ご無沙汰しております。「Bluetoothスピーカー大好き」です!

ブログを見て頂いている皆様、いつもありがとうございます。

また、いいねを押して応援してくださり、ありがとうございます。

 

名前の通り、Bluetoothスピーカーが大好きなのですが、

最近あまりレビューが書けずもどかしく感じております。

 

今日は少しブログを書く時間ができたので、

Bluetoothスピーカーの変遷と未来について私見を書かせて頂こうと思います。

あくまで私見ですので、推測も多い旨をご了承のうえで

暖かく見て頂けますと幸いです。

 

私は昭和生まれの人間なので、ガラケーやPHS、スマホやiPhoneなど

携帯電話の変遷は実際に目に触れ、手に触れながら感じてきました。

音楽に関しては、昔から有線イヤホンを使ってカセット、

CD、MDウォークマンで時代に応じてデバイスを変えながら聴いていました。

 

実は本格的にBluetoothスピーカーの沼にはまったのは、

コロナ禍になって外に出れなくなってから家で音楽に触れる機会が

増えてからなんですよね(;^ω^)

 

ということで、Bluetoothスピーカーはいつ頃から日本に普及し始めたのか、

インターネット上の情報を検索したうえで、変遷について私の私見を

お伝えさせて頂きたいと思います。

 

インターネットの爆発的な普及は「Windows95」や「Windows98」などが

出始めた1990年代後半からですので、ネット上の情報は必然と2000年台からしか

情報はありません。Bluetooth自体は1999年にVer1.0が公開されましたが、

日本で普及し始めたのは恐らくVer2.0になった2004年以降と考えられます。

 

「Bluetooth」、「スピーカー」の2語でググってみて、情報が出てくるのも

2004年からでした。2004年にはSONYからBluetooth対応のオーディオプレーヤーが

発売される記事が散見されており、まずはBluetooth対応の再生機器が

先に生まれたと個人的に考えています。

 

 

インターネット上で日本でBluetoothスピーカーの発売に関する記事が

出てきたのは2007年。バッテリー駆動のBluetoothスピーカーが

発売されたのは2008年からでした。

Bluetooth(スピーカー)が普及し始めたのはこの2008年からではないかと

考えています。今やスマホといえば「iPhone」が有名だと思いますが、

そのiPhone 3Gが発売されたのは2008年。

 

この2008年は他のスマートフォンや携帯にBluetoothが搭載された機種が

増え始めた時期でもあります。携帯で音楽が聴けて通話もできるということで

「Bluetoothイヤホン・ヘッドセット」がこの時期から普及し始めました。

2004年には道路交通法の改定により、ハンズフリー機能が注目されるように

なりました。私も最初は有線でハンズフリー通話をしていて、

2010年くらいになってやっとBluetoothヘッドセットを購入できた記憶があります。

(当時はまだお値段が高かったんですよね…)

 

スマホ・携帯電話などの携帯できる音源におけるBluetoothの普及は、

Bluetoothスピーカーにも影響を及ぼしました。

最初は据え置きメインでしたが、徐々にポータブル対応の機種も増え始めました。

ここでインターネット(google検索)では発売年が判明している

Bluetoothスピーカーとその変遷について私見をお示しさせて頂きます。

 

 

恐らくBluetoothスピーカーが本格的な転機を迎えたのは2011年だと考えます。

この年にBOSEは「初代SoundLink Wireless Mobile Speaker」を発売し、

SONYは自社品のウォークマン対応の「SRS-BTV25」を発売しました。

 

そして大きく流れが変わり始めたのは2012年。

追従するようにSONYは小型で球形の「SRS-BTV5」、

JBLは「初代FLIP」を発売しています。FLIPシリーズは今や6代目となっており、

ロングセラーの製品ですよね。

そして2013年になると、BOSEの今でも現役で通用する「初代SoundLink Mini」、

JBLはUSBで他の機器に充電可能な「CHARGE」を発売します。

 

2014年~16年になると、SONYは豊かな重低音と高音質の「SRS-Xシリーズ」、

力強い迫力のある重低音と高音質の「SRS-XBシリーズ」、

ハイレゾ対応の高音質・重低音の「SRS-HGシリーズ」を発売しました。

 

一方JBLはカラビナでどこにでも掛けられるアウトドア対応の「CLIPシリーズ」

小型でより持ち運びに優れている小型機種の「GOシリーズ」を発売しています。

 

SoundLink Miniの重低音で消費者の心をつかんだBOSEも黙っていません。

2017年になるとBOSEも小型機種の「SoundLink Micro」に加え、

360°スピーカーの「SoundLink Revolve」を発売します。

この時期になるとSONYは超大型パリピ用の「SRS-XB60」を発売し、

アウトドアや大人数での使用層を取り込もうとしたのではないでしょうか。

 

2017年にはコスパに優れた安価なBluetoothスピーカーの代名詞、

「Soundcore2」が発売されてよりBluetoothスピーカーが身近なものとなります。

 

2019年になるとJBLも超大型パリピ用の「Party Boxシリーズ」を発売、

SONYは2018年から急速に普及し始めたスマートスピーカーに対応した

「SRS-XB402G,M」を2019年に発売しました。

 

2013年~現在にかけて、アウトドア(オートキャンプなど)の人口は

右肩上がりに増えており、アウトドア層の需要にも対応することで

さらなるBluetoothスピーカーの普及に寄与したとも考えられますね。

 

2019年以降は目立った発展を見せず、バリエーションの頭打ち状態になっていました。

2020年からはコロナ禍となり、引きこもり需要によってBluetoothスピーカーの

需要は自然と高まりました。

最近は高音質・360°スピーカーのSONY「SRS-RAシリーズ」、

SONOSは付属のマイクを利用した、空間に応じて音が変化する

自動チューニング機能を持つ「Roam」を発売しました。

 

その他も色んな機種が発売されて、現在に至ります。

では、これからはどのようなBluetoothスピーカーが生まれてくるのでしょうか。

 

持ち運びの良さ→小型機種

立体感→360°スピーカー

パリピ→超大型イルミネーションスピーカー

アウトドア→防塵・防水

据え置き→高音質、重低音

 

大体ここら辺の機種が今の主流になっていると思います。

 

これからは基本的な部分として、Bluetoothのさらなる発展で

遅延の少なさや低電力消費、接続可能範囲の拡大などが見込まれます。

 

また、接続の方法も変わってくるのではないでしょうか。

JBLだと複数台接続がFLIP3からできるようになっていますが、

親元のBluetoothスピーカーから他のBluetoothとリンクで繋げるような

仕組みだったと思います。今後は音源から直接複数台の接続が可能になったり、

ステレオや5.1ch空間をアプリで設定できるようになるかもしれません。

 

ここ何年間はAIがめざましく発展しているので、AIによる自動チューニングが

主流になると思います。

 

この波にいち早く乗ってきたのが「JBL」です。

ここ最近はBluetoothメーカー日本御三家の

「JBL」「SONY」「BOSE」の動きはあまりありませんでしたが、

今回「JBL」が新しく「XTREME4」を2024年3月8日に発売します。

 

JBLの「XTREME4」の製品ページには下記の説明がありました。

 

「スピーカーを最大限に駆動する次世代のアンプ技術 AI Sound Boostを搭載

AIアルゴリズムを使用してラウドスピーカーの動きとパワーレスポンスを予測しつつ、

同時に入力信号をリアルタイムで分析します。ドライバーの可能性を最大限に引き出し、

ダイナミックレンジをフル活用して、質の良いパワフルなサウンドをお届けします。

大音量でも音の歪みを低減、低域出力と全体の音量を最大化することで、

これまでにない新次元のパワフルサウンドを実現します」

※参照:JBL XTREME4製品ページより抜粋

 

製品の向きを自動的に検知するBOSEの「SoundLink Flex」や

置き場所の状況をマイク、向きを加速度センサーで感知するSONOSの「Roam」とは

異なった、AIアルゴリズムを使用している点に注目が集まります。

どちらのスピーカーも持っていて、すごく良い音を奏でてくれますが、

新しい技術を使用した音は非常に気になりますね。

 

この製品には次世代Bluetooth技術である「LE Audio」に対応しているそうです。

「LE=Low Energy(低消費電力)」を意味しているので、

よりバッテリーに負荷をかけない通信ができるというのも魅力的です。

 

ただ低消費電力なのではなくて、高音質・低遅延・音の途切れにくさ面でも

改善されている規格です。

コーデックは「SBC」ではなく、「LC3」という新しいものとなります。

今のところは音源側・Bluetoothスピーカー側共に

対応機種は数えるくらいしか発売されていません。

時代はいつもそうですが、Bluetoothの広がり方と同じで

イヤホン・ヘッドホンの方から浸透しているように感じます。

 

2024年現在においては、Bluetoothスピーカーの用途バリエーションには

限界が来ています。

一方で、こういった新しい技術によるBluetoothスピーカーの

新たな幕開けの年となりそうです。

 

最後の方はJBLの「XTREME4」の宣伝みたいになってしまいましたが、

より身近に手に入りやすい「CHARGEシリーズ」や「FLIPシリーズ」でも

こういった新技術が搭載されるとより広まりやすくなりそうです。

SONYもLC3対応のイヤホン・ヘッドホンはありますから、

遅かれ早かれシフトしていきそうな予感もあります。

BOSEは予測不可能ですが、現時点では対応製品を出していません。

SBCコーデックだったとしてもいい音出してくれるので、

今後もあまりコーデックに依存しない可能性もあります。

 

いずれにしても、また今までとは違う流れになっていくことは

間違いないでしょう。

 

もし少しでも参考になったという方がいらっしゃったら、

いいねボタンを押して頂けると励みになりますので、

是非よろしくお願いいたします!

まだまだレビューできていないスピーカーは多いですが、

今後もコツコツとレビューしていきたいと思います。

それではまた!!