「お前のブログは内容がわかりにくい」とか

「堅い内容ばっかりでおもしろくねーんだよ」とか

友人たちのありがたーいお言葉を頂戴致しまして、

たまには仕事以外のことも書いてみますか(笑)



あまり映画を見ない僕ですが、以前紹介した「グラン・ブルー」と

今回紹介する1986年のアメリカの映画「クロスロード」は別格です。


主演は、ベストキッドのラルフ・マッチオ

デルタ・ブルースの巨人、ロバートジョンソンの名曲「クロスロード」と、彼のクロスロード伝説(夜中に交差点に行ってギターを引いていると悪魔が現れる。その悪魔と契約すると、魂と引き換えにギターのテクニックを授かることができる)をモチーフにした映画です。




Eクラプトン(クリーム)の定番の曲クロスロードはこの曲のカバー。




映画のあらすじ

クラシックギターの音楽学校に通う主人公は、本当はクラシックよりブルースが好き。彼のヒーローであるロバート・ジョンソンに未発表の30曲目が存在するらしい、との噂を知り、それを習得して有名になろうと企む。ロバートジョンソンの友人であるウィリー・ブラウンを見つけた主人公は、そのウィリーと旅をする内にさまざまな経験をして徐々にブルースの真髄を掴んでいく…

というお話。

ところが、この映画、途中は正直あんまりおもしろくありませんあせる

日本で公開後もあまり評判にもなりませんでしたし…(実際僕がこの映画を知ったのもずいぶん後になってからでした)

なんかストーリーの進行があまりにも都合よくて感情移入しにくいんですよねー



それでも唯一、僕がこの映画を今でも好きな理由はクライマックスのギターバトル!!!


前述のクロスロード伝説に絡んで、主人公は交差点で悪魔?と出会います。昔、その悪魔と契約して売り渡してしまったウィリー・ブラウンの魂(契約書?)を取り返すために主人公はギターバトルに挑むのですが…


その相手がなんと…




スティーブ・ヴァイ(笑)



いやぁ、このギターバトルはいつ見ても鳥肌もんですよぉ~

とりあえずはご覧下さい(約10分の長い動画ですが)




すげぇぇぇぇぇぇ~


ちなみにギターバトルとは言っても、もちろんラルフマッチオが弾いてるわけではなく吹き替えで、実際はスティーブヴァイ本人が弾いてるそうですが。



最後の最後、ラルフマッチオが弾いたシーンの曲が長くわからなかったんですが、最近やっと判明。
ニコロ・パガニーニという、約200年前のイタリアで超絶的な技巧で有名だったバイオリニストの、「24のカプリース」というバイオリン独奏曲の第5番でした。

ちなみにそのカプリース5番をバイオリニストが弾くとこんな感じ。




いやはや、どっちもすげぇぇぇぇぇぇショック!