【実車】Crown Victoria整備 ~コンソールと配線編Part1~ | 気ままに趣味をツラツラ書くブログ

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フォード・クラウン・ヴィクトリアに乗っているポリス好きな者です。
マニアックな記事が多いかと思いますが、共感していただける方がおられましたら是非コメントを残していただけると嬉しいです。
よろしくお願いしますm(_ _)m

中々記事の構成がまとまらず書き出すと大変そうという事を思いつつも、この記事を書かないと次何かしらの記事書こうと思った時にこのカテゴリー関してはまずはここから書き出さなくてはならない事に・・・。

っという訳でお待たせいたしました。

お待たせしましたと言っておきながら、勝手にブロ主がメモがてらレポートみたいな感じで書いているこのシリーズ。

年末から年始にかけて続けていたVicの整備最終章っという事でコンソール周りの整備をまとめていきます。

 

この整備に関する他の記事はコチラから↓

 

 

 

 

 

では続きから話を進めていきます。

 

前回の記事で無事Federal Signal Smart Siren 2000SMが直ってちゃんと通電したという事で、いよいよ一番大変な作業に着手します。

着手する前にBefore状態のコンソールボックス周辺を載せておきます。

比較的綺麗な時の写真がこのような感じ。

ですが、当然NYPDの内装とは全く違い完全オリジナリティー溢れる内装となっています。

 

何回かXの方でも度々この”中”を開けて絡みに絡んだ配線を辿っている様子を見た事がある方もいるのではないでしょうか。

 

そう、この綺麗に見える箱の中はカオス

この配線を何とかしたいというのと、NYPDの内装に近づけるための内装見直し、そして折角電装関係を全部見るのなら引き直そうっという事に。

 

まずはコンソールボックス周辺の装備を全部外すところから始めていきます。

アンプを摘出しつつ、タフブックマウントコンソールボックス自体も外していきます。

 

コンソールボックスは座席のネジで止められていました。

 

なお、この時バッテリーから直接来ている線の「バッ直線」がショートしないよう被覆しつつも注意しながらの作業となります。

 

中身をすべて摘出した様子。

 

このままコンソールボックスを取り外すとこんな感じになっていました↓

 

レールが引かれていて、その上に各種アタッチメントを取り付けれるようになっています

 

ちなみに。

今までコンソールボックスで干渉していたため引き出すことが出来なかった車載のドリンクホルダーシガーソケットが露わになりました。

※ドリンクホルダーとシガーソケット

 

※ドリンクホルダーの下にあったシガーソケット

 

今まで使えなかったものが満を持して使えるようになるという。

新鮮さがあります。

 

一方、コチラは取り外したコンソールボックスタフブックマウント

 

タフブックマウントは再利用できませんが、コンソールボックスは検討した結果加工して再利用することにします。

 

さて、ここで最終的にどんな感じのコンソールボックスにしていくかをイメージしておきます。

様々な資料を漁りつつも最後はこのようなイメージとなります。

※Google画像検索より HWY UnitのVic内装

 

HWYの内装ですので、パトロールユニットには無い装備がチラホラあるのは気にしない方向で。

データー端末もタフパッドに置き換わっていますが、タフブック時代から似たような位置でしたので、これくらいの低い位置で取り付けられているようです。

 
これ以外の画像資料を基に解析を進めていった結果下記の事が判明しました。

・タフブックマウントは中々のローマウント(低いタイプのマウント)

・コントローラーBOXは樹脂パーツに穴を開けて取り付ける

・そもそも思っている以上に配線はシンプルである

・配線はやっぱり後ろに回す

等々

 

そうなれば早速部品の調達も進めていきます

最初に届いた・・・っというか既に特定されて準備されていたタフブック用のマウント

HAVIS製のものになります。

本来この時代に取り付けられているマウントはHAVISの前身となる会社(名前忘れました)によって作られたものが装備されていたそうですが、現物を手に入れるのは至難の業という事でHAVIS製となりました。

 

裏面にはインバーターが内蔵されており、アクセサリー電源へ繋ぐことでタフブックを充電しながら使うことが出来ます

 

タフブックと合わせてみるとこんな感じ↓

今まで取り付けていたマウントは汎用モデルであったという事もあって全部パタリと閉めることが出来なかったんですが、今回のはタフブック用であるためちゃんとピッタリ閉じます。

 

次は実際どの位置に取り付けるかという事で車の方に合わせます。

位置としてはこの辺り・・・なんですが、微妙に高さがあるようで。

 

下から約7cmくらいの高さがあります。

この高さに近いマウントを探して調達する必要があります。

 

操作イメージとしてはこんな感じ↓

見つけた資料とも高さが合いますし、この位置と高さで決定です。

 

位置を決めたところで横に逃がしている配線の収納先を確認しておきます。
この赤枠の部分に収納BOXを設けて、サイレンアンプ本体と前のコンソール部分から伸ばした配線とパトランプの配線を収納します。
 
そしてこの後ろに配線を持ってくるのが一苦労。
Aピーラーから入っていき、天井の板を若干剥がしつつ・・・今回は左後ろのトランクから外に出すため左後ろへ配線を持っていきます。
 
 
配線を後ろに回してサイレンアンプと繋ぎ・・・箱に収納。

 

本来であればFCVPI専用のトランクボックスがあるようなんですが、今回はDIYという事で工具箱を収納BOXとしました。

 

次は前に回した配線を整理してコンソールボックスに収納します。

更に、同時並行してコンソールボックスを再利用する為加工していきます。

 

配線関係は相も変わらずこのような施工にお付き合いいただいている友人にお任せして、ブロ主はひたすら金属の塊を真っ二つにしていきます。

このコンソールボックスに関しては新調するか、使いまわすかでかなり迷いました。

しかし、新調するにしても中々の値段しますし折角持っているのであれば工夫して活かすことは出来ないか・・・。

ただし、前部分の盛り上がっている部分はタフブックマウントが入るため要らなくなります。

逆に半分から後ろ部分はドリンクホルダーやスイッチの収納スペースとして活用できるので必要な部分になります。

っという訳でこの金属の塊をひたすらギコギコと手動で削っていきます。

地味な作業ですが、一番疲れた作業だったかもしれません。

 

ブロ主がギコギコしている間に友人は配線の繋ぎ替えと整理を着実に行っていき・・・。

WigWagとグリル内のパトランプを点滅させる事に成功しました。

 

程なくしてブロ主も鉄の塊を真っ二つに切ることに成功。

※不要になった方のコンソールボックス

 

切り終わって軽く面取りを行ったら早速車内のスペースに合わせます

 

チャ「いいんじゃないですか?」

友「せやね~。」

 

位置が決まれば固定します。

 

そうこうしている間にも日は落ちていき、気が付けば真っ暗。

いつもの如く、これ以降急ピッチで作業を行ったという事もあって作業中の写真を撮り忘れています

 

最終的にはこのような感じになりました。

タフブックは高さの合うマウントが届くまで、とりあえず仮置きとなります。

ここから更に”不細工さ”を払拭していくため細かい所に手を加えていくわけですが、位置関係はここで決定です。

通電も問題なさそうですし、後ろに回した配線もちゃんと電気を運んでくれているようです。

 

そんなわけで、作業は追加部品が到着するまでほんの少し停滞することになります。