年末から続くVic整備もそろそろ終盤という事で、今回の記事で最後まで紹介していきます。
一連の記事はコチラから↓
さて、そんなわけで続きから書いていきます。
前回の記事ではタフ・ブックを固定するマウントの注文待ち・・・っという事で終了しました。
作業中断から3日後。
ブロ主の自宅へ少し重量感のある国際便が届きます。
中に入っていたのはe-Bayで見つけて即決しておいたタフ・ブックのマウントです。
前回の整備でNYPDはPC端末を結構低い位置で取り付ける傾向があることが判明していましたので、実際の高さ等から一番近い高さの物を購入しました。
※前回の作業工程途中に判明する高さの寸法
ちなみに中古品だと思って買ったわけですが、使用感はまるで無く、付属品も全て揃っている新品だったことに驚いたのは別の話です。
※同封されていた取説(上)と付属品のネジ(下)
高さのある”ハイマウント”というのはe-Bayでもよく見かけますが、今回購入した取り付け位置が低い”ローマウント”というのは中々需要も低く、ある種レアアイテムでもあります。
今回用意したのはロゴから見て取れるように”LEDCO”製の物になります。
そして物が届いたことを友人にも共有し、再び日程を合わせて実車に組み込んでいくわけですが・・・ここでハプニング。
チャ「あれ・・・下のマウントレールとネジ穴合わないんですけど・・・」
友「ホンマですね・・・」
恐らく下のマウントレールと今回用意したローマウントのメーカーが違う為、寸法違いが発生してしまいました。
これに関しては3Mのテープで対応。
位置を確認しながら取り付けていきます。
タフブックを載せて固定するとこのような形になります。
下から覗くとこのような形です。
タフブックを使用していないときは車載のドリンクホルダーが使用できます。
こんな感じでマウントは取付完了。
次はスイッチ周りのちょっとした加工も行います。
あれだけ配線がひしめき合っていたコンソールボックスの中もこんなにもすっきりしました↓
更に今後のメンテナンスも考えて配線ボックスにテプラを貼ったりして”何が”、”何の”配線なのかが一目で分かるようになっています。
ここまで出来る友人が優秀過ぎて凄いです・・・。
スイッチのプラ板もシールではなく、スペア部品を購入してはめ込んでみます。
コンソールの隙間にはシガーソケットとUSB電源のついたプレートを差し込んでより実用性を向上させます。
半端な隙間はプラスチックの板を当てがいます。
夏場どうなるかが分かりませんけど、とりあえずビニールテープで止めておきます。
このような感じでコンソールボックス周りは終了。
最後の整備箇所へ移動します。
最後の整備箇所はエンジンルームとなります。
ここで何の整備を行うかと言いますと、グリルの中に埋め込んでいるパトランプの配線を繋ぎ替えます。
っというのも、WigWagの装置につながっているハイビーム線にグリルライトの線を割り込ませている為、ハイビームを点灯させるともれなくグリルライトも点灯してしまうという配線になっていました。
※ハイビーム線(青色)から分岐して繋がっているグリルライト線(赤色)
分かりやすく言うとこんな感じです。
普通に考えてグリルランプとハイビームが連動している訳が無いという訳で点滅するリレーを噛ませて独立した機構にします。
映像資料を見ていてもWigWagとグリルライトの点滅周期は微妙にズレており独立したリレーで制御されていることが伺えます。
分かりにくい上にIMPALAなんですが、微妙にズレていっているのが分かります↓
繋げる部品はコチラ↓
何の変哲もないFederal Signal製のリレーです。
印字が若干異なりますが、働きとしてはVectorにも付いているリレーと同じです。
※Vectorの基盤につながっている点滅のリレー(赤丸)
ここにグリルライト線を繋いで、車内のスイッチと連動させれば独立したリレーの構築が完成します。
繋ぎ替えると、WigWagを作動させていなくてもグリルライトを点滅させることが出来るようになりました。
※グリルライト単体で光らせている様子
っといった感じで年末から続いたVicの整備は無事に終了。
ちなみに、この整備が終わったのが1月後半。
なんとかLeCon5.5には間に合わせることが出来ました。
これだけ弄っていればもう完成なのでは?っと思う方も多いかと思いますが・・・実はまだまだ細かい所は足りない装置があったりしますので、そこは追々搭載していけたらと考えています。