ビバライフ -18ページ目

ひといき


夜明けが遅くなったなぁ…。


コーンスープをすすりながら一息ついております。


慣れない人たちとの勤務はやはり気疲れする…。今までのとこにいた頃も、いつまでたっても慣れないだなんて思ってたけど


意外と馴染んで気楽だったことに気付く。きっとわたしの性格とかバレてて合わせてくれてたんだなーと。


そういえば、離れる人から何通かメッセージを貰ったんだけど


わたしのキーワードは、まずいいこと自慢すると『癒し』『穏やか』的なもので


よくないほうは『酒飲み』『毒舌』『ブラック』らしい。


みんなそんな言葉を盛り込んでくれてありました。まぁいずれにしてもありがたいことですな。


さて、歯磨きしてあともうひとふんばりしてこよう。


両親が来た


一人暮らしももう長くなりましたが、城がそんなに広くもないしなんだりであまり人を泊めたことってありませんでした。


特に家族なんて姉弟がまだ結婚する前に一回だけ三人で飲み会したくらいで、両親を呼ぶだなんて色々無理だなーと避けていた。


母親が自分の病院を受診したときに仕方なく泊めたくらいで、それももう何年も前のことです。


両親にずっと『ニャンのとこに行きたい』とは言われ続けて、やっっとこないだそれが実現しました。


言い訳をすると、夏休明けで仕事がつまってるし、お酒飲み過ぎで家ではひたすらぐうたらしてたので


掃除がはかどらない…。最近ほとんど料理なんかしてないし…てな感じで正直気が重たかったんです。


それでもなんだか向こうは楽しみにしてくれてるみたいだし、やってみるかーと。


母親から『何も気をつかうことないわよー。』とは言われてたけど


めったにない機会だし、ちゃんとやってるとこ見せなければ…と妙なプレッシャーを背負ってました。


で、若干緊張しながら迎えた当日…


来るなり母は自分の掛けてるカバンも下ろすのも忘れて差し入れをくれました。


新米、家で獲れた柿、ほうれん草のごま和え、ナスの漬物、アイスクリームなど。みんなわたしの好物です。


本当だったら前日から料理を仕込んでおくつもりでしたが、飲んだくれて掃除までしか回らず


夜勤明けで手抜き気味な料理しかできませんでした。メニューは、おでんとポテサラとあとはキムチや枝豆などの盛り付けるだけのおつまみ的なやつ。


母の差し入れに改めて感謝です。三人で飲みながらたわいない時間を過ごしました。


そんなに気をつかわなくてもいいってば…てくらい『おいしい』を連発しておでんをおかわりしてくれて


部屋を見回して『全部がニャンぽいねー。殺風景すぎる。』と言われ、適当に積み上げられた服に呆れていた。


父はやはりわたしの生活については多くは語らなかったけど、母は忙しく片付けやダメ出ししたりじっとしていませんでした。


で、酔っ払ってきて色々色々言われて想定内の喧嘩もしましたわ。お互い酒癖良くないから。


翌日は、普段は無縁な朝ごはんを作って三人で食べ、父母がテレビ観ながら何気ない会話を交わしてるのを見て


なんかいいなーと思った。熟したなぁと。


お昼は父がご馳走してくれるって焼肉屋でビールとお肉をたらふくいただき


ひと休みして二人は帰っていきました。


帰った直後の静けさに動揺した。母は本当に明るい人なんだなーと気付きました。


一瞬寂しかったけど、今はもう気ままな一人暮らしに戻ってます。


『楽しかったからまた来るね。』と言われて


ずっと、うちに来ても何も楽しいことないでしょって思ってたから、嬉しかったなー。


あまり気張らずにまた来てもらおうと思いました。


という記録です。


ひといき


わたし以外は初々しい無茶なメンバーで夜勤組んでますが、意外に平和で安心した…。


今日は帰ったら珍しく料理をするので、必要な買い物を書き出してみたら


自分が最近どんだけ料理から遠退いてたか気付いちゃった。


例えば…胡椒、マヨネーズ、味噌、油、バター、あと野菜もろもろ。お刺身とか買っちゃおっかな。


もしかしたら唯一の包丁は切れなくなってるかもしれない。


こんなんバレたら気まずい。まずすぎる。


まぁでも面倒というわけでもなく、やっぱり作る相手がいると張り合いも出てくるものです。


とりあえずあまり無理はしないで、でもわたしなりにおもてなししてみようと思います。