手順②スピーカーグリルを外す

 

1)スピーカーグリルを外すには、本体とスピーカーグリルを

固定しているネジを外す必要があります。

両側面についている赤枠でお示しした部分のネジを外してください。

※ネジを外す時は、トルクスドライバー(T-6)を使います。

 

2)ネジを外したら、今度はスピーカーグリルを外します。

スピーカーグリルは本体と両面テープで接着されているので、

ケースオープナーを用いてゆっくりと時間をかけて開いていきます。

(ヒートガンなどで温めると早く剥がせますが、バッテリーの過熱リスクや

プラスチックが溶けると困るので私は使いませんでした)

 

【参考③】スピーカーグリルの裏面。赤枠の部分に両面テープが付いており、

本体とスピーカーグリルの接着を高めている。スピーカーグリルは

恐らくプラスチック製のため、大きな力が加わると割れてしまうため

ゆっくりと両面テープの接着を剥がしていく必要がある。

 

手順③本体を開けてバッテリーを取り出す

 

1)本体とスピーカーユニット側が付いているカバーを固定している

6本のネジをトルクスドライバー(T-10)で外していきます。

 

2)全てのネジを外すと手でカバーを持ち上げます。

両面テープで固定されていないので、比較的簡単に持ち上がりますが

カバー側にはスピーカーユニットと繋がるスピーカーケーブルが

本体と繋がっているため、無理やり剥がさないように気を付けます。

3)本体側の爪があるので、ドライバーなどで爪を

抑えて、端子を引き抜きます。(写真はバッテリー端子)

 

端子を抜いたら、外したカバーは別の場所で保管しておきます。

(スピーカーユニット、ツイーターが凹まないようにケーブル側を

下にして保管しておきます)

 

4)本体側基盤にはフラットケーブルが2本(写真赤枠部分)と

恐らくBluetoothのアンテナに繋がるケーブルが1本繋がっています。

フラットケーブルは黒色の留め具を上に跳ね上げると

外れるようになっています。外す時はピンセットを用いても良いですが、

端子部分に触れるとショートする可能性もあるので

プラスチックのピンセットを用いると安全です。

被覆されているケーブルの部分を軽く端子と逆側に引っ張ると外れます。

アンテナケーブルは本体側と強く接着されているようだったので

無理やり外さず、そのままにしておきました。

 

5)基盤側の4つのネジを外します(赤丸部分)。トルクスドライバー(T-10)を

用いて外すとバッテリーカバーが露出しますので、

バッテリーカバーを固定しているネジを同様のドライバーで外します。

6) バッテリーも同様にバッテリーケーブルが基盤に挿さっているので、

端子の爪を抑えながら外します。

 

手順④バッテリーの交換

 

※バッテリーの生セル交換は危険を伴うため、

バッテリー交換に詳しくない方は絶対に実施しないでください。

通販サイトで互換バッテリーが販売されているので

そちらを使用することをおススメいたします。

 

1)バッテリーをカバーから剥がす

バッテリーとカバーは両面テープで固定されています。

ケースオープナーやドライバー(金属製)を用いて外すと

バッテリーがショートしたり、損傷して爆発や発火のリスクがあるため、

ゆっくりとプラスチックのへらなどで剥がします。

バッテリー側を傷付けないように十分に注意を払ってください。

 

2-a) 新しいバッテリーと交換する

互換バッテリーがある場合は、そのままバッテリーを付け替えてください。

私は生セル交換で対応していますので、少し手順が複雑になります。

 

2-b) 新しいバッテリーの作成(くれぐれも自己責任で。危険を伴います)

1. バッテリーの外皮(プラスチックの被覆材)を剥がします。

ハサミなどで一部を切って剥がしていきます。

 

【参考④】バッテリーの外皮を剥がした状態。ニッケルプレートで

保護端子が生セルのプラス側、マイナス側とそれぞれ繋がっている。

 

2. 保護端子と繋がっているニッケルプレートを剥がします。

(どのような回路接続がされているか、写真を撮っておくと

 スポット溶接時に再確認できます)

※剥がす時はペンチで剥がしましたが、+端子と-端子を同時に

触れてしまうとショートします。最悪バッテリーが爆発します。

 

3. 剥がしたらニッケルプレートがバッテリー側も

保護回路側もちぎれてしまった状態になってしまうので、

新たにバッテリーと保護回路を繋ぐために新しいニッケルプレートで

スポット溶接を行います。

 

4.  生セルの電圧をチェックし、バッテリー作成の準備を行う

念のため、それぞれの生セルをチェックしたところ、それぞれ

「0.00V」と「0.65V」でした。バッテリーがお亡くなりになっています。

 

新しく交換する生セルは両方とも新しいものを充電して

電圧が同じものを使った方がバッテリーが長持ちするようです。

逆に中古で電圧がバラバラなものだと、バッテリー容量が小さくなったり

すぐにバッテリーがお亡くなりになるため、最低限

電圧は合わせる必要があります。今回は中古ですが充電して同じ電圧に

なっているものを使用しました。

 

バッテリーによって並列だったり、直列だったりするので、

どの端子をニッケルプレートのどこに溶接すればよいのかを

予め記録しておく必要があるので写真等で確認します。

今回の「Roam」は並列接続のため、プラス同士・マイナス同士で

スポット溶接します。

 

5. それぞれの保護端子から繋がっているニッケルプレートと

電池をスポット溶接します。

(詳しい写真は意図的にお示ししません。申し訳ありません…)

スポット溶接後は、プラス側、マイナス側のニッケルプレートか

基盤にテスターを当ててしっかりバッテリーから電圧が来ているか

確認して問題なければ次の作業に入ります。

 

6. 溶接後、ショートしないように端子部分は古いバッテリーの端子カバーや

絶縁テープを巻いて保護します。最後にバッテリーを再被覆します。

 

熱収縮チューブを被せますが、バッテリーの長さよりも少し長めに

切断しておきます。このチューブを加熱して収縮させるのですが、

相手はリチウムイオンバッテリーです。一定の部分に熱が加わると

危険ですので、短時間で加熱していないのを確認しながら

収縮させていきます。

 

以上でバッテリーの作成は終了です。

 

3) バッテリーを端子と接続する

新しいバッテリーを基盤の端子部分に接続します。

端子には爪があるので取れないようにしっかりと奥まで挿しこみます。

あとは元に戻していくだけです。

 

手順⑤ 再組立て

 

1) バッテリーカバーを被せてネジ止め(赤丸部分)

2)基盤を載せてネジ止め

(フラットケーブルを挟み込まないようにしっかり

 基盤のくぼんでいる部分を通して基盤の上に載せておく)

3) フラットケーブルを端子に挿して固定し、

 Bluetoothアンテナケーブルは再度本体に固定する

 ここで電源を入れてみて、しっかりと電源が入ることを確認します。

 

4) スピーカーケーブルを基盤にしっかり挿しこんで

 カバーを閉じて、ネジで本体とカバーを固定する

 

5) スピーカーグリルと本体をネジで固定する

 

6) ラバー素材を再度本体に両面テープで接着する

(基本的に分解時に剥がしていなければ再接着可能です。

 もし剥がれてしまって接着性が悪い場合は新品の両面テープで

 再固定してください)

 

7) 再度電源を入れてみて問題がないか確認。

 充電ができるかどうかもしっかりと確認します。

以上でバッテリー交換は完了となります。

音出し確認をしてみましたが、今までのBluetoothスピーカーの中で

ピカイチでしたので後日レビューも出来ればと思います。

やはり海外のオーディオメーカーのBluetoothスピーカーは

侮れませんね。

 

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それでは皆様、良いBluetoothライフを!!

こんばんは!「Bluetoothスピーカー大好き」です!

今日も時間が少し確保できたので、最近入手したBluetoothスピーカーを

ご紹介いたします!

 

本日ご紹介させて頂くのは、みんなのおサイフの味方 ダイソーの

「SR1323(レトロスピーカー)」です。発売は2021年~2022年に

発売されたスピーカーで、発売当初は売り切れが続出するほどの

超メジャーなスピーカーです。ハードオフで110円で叩き売り

されていたので、聞けなかったら分解修理してみようと思って

購入しました。

 

色々とBluetoothスピーカーを集めて視聴していますが、

ダイソーのBluetoothスピーカーだけは購入していませんでした。

理由は元値が安いので、何か損した気分になるんですよね(笑)

価格を重視するということは、音質を代償にしているイメージが強くて…

ただダイソーのレトロタイプのBluetoothスピーカーは人気もあり

興味があったので、買ってみました。

 

と、余談はここまでにして、早速「SR1323」の

フォルムを見ていきましょう!

 

レトロ感があって、なかなかお洒落です。部屋の印象が少し柔らかくなる

デザインですね。可愛らしさもあるので性別を問わず誰にでもマッチします。

基本的に全てのボタン、端子は前面に集約されています。

左側下部にはボタン類があります。左から電源/モード切替ボタン、

曲戻し、再生/一時停止、曲送りボタンの順に並んでいます。

充電する時はボタンのさらに下にあるmicroUSB TYPE-B端子で

充電します。また、SDカードでMP3ファイル等も再生できるので、

BluetoothだけでなくMP3対応スピーカーとしても使えます。

右側のダイヤルは飾りかなと思ったのですが、音量調節ダイヤルに

なっていてビックリです。このBluetoothスピーカーの良いところは、

このダイヤルに起動音なども連動しているため、音を小さくしておけば

中華スピーカー特有の爆音起動音もミュートにできちゃいます。

 

背面は技適マーク、技適証明以外は何も書いてない

シンプルな構造。ネジが露出しているので、

分解しやすそう以外のコメントが見当たりません。

 

側面は両サイド丸みを帯びている以外は特筆すべき点はありません。

 

底面は本来やわらかめのスポンジがついていましたが、

安定性や防振性を考えて、防振ゴムを付けています。

(すいません、嘘です。買ったときにスポンジが一つ欠けていました)

 

視聴していて凄いなと思った点が、「10分無動作で自動電源OFF」という

便利な機能。結構シンプルな割に機能性も高いです。

 

相場に関してですが、なんと新品で税込み770円で購入できるんです!

近くにダイソーがある方は、フリマアプリなどで買うより

ダイソーで購入した方が確実です(新品は初期不良にも対応頂けますし)

 

音に関してですが、素人である私の主観であることを前提とした上で、

レビューしていきます。

 

全体的な印象としては

「お値段以上の音質と機能性、

   さすが僕らの味方ダイソー品質」です。

 

正直、ダイソーのBluetoothスピーカーって

お安いから音質もお安いんでしょ?と思っていましたが、

音はピュアな中華スピーカーより全然良いです。

高音はすごくクリアとまではいかないですが、

流し聴きするのであれば全然クリアに聞き取れます。

低音は安っぽいチープな音ではないですが、

出力が3Wなのでそこまでパワーのある低音ではないです。

一番引き立っているのはボーカル音。

音の分離感はあまり無いように感じますが、

ボーカル音がクリアに聞こえるので、悪くありません。

正直770円で買えるのは、お得だと思います。

 

デザイン ★★★★★★★★         8

機能性    ★★★★★★★        7

携帯性  ★★★★★★★★           8

音質       ★★★★★★                 6

低音       ★★★★★★★      7

中高音    ★★★★★★★              6

 

総合評価 7.0/10

 

このBluetoothスピーカーは、流し聴きが中心の方で

そこまで予算をかけたくない方で小型の中華スピーカーを買おうと

している方、携帯性も良いので旅行などに持ち運びたいけど

高いBluetoothスピーカーはちょっと失くしたら嫌だなという方には

最適だと思います。普段使いにも全然良いと思います。

 

余談ですが、構造が気になったので、裏蓋を開けてみました。

 

シンプルな構造をしており、アンプ基盤にスピーカーユニット、

バッテリーという無駄がないですね。

ちなみにスピーカーユニットは固定されておらず、

裏蓋を閉めるとリチウムイオン電池がスピーカーユニットの

裏のスポンジを通じて前面側に押し付けている構造でした。

また、リチウムイオンバッテリーはメジャーな18650電池1200mAhで

大体500円くらいはするので、実質250円くらいで

その他の部品が構成されているのではないでしょうか…

 

もし少しでも参考になったという方がいらっしゃったら、

いいねボタンを押して頂けると励みになりますので、

是非よろしくお願いいたします!

まだまだレビューできていないスピーカーは多いですが、

今後もコツコツとレビューしていきたいと思います。

それではまた!!