ヨーロッパ少年サッカー育成事情~ポルトガルクラブに所属する息子の活動から~ -9ページ目

ヨーロッパ少年サッカー育成事情~ポルトガルクラブに所属する息子の活動から~

2021年より、ポルトガルのクラブに入団し活動している11歳、8歳の息子たち。彼らの活動からヨーロッパの少年サッカーの現状と日本との違いなどなどを子どもたちの記録とともにお伝えしていきます!自身も日本でコーチとして活動していたので、気づくことが山ほどです。

 

  プロと同じ環境はいくつあるだろう??

 

 

 

ということで、思い付くばかりのものを数えてみましたキョロキョロ

 

 

①試合の日は、まずロッカーに行くびっくりマーク

 

 ⇒そして、ロッカールームでユニフォームを渡され着替える!

 

 

②ユニフォームは、毎年新調びっくりマーク

 

 ⇒毎年新しいデザインのユニフォーム。チームのコンセプトカラーは変わらないけど、デザインは毎年更新!新しいユニフォームを着たい!という思いでますます楽しめますね爆  笑

 

 

③試合には召集されたメンバーのみサッカー

 

 ⇒週末に向けて木曜日頃に発表されるメンバー。ここに入るため、ユニフォームに袖を通すため、みんな目標ができますね!

 

 

ゴールパフォーマンスサッカーお祝い

 

 ⇒ゴールを決めたらとにかく全力でパフォーマンス!これが、かわいいし、格好いいんです爆  笑

 

 

⑤保護者はみんなサポーター筋肉

 

 ⇒保護者達は、子どもたちの応援を全力で!歌を歌ったり、鳴り物鳴らしたり、ゴールを全力で喜んだり。子どもたちのプレーを監視、という雰囲気はゼロです。

 

 

⑥GKには専属コーチバイバイ

  

 ⇒もう7歳くらいにはGK専門でプレーしていて、そこにはGK専門コーチが付いています。GKは年齢の枠を超えてGKのみでトレーニング。これも大きな違いです!

 

 

⑦試合会場には必ず売店がある!!

 

 ⇒カフェコーヒー、スナッククッキー、軽食ハンバーガーにもちろんビール生ビール!!これは全部クラブの収益。保護者達自身が楽しむことがクラブの未来にも繋がる!これ、サラーッとやってますけど、素晴らしいことですね!

 

 

 とまぁ、まだまだあると思いますが、とりあえず思いつくのはこんな感じ。

 プロと同じ環境が身近にある。だから、プロを身近に感じ、選手になることが”夢”ではなく”目標”になるのかもしれませんねキラキラ

 

  喜べ??

 

 

ポルトガルの子たちはなんといっても

 

喜び上手!!!

 

 

ゴールを決めたら、全力で喜ぶ爆  笑笑い泣き爆  笑

 

 

もちろん、この国の英雄クリスティアーノ・ロナウド

 

の真似なんてみんな全力でしてますびっくりマークびっくりマーク

 

 

でも、これ

 

 

子どもが持ってる本来の姿かな歩くと思います。

 

 

うれしいから喜ぶ、そりゃそうですよね。

 

 

そして、

 

 

ポルトガルでは、周りの大人も全力で喜ぶびっくりマーク

 

全力で称えるびっくりマーク

 

 

だからこそ、子どもたちも笑顔で全力で自分の気持ちを

 

表現できるんですね。

 

 

そこいくと、日本の子どもたちは喜ぶのが残念ながら下手ですショボーン

 

 

それどころか、たまに見かけてしまうのが

 

「おい、もっと喜べよ!」

 

「なんで喜ばないんだよ!」

 

なんて、脅しのように声をかけてるコーチ・・・

 

残念ながら、そんな姿をたまに見かけてしまってました…。

 

 

つまり、ポルトガルとは何がそんなに違うのかって

 

 

 

大人も一緒に喜んでいるし、

 

子どものプレー、子どもの喜ぶ姿を全力で称えているという、

 

すぐそばにいる大人の姿

 

なのかな、と思います。

 

 

だから、日本のコーチたちには

 

そんな声を掛けるその前に

 

 

そのコーチは喜んでるんですかねはてなマーク

 

子どもたちを称えてるんですかねはてなマーク

 

 

と思います。

 

 

やっぱり、子どもは大人という見本があって、

 

それを真似して育っていくんですね。

 

 

なので、

 

日本の子どもたちはどうして喜ばないんだろうはてなマーク

 

なんて、もし思ったなら、

 

まず、そう思った大人から

 

 

喜びを表現するびっくりマーク

 

良いプレーをした子を全力で称えるびっくりマーク

 

 

ことから始めたほうがよさそうですね。

 

 

そうして、子どもが安心して喜びを表現できる環境を

 

整えてあげれば、

 

 

本来、喜びたい子どもたちの自然な気持ちを引き出すことが

 

できるのかな

 

 

と思います。

 

 

そうすると、みんなもっとサッカーが好きになって

 

もっとサッカーが上手になる!んじゃないかな。

 

 

とにかく、大事なのは

 

大人も子どももサッカーを楽しむびっくりマーク

 

 

と、これに尽きるのかなと感じた瞬間でした。

 

 

 

 

  言いたいことは言おう!!

 

 

先日、クラブ主催の保護者会に参加してきました。

 

そこで、感じたのはとにかく

 

 

言いたいことはハッキリ言う!!

 

 

ということです。

 

 

もう、保護者もクラブスタッフもとにかくズバズバとモノを

 

言います。

 

もう、日曜朝の政治討論会でかのごとく、

 

そんな大激論が交わされますびっくり

 

 

とはいえ、大事なのはどれもこれもみんな

 

 

子どもたちのためおねがい

 

 

ということです。少なからず、彼らの雰囲気をみていると

 

そういう風に捉えられました。

 

 

ただ、じゃあこれを日本でも同じように言いたいことを言う

 

 

というと、そう簡単にはいかないと思います。

 

なぜか。。。

 

 

それは、彼らはなにしろ

 

(これはもはやポルトガルやほかの国もそうだと思いますが)

 

 

後に引きずらない

 

 

からです。

 

もう、どんなに激しいことを言っても

 

極端に言えば、取っ組み合いになったとしても

 

 

その場限り

 

 

なんです。

 

 

これ、岡崎慎司選手が、どこかの記事でも言ってました。

 

 

選手たちもどんなに試合中熱くなって言い争いをしても

 

 

その場で終わりバイバイ

 

 

試合後は、普通に話してくるし

 

普通に握手してくるグッド!

 

 

これが、こっちのスタンダードなんです。

 

 

そして、岡崎選手はこうも言ってました。

 

 

わかっていても、日本人には同じようにするのは難しいショボーン

 

 

これもその通りだと思います。

 

 

だからこそ、言いたいことをハッキリ言う

 

 

というのは日本では簡単にはいかないのかな

 

と思います。

 

 

でも、

 

 

子どもたちのため

 

チームのため

 

という、全体の向上という共通の目的を達成したい気持ちは

 

コーチも保護者も変わらないはず。

 

 

そういう全体の思いを実現するため

 

日本でも何か良い形で

 

風通しのよいチーム活動ができるといいな

 

と感じてしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

  試合の日の朝、子どもたちは何を着ていく??

 

 

さぁ、試合だ!

 

という日の朝

 

 

何を着ていくかって、それはもちろん

 

 

ユニフォーム!!

 

 

ですよね。

 

 

でも、ポルトガルでは違うんです。

 

 

まぁ、ジャージだったりトレーニングウェアだったり、こんなのを着ていくってこともあると思いますが・・・

 

 

 

でも、ポルトガルの子どもたちは下手したら普段着で普通に試合に行きますサッカーバイバイ

 

 

しかも、持ち物は水筒にすねあて、シューズくらい。

 

 

 

じゃあ、ユニフォームはいつ着るかって

 

 

それは、

 

 

試合会場に着いて、そこで着ます。

 

 

具体的には、試合会場のロッカーでコーチに配られ、そこでみんなで着替えますTシャツ

 

 

そうなんです。

 

 

ユニフォームはシャツからソックスまで全部クラブが管理するもので、着替えはロッカーでするんです(ロッカーのないコートは今まで見たことがないので、その時点で日本とは環境がちがうんですが)

 

 

これを見ていると、小さなことですがプロ選手と同じような環境で始まることで子どもたちの意識にも少し特別なものという感覚が生まれるのかな、と思います。

 

 

小さなことかもしれませんが、こうしたことが想像を描き立て、サッカーをまた一つ強く意識することにつながるのかもしれませんね。

 

 

こういうサッカーの歴史の違いサッカー

 

できるところから日本でも同じようなことができるといいですねグッ

 

 

サッカー協会の皆さん、よろしくお願いします笑!!

 

 

  ポルトガルの子たちが日本でサッカーをしたら??

 

 

端的に、最初はかなり戸惑うんじゃないかなぁ。。。

 

と思います。

 

それは、なぜか・・・

 

いくつか考えられますが、主に3つかなと思います。

 

 

まず一つは、

 

①スローインサッカー

 

 

かなり、下手です。ハッキリ言ってまったくできていません。

 

 

ポトッくるくる

 

と真下に落としたり、ほとんど砲丸投げのように投げたりします 笑

 

でも、サッカーは止まりません。誰も笛を吹いたり、やり直しをさせたりはしませんOK

 

 

 

2つ目が、

 

②ファウルサッカー

 

 

以前にも触れましたが、ファウルの基準があまりにも違います。

 

激しすぎてたまに子どもの体が宙を舞ったりします 笑

 

でも、やっぱりなかなか試合は止まりませんOK

 

 

ほとんど笛を吹かないからです。とはいえ、見ている限り、そこに悪意は一切ありませんOK

 

 

ただ、ボールを取りたいだけウインク

 

ボール保持者からしたら、

 

ただ、ボールを取られたくないだけ口笛

 

これだけです。

 

 

そして、どんなに笛を吹かれなくても子どもたちはしっかりアピールはします物申す

 

これはすごく大事だし、自己表現をしっかりしているなと感じます。

でも、日本でこれをしたら、

 

「審判には逆らわない」

 

と教えられてしまいそうです驚き

 

 

そして、最後。3つ目が

 

 

③オフサイドサッカー

 

 

これも、まったくできていません。

 

そして、これまた誰も笛を吹きません。ゲームは続きますOK

 

ただ、不思議なのがそこまでひどいオフサイドにはまずならないところですOK

 

おそらく、子どもたちはサッカーをたくさん見ているからだと思います。ポルトガルでは一日中、どこかのチャンネルで必ずサッカーが見れるのでPC

 

 

さて、この

 

 

①スローイン

 

②ファウル

 

③オフサイド

 

 

の3つですが、どれをとっても思うことが一つ。

 

 

大人、もっと言うと中学生くらいになってできてない人がいるのかはてなマーク

 

ということです。

 

例えば、砲丸投げのようなスローインをするプロ選手なんかいますか?

 

オフサイドを理解していない選手がいますか?

 

ファウルの基準をまったく理解していない選手がいますか?

 

ということです。

 

 

どれも、放っておいてもいつか必ず勝手にできることだと思います。

 

だから、教えないのかなと思います。

 

 

つまり、コーチや大人たちは

 

 

本質だけを伝えている

 

 

のかなと思います。

 

 

 

サッカーの目的は、究極には

 

ゴールを奪うことサッカー筋肉

 

 

守備なら

 

 

ゴールを奪わせないことサッカーNG

 

 

だと思います。

 

 

普段から、この二つを達成するために余計なものは後回し。

 

 

だからこそ、

 

 

子どもたちは、ゴールを奪う、ゴールを守るというシンプルな二つの目標を一番に考えてプレーできているのかな

 

 

と感じます。

 

 

とはいえ、そこは子どもたち。やっぱりゴールを獲ることの方が楽しいようなので、ディフェンスは少しばかり雑ですが・・・。

 

 

こんな風に子どものころから

 

 

本質を見失わない指導

 

 

をしているからこそ、

 

 

シンプルに力強くゴールに向かう選手

 

練習から激しいプレーを続ける選手

 

 

など、ポルトガルからどんどん良い選手が出てきているのかな

 

と感じました。

 

 

ポルトガルの子どもたち日本でプレーしたら、いろいろと戸惑ってしまうのかもしれませんね驚き

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  日本人は弱い?

 

 

Bom dia

 

たまには、ポルトガル語の挨拶でも入れてみよう爆  笑

 

 

さて、ヨーロッパの現場で子どもたちを見ていると、とにかく違うな、と感じるのは

 

 

フィジカルコンタクト

 

です。

 

 

一言に

 

 

とにかく激しい!!

 

 

何が何でもボールを取ってやる」

 

 

「何が何でもボールを取られてたまるか」

 

 

という気迫を一人一人からひしひしと感じます。

 

 

よく、海外にでた選手が、練習から「アタリ」が違う。

 

 

というのを聞いたことがあります。

 

 

これ、子どもの時から本当にその通り。

 

 

試合中にものすごいスライディングをしたり、

 

それを食らってふっとんだり

 

 

なんてシーンをよく見ます。

 

 

でも、

 

ファウルだな

 

と思っていても、そんなに簡単には笛は吹かれません。

 

 

ファウルを取って下手にゲームをに止めるより

 

 

子どもたちの気持ちを優先しているように見えます。

 

 

だから、選手たちも親たちもコーチたちもそうしたコンタクトに対しては、ほとんど何も言いません。

 

 

たぶん、あの激しいあたりが

 

 

当たり前

 

 

なんだと思います。

 

 

先日、内田篤人さんと宮市亮選手の対談で、宮市選手が日本に帰って、

 

 

「あれ、俺デカいな」

 

と感じたと言ってました。

 

それから、日本での最初の試合でイエロー2枚で退場になったことについて

 

 

「ファウルの基準が違う」

 

ことを語っていましたが、まさにその通りだと思います。

 

 

さらには、

 

 

「日本人は、ボール回しなんかの技術はホントに上手い」

 

とも言っていました。

 

 

まだ9歳の子供ですが、ホントにそのとおりです。ポルトガルの子どもたちはハッキリ言って、技術的には下手です。

 

でも、強い。

 

試合になるとまったく違う力を発揮します

 

 

世界に勝つためにサッカーをするなら、世界基準に合わせなければまず勝てないと思います。

 

 

日本で子どもたちの試合を見ていた時は

 

 

選手たちが怪我をしないように、

 

相手選手を傷つけないように

 

 

と、そういうことが優先されていて、ファウルに対しては敏感に反応していたように思います。

 

 

それは、コーチたちだけでなく、周りで見ている親御さんたちも強く感じていたのではないかと思います。

 

 

つまり、今の日本の育成のままでは、世界に出たときに、まずこのフィジカルコンタクトという一つの壁を超えることが必要になってしまいます。

 

 

うちの子が怪我をしないように

 

相手に怪我をさせないように

 

 

なんて、そんな風に思って試合を見ていませんでしたか?

 

 

でも、それ本当に子どもたちのためなのか、もう一度考える必要があると思いました。

 

ポルトガルでは、サッカーをしているときは、もう大人も子供も関係なく、とにかく真剣そのもの。

 

だから、必死で戦っていますし、それを見ている保護者、コーチたちは全力でいる姿を必死に応援しています。

 

 

たとえ、そこで怪我をしてもさせてしまっても、それはお互い全力であるが故の出来事なので

 

 

そこに介入するようなことは一切していません。

 

 

ただ、もし試合中になかなか起き上がれないような状況があったときには、いいシーンだろうが何だろうが、スッと止めて選手をケアしに行きます。

 

これも、途中でチャンスを遮られたとしても誰も何も言いません

 

 

とにかく、

 

 

プレーは選手たちの全力に任せる

 

 

いざという時は全力で助ける

 

 

という2点だけのようです。

 

実際、かなりの激しいタックルで傷んでいる選手たちもほとんどは、そのあと立ち上がりプレーを続けます。

 

 

そんな激しいフィジカルコンタクトの中でも、プレーできないほどの怪我というのは、ほとんど見たことがありません。

 

 

思っているより子どもたちは丈夫で強いようです。

 

 

今まで、日本では選手に危険が及ばないように、なんて思いをもって見ていましたが、どうもそれは違うのかな、とポルトガルの少年サッカーをみていて感じました。

 

 

子どもたちが、本気で選手を目指して行く中で、何が子どもたちのために一番なんでしょう?

 

 

日本の育成の現場でももう一度考えてみる必要がありそうです。

 

 

試合中に

 

 

危ないっ!!

 

と思ったとき、

 

グッと飲み込んで、もう少し様子を見てみませんか?

 

 

その「グッ」と一息が日本サッカーの未来につながるのかもしれません。

 

 

信じるか信じないかは…

 

て、最後に思いっきり場を間違えましたね 笑

 

 

  メディカルチェック予防接種

 

 

 

なんて聞くと

 

「あれ、凄いチームでやってんの!?」

 

とか

 

「プロ選手!?」

 

とか

 

 

日本では、そんなイメージを持ってしまうかもしれません。

 

 

でも、、、

 

 

ポルトガルでは、これがスタンダードで、選手たちが公式戦に出場するためには、みんな必要なプロセスのようです。

 

なので、特別なことは一切ありません。

 

 

ちなみに、実施したのは、

 

・心電図

・聴診

・問診

 

の3項目。指定の日時にクラブの本部へ行って受診。この結果が、公式戦に出場するためには必要なことのようです。

 

 

プロになれるかは別として、その随分と前からこういうことをする、つまり、子どもであろうがアスリートとして扱われていることがスゴイことだなと思います。

 

 

実際、子どもたちのことを呼ぶときは

 

 

「atleta」(アスリート)

 

 

と呼んでいます。この時点で、子どもに対しても一人の選手として見てます、という尊重を感じます。

 

 

ちょっとしたことですが、潜在的な意識に働きかけているかもしれない大事なことなのかもしれませんね。

 

 


予防接種

 

  試合前サッカーは何が大切?

 

 

丸くなってみんなでストレッチー!!ってホントよく見る光景ですよね。

 

もう、当然の流れのように何も疑問を持たず、ここから始まることが多いんじゃないかと思います。

 

 

でも…

 

それって、いったい何でしょうはてなマーク

 

 

まぁ、一言に昔ながらの伝統の名残でしょうね。

 

 

なので、こういう伝統のないポルトガルではこういう風景は一切見ません。

 

 

そして、ポルトガルではどんなことをしているかというと

 

 

対面パスだったり、鳥かごだったりってのをよく見ます。

 

 

日本で定番のポストシュートってのもほとんど見ません。

 

 

もしかしたら、「シュートはゴールへのパス」という神様の言葉がそうさせてたりして。

 

つまり、パスができればシュートもできるはてなマークはてなマーク

 

 

そして、何より

 

放置

 

って見えるのも結構あります。

 

 

確かに、子どもたちはほっとくと動きます。とにかく動きます。逆に疲れすぎて試合大丈夫?というくらい動きます。

 

 

だから、十分に体は温まると思います。

 

 

そして、ポルトガルの子たちはみんなこの時に実に様々なフェイント、テクニックを使ってドリブルをしています。

 

 

おそらく、日常的にサッカーに触れている彼らは、大好きな選手のプレーイメージが頭にあって、それを実践しているのかな、と思います。

 

 

つまり、試合前に大事な成功イメージキラキラがここで沸いているのかもしれません。

 

 

大好きな選手になりきる!!すごいドリブルからシュートを決めてる自分をイメージするキューン

 

 

こういうことってホントに大事ですよね。

 

 

もちろんストレッチだったり、準備運動は大切だと思います。

 

でも、、、

 

 

子どものうちは、しっかりと準備運動をするのと、最高のイメージをもって試合に臨むのと、一体どっちが大事なんだろうとふと思った瞬間でした。

 

 

 

 

 

 

  ドキドキ金曜日

 

 

ポルトガルでは、毎週土曜に試合⚽

 

 

で、その前日金曜頃に試合に召集されるメンバーがWhatsapp📞というアプリのグループメッセージにて伝えられます。

 

 

そんなわけで、土曜の予定を左右するこのメッセージが毎週重要だったりします。

 

 

で、今週は二人の息子、共に召集され試合に参加することに。

 

 

まぁ、この招集基準、上手いなと思う子がいたりいなかったり、正直よくわからないんだけど、でも、みんなにチャンスは回ってくるってことです。

 

 

それにしても、ここでドキドキ、なんてのがもう日本人の感覚なんですね。こっちの人たちはそれはそれ、ですよ。まったく気にしてない。

 

 

 

ちなみに、日曜は毎週練習も試合もなし。

 

家族の時間、自分たちの時間ってことですね。

 

 

休みというと、一見サッカーには関係なさそうで、もっと時間を!なんて日本では感じてしまうけど、

 

 

この時間が選手たちの心のモチベーションだったり、遠回りでもサッカーに活きてくることの経験につながったりと

 

 

意外と重要な時間なんだろうな、と感じます。

 

 

サッカー一筋!!!

 

 

ではないことが、サッカーにつながったり、サッカーの時間には思いっきりサッカーを楽しめるんことにつながったりするんでしょうね☆

 

それに、もしプロになり、本当の一流選手になりたかったら、それこそ、そこからは本当にサッカー一筋。

 

 

食べるものを我慢し、遊びを我慢し、いろいろなものを犠牲にして、という生活になるんだと思う。

 

だからこそ、小さいうちは比較的自由にやってないと、大事なときに息切れしちゃうのかもしれませんね。

 

 

急がば回れ。子どもの成長をじーっくり見守ってるのがヨーロッパの人たちなんですね。

息子のキック力が!!

 

 

 

ポルトガルに来て1年。

 

この間、二男(8歳)のキック力が恐ろしく伸びた!!

 

 

 

今までは、ゴロか

 

いいところ、少し浮くくらいだったのに。。。

 

 

PKでもゴールバーを余裕で越えていくサッカーキューン

 

 

 

ポルトガルの子たちは、体も大きいし、みんなバンバン

 

飛ばしていくから、

 

 

息子も影響されて伸びたんだなんぁ、、、

 

 

なんて感心感心おねがい

 

 

そこに誰かが蹴ったボールがコロコロと転がってきてサッカー

 

 

久しぶりにボールを蹴るか、と蹴り返すと

 

 

なんと、とんでもなく軽いびっくりびっくりびっくり

 

 

どー-やらポルトガルでは無理に重たいボールは蹴らせないらしく、

 

 

日本での小学校3年生になる年齢でも敢えて軽いボールをつかっているようでした。

 

 

 

でも、これなら変に足も傷めないし

 

思いっきり飛ばせる分、子どもたちもより自信を持てるし、

 

何より楽しそうにボールを蹴ってる。

 

 

やっぱり、子どものうちは

 

 

サッカー無理をさせない

 

サッカー自身をつけさせる

 

サッカーとにかく楽しく

 

 

てのが一番なのかなぁと。

 

サッカー先進国はいろいろと理に適ったことをしてますねキラキラ