割り込み?(写真を追加しました)
こんにちはご訪問ありがとうございます。今日は大島紬を購入した話。しかも割り込みですよ~?数か月前に、「ちぐさ」さんの草履を購入しに「染と織つぼみ」さんへ伺ったんですよね。そこで、おかみさんが着ていたのが、龍郷の大島かな?と思いきや「これ、割り込み式なんですよ~」って。割り込み式で泥染めの龍郷柄みたいなものあるんですね~。・・・と、頭の中でずっと気にかかっていました。さて、割り込み式という名前を初めて聞いたのはTaitaiさんのブログだったと思います。割り込み式の状態のいいものを落札された~っていうお話でした。当時、とっても興味がわいて、誰も入札がない安いものをオクで落札したんですけど、「目立った傷や汚れはない」表示に騙されまして。汚れが広範囲、しかも左前で、とても着れる状態ではなかったのです。(その着物は洗って材料用の場所に置いています(笑))・・・割り込み式って、もうほとんど作られてはいないんじゃ?(ほんの少数作られている?)多分中古市場にはかなり古いものしかないのかも?だから状態も良くないものが殆どなんでしょうね。昨今、大島紬はカタス式が主流になって一元式ですらあまり作られていないとい聞いたこともあります。さて、割り込み、一元、カタスの違いは何でしょうか。例えば一元式だと絣糸2本地糸2本の繰り返しで風車のような形になります。カタス式だと絣糸1地糸3の繰り返しで、見た目はT字型のようになります。で、割り込み式だとどうなるか。絣糸2本、地糸2本、絣糸1、地糸1本、を繰り返すそうです。・・・何じゃらほい?めっちゃ複雑そうですよね。柄になるのは絣糸なので、それが多い方が合わせるのが難しい、らしいのです。ですから難易度が高い順から 割り込み、一元、カタス となるようです。で、今回購入したのは多分?割り込み式。見れますかね? UPでみるとこんな感じです。購入先はいつものシンエイさんです。身幅がだいぶ小さいんですけどねただ、よく見ると柄が何となく村山大島に見えるような?・・・割り込み?と思ったら糸がずれて織られた村山だったって話もありますよね。うーん。ひょっとして騙された?手触りで村山とは違いが判る!と思ってたけど、なんかわからなくなってきたでも色は泥染めっぽい気がするんですよね~・・・。うーむ。やっぱりまだペーペーの私にはこういうのを見分ける力がない。