《続き》
目黒「…えっと、今のもう一回言ってもらえます?よく聞き取れなかったんで😅」
田中「良いよ~🎵何度でも言ってあげる。俺は2年の田中樹。○○の彼氏で~す😄」
ビックリして固まる目黒くん。
私「ちょっ!こんな所でそんな事を大声で何回も言わないでよッ(>△<)💦」
田中「だって、目黒が聞きたいって言うから😊」
私「だからって😖」
私の腕を引っ張り自分の方に引き寄せる目黒くん。
私「わッΣ( ̄□ ̄;)!?」
目黒「今、この人が言った事…本当(―"―;)?」
私「あ…💧うん、まぁ…(¬▽¬;)」
目黒「そうなんだ。彼氏が居たから、俺の事をフッたのか…😖」
私「え?ち、違うよ!って言うか、目黒くんの事フッてないし😣💦それに、彼氏って言っても元だから!付き合ってたのだって私が中1の頃の話だし、すぐ別れたから付き合ってた内に入らないよ😅💦」
田中「付き合ってた内に入らないなんて酷いな~。キスまでしたのに😁」
私「なッΣ(//º□º//)💓!?」
目黒「ッ😨!?」
ショック過ぎて膝をつく目黒くん。
私「め、目黒くんッΣ( ̄□ ̄|||)!?」
目黒「○○はこういうチャラいのが好きだったんだ…しかも、恋愛は赤ちゃんだと思ってたのにやる事やってるし😖」
私「し、してない!してない!!絶対してないからッ😣💦田中先輩!目黒くんに嘘つくの止めて下さい💢」
キーンコーンカーンコーン🔔
田中「あ!チャイム鳴ったから戻るわ😊」
私「えッΣ( ̄□ ̄;)!?ちょっと!」
田中「じゃあまたな~😄✋」
私に手を振ると走って自分の教室に帰って行く田中先輩。
私「待っ、訂正してから行け~ッ(>△<)💢」
私が田中先輩の背中に向かって怒っている内に、目黒くんはフラッと立ち上がり教室に入って行ってしまった。
私「目黒くん…😖」
田中先輩の嘘を真に受けてシュンとしていた目黒くんを見て申し訳なくなる私。
私「樹~ッ😣💢」
田中先輩への怒りで、私は両手にギュッと力が入る。
『次の休み時間になったら樹のクラスを探して、ちゃんと樹の口から目黒くんに訂正させないとッ!』
次の休み時間の予定が決まった私も教室に入った。
~そして次の休み時間~
『やっと休み時間!さてと、樹のクラスを探しに行きますかね😌』
待ちに待った休み時間になり席から立ち上がる私。
ラウール「めめ~!喉乾いたから、飲み物買いに行こうよ😄」
ボーッと外を見ながら呟く目黒くん。
ラウール「え~!何で😖?いつも一緒に来てくれるじゃん!一緒に行こうよ~(>△<)💦」
目黒「今日は駄目。頼むから、今は一人にして(¬△¬)」
ラウール「…めめ、何かあったの😖?」
目黒「別に…何も無いよ。」
そう言って机に両腕を置くと顔を埋めてふて寝をする蓮くん。
ラウール「めめ~💦どうしたの~ッ😣!?」
『目黒くん…樹を連れて来て、ちゃんと訂正させるからね✊😣』
落ち込む目黒くんを見て決意を新たにすると、私は急いで教室から出て田中先輩のクラスがある2階へ走った。
~2階の2年の教室~
『2階に来たは良いけど、これからどうしよう?取り合えず、A組から順番に見ていこうかな。』
A組の教室を覗き込んで田中先輩を探す私。
私「居ないな~。A組じゃ無いのかな?」
阿部「あれ?○○ちゃん?」
私「え?」
背後から名前を呼ばれて振り返ると、亮平くんが立っていた。
私「亮平くん(* ´ ▽ ` *)❤️」
『亮平くんだぁ~!めっちゃ嬉しい😆💕』
阿部「どうしたの?ふっかなら隣のB組だけど…」
私「ううん!お兄ちゃんに会いに来たわけではなくて😅💦」
阿部「ふっかじゃないの?誰か探してるなら、名前を教えてくれれば呼んでくるけど😊」
私「あ…😓」
『どうしよう?樹の事は早く見つけたいけど、樹の事だから亮平くんが私の知り合いだって知ったら目黒くんの時みたいに余計な事をベラベラと喋りそうだしな(¬_¬;)』
田中先輩の名前を亮平くんに言うべきか考え込む私。
阿部「○○ちゃん?」
私「ハッΣ( ̄□ ̄;)!」
私「い、いえ!何でも無いです😅💦」
阿部「そう?」
私「は、はい😅💦」
阿部「それで?誰を探してるの?俺が知ってる人だと良いんだけど😊」
私「あ💧い、いえ!大丈夫です💦亮平くんの手を煩わせてまで用がある人じゃないので✋😅✋」
阿部「え?でも…😓」
私「本当に大丈夫なので✋😅✋では失礼します💦」
『亮平くんを樹に会わせるわけにはいかないッ❗️亮平くんにまで軽い女だと思われたら生きていけないよ😣💦』
田中先輩を探す事は諦めて自分の教室に帰ろうとすると、誰かにぶつかった。
ドン❗️
私「あ、ごめんなさい😖💦」
ぶつかった相手に頭を下げて謝る私。
阿部「○○ちゃん、大丈夫?」
慌てて私の所に走ってくる亮平くん。
私「あ、はい💦私は全然😅」
渡辺「○○?」
私「え?」
名前を呼ばれて振り返ると、ぶつかった相手は渡辺先輩だった。
私「あ!渡辺先輩(*^▽^*)」
嬉しそうな笑顔を浮かべながら私の頭を優しくポンポンする渡辺先輩。
私「ち、違いますよ(//>△<//)💦」
渡辺「照れるな、照れるな。仕方ないヤツだなぁ~😁」
私の頭をグシャグシャに掻き回す渡辺先輩。
私「あ~ッ!何て事するんですか💢頭グチャグチャになっちゃったじゃないですか(>△<)💢」
渡辺「こっちの方が似合ってるし、可愛いよ😊🎵」
私「可愛いくないッ😣💢」
渡辺「アハハハハ😆」
私の反応を見て楽しそうに笑う渡辺先輩。
阿部「…翔太と○○ちゃんて、いつの間に仲良くなったの😓?」
親しげに話している私と渡辺先輩を不思議そうに見ている亮平くん。
私&渡辺「え(・△・)?」
阿部「2人は部活の時に初めて会ったんだよね?」
私「あ…それはその😖」
『どうしよう?猫ちゃんの事は言えないし…(¬_¬;)』
チラッと横の渡辺先輩を見る私。
渡辺「さぁ、どうだったかな?なんか、コイツとは初めて会った気がしないんだよな~。もしかしたら、前世で繋がりがあったのかも😄」
私&阿部「……。」
シーンと静寂が廊下に漂う。
渡辺「な、な~んちゃって💦そんなわけ無いよな~😅アハハハハ💧」
笑って誤魔化す渡辺先輩。
『渡辺先輩…他に何か無かったのかな?流石にこの言い訳は無いわ(¬▽¬;)』
辰哉「あ!阿部ちゃん、次の授業は移動だからそろそろ行かないと…って、○○?何でお前、こんな所に居るんだよ。俺に用か?」
私「え😓?あ、いや、そういうわけじゃないんだけど…😅」
辰哉「まぁいいや。兎に角、用が無いならサッサと自分の教室に帰れよ?2年には変なヤツも居るんだから。」
阿部「ふっかとかね😊」
辰哉「そうそう、俺みたいな😌…って、おいッ😡💢」
渡辺「いやいや、今のは絶不調でしょ!全然面んなかったもん😊」
辰哉「何でだよ!面白かった方だろ😡💢」
渡辺「いや、全然😊」
辰哉「もういい!俺は先に行くからな😡💢」
阿部「あらら、拗ねちゃった😅次は科学室か…翔太も行くよ😊」
渡辺「俺、筆記用具とか教室だから後から行くわ😊」
阿部「遅刻しないでよ?じゃあ○○ちゃん、また部活でね👋😄」
私「あ、はい!また(*>∇<)ノ❤️」
亮平くんに手を振り返す私。
『亮平くん、いつ見ても爽やかだなぁ~(* ´ ▽ ` *)✨あの人、絶対どっかの国の王子だよ❤️』
渡辺「…○○。」
私「はい😄?」
ガーンΣ( ̄□ ̄;)!
私「き、キモい(º□º|||)?」
田中「お!○○じゃん。何してんの😄?」
ハッΣ( ̄□ ̄;)!
『この声は…』
振り返ると、探していた田中先輩がニコニコしながら歩いてくる。
私「樹ッ!」
渡辺先輩が居る事を忘れ、思わず下の名前で呼ぶ私。
渡辺「え?樹と知り合い?」
私「へ…😓?あ💧いや、知り合いって言うほどでは😅」
田中「俺の彼女😄」
私「ッΣ( ̄□ ̄|||)!?」
『コイツ、また余計な事を~ッ😣💢』
渡辺「え…?彼女😓?」
私「か、彼女って言っても昔の事で、とっくに別れてるので今は他人です😅💦」
ガーンΣ( ̄□ ̄;)!
『か、関係ない?どうでも良い…(T_T)』
渡辺先輩の言葉にショックを受ける私。
渡辺「樹。コレ、借りてた辞書。ありがとな、助かったわ😊」
田中「ああ!どういたしまして😄」
渡辺「じゃあまたな😊✋」
田中先輩に辞書を返すと、渡辺先輩は私には見向きもせずに自分の教室へ帰って行ってしまった。
私「ああ~、渡辺先輩にまで誤解されてしまった(T△T)」
田中「別に良いじゃん。彼女だった事には変わりないんだし😌」
私「良くないッ!ちゃんと過去は過去、今は今でちゃんと区別してくんなきゃ困るよ!目黒くんも渡辺先輩も、今、私が樹と付き合ってるって思ってるよ😣💢」
田中「それはそれで俺は構わないけど😊?」
私「私が構うんだよッ😣💢」
キーンコーンカーンコーン🔔
田中「あ、鐘鳴ったよ。早く教室戻んないと怒られんじゃない😁?」
私「ムカッ💢樹のバカ~っ!大っ嫌い😣💢」
田中先輩に怒鳴ると、私はダッシュで自分の教室に帰った。
田中「大っ嫌いね~😁久々に聞いたわ、この言葉。…ま、無関心よりかは全然良いよな😌」
松村「…樹。」
田中「ん?ああ、北斗。何?いつから居たの😊?」
松村「少し前。」
田中「そう😌」
松村先輩の横を通って自分の教室に歩いて行こうとする田中先輩。
松村「樹、何でそんなに○○ちゃんに絡むの?もう彼女じゃないんだし、そっとしておいてあげれば良いじゃん。」
田中「何で?…さぁ?何でかな。よく分かんねーけど…」
渡辺先輩と私が笑顔で話していたのを思い出す田中先輩。
田中「アイツが俺以外の男と仲良くしてんの見ると、ムカついて仕方ねーんだよ。」
松村先輩にそれだけ言うと、田中先輩は自分の教室に入って行く。
松村「…何が分かんねーだよ。まだ○○ちゃんの事好きなんじゃん。」
小さな声で呟くと、松村先輩も自分の教室に入って行った。
《続く》