港区白金一丁目 -151ページ目

友人の一言

「仕事の自慢をする奴はかっこ悪い」




ある年上の友人の一言。

また、こうも言いました。




「仕事の自慢をするほど恥ずかしいことはない」




今まできっとそういった「かっこ悪い」と思う人たちを見てきたのか、

それともそう思うような何かがあったのか、

そのあたりは定かではないのだけれど、もはや聞くまでもない事だよな…

と僕は思いました。


確かに、変に自慢をする人や、いわゆる誇張をしたがる人というのは、

実際どんな環境にもいるものです。

しかしながら、僕が注目したいのはそこではなく、むしろそれを言った

(仕事自慢→かっこ悪いと言った)本人についてです。



仕事がメチャメチャできるか…どうかはわからないのですが、とりあえず

求められているアウトプットをクリアしているのは事実としてあり、

見習うべくは(というか僕にはないものなのだけれど)その「力の抜き方」。


本人風に言うと「ほどよくサボる」という表現になるのだけれど、

なんとまぁ指示を出すべきポジションに必要とされる、

「いかに自分が楽をするか」

という考え方、というかやり方をサラリと実践している。


いつも本人はこういう、




「オレは何もやっていない、アシスタントが全部動いてくれている」




それが嫌味にも何にも聞こえない。自然。だから笑える(`∀´)

そして、本当にわざとらしくない力の抜き方。

「何もやっていない」って言いながらキチンと抑えるべきところは抑えている。

最近になり、業務上での関わり合いがよりできてきたので、

今日になって始めて具体的な仕事のやり方を聞いたのだけれども、

やはり勉強になる部分は往々にしてありました。


本人は偉くなるとか、何かデカい事をしたいとか、そういうことには全く無頓着。

テンションは決して高くなく、かといって決して真面目~な感じでは全くない(笑)

でも、仕事の話をすると、問題点を着くのがうまく、これまた

「わかってらっしゃる」

わけで。毎度感心します。そして勉強になります。

自分とはタイプも仕事への考え方も違うのだけれど、

ホント、いつも勉強になります。



今後とも、よろしくお願いいたします。

…と、本人に言いたいですね(笑)



ではでは、また明日。



ビジネス ? 趣味?

ヒルズの立ち上げ(バイト)→某住宅情報誌(派遣)→IT企業(正社員)と

職場を渡ってきた僕ですが、ちょうど某住宅情報誌の仕事をしていた頃に土曜日、

そして日曜日もアルバイトを入れていたことがありました。


中目黒にある某不動産会社のモデルルームでのアルバイト。

とはいっても外にいることが多く、ひたすら中目黒の駅前で看板を持ってモデルルームのご案内。





1日7時間、立っているだけガーン





その7時間のうち質問される回数はだいたい2~3回(笑)

モデルルームの「看板持ち」は原則「イス」に座ることができます(´∀`)

現場によってはボッ立ちもあるのですが…。



よってたいていの人は「内職(ケータイを出して~)」や「居眠り」をするわけです。

そして誰もがするのが、




「自分の人生を考える」




ということ(笑)

モデルルームのアルバイトだけでも4人の友人ができましたが、

誰に聞いても皆、「俺は何やっているんだろう」「何のために立っているんだろう」

そもそも「なんで看板を持ってお金を貰おうとしているんだろう」…この先、今まで

いったい何をしてきて、どうして行きたいのだろう。

皆考えるそうです(僕もそうでした)



よくよく考えると、この看板持ち…

①そこから動いてはならない

②スーツ姿で通行人から常に見られるため長時間の内職は不可

③よって景色を見る(一歩も動かず)、会話を聞く(通行人の)、考えることしかできない

という、まさしく「自身と向き合わざるを得ない」という修行のようなアルバイト

なのです。

ちなみに時給は900円ね(笑)



で…そこで知り合ってできた友人の1人が、たまたまネットで「美顔器」等の美容器具を

販売していて、「なかなか売れ行きが伸びない」という話を聞いたので、僕の知り合いの

起業家を紹介したんです。

ネットの検索エンジンやら、何やら、わかりやすく言えばIT企業なんですけど…

とにかく紹介してしばらくしたらそれなりに売り上げが伸びたんです(´∀`)”


そして僕は微妙にお礼を貰い(ニヤリ)

当時、学歴のない自分がそれなりの収入を得るには「アルバイトよりも派遣社員」

そして「ボーナスの分は株で稼ぐ」と決め付けていた自分。

なんかちょっと「雇用形態」とか「学歴」に対し斜に構えていた自分は(笑)、

何か仕掛けてやろうとそのまま数名の仲間とサークルのようなものを作りましたひらめき電球

そしてネットショップを開きたい人、チャレンジしたい人に声をかけ、実際にショップを

運営している人にも呼びかけ、みんなで成長してゆきましょう的な「コミュニティ」を

築いたんです。



途中から皆、多忙になってしまい、メールでのやり取りがほとんどになって

しまったんだけど、お酒を飲みながら話をしたり、お金のないときは吉野屋で牛丼を

食べながら「どうやったら商品が売れるか」を真剣に議論したり…


正直、アマチュアではあったんだけど(それだけで食べていないから)、それでも、

その経験を通してできた人間関係。

中には僕とあまり年齢の変わらない「経営者」の方もいらして、今でも本当に

応援しています。(いつもメールだけでなかなかお会いできずにすいません)




それぞれが自分の道で頑張っています。

もちろんうまくいっていない奴の方が多いです。

共通して言えるのは「チャレンジャー」なところです。

安定していなくて、ITに関連している人間が多いから皆多忙で(笑)

一年後はどうなっているかわからない…そう考えると僕は比較的安定している

方なのだろうか。




みんなに会いたくなってきたなぁ…

そしてまたみんなと語りたいなぁ…



そう思った今日この頃でした。

メールでもしよ~っと( ̄∀ ̄)



ではではまた明日。








今でも大好き

僕は昔役者を志していました。

自分から話をすることもあるのですが、職場が変わったり、何か新しい出会いがあると

「学生時代」の話になり(だいたいこういうときは大学生時代をさす)、その際に



「大学行ってないんですよ(´∀`)」



という話をして、併せてお決まりのように「役者志していました」の話をする。

これがいつものパターン。

あとはバイトや就職の面接で履歴書に「大卒」の記載がないから、そこでこの話を

することもあった。



「なんでやめちゃったんですか」

「なんであきらめたんですか」



これも決まって聞かれる質問。

それは確かにそうだろう。疑問に思うのも無理はない。

きっと僕だって、疑問に思うに違いない。

ただ、僕自身に「あきらめた」自覚はない。「やめた」自覚はあるのだけれども…。


10代の後半はバイト、役者としての稽古、自分磨き(ジム通い、戯曲の勉強など)に

打ち込みつつも、よく「遊んだ」と思う。

新宿の歌舞伎町のゲームセンターでアルバイトをして、朝から働いて18時には

FREEだったから、夜はまるまる遊べた。

今では考えられない生活(笑)


だから時間も自由に使えた。

台本を覚えたり、友人と遊んだり、一人でブラブラしたり。

ただ「役者」というか「演技」のことに関してはしっかりと向き合っていた(方だと思う)。



で、なぜ「やめた」か。

一番大きいのは前にもブログで書いたとおり「六本木ヒルズ」との出会いだったと思う。


他には「収入」。つまりたくさん稼いで最低限生活してゆくうえで「お金の心配」をしないで

いい生活をしたい。というのがもう一点(これはお金に困った生活を経験していない人には

なかなか理解されにくい)


あとは、「ヒルズ」に含まれるのだけれども「この人みたいになりたい!」と思える人に

出会えたこと。凄く詳しくその人の業務を理解していたわけではないのだけれども、

今も変わらず、その人は目標です。

きっと「不動産」に何らかの形で関わっていれば、いつかまた会えると信じています。

密かに(笑)



と、理由はあれど自分の中では「やめた」というのも自覚としてありつつ、どちらかというと

「路線変更」、「乗り換えた」というニュアンスが強いかもしれない。

何かが嫌になったりとか、飽きたりとか、失望したりとかして「役者」から路線変更したわけ

ではない。

だから今でも「芝居」「映画」「テレビドラマ」どれも大好きで、映像の「演技」のことに関しては

ちょっとしたアドバイスくらいならできる(たまに役者時代の後輩にしている)。

とは言っても偉そうにどうこうというのでなく、本当にアドバイス程度。

それに、やはりメールが中心になってしまうが未だ役者を続けている仲間からの連絡は

嬉しいものだ。

できる限り彼ら、彼女らの活躍を見に行きたいのだが、CMやテレビに出ない限り、舞台等は

なかなか見に行けない(時間がとれずに…)。とても残念。



…ながなが書いてみたものの、結局僕は舞台も映像も、つまり「役者」が好きということに

変わりはない。

自分は今違う道を進んでいるけれど、頑張っている仲間の活躍をこれからも応援したいし、

僕自身も自分のフィールドでしっかりと「プロフェッショナル」を目指したいと思う。



ちなみに映像の役者を目指していたとはいえ、僕はシェイクスピアの「マクベス」が大好き。

どなたかお好きな方がいらしたら今度語りましょう(^~^)

唐沢寿明さんの「マクベス」は今でも忘れられません(笑)




ではではまた明日。