ブログ 走攻 (SoCo blog) -3ページ目

ブログ 走攻 (SoCo blog)

ラジオDJ・TV音楽番組司会・イベントMC・ゲレンデDJ etc...をしている SoCo(ソーコー)と申します!

主に、音楽に纏わる事を綴るつもりです。
何を食べただ、景色が・・・とかなblogではありません。
(とかいって”お花がキレイ~!”とかUPしてたらゴメンナサイ)

2017.11.4 @新潟市
{273CD0CA-240B-48B5-825A-61750F1703F9}

新潟に行きました。Hi-STANDARDのLIVE遠征で!

詳しい経緯は、1つ前のLIVE感想ブログに書いてるんですが、行き帰りとも深夜バスでの旅を選択しまして、丸々2日滞在することになりました。

今まで新潟にはスキー、スノーボードで、そしてFUJI ROCKで来たことはあったんですが、新潟市内にじっくり滞在はお初でした。

新潟について事前に改めて調べたんですが、新潟って長いとは思ってましてがここまで長いんですね。
{913D9584-25E1-410F-B7DE-956D7CA8A4CF}


レンタカーを借りないと、電車で色々見て回るのはちょっと厳しいかなと判断し、もちろんLIVEありきの旅なので、観光メインでもないので、2日とも市内で過ごすことにしました。


まず1日目は、朝9時ぐらいに着き、LIVEまで8時間ぐらいあって、10時からグッズ販売が行われるということだったので、ならば朝一からまずは会場となる朱鷺メッセに行ってみようと思い、駅前で手に入れた観光マップ片手にブラブラ歩いて行ってみました。


新潟駅から萬代橋まで来て、
{2045D5C4-6AF0-4548-BC5A-AACEE1807A4E}
信濃川沿いを歩いていたら、インスタ映えスポット的な場所があるも、1人なのでもちろん外観だけ撮って、
{AB7B2D71-9742-4BAE-B73D-252E9C5D6DC9}
あの高いビルのとこか、
{483F3FD5-5DDD-411B-B0E2-9E551293C2A5}
と再び目指そうとしたあたりから止んでいた雨が北風を伴って激しめに降り出し、朱鷺メッセに着いた時には暴風雨に近いぐらいになっていました。

そして、グッズの列は朝10時前からすでに早くも長蛇の列で、
{7A3F332C-D3DD-44D8-A429-D2237E5EE428}
1時間並んで欲しかったパーカーと、思わずテンション上がって当初は買うつもりはなかったコーチジャケットまで買ってしまうという、"グッズ並んだからには買っちゃうあるある"…的にゲット。


時刻は11時、昨日の夜大阪を出てから何も食べてなかったので、とにかく腹が減っては…状態で、地図的には朱鷺メッセのすぐ向かいたけど、漁港?になっててぐるっと回り道する形でピア万代という市場や飲食店がある所に行き、
{F0CDFF4D-D693-4E2D-8499-1D589CC08372}
でかい荷物も背負ってるし、とにかくお腹減ってるし、で比較的空いていたこちらでやはり海の幸を食すことに!
{7555E6C8-EBF5-48AB-B35D-052E72900012}

腹6分目ぐらいで、ま、次の展開も考えたらちょうどいいかって感じで、さて、時刻は12時、ホテルのチェックインは15時から、どうしようかなぁと、これまた観光マップ見ながらとりあえず栄えてるあたりに行ってみようかなと、傘がひっくり帰りそうなぐらいの雨、風だったんですが、ニモ負ケズ、に万代シテイと呼ばれるあたりにやってきたら、タワーがあったり、え?新潟にもアルタってあんの?
{32BCFB76-BD2B-4B58-A4AC-682ACA0E297D}
なんてプチ驚きもあったりして、商業ビルが建ち並んでいたので、当てもなくブラリしていたらNGT48の劇場に偶然行きあたり、
{AADDB9D9-F046-4A4B-A289-FFAFCF062C3C}
ロビーが無料開放されていたので入ってみたら、いかにも同胞的な感じのパーカーも見受けられ、
{9BC1E7A4-3189-43EE-A4BB-69B0DA489EB9}
同じような境遇、時間を持て余してる連中が今日は相当新潟市内にいるんだろうなぁ、なんて思いながら辿り着いた場所にもやはりそんな人影が。
{6056D127-50C4-4820-A980-389F29A21FA7}

ここも何も知らずになんとなく歩いてたら見かけて、
{02D5DDF5-91E7-4E87-9CC5-12C36B8B6F02}
へぇそうなんやぁ明日食べてみようかなぁ、ってことで、ここではおやつ感覚的に新潟名物イタリアンのお店に。
{9564156A-0A3C-42F2-A7B5-3088F0420492}
普通に美味しかったです。
てか、焼きそばに色々かけるんですね。
{EA45BC96-4C85-462E-B3DE-2692178F4E4C}


そんなこんなで、時刻は待ってましたの午後3時に!
駅近くに戻って今夜のお宿にチェックイン。
荷物を置いて、缶ビールを1本飲んで小1時間の休憩タイム。

そして再び、17時会場ということで、朱鷺メッセに向け16時過ぎに出発!

このために大阪から新潟へやって参りました、Hi-STANDARDのLIVE!

と、ここまで全て雨の中での珍遊でしたが、LIVEが終わり表に出ると、写真では分かりにくいですが満月が!
{4D86A7D2-4B2A-449B-9EB9-8FC57F627E2C}

余韻に浸りまくりながら再び歩いてホテルに帰還。

22時ぐらいで、昨晩も夜行バスであまり眠れてないし、歩き回った上でのLIVE参戦で疲労も結構ありで、コンビニ寄ってビールとカップラーメン、おつまみ買って、1日目はこれにて終了。


写真がこれ以上貼り付けられないので、続きの2日目は次のブログで!
2017.11.4 @朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンター
{2422D75F-7E63-4327-AC13-C3047239C4C8}

{72D9EEB3-6008-4B96-8D84-7C8538F63834}


終わってしまったぁ…

という感想を何よりもまず最初に漏らしたという、この日の対バンHEY-SMITHの猪狩君とまさしく同じ感想、終わっちゃたなぁというのが、本当この特別な日の率直な気持ちです。

そして、

思い込み、決めつけはあかんなぁ…

というのも個人的な少し物悲しい感想です。


何を思い込んでいたかというと、アリーナ会場のブロック指定の場所についてです。

そもそも、このTHE GIFT TOUR、先行で申し込んだり、発売日にトライした全てのチケットが、ものの見事に全全全部外れ、まったく取れなかった自分は、やはりどうしてもこのツアーのLIVEが見たくて、いや、実は90 ~2000年代のHi-STANDARDのLIVEを見たことがない、といいますか、ツアーでのハイスタのLIVEを恥ずかしながら1度も見たことがなかったわたくしは、大阪からの遠征を決意し、公式チケットリセールのサイトを頻繁にチェックしまくり、幾度となくリセールでの出品を見かけた新潟か北海道かで迷った挙句、HEY-SMITHが対バンということも自分にとってかなりの決め手として新潟に照準を定めたところに、タイミングよくアリーナスタンディングCブロック1枚のチケットが出品され、これだっ!と、興奮とともにすぐさま購入しました。

{816A61A9-70DB-4A9D-A7F9-D735688698D3}
(出品者の方から嬉しい手書きのメッセージも!)

Cブロック、これは単純に前から横だけに区切られたブロック分けだとしても3番目、もっと細かく縦横分けられてたりなんかしたら、下手したら最前ブロックの可能性もあるんじゃないかぁ~?!…
なんて期待に胸を弾ませながら待つこと1ヵ月、ついにその日を迎え、新潟に乗り込み、開場待ちの誘導に従い、指定された待機場所に行くと、何かがおかしい。
普通ならA,B,C…と待機してそうなものが、Aの次にCとなっている。
{69CE6902-C7B7-4787-A583-318154DDAF01}

ん?どういうこと??

そして、普通のアルファベット順で入場していくなら、まずAブロックから入っていくであろうに、一向に会場へ誘導される気配がなく、寒空の中、外で待機を命ぜられる我々A,Cブロックの数百人。

他のブロックは会場まわりの別の場所からそれぞれの入場で、その様子をうかがい知ることはできない。

すると、まわりの人たちもこれは何か様子が変、おかしぞということを察知しだして、携帯片手にあれこれ調べる始めるや、驚きから、落胆や、ため息が漏れ始める。

僕はそんな周りの声がめちゃくちゃ気になるものの、意識的に聞かないように遠ざけながら、冗談だろ、嘘だと言ってくれ、何かの間違いであってくれと一縷の望みをかけ、待つこと、17時の開場から30分は経ったであろうかという頃にようやく入場。

するとそこには…

{D51A4DF4-08F0-49C4-83C8-80956AD77C39}
現実が突き付けられていました。

まわりから漏れ伝わってきていた噂は本当でした。
前の方どころか、後方も後方、後ろから2番目のブロックだなんて。

これは激落ちしました、マジで。
なんのためオレは新潟まで来たんだ…それぐらいまでに。

前の方だとばかり決めつけ、その心づもりで脱水症状にならないために水分の準備や、携帯が水没状態にならないようにジップロックに入れ、搾れるほど汗だくになるだろうから、帰り風邪をひいてしまうおそれもあるので着替えに薄手で軽めのロンTを持参して…などなど、自分の今までのカオス状態でのLIVE経験をフルに活かして、用意周到さをいかんなく発揮させるつもりが…

まぁ勝手な思い込みとは怖いものです。

これは、というか、これもHi-STANDARD流のチケットの転売対策なのかなぁ?なんてことを思います。

前の方のブロックが高額で転売されたりすることがないように、そして、逆に後ろの方だと思っていた人たちにとっては会場に来てのサプライズや喜びがあったり、と、そうLIVEに来るまでお楽しみが残されてもいるというわけです。

LIVEとは、見る側も、もちろん演る側も用意周到にはいかん、ということですかね。

あ、そう今回の新潟、朱鷺メッセはこれだけ細かくブロック分けしないとオールスタンディングのLIVEができなかったようなことを、難波さんがMCで話しておられました。

かなり厳しい制約があったみたいで、そういえば前のブロックとの通路幅が相当広めにとられてるなぁ、など思っていたんですが、開催にこぎつけられたのは奇跡的だったみたいで、今後の朱鷺メッセでのLIVEに風穴開けれたんじゃないかということでした。


少し話は戻りますが、僕はLIVEでは出来得る限り肉眼で表情が見えるところまでには行きたい、スクリーンのある会場でも極力画面を通してではなく直に見たい、それこそがLIVEに来ている意味、醍醐味だ、ぐらいのモットー?いや主義?ん〜願望かな、がありまして、ま、ただこれは、ライブハウスでのLIVEやフェスでの場合が可能であり、今回のようなアリーナでのブロック指定でのオールスタンディングではそれはある程度チケットの運しだいなわけですが、Cブロックならこれはクリアできるだろう!と勝手に思っていたわけです。

それがまさかの豆粒とまではいきませんが、ほぼスクリーンを通してでしか表情はおろか、動きすら見えない時もあるという、背伸びしまくり状態で見ることになるとはこれっぽちも予想しておらず、一気に力が抜けたというか、みなぎりを失ってしまい、半ば茫然自失的な状態、立ち直れないままHEY-SMITHのLIVEを迎えました。

ここまで来たからには楽しんだもん勝ち…とは分かっていても、心の底から楽しみきれてない自分もいました。


HEY-SMITHのLIVEは、ハイスタと対バンできる喜び、感慨深さを噛みしめながら、自分たちのPUNK ROCKをブチかましてる、そんな印象でした。

僕がこの新潟公演を選んだ理由の1つに、HEY-SMITHが対バンだからというのが相当なウェイトを占めているほど大好きなので、もちろん楽しかったし、そして感慨深くもあったんですが、元来引きずる性格ということもあり、やはり正直100%心の底からハジけてマザれたかというと、そこまで乗り切れずでした。

熱量が距離を超えてこなかったというか、前におそらく8000人ぐらいはいたことを考えるとそれもいたしかたないのかもしれませんが、メーターが振り切れるほどまでには僕の心の奥の方までには届いてきませんでした。

ただ、僕は今の10代20代の若者たちに対して常々思っているのが、THE BLUE HEARTSにも、Hi-STANDARD(90~2000年代)にも間に合わなかった世代、リアルタイムで体現できなかったそんな君たちにはHEY-SMITHがいるじゃないか!と。
次のPUNK ROCKシーンの先導者、そのようにさえ思ってるしだいなバンドです。


前段が相当長くなりましたが、そしてHi-STANDARDの登場です。


超えてきました、空間を。

それも軽々と。


メインアクトだから当たり前といえばそこまでですが、これはそういった次元では言い表せない、パワーであったり、エネルギーが、いわゆるLIVEマジックとなり、距離、時空、次元、そして、まさしく文字通り世代を超えて"ALL GENERATIONS"に響きまくっていた、そんな印象を強く受けました。

そういえばLIVE前、先にも書いた外で入場待ちしている際に、「LIVE20年ぶりやぁ」なんて声が聞こえてきたりもしました。

そして、LIVE中にはファミリー指定席の子供たちとのコール&レスポンスもあったり、難波さんのお子さんもステージに登場したりと、ほんとに世代など関係なくHi-STANDARDのLIVEを思い思いに楽しんでいるといった感じでした。

そして、僕がより思ったことは、新曲、ニューアルバムの曲がめちゃくちゃ届いてるなぁということです。

そう、それはすなわち、今のHi-STANDARDが昔からのファンは何より、新しく知ったKidsにも隔たりなく、もの凄く響いているなというのが、新曲、特に"The Gift”が披露された時のリアクションなどで肌で感じました。

過去の遺産、伝説的なバンドというのではなく、現在進行形のバンドとして求められているというのがビンビン感じられるLIVEだったのです。

もちろん、元祖Kidsには感涙物の1st『Last of Sunny Day』からまさかの"WHO'LL BE THE NEXT"が聞けたり、過去のLIVEでもほとんどやったことがないという"THIS IS LOVE"が披露されたりと、ご本人、健さん曰く
「新旧の曲を織り交ぜてやれて、俺たちもなんかめっちゃエモい感じだよ」
といった内容のことをMCで伝えてはりましたが、知ってる者にとっては古い曲はもちろんエモくもあるわけですが、むしろ古い曲はあまり詳しくないけど、ニューアルバム『The Gift』からの曲がPLAYされた時によりLOUDに喜んでいる比較的若い世代の子たち、そんな光景が僕のまわりでは結構見受けられ…前方ブロックの方のことは分かりませんが、ってしつこい??

いや、おそらく前方はどちらも超絶エグイことになってただろうと思いますが、話は戻って、そんな若い世代にも今のHi-STANDARDの楽曲が浸透しまくってるということも、なんだかとてもエモーショナルで、ハイスタはマジ、日本のローリング・ストーンズみたいになってくれる、50代、60代になってもロックし続けてくれ、僕たちをいつまでもエキサイトさせてくれる、そんな存在になるとLIVE後本当にそう思いました。

そして、遠い過去の記憶も甦って来ました。

高校生の時初めてTHE BLUE HEARTSを大阪城ホールで見れた時、2階スタンドの遠い席、それもスクリーンもなかったように思うのですが、それでも大興奮したあの時の記憶が。

そう、PUNK ROCKは飛び越えてくるんだと。

脳天に、

心に、

直撃で。



次の日も夜まで新潟滞在で、1日自由だった、というか、時間を持て余していたんですが、その珍道中?は次のブログに書くこと、にしようかな??
…で、その道中というか、その次の日も計2日間、何も音楽を聞きませんでした。

普段は移動の際などは必ず音楽を欠かすことはないんですが、なんか脳内に何も入れたくありませんでした。

ハイスタの曲さえも。

正規というのかな?CDの曲を聞いてしまうと、ずっと頭の中でリフレイン的に、鳴り響いているLIVEの余韻音が、なんだか薄まってしまうような気がしたりして…。

脳内ハイスタLIVEミュージックだけで2日は浸れました。

さすがに3日目には、音源が聞き返したくなり、CDからの楽曲を聴きましたが。

あ、逆も、というか、LIVEでは、演奏曲終わりに、CDの曲順通りの次の曲が脳内に流れて来ることもあります、よね?!…話それましたが。


難波さんが地元新潟の夕日の美しさをみんなにも見て欲しかったなぁ、とLIVE当日は雨だったため、悔やんではったんですが、明日もし見れる人はぜひおすすめ、といったようなことをおっしゃた、ように思うんですが…ちょっと記憶が自信ないです。
興奮状態過ぎると記憶が飛び飛びになってしまったりとかあります、よねぇ?

で、次の日、昨日とは打って変わって本当に良い天気で、

{B5674B7D-1853-433E-99CC-15911AEA492A}
見れました!新潟、日本海に沈む夕日を。

もちろん脳内には"BRAND NEW SUNSET"昨日のLIVE余韻ミュージックVer.が流れ、なんだか涙もほんの少し流れ…そうになりましたが、せき止めました。

LIVEでは、その後、急遽?だと思われる耳打ち的な打ち合わせがあってからの、最後に特別にもう1曲"MOSH UNDER THE RAINBOW"が。

半端ない一体感、ほんと何度も言いますがこれぞ"LIVEマジック"!だというおそらく1万人ほどの人間全員が笑顔の空間、これは、最早ブロックだ、アリーナだ、スタンド指定席だなんていう垣根もすっ飛ばす、凄い、難波さん風に言うとマジ"半端ねえ"LIVEを見れて、本当に大阪から遠路はるばる新潟まで遠征することを決断して心から良かったなと思いました。


ただ、

ただ、

ただですが、

できるなら、もう1度、今度こそは混沌の前方ブロックの中でも見てみたい!!


その願いも、たとえこのツアーでは無理だったとしても、いつかは叶うんじゃないだろうか、
なぜならHi-STANDARDは現在進行形のバンドなのだから!!!
{4BD0FD3B-BA8B-4266-A034-8D7BFA0A8E24}

{B0C3E803-32BA-4BF0-8B00-DCC02E079FAA}




2017.10.21 @滋賀県立文化産業交流会館
{83B00EE5-106B-4F3A-ABFF-D19757BD6C8F}

2回目となる今年、MCとして初参加させてもらったんですが、SKA FREAKSの熱意がこもりまくった血の通ったフェスで、その思いを汲み、これでもかとLIVEで応える仲間のバンドマンたち、先輩から後輩まで本当に愛されてるバンドだなSKA FREAKSは、と思いました!

その証拠に大先輩のレジェンド POTSHOTが解散中にも関わらず、15年ぶりとなる滋賀でのLIVEを見せてくれたり、G-FREAK FACTORYの茂木さんはSKA FREAKSのローカルバンドとしての意地などについて自分たちの経験も踏まえたMCで鼓舞し、魂揺さぶられまくるLIVEでそのバンドマンとしての生き様を後輩に示していたようにも思います。

ほんと全出演者それぞれに個性を発揮し、素晴らしいLIVEでした!
これは来てくれたお客さんが感じ取ってくれてると思います。

まさにFREAKYなラインナップで、ジャンルレス、ロックのみならずよさこいやお笑いまで、カルチャーを滋賀県の湖北、北近江でJAMMiM' 楽しめる遊び場がそこにはありました!

仲間に入れてもらえた感がめっちゃして嬉しかった集合写真と、タイムテーブルにまで名前を載せてくれる心遣いなどにSKA FREAKSが愛される理由が分かるなぁ〜なんて写真をでは最後に!!
{F9341753-6EA1-4D34-932F-279ECD917F23}

{9D5CFE47-8113-4E21-9080-493D1BBE23C2}

来年の開催も心から願うばかりです!!

2017.10.10 @TOWER RECORDS オンライン
{880B8F09-3D5B-4371-AD31-125D4105725C}

ほぼ年1で届けてくれるザ・クロマニヨンズの新作!

今作もザ・クロマニヨンズらしい独自路線が貫かれてるロックンロールであり、ブルースでもあり、歌謡的な雰囲気もより感じたり、あと、THE HIGH-LOWS時代の「21世紀音頭」にも通じる和の要素をふんだんに感じる、ズバリ「盆踊り」が印象的(コミカルな曲調で、歌詞の"もう死んでるよ"に思わず笑ってしまいそうにもなるが、実は幻想的な曲)だったり、それも「嗚呼! もう夏は!」という曲からの流れに、やはり"夏"だな!なんて思ったり(いつまでも、少年だったあの甘酸っぱい夏を胸に抱き続けることもロックンロールではないか、と僕はヒロト&マーシーから勝手にそう感じている)、お得意のダジャレ的にも引っ掛けたワードからの「ルンダナベイビー」とか「ワンゴー」だったりもあり、そして、なんかそんな子、似たような感じの体験あったなぁなんて思わされる「足のはやい無口な女子」なんて一風変わったタイトルの曲があったりと、とにかく1曲目の「デカしていこう」の入りから、(オッ!これは?!また今までの感じとも少し違うような渋さも感じるが、しかしこれぞクロマニヨンズだ!)なんてように思う全12曲39分のザ・クロマニヨンズのロックンロールワールドを存分に味わえる1枚ではないかと思います!


アルバム名の『ラッキー&ヘブン』、そして「ハッセンハッピャク」という曲のタイトルなどは果たしてどこから付けられたのか?!何か意味するものがあるのか??なんてあたりは不明も不明ですが、(ん?意味なんてないんだよ、なんとなく)とおそらく答えはることでしょう、あのお2人は。

そう、フィーリング、"考えるな感じろ"ってことですね、ロックンロールは!!

なので、どん底でもラッキーだし、ヘブンです、僕は!

なぜなら、先週はハイスタ、そして今週はクロマニヨンズの新たなロックに触れられるなんて、それだけでもう LUCKY & HEAVEN ってもんです、人生。

2017.10.2 @TOWER RECORDS 梅田NU茶屋町店
{E67FD28B-A609-4EF7-A71F-A61102F975C2}

ついに出た、Hi-STANDARDの18年ぶりとなるニューアルバム『The Gift』
そして、またまた事前告知なしで同時リリースされた『AIR JAM 2000』のDVD

どちらも店着日に手に入れました!!
{7D8A1CBB-A103-4B07-B385-14FA82F4B0BB}


最初に聴いた時の率直な感想はというと、正直ちょっと(ん〜)と思いました。
けど、結論から言うと、これが「めちゃくちゃいい!!」

ではなぜ初めて聴いた時そこまで思わなかったのか・・・それは、おそらく自分自身が成長”Growing up”できていなかったからではないか、そんな風に思いました。

具体的に言うと、おそらく18年前を引きずってしまってしまっていたのではないか、ということです。

といっても、それもある意味仕方のないことなのではないか。

だって僕らは18年間、ずっとそれまでの楽曲と共に人生を歩んで来たのだから。

人によっては、ずっとではないかもしれないけど、ことあるごとにハイスタの楽曲に救われ、勇気づけられ、時にあの頃の記憶を呼び覚ましてもらい、生きてきたのだから。


だが、Hi-STANDARDの新譜にはもちろん”今”が詰まっている。

その18年という月日の中で起こった様々な変化、人生におけることを筆頭に、音楽的なこと、そして、バンドとして再び動き出し、こうしてアルバムを出す、出せる?までに回復した人間関係の変化、それらがもたらした変化が進化となり、ビルドアップされたバンドの音、歌詞になっている、そんなように思うわけです。

公式インタビューにもありましたが、○○みたいな、や、〇〇の続編、みたいな楽曲が聞きたければKenさんが言う通り昔の曲を聞いてくれ、そいうことなのであろうと。

などと、そんなようなことをうんぬんかんぬん分析する前に、2度3度繰り返し聴くと、それは顕著になって表れた。なんだこの癖になる感覚は、と。

何度も繰り返し聴きたくなる中毒性、CDを止めてもずっと頭の中で鳴り続けるメロディ、新たなHi-STANDARDの音楽的魅力が随所に散りばめられ、もちろんこれぞハイスタ!というキャッチーな楽曲、冴えわたるコーラスワークも大健在。

そして和訳を読めばより訴えかけてくる(英語できないもので)歌詞の数々、やはりそこは今までと変わらず人生を、友についてを、そして今まで以上に愛を歌っているのではないか、と僕は思いました。

普遍的な愛、音楽への愛、親となっての愛、そして、全ての世代のガキども(Kids)への愛、そんな愛という名の贈物が楽曲としてぎっしり詰め込まれ、届けられたBOX(作品)であり、また、ハイスタのお3人さんだけが授かったギフトをいかんなく発揮、融合させ、18年経って、音楽的にも人間的にもより深み、魅力を増したアルバム、それが『The Gift』・・・だということが分かるのに、僕は1回では全て感じ取れなかった、それほど感慨と味わいが深い作品なんだと本当に思います。



ではそんなアルバムの楽曲それぞれのちょっとした感想などをつらつらと。

1. All Generations
新たな幕開け、希望を感じる宣言的1曲!
ステージにいるのは同じあの3人組 ここにいるのは 全ての世代を超えたガキども
この歌詞がもうグッときまくりで、ニクいっ!
Ken さんの近年の箱物ギター志向からの音楽性、よりロックンロールな音も垣間聞こえる。

1950~60年代、かつてロックはMy Generation的なものであったが、半世紀経ち、ロック自体もある意味成熟し、世代を超えるものとなった、そういうことではないだろうか。
ただし、反骨のスピリッツは失われずそのままで、まさに世代を超える力がロックにはある。そう僕は思ってます。


2.The Gift
これはもうハイスタならではというか、ハイスタにしか出せないキャッチーで癖になるメロディ、だけどなにか新しいハイスタでもあり、また、速くもあるがどこか哀愁なども感じる、そんなハンパない楽曲に、胸を熱く打つメッセージ。
ギフトの本当の意味はそういうことだったんだ、という。
「オレはオレ、キミはキミ、オレたちはオレたちなんだ」というメッセージを僕は勝手にギフトとして受け取りました。


3.Can I Be Kind To You
ハイスタ流のラブソングを速いパンクロックで奏でるというカッコよさ。
ボーカルの掛け合い、コーラスが絶妙でまたいい。
個人的にKen Bandからの流れも感じたりする曲で好きな1曲。


4.Going Crazy
自分の中のもう1人の自分?にも歌っているかのようにも僕は受け取った、闘争も感じさせる、ハイスタが持つハードな一面、激しさが前面に出た楽曲。


5.Time To Crow
今回のアルバム中唯一のちょっとファニー系な歌詞の内容の楽曲ではないだろうか。
せわしなく駆け回る忙しい感じ、まさにニワトリが想像できるちょっぱやな曲で、軽快なギターリフでテンション激アガり!


6.My Girl
ビンテージ感漂わせる難波さんのベースからの始まり、そしてヴォーカルはKenさんから、なんてのにちょっと意表を突かれ、そこからやはり速くなるか?なるのか?!なるだろう!!的なお得意の緩急効かせたカバーセンスが冴えわたり、Ken Bandの「Save Us」的な要素もちょっと感じたりも。


7.Hello My Junior
18年経って家族ができたからこそできたであろう、あったかさが溢れるストレートな、これもある種のラブソングでもあるのではないか。
難波さん的な包み込む優しさの雰囲気が僕はします。


8.Big Ol' Clock
ミドルな展開で、ノスタルジックさ漂い、どこか甘酸っぱさも感じる。
僕は人生をかけてこの歌を作る
過ぎ去った時は戻らない。あの頃の自分を重ね合わせ、心打つ叙情的な歌詞。


9.We're All Grown Up
オレたちは大人になってしまった
そう、GROWING UPから成長した今のハイスタ、紆余曲折、お互い色々あって、酸いも甘いも経験して今ここに立っている3人組、だからこそ歌えること、伝えたい愛がある。
1.と共にそんな今後のハイスタの新たな核、指針となる楽曲ではないだろうか、そんな風に個人的に思う。お気に入り。


10.Punk Rock Is The Answer
いかにもパンクロックという曲調じゃない曲でパンクロックについて歌うのは、THE BLUE HEARTSの『パンク・ロック』にも通じるところがあるのではないだろうか。
僕もこの2バンドを通じ、パンクロックから大事なことを教わった。


11.Pacific Sun
ロカビリーぽさやサーフサウンド的なアプローチも感じるインストは、やはりKenさんの箱ものギター志向から導かれた音楽性で、今のハイスタに新たに注入されたエッセンスではないだろうか。より男臭さや土っぽさ、荒野の西部劇風、マカロニウェスタン的にも感じたり、今までのハイスタにはなかったインストも新たな魅力。


12.I Know You Love Me
印象的なイントロ、優しい入りからミドルな楽曲かと思いきや、一転し激しい展開へ。
Ken Band的な要素も感じる。
センチメンタルもノスタルジックも全てパンクロックに内包し、突き進むんだと感じる楽曲。これもハイスタ流のラブソング。


13.Bridge Over Troubled Water
なんだろうか、このなんとも筆舌しがたい渋さ、力強さというのか、訴えかけてくるものは。
もちろん原曲によるところも大きいのだろうが、にしてもこのオリジナルとはまた違ったスケール感、壮大さ、心の琴線に触れるこの感覚、うまく言葉にして分析できない。とにかくとてもいい。染み入る。アレンジがもの凄く特徴的かと言えばそうではない。速くならずそのままいく。しかし物足りなくまったくない。なんだろうか。やはり難波さんの歌声の持つ力だろうか。めちゃくちゃ入ってくる。カッコいい。

Kenさんは2001年当時、サイモン&ガーファンクル好きを本の中でコメントしていて、その時は「若い人はなかなか手が出しづらいかもしれませんが、ME FIRST AND THE GIMME GIMMESがカバーしたりしてるので、そういうもののルーツとしても聴いてみてください。」なんて書いていたりするのだが、これは確実にHi-STANDARDをきっかけ、入口として知らなった人はオリジナルを聴きたくなると思う。現に僕も聴き返してみたくなり、ベスト盤を引っ張り出した。
ちなみにKenさんは何と言っても「ボクサー」が好き、とのことで知らない方は探ってみてください。


14.Free
僕がもちろん勝手に思ったことですが(ってずっと勝手に思ったことしか書いてませんが)「GROWING UP」や「STAY GOLD」などとまるで繋がっているかのような友とのストーリーではないか・・・そんなように勝手に結び付けたくなるのもやはり18年前を引きずってしまっているのか。でも、それも1つのファンの心理ではないかと思います。
”Stay free"という歌詞も出てくるし。



と、ここまでが一応アルバム本編の曲ということになるのかな?

CDには16曲入っていて、後の2曲はBonus Tracks扱いになっているけど、これは公式インタビューによると、デジタル配信との差をつけて、という新しい試みとのことですが、僕としては16曲入りのアルバム的に捉えてますかね。
(ハイスタといえばシークレットトラックというところもあって、ちょっと期待しちゃったりもしましたが。)
ということで、14.から、というかアルバム全体の流れ的に後の2曲も勝手な解釈しています。
(でも曲が始まるまでの秒数はやはりボーナストラック的にちょっと開けてはりますかね?)


15.Friend Song
あったかい、素朴さがまたいいアコースティックな(12弦ギターということですね)曲で、なんか広大なアメリカの平野のど真ん中に、真っすぐ伸びる道を車で旅してる、そんな風景がなぜか僕は頭に浮かびました。


16.Cabbage Surfin'
ラストにインストできたかって感じで、これもやはりタイトル通りサーフ・ギターな軽快さで、なんか心躍ります。
タイトルはどういう意味なんだろうか?!



という、以上16曲39分25秒、これもまたなんか意味あるんじゃないのか?!なんて勝手に・・・偶然だろうけど、サンキューになってるなとか、アルバムとしては18年ぶりだけどハイスタの新しい音源としては昨年リリースされたシングルが16年ぶりだったから、16年も経って、待ってくれて、また手にしてくれてサンキュー、的なことも・・・ってこれはちょっとあきらかに考え過ぎだな。
25・・・26だったら結成してからの年数なんだけどな、ってもういいか。

話は変わるけど超絶難しかったなぁ、Hi-STANDARD CULT QUIZ
{3AF173BE-CC8F-4C04-8B6F-BCA48B50A20C}
(行きたかったなぁ、さいたまスーパーアリーナ。MEET&GREETまでできるだなんて羨まし過ぎる!!)

話は戻って、しかしそんなこともなんだか勘繰りたくなってしまうというか、色んな僕たちの想像の遥か上をいく、軽々と超越してくる、今回のアルバムリリースに関しても様々なサプライズ、アイデアが仕掛けられ、本当に驚かしてくれる、それがHi-STANDARDとそのチーム、というわけで、CDが売れない売れないと言われまくるこんな時代に、というか、時代のせいになんてするな、時代は自分たちで作っていくものだ、と言わんばかりに今までにない独自のプロモーションを(しないことでそれを逆手にとって0円でプロモーションになるという素晴らしい逆転の発想や)今まで様々なことを自分たちで培ってきたからこそ(人脈やライブハウスとの繋がりなどがあって)仕掛けることができ、繰り出される突出したアイデアの数々でまさにMAKING THE ROAD、道を切り開いていくそのマインド、D・I・Yな生き様、本当に教えられることが多すぎます、Hi-STANDARD、そしてパンクロックに。

ほんとに本当たくさんの人生のギフトをもらってます。好きで良かった!!!
{E9960A14-25FA-4393-802F-B3A93BB9CB2C}