ブランコのコはコーキのコ -11ページ目

ブランコのコはコーキのコ

こうきをあえてこーきと書きます。それが私のこだわりです

2012年1月2日午前4時。今年は生産中止となったソフトバンクのスマートフォン、ガラパゴス内蔵の曲が目覚めの歌(アラーム)となった。

リビングに下り犬を叩き起こし、明太子パスタを食べる。テレビをつけると「特命係長 只野仁」がやっていた。激しいベッドシーンで目が覚めた。
そして毎年のことながら朝が早すぎてトイレに行っても大きい方のアレが出ない。我々はこれを爆弾と呼ぶ。

湯船につかり体を芯から温める。そして防寒装備を重ねていく。特に大きな意味はないのだが、僕はエンジのスタジャンを着て行くというこだわりがある。ただ薄いし小さいこのジャンパーに防寒の役割は期待できない。ゆえに下にいかに厚着をしていくかで寒さとの雌雄が決するわけで、関節が曲がらなくなるくらい何枚も重ねていく。下半身はレギンス、ヒートテック、トレーニングスパッツ、黒のパンツ。上はアンダーアーマーのような生地のナイキのアンダー、ロ ンT、野球用アンダー、シャツ、パーカー、スタジャン。肘も曲がりにくくなるので、キレのある「右肘左肘交互に見て♪」もできなくなりました。

5時25分頃、二度寝に入った犬を再び叩き起こし出発。いざ7年連続7度目の芦ノ湖観戦へ。

5時47分成城学園前発の急行に乗るのだが、その前にファミマに寄り道。毎年焼きそばパンが食べたくて探すも、いつも置いておらず苦汁をなめてば かりだった。しかしなんと今年は一つだけあった。史上初だ。今年はそんなに食べたい気分じゃなかったがせっかくなので買った。加えてジョージアのホット コーヒー、1本満足を2本、イチゴチョコを購入。ジョージアを買ったのはポイントを集めているからである。

ホームで電車を待っているといつもは登戸で合流するはずのシゲが現れる。不意打ちすぎて驚いた。2012年初驚きである。そしてシゲは言った。「お腹に爆弾を抱えている」と。

無事電車に乗り、区間エントリーのおさらいをしているとケンチからメール。
「急な腹痛で中山で途中下車したから遅れる」
どうやら爆弾の導火線に火がついたようだ。

僕らの集合場所はこの電車の先頭車両と決まっている。なので電車1本の遅れが命取りなのだ。町田合流予定のケンチだが、電車の本数が少ない早朝に次の電車を待てるほど箱根は甘いものではない。「先に行く」と告げると、すぐさま返信。
「奇跡が起きて間に合った」
なんかよく分かんないけど奇跡が起きたらしい。そんなこんなで町田で合流した。爆弾も処理済みでスッキリとした表情だ。

これでいつもの3人が揃ったわけだが、今年は一味違う。愛甲石田から新メンバーが加入する。EXILEのように。

新メンバーは中学の同級生である長島さん。なんと駒大の元マネージャーだ。要するに本場の人。そもそも極寒かつ1日駅伝に費やさなければならないこの駅伝ツアーに志願してくる時点でもうプロのマニアだ。知識の浅いケンチの存在が脅かされつつある。

箱根湯本に着くまでの車内では、休みなく駅伝トークが繰り広げられていた。というかいろんな裏情報を長島さんから聞いていた。まぁここでは書けませんがね。とにかく彼女は駅伝への情熱、愛、根性、全てを兼ね備えており、おかげで我々も快く歓迎することができた。何より初対面のシゲともすぐ打ち解けた。まさにスーパールーキー誕生である。そして小田原辺りでサッカーのコーチのような格好をしていたケンチがスキーウェアを着始めた。スキーのインストラ クターのようになった。それはどうでもいいか。

湯本に着いてからはタクシーでゴールの芦ノ湖へ向かう。毎年すんなり捕まえられるのに今年は苦戦。その結果、スタートの8時に間に合わず、少し遅れての到着となった。どうでもいいが、湯本に着いたとき地面が濡れており、雨の降った痕跡があった。そのことをタクシーの運転手さんに聞いてみたが、無視された。

日の当たるオーロラビジョンの右側を陣取る。まずチェックするのは例の中央学院の人たち。毎回中央学院の応援に来ていてワイワイうるさい集団だ。 ただ木原くんの卒業を期に衰退気味の同校を表すかのように年々静かになっていく。そして今年はとうとう来ていなかった。そうこうしながら88回目の継走が始まった。

1区 早稲田の大迫くんが飛び出す。僕らの横にいたブルドックが強烈なゲップをしたのを見て、シゲがボソッと「うわ、臭そう」と言ったのが僕のツボに入る。関係ないけど明治の大六野くんが六大学野球みたいな名前で妙に印象に残った。



2区 東海大の村様(村澤くんのこと)と駒澤の村様(村山くんのこと)への熱い声援が飛び交う。そして某選手の走り方を見てシゲが「うわっ!気持ち悪ぃ!」と言ったのが僕のツボに入る。

3区 山梨学院のコスマスくん登場。なぜかここでお腹の爆弾の話になり、レディの長島さんに軽いセクハラをしてしまう。またこの間にお餅と甘酒とみかんを貰いに行く。去年はこのときにテレビに映されたそうだが今年はどうかな?

4区 オーロラビジョンの音声が途切れてしまった。なので僕の十八番、瀬古の解説のモノマネでその場をつないだ。そして去年壊れてしまったのをガムテープで補強して持ってきたシゲのイスがいよいよ再起不能になった。というよりよくこんなパキパキな状態になるまで座っていられたなと感心。

5区 山の神・柏原くん登場。この時点で東洋大はトップなわけで、完全に勝負が決しているのでもはや集中力ゼロ。しかも柏原くんが先頭ということ は半年くらい前から温めていた「後ろから柏原くんの足音がヒタッ、ヒタッ。怖いなぁ怖いなぁ」という稲川淳二のネタを披露できず。そんな感じで残念がっていると雪がちらほら。そしてシゲが突然EXILEのLovers Againを熱唱。
「初雪に~♪ざわめくシゲタ~♪」
ツボに入った。

カッシーがゴールしたのを見届け、ミーハー根性丸出しで追っかけ。おととしはこのときの姿がテレビに映ったそうだが今年はどうかな?



そういえば國學院の5区は寺田くん。去年10区でコースを間違えた彼だ。しかも少し僕に顔が似ている。だからちょっぴり彼には思い入れがあり、応援している。無事ゴールできて良かった。
あと、レース終了後に号外と記録表がもらえるのだが、配る人に大勢の人数が群がりなかなかもらえない。ただ僕とケンチはタイミングを見計らってい くためすんなりゲットできる。しかしシゲはいつまで経ってももらえない。この辺に要領の悪さが出た。頭はいいのに。「おれいらないからあげようか?」と言っても、プライドが高いので「いらない」と言う。数分後なんとかもらえ僕らがホッとした。

そんなこんなで東農大の選手を最後まで応援し
長島さんが駒澤の大八木監督にあいさつに行ったのを見て興奮したり
いつもの場所で写真撮ったりして
この地を後にした。



関所(トイレ)を経由して、向かうはいつものそば屋・小松屋。言っとくが店員さんが可愛いからではなくあくまで食事を堪能するという意味でこの店 を選んだわけで、決してそういうやましい気持ちは全くなく、あくまで…でも少し大人っぽくなっていた。去年ここでカツ丼を食べていい1年だったので今年も カツ丼にした。勝ちたいんや。

食事を済ませ箱根神社へ。ここへ向かう途中といえばもちろん歌の時間である。国士舘の歌(作詞・作曲シゲ)を中心に歌った歌った。

初詣の列に並んでるときケンチがおもむろに「おすぎです」と言い出す。それに体が勝手に反応し「ピーコです」と返す。さらに長島さんが「マツコです」と乗っかる。このとき何もできなかったシゲは寂しそうにしていた。

初詣と書いたが元旦に浅草に行ったので実は二度詣だった。本当は毎年初詣は箱根神社でと決めていたのだがまぁいいや。それは。そして見事に大吉を引き当て、1日で最も寂しい時間となる日の暮れた湖畔タイムへと移る。

4人で感傷に浸りながら歩く。「2012年も終わってしまったね」と。

このあと用事のある長島さんをバス停で見送る。途中棄権が悔しかったのか、来年は完走すると宣言してくれた。最後は「良いお年を」で締めた。

そして僕らは恒例のユネッサンへ向かう。去年見つけた美人店員もいた。森の湯では不景気だからなのか、使い放題だったタオルもレンタル制となっていた。

僕らは温泉に入り、2012年の疲れを癒しながら放送できない男子トークに花を咲かせた。気が付くと同じ風呂に30分くらい入っており、のぼせそうになったので出た。「数種類もあるのに一つの風呂にしか入らない大人の入り方」である。

そのまま畳の部屋でまったりし、イチゴソフトを食べ、山を下りる準備をする。準備というかタクシーを呼ぶ。ただこのタクシーには苦い思い出があ り、去年あまりにちんたら走られたため特急に間に合わなかったのだ。去年の運転手のことなんてそんなにはっきりとは覚えていないのだが今年の運転手、白髪の角刈り、ハスキーボ イス、何か見覚え聞き覚えがある。そしてちんたら走行…コイツだ。

とりあえず50分の電車ということだけ告げると、自信満々に「それは間に合うだろ」と。しかしこの人切符買う時間を計算にいれてくれず、駅に着いてから走った。まぁなんとか特急には間に合いましたがね。

特急ロマンスカーで優雅に都会に帰る。町田でケンチとお別れ。「良いお年を」と。登戸でシゲとお別れ。「良いお年を」と。地元に帰ってきて安心したのか、爆弾の導火線に火がついた。

そんなこんなで帰宅。往路終了。

復路の朝。寝坊した。っていうか東洋大の首位独走、繰り上げスタート組が多すぎてシード権争いがごちゃごちゃということでモチベーションが上がっていなかった。
そしてシゲからメール。
「中大が國學院抜いてシード権獲れるかとか実況で言ってるけどその前に東海大が落ちてくるから」
自虐ネタだが実際その通りになった。こうも白熱しない箱根駅伝は初めてなのでシゲにある提案をした。
「このままテレビ見てても面白くないからこの際大手町のゴール行ってわいわいした方が面白くない?」
シゲは快諾した。が、11時にエスパルスの福袋の申し込みがあるそうなのでそれが終わったら。

というわけで12時過ぎに大手町のゴールに向かった。

大手町は人でごった返していた。箱根も年々人が増えていたが、ここはやっぱり別格。そして人の押し合いへし合いで人間の醜い一面をたくさん垣間見た。お前らよう「最近の若者は…」とか言えるのう。むかついたのでワンセグを見ながら「うわっ!ヤバくない?」とか大声で言って周りの人をビクつかせて楽しんだ。

宇賀地くんとかと遭遇しつつ東洋の優勝を見届け駒大のブースをチラ見したり長島さんを見つけたりして大手町を後にした。





帰りに有楽町の三田製麺所でつけ麺を食べ日比谷公園を歩いていると、ママチャリに乗った30代くらいの男性に話しかけられた。
「すいません、水戸ってどっちですか?」
「ミト?水戸って…茨城の?」
「そうです」
「えっ?方向的にはあっちですけど…」
「はい」
「行くんだったらこの道ずっと行って上野に出た方が…」
「分かりました。行ってみます。ありがとうございます」

やはりシゲと一緒にいると不思議なことが起こる。何か番組の企画かよっぽどアレな人かのどちらかかと。
そんなこんなで霞ヶ関のホームで待っていると、今度はぬまっちに遭遇。こんな偶然あるんだね。車内でわいわい喋ってお別れはお決まりの「良いお年を」そしてシゲとも「良いお年を」で別れ我々の2012年は幕を閉じたのです。

レース展開は正直あまり面白くなかったけど
やっぱり僕は箱根駅伝が好きです。
だからこのイベントはこれからもずっとずっと続けていくんです。

See You Next Year!

箱根駅伝観戦記2013~波乱の年~ へつづく
2011年1月2日午前4時。浜崎あゆみの『ただの雨』が今年の目覚めの歌(アラーム)となった。ソフトバンクの流しのCMのアレだ。孫社長が無料で配信するとツイートしていたのを見てダウンロードしたやつである。てかあゆ結婚おめでとう。

リビングに行くと爆睡中だったウチの犬が目を覚ます。「なんやねんこんな朝早くに」と言わんばかりのため息をつかれた。そして冷凍のピザをチンする。アルトバイエルンなり。グアムでイタリア人と間違われ調子に乗っているわたくし。そしてそれに付いていたコーンスープもついでに作り、なかなかオサレな朝食。ただ朝早すぎてなかなか喉を通らない。なんとか無理矢理詰め込んだわけだが、今度は朝早すぎて下から出ない。食事中の方申し訳。結局全てを出しきれない腹に違和感を残したまま出発することとなる。

そういえば、今年の年末年始は非常に冷えると天気予報で言っていた。さすがの晴れ男を超越したわたくし晴れ神様も、気温まではコントロールできない。ただ冗談なしにこれは死活問題であり、例年以上の防寒対策が強いられることとなる。まずは風呂。ここで一度芯まで温まらなければならない。風呂場のテレビでお願いランキングを見ながら精神を集中させた。お願いランキングではグーグル社の秘密を取り上げており、不規則な生活の中ではクリエイティブな発想は生まれないと、社内は朝昼晩食べ放題なんだそうだ。いいなぁ。話を戻します。一番の問題は着ていく服である。僕は毎年ダウンもコートも着ていかない。エンジのスタジャンで行くというこだわりを持っているのだ。しかしこれが薄くて小さい。要するにOLがランチのときに着るカーディガンのようにただ羽織っているだけ。だからこの下にどれだけ着込むかが勝負となってくる。去年の観戦記を参考に服を重ねていく。だが、もはや去年以上に重ねる余地なし。すでにパンパン。強いてやるならパンツを膝下までのレギンスにするぐらい。そこからヒートテック、トレーニングスパッツ、黒のパンツをはく。上はアンダーアーマーのような生地のナイキのアンダー、ロンT、野球用アンダー、シャツ、パーカー、スタジャンという組み合わせ。膝も肘も関節の曲がりが悪い。ここでスタジャンのこだわりをもう一つ。僕はこのスタジャンを、この日にしか着ないと決めている。ところが、今年は1日だけ解禁した日がある。あの「持ってる」発言でお馴染みの六大学野球早慶優勝決定戦である。だから何だと言われると困ってしまいます。

余談だが、約2ヶ月前に買ったおNEWのオークリーのグラサンの解禁日をこの日に設定している。黒赤の僕が一番好きな色の組み合わせだったため一目惚れ。でも日差しの眩しい季節ではないし、いつから使おうかと考えていた。そんな折のこの一大イベント。やっと使える。そして想像以上のフィット感。たまらん。そんな興奮状態の中、リュックにカイロを詰め、5時20分出発。いざ6年連続6度目の芦ノ湖観戦へ。

5時47分発の電車に乗る。その前にコンビニに寄り食料を調達。毎年のことながら、焼きそばパンが置いてない。どゆことッ!仕方ないのでカレーパンとホットミルクティと非常食のカロリーメイトフルーツ味を購入し、乗車。

早朝かつ時間がおしているということで、僕らはどこかで待ち合わせということはしない。言うなれば電車の1両目が待ち合わせ場所。登戸でシゲが、町田でケンチが合流し、しのけん全員集合。今年も無事に揃うことができた。

やっぱりまず盛り上がるのが箱根駅伝の話題。東洋の盤石な布陣、早稲田の満身創痍な状態、東海大ファンのシゲの東海トーク。とりあえず、早稲田の怪我で5区を走れなくなった佐々木くんに代わり入った4年生の猪俣くんに対してのシゲの「思い出作りか」という発言に爆笑。失礼だけど、絶妙な言い回し。勉強になります。朝5時6時の電車で、わいわい盛り上がる3人。周りのお客さんはさぞ不快だったでしょう。ただ、箱根駅伝は楽しみだけど終わったときの喪失感が異常に辛い。みんな共通してそう感じていたようで、時折車内はしんみり。さらに今日はベストコンディションではないと言うシゲ。アレがまだ出てないんだと。食事中の方申し訳。でも悩みどころはみんな一緒なんだなぁと。なぜなら芦ノ湖に着いてしまうと綺麗なトイレがないのだ。できれば百貨店にあるようなトイレでしたい。それを考えると夜に行くユネッサンまで粘らなくてはならない。だからこれに関しては毎年結構頭を使う。復唱します。食事中の方申し訳。

小田原に着いた頃あたりからカイロの準備に入る。シゲが大量に持ってきた貼るカイロを1枚めぐんでくれた。でもこれが面白いくらいに効果を発揮しなかった。そしてケンチが寒さ対策にとジャージを取り出す。コート以外の衣服の上から着用。なのでパンパンのムキムキ。すると目の前をケンチ同様ジャージ姿のおっさんが通過。着太りしてないから絶対下にほとんど着てないはず。きっと寒い。

カッコつけてジャージで箱根に行こうとしてた男がいたんですよ

なぁ~にぃ!

やっちまったな!

男は黙って

ふんどし!

そうアホみたいなやり取りをしているうちに7時半頃箱根湯本到着。ここからはタクシーで芦ノ湖へ向かう。運ちゃんに「新道と旧道どちらにします?」と聞かれ迷わず「旧道で」といかにも知った風に即答。だてに6年連続来ていない。もう立派な常連だ。しかし「新道の方が早いですよ」と言われ「じゃあ新道で」と即訂正。はい知ったか。どうやら新道は高速道路らしく、今ちょうど試験的に無料なんだそうだ。なら知らなくてもね。うん。

確かに早く目的地に到着。いつもよりちょい早い7時50分頃。スタートの10分前。天気は快晴。野崎という世を忍ぶ仮の姿をした晴れ神様相変わらず恐るべし。しかし気温はやはり寒かった。スタート時の大手町の気温が6度。13時半頃のゴール時の芦ノ湖の予想気温が6度。一緒かよ。ド昼なのに。まぁでもそれは想定内だったわけで、どうこう言ってもしょうがないのでひとまずオーロラビジョンの前を陣取った。そして、87回目の継走が始まった。







1区、早稲田の大迫くんが飛び出すが、他の有力校は自重してスローペース。みるみる離されていく展開にイライラ。しばらくするとシゲが応援している東海大が脱落。僕が応援している駒大がスパート。ケンチが応援している山梨学院は普通。この区間のときだったかは覚えてないけど、シゲがトイレから帰ってきたときに、一緒にアクエリアス5本とノンアルコールビールをもらってきていた。この寒い中誰が飲むねん。

2区、東海大のエース村澤くんが快走。近年箱根であまり上位にいることがない東海大、シゲが珍しくご機嫌。しかしイスが壊れすぐ不機嫌に。直しても直しても壊れ、不機嫌に。すると左後方の方から「ベンジャミン○■×△★!」というおっさんの叫び声。ベンジャミンくんが映る度にうるさい。かつぜつも悪い。こんなとこで叫んでも選手には届かないし、そもそも何て言ってるか分からない。左後ろはうるさいし、左のヤツはがちゃがちゃイス直してるし。どうなってんだ最近の左は。そういえばジョン・マイナも頑張ってたね。マイナも。やかましいわ。



3区、山梨学院コスマスくん登場。するとニュースに突入。ここぞとばかりにケンチとトイレに向かう。トイレの帰りにお餅と甘酒をもらう。そして席に帰るとシゲが「2人テレビに映ってたよ」と。お餅と甘酒を持って練り歩いている姿を全国のお茶の間にさらしてしまったようだ。ノーギャラで。それはそうとこの辺りから日差しが出て暖かくなってきた。ケンチが朝1万2千円のダサい箱根駅伝ベンチコートを買おうか本気で迷っていたが、買わなくてホントに良かったと思う。しかし代わりに買った箱根駅伝関係ない700円の毛布。帰るときかさばって大変そうだった。途中まで体に巻いて歩いていたので、マツコデラックスみたいだった。



4区、そういえば毎年来ている中央学院の応援集団いないねという話になる。でもいました。隅っこに。最近弱いから控えめになっているようだ。それが面白くて「今ビリどこ?」「あれ」とその集団を指差し爆笑。失礼。

5区、怪物柏原登場。逃げる早稲田はイケメン猪俣くん。映る度に「イケメンだねぇ」と言ってみる。しかもなかなかいい走り。朝「思い出作り」とか言ってごめんなさい。そんなことよりいよいよレースが終わってしまうという危機感に苛まれる。寂しい。そしてとうとうトップに立った柏原くんが大鳥居を通過。重い腰を上げてゴール地点へ移動。ただもの凄い人の数。毎年増えてんじゃね?

ゴールを見届け選手のいるところへ移動。走り終えた選手たちに「お疲れー」と声をかけていると、変なおじさんに早稲田の関係者と間違われる。エンジのスタジャンだし胸に「WASEDA」のプリントもあるから。慌てて「野球部です」と嘘をつくと、横にいた奥さんが「はっ、じゃあ佑…」これはマズいと「軟式です」と誤魔化す。でもなんか勢いで一緒に写真を撮ることになり、周りが少しザワついた。まぁおばさん喜んでくれたし嘘も方便。そのあとヒーローイ
ンタビューの裏側へ潜入したり、ウロウロしたりしていたら、今度は「野球選手の松下さんですか?」と声をかけられる。松下さんとは、早稲田出身の西武ライオンズの選手。ここで嘘をつくとさすがに悪意があるため一応否定はしたが、悪い気はしない。イケメンだから。そんなこんなでいつものフォーメーションで写真を撮り、ゴールをあとにした。









これから向かうのはいつものそば屋。小松屋。もう常連だ。言っとくが店員さんが可愛いからではなくあくまで食事を堪能するという意味でこの店を選んだわけで、決してそういうやましい気持ちは全くなく、あくまで…でも少しふくよかになられていた。今年はカツ丼を食べた。しかも3人とも。勝ちたいんや。

てか、ここに向かう途中ある曲で盛り上がった。シゲが突然「所沢~♪」と歌いだす。完全にシゲの即興で、こんな歌存在すらしないのだが、なぜか続きに反応できた我々。「所沢~所沢~体育大学ぅ~♪」メロディも「所沢」を3回繰り返す歌詞もピッタシの阿吽の呼吸。こればかりは不思議でしょうがない。ちなみに所沢体育大学とは早稲田大学所沢キャンパスのスポーツ科学部を皮肉った名称である。無論、この曲が今年の歌に選ばれた。「今年の曲」については過去の観戦記を参照。

食事を済ませ箱根神社へ。日本有数のパワースポット。しかしそんなこととも知らず昨年は鳥居に向かって立ちションポーズという究極の罰当たりなことをしてしまった。箱根に限らずそんなもん罰当たり以外の何物でもないわけだが、とりあえず今年は厳かに過ごしパワーを吸収すると決めた。でもちょいちょいふざけてしまう悪い癖。しかもここで絶世の美女を発見。エンジのマフラーを巻いていた彼女。今年見た女性の中で群を抜いてNo.1の美女だった。まぁまだ今年2日目だけど。とにかく結局煩悩丸出しとなってしまったわけだが、神様の前ではしっかりとした態度をとって、今年をスタートさせた。最後にパワーが最も集まっていそうな本殿の前でパワーを集めるポーズで写真を撮った。こういうのがふざけてるっていうんですよね。



初詣を済ませ、勝守も買い、吉のおみくじを結び、子供に「早稲田の人だー」と言われ、神社を出た。そして夕陽の沈んだ湖畔を歩く。1年で最も寂しい瞬間だ。「2011年ももう終わってしまったね」と。

次は恒例の箱根ユネッサンに向かう。バス停で待っていると、神宮のバイトの1年生の後輩に遭遇。世界は狭いのう。でも名前忘れちゃった。ごめんぽ。

ユネッサンに着き、ここでも絶世の美女を発見。売店の店員さん。エンジのマフラーには及ばずも、今年見た女性の中でNo.2の美女だった。まぁまだ今年2日目だけど。温泉に浸かり、2011年の疲れを取る。まだ2日目だけど。そしてここでもやっぱり「2011年ももう終わってしまったね」と。出るとき、脱衣場で体を拭いていると、正面にいた小学生がシゲのチソチソをじーっと凝視。異様な光景だった。そのあと畳の部屋で牛乳飲んだりおみやげ見たりし、箱根の山を下りる。そういえば角質を取る液体が風呂場に置いてなかった。毎年ここで1年分の角質取って帰るのに。

箱根湯本へはタクシーで向かう。電話でタクシーを呼ぶのだが、シゲが「いま箱根ユネッサンスにいるんですがタクシーお願いします」と。ユネッサン“ス”じゃ髭男爵と混ざってる。タクシーを呼んだはいいものの、なかなか来ない。予定よりだいぶ遅れて到着し、乗車。走りだした瞬間ようやく遅れた理由が分かった。異常なほどにちんたら走る運ちゃん。後ろは渋滞になりつつあり、追い越し禁止の山道なのに抜かれる始末。まぁ雹も降っていたし滑るからしょうがないかと思っていたが、函嶺洞門の直線はもう少しスピード出して平気だろ。おかげでロマンスカーに乗り遅れる始末。そんな中、一人運転手を擁護するシゲ。
この人も運転苦手だから。

結局普通に急行で東京を目指す。車内でシゲに「そういえばおれこの前彼女ができたんよ」とプロゴルファーの有村智恵の写真を見せる。するとまんまと信じた。ツイッターでアップされていたプライベートの写真だったため、リアルに思えたようだ。実はまだネタばらしをしていない。いつの日かこの観戦記を読んだときがテッテレーの瞬間となる。

都会に戻ってきた。ケンチはシゲと共にそのままシゲの家へ。僕は一度家に戻り写真整理と録画しておいた往路のVTRをチェック。本当に自分が映っていたことを確認し、チャリでシゲん家へ。

シゲん家でシャラポワのドキュメンタリーを見たり、なぜか女王の教室を見たりした。女王の教室ではウザい生徒に対しガチでイライラして盛り上がった。そして明日の復路に向け就寝。

起きたときにはすでに復路が始まっていた。高野くんの雪に滑った豪快なスライディングを目の当たりにする。もしや昨日のちんたら走った運ちゃんは飛ばすとこうなることを予期していたのだろうか。

しばらくしてシゲが目玉焼きを作ってくれた。しかし黄身は割れてたし焦げていた。目玉焼きが下手な人初めて見た。それを直接言うほど無神経じゃないし、今年は歯に衣着せて、そして考えて物を言うと箱根神社で誓ったのでちゃんと感謝して食べた。だがやはり面白いのでmixiのボイスで誰のこととは言わずにつぶやいた。シゲmixiやってないし。ところがこんなときに限って「ケンチmixi見せて」と言いだす。でももうこのときすでにつぶやいたことは完全に忘れており、パッとケンチのトップ画が開いた瞬間全てを一気に思い出し凍りついた。最悪の見つかり方をした。そこからシゲは完全にふてってしまい、笑って誤魔化そうとしたわけだがだいぶ不穏な空気。そのままレースはアンカー10区へ。早稲田と東洋が熱戦を繰り広げている中、静まりかえる一室。ただこの静寂に終止符をうったのが、早稲田の優勝の瞬間ではなく、國學院の寺田くんだった。なんと最後の最後でコースを間違える暴走をしてしまったのだ。部屋は一気に笑いに包まれでめたしでめたし。國學院のあの珍事は大会の全てを持っていってしまったけれど、僕らにとっては非常に助けられた出来事だった。そしてこの寺田くんが僕に少し似ている。いろいろありがとう。

というわけで最後に仲良く餃子の王将でご飯を食べて終了。「良いお年を」と別れて、今年も楽しい時間が終わってしまいました。毎年「また来年か」と考えると長いけれど、いざ来てみると1年てホントに早いですよね。年の初めからランナーたちから感動をもらい、親友たちから笑いをもらう最高の正月。来年も同じようにあの地へ帰りたいと思います。

P.S.瀬古利彦の「そうですね。負けた方が負けですからね」って解説はどういう意味?

それでは、長い観戦記にお付き合いいただきありがとうございました。

See You Next Year!

箱根駅伝観戦記2012~新メンバー加入-新章へ~
へつづく
2010年1月2日午前4時。『RUN RUN RUN』が今回目覚めの号砲となった。普段は8時起きでもしんどいクソッタレなのだが、この日は3時だろうが2時だろうが関係ない。ただ今年はわけあって 1時まで起きていたため、携帯のこのアラームで起こされたとき、できればメールであってほしいと思わざるを得なかった。

冷凍のライスバーガーをチンして食べ、風呂に入る。これから向かう芦ノ湖は想像以上に極寒なため、ここでまず身体を芯まで温めないと命取りになる。

風呂場のテレビをつけると「お願い!ランキング」の「ベストカップUSA」がやっていた。ベストカップUSAとは、あるアーティストの人気曲ベス ト5を紹介していくコーナーで、今回は米米クラブだった。他の歌紹介番組と何が違うのかというと、曲を紹介してくれるのがセクシーな女の子なのだ。しかも 上位にいくにつれ胸の大きい娘が出てくる。だから「ベストカップ」なのだ。ただ勘違いしてほしくないのが、女の子目当てでこれを見ているんじゃないかと思 われているということだ。あくまで米米クラブというアーティスト性に惹かれた上でのアレなわけで決してそういうやましい気持ちはないのだ。そして気になる 順位は3位「愛してる」2位「君がいるだけで」1位「浪漫飛行」だった。ただ、映像を見ながら僕の米米とクラブも浪漫飛行しそ…言わせねぇよ!

昨年の観戦記に前回何を着ていったか書いてあるので、それを参考に着替え始める。ただ今回はさらにパワーアップして厚着した。リュックには毛布とホ カロン。上はアンダーアーマー、ロンT、野球用アンダー、今年はこの上にもう1枚シャツを加えた。そして青学パーカー、エンジのスタジャン。下はスパッツ 2枚にさらに太陽の光を吸収するようにジーパンではなく黒いパンツに変更、最後に厚手の靴下とその下にもう1枚重ね完了。

エンジのスタジャンは全然暖かくないのでできればダウンを着て行きたい。しかし一つのこだわりと宣言してしまったので今さら変更するわけにはいか ない。男の意地とプライドとロマンとあといろいろなのだ。みんなの期待も裏切るわけにはいかない。誰も期待していないことは重々承知なのでツッコまなくて 大丈夫です。

芦ノ湖観戦は今回で5回目。1年目にいた選手はみんな去年卒業しており、もう誰一人残ってない。そんな時の早さを改めて実感する。ただ1年目は朝 から行ったわけではなく、実はゴールシーンすら見ていない。朝から眠い目をこすって行ったのは2年目からで、そのときの1年生が今の4年生。あの初々し かった彼らもとうとうラストイヤーなのかと感慨深くなった。

家を出たのは5時15分頃。しかし忘れ物に気づいてすぐ引き返す。サングラスを忘れた。実際サングラスなんて必要ないのだが、なんとなくしたい気分だった。

途中コンビニに寄ると、中で店員が変な踊りをしていた。客がいないからって気を抜きすぎである。焼きそばパンが食べたい気分だったが、昨年同様なかった。

午前6時6分町田発の1両目が僕らの集合場所。誰一人遅れることなく合流できた。ただシゲがサングラスをしていた。カブった。

ここからしばらく駅伝トークに花を咲かせ、議題はいよいよ「今年のテーマソング」へ。毎年何かしらの曲が僕らの中で流行り出す。流行り出したらその日1日頭から離れなくなってしまう。だから面白い。そして思い出に残るのだ。

そして僕がある歌を口ずさんだ。

「♪ランランラン ランドセルは テンテンテン 天使の羽~」

今年のテーマソングは満場一致でこれになった。しかしこの先この曲が歌われることはなかった。

箱根湯本の駅に着いたのは7時30分頃。ずっと座っていたため足腰が痛くなる。実はこの前日と前々日に、気合いを入れるため20キロほど走ってきた。走ったからといって特に何も起きるわけではないのだが、おかげで気合いは入った。その代わり激しい筋肉痛も残った。

ここからはタクシーでゴールを目指す。バスを使うと8時のスタートに間に合わないのだ。タクシーの中ではシゲが運転手さんにこの辺の宿のことをし きりに聞いている。来年を見据えた情報収集だ。そして何度かこっちに「それ良くない?」と振り、僕も一応うなずきはしたが正直何も聞いていなかった。

芦ノ湖のゴールにはしっかりスタート前に着いた。快晴。富士山も凛々と目の前にそびえ立つ。改めて自分の晴れ男っぷりには驚かされる。晴れていて も寒いのに、もしこんなところで雨なんて降ろうものなら、それこそ本当に死んでしまうかもしれない。だから天気の良し悪しは文字通り死活問題なのだ。

僕らはオーロラビジョンの前を陣取り、号砲を待った。そして86回目の継走は始まった。

1区、僕が応援している駒大とシゲが応援している東海大が揃って遅れた。お母さんの買い物についてきた子供のように早くも集中力はなくなり興味は 別のところへ。最近修得したものまね「駅伝解説・瀬古利彦」と「福山雅治が絶対言わなそうなこと”チンチンかいぃ”」を披露したら好評だった。

2区、東海大のスーパールーキー村澤くんと駒大のエース宇賀地くんが揃って猛追。集中力回復。

しかし3区は駒大、4区は東海大がブレーキ。

もうええわ。どうも!ありがとうございました~!

そういえば毎年来ていると変な顔馴染みができる。いつも中央学院大のタオルを巻いている連中がその一例。このおっさんらがマジうるさくて邪魔くさ い。ただそれは去年までの話で、大エース木原くんが卒業してしまった今、もはや彼らに盛り上がる瞬間は訪れることなく中央学院は下位での争いを強いられて いた。ヘッ!

そしていよいよ5区。新・山の神(って書くと新おにぃみたい)東洋大・柏原くん登場。駒大はエース格の深津くん登場。ここで「私が駒澤の5区、深津だ。深津絵里だ」("ガキ使・笑ってはいけない"より)をやったらややウケだった。

とりあえずトップの選手が箱根神社の大鳥居をくぐったくらいにゴールに移動するとちょうどいいタイミングでフィニッシュの瞬間が見れるというのが これまでの経験で分かっていたことである。しかし今年は考えが甘かった。柏原人気は想像をはるかに超えており、今回この芦ノ湖に例年以上の数の人が詰め掛 けていた。特にゴール地点など人で溢れ返っており、日本人離れした僕の身長を持ってしても前が見えなかった。仕方がないので、片手を伸ばして写真だけでも 撮ってやろうとデジカメを持ち上げた。ただ、これまでの写真を見ていただければ分かりますが、そこはやはり「ゴールの瞬間を撮る天才」と呼ばれるだけあっ て天才的なゴールの瞬間を撮りました。



柏原くんのゴールと同時に僕はシゲたちから離れ一人別行動をとった。柏原くんを追跡し、潜入取材を試みた。というかただのミーハーだ。そしてちょ うどテントに引き揚げようとしているところに遭遇。ここぞとばかりにデジカメで撮ってやった。ばっちり右のエラを撮った。するとポケットの携帯が震える。

ぬまっちから「今映った」とのメールが。テレビに映ったらしい。どうやらデジカメを嬉しそうに構えている姿を全国のお茶の間にさらしてしまったよ うで、嬉しさ半面恥ずかし乙女。テレビに映すなら言ってくれればちゃんといい顔作るのに。このことをシゲたちに報告したら、シゲは最初は羨ましがっていた が「これからテレビがオレをほっとかなくなる」と言って強がっていた。

そしてここからもうちょい単独行動。早稲田の後輩である矢澤くんや八木くんに会いに行き、ダニエルくんを観察。

再びシゲたちと合流すると手には豚汁が。あっちでもらえるよとは言われたが「別にいらねぇし」と強がってみる。そのままいつもの感じで写真を撮り、ゴール地点をあとにした。



これから向かうのはいつものそば屋。もう常連だ。言っとくが店員さんが可愛いからではなくあくまで食事を堪能するという意味でこの店を選んだわけ で、決してそういうやましい気持ちは全くなく、あくまで…でもやっぱり可愛かった。去年は親子丼を食べていい年にならなかったので今年は山菜そばを食べ た。果たしてその結末は…。

食事を済ませ今度は箱根神社へ。湖に沈まんとする夕日を左に見ながら湖畔を歩く。このときにそれぞれが思い思いの歌を歌ったりネタをやったりする。そして今年はここである一大ムーブメントが巻き起こる。

「ねぇ、あなたのもあるんでしょ?どれ?」

「あれ」

「へぇ~すご~い。弾けるんでしょ?」

「まぁね」

「じゃあ聞かせてよ」

「あのなぁ」

「お願い!お願いお願い!お願~い!」

「よし!じゃあお前歌えよ」

「えっ、ダメよ。アタシ、音痴だもん」

「ちょうどいいじゃん。知ってる曲だから」

「♪テ~レテ~テレテテテ~(バイオリンの音)」

「♪ひ~と~りぼぉおちぃ~…」

「ガチャ(ドアの音)シーッ!」

「♪どんなさぁ~みしぃ~ときだぁ~って…」

「♪ズンチャ ズンチャ ズンチャ ズンチャ」

「♪カントゥリーロ~」

「ハハハッ!パチパチパチ」

「月島雫です」

「聖司くんにこんな可愛い友達がいたとはねぇ」

「聖司?あなた天沢聖司?」





とまぁこんな感じでこれが何のことか分かる?

そうです。耳をすませばの名シーン。これをおもむろにやったら思いのほかウケてしまい、僕らの間でハマりにハマってしまった。このときランドセル の歌は完全に頭に残っておらず、このカントリーロードが今年の象徴する曲になったことは言うまでもない。ただシゲが木村カエラの「Butterfly」が 頭から離れないとしきりにアピールしてきたが、全く流行らなかった。

箱根神社で初詣をし、お守りを買った。毎年ここで「勝守」を買っているのだが、去年はちょっと欲張って値段の高めのお守りを買った。そしてあまり いい年にならなかった。だから今年は勝守に戻し、勝ちにいく。そして早速おみくじで大吉を引き、パブロンもびっくりの即効性に今年はなんだか私の時代が築 かれるのではないかと確信させる一打となった。




ここからバス停に戻るため再び湖畔を歩く。毎年このとき日は沈んでおり、最も寂しく切ない時間だ。

例年通りユネッサンの温泉に寄り、2009年の疲れを取りきる。そして湯船でシゲとどぶろっくの名曲「放課後の純情」を熱唱した。

帰りは特急ロマンスカーを利用。初めて乗った。これがおれたちの今年の進歩だ。

という感じで今年の箱根駅伝も終わってしまいました。楽しい瞬間はあっという間に過ぎてしまう残酷さを毎年このときに感じてしまいます。実は前日 の夜中に目から涙が溢れてしまいました。楽しみな気持ちと寂しい気持ちの狭間に揺られて。だからこそこういう幸せなときを一つ一つ大切にしていきたいと思 いました。

毎年のことながらこの日たくさんの感動と笑いをもらいました。

ただ、一つ大事なものも失いました。

See You Next Year!

箱根駅伝観戦記2011~友情の崩壊を救った10区の奇跡~ へつづく


※この年は幼稚園からの付き合いであるケンチとの間に初めて亀裂が入った年でもありました。仁義を欠いちゃあこの人の世は渡っちゃいけねェんだぞといったメッセージ性を込め、本文に彼の描写がありません。今となっては笑い話であり、逆にいい思い出です。
登場人物紹介
『金髪箱根野郎 わたくし』
『箱根駅伝のバカ殿 シゲ』
『今は箱根よりもアレ ケンチ』

2009年1月2日午前4時。RYO the SKYWALKERの『EVER GREEN』で目覚める。この日に限っては3時だろうが2時だろうが起きれる自信がある。箱根に命を賭けているからだ。それは言いすぎた。

食パンをかじりながらテレビをつけた。たけし軍団の「爆笑!熱湯カーペット」という番組がやっていた。無名中の無名のお笑い芸人が出てきて、つまらなかったら熱湯に落とされるというくだらない内容だった。ずっと見ていたかった。こういうの好き。

風呂に入って身体を温め、着替えた。向かうは極寒の地、芦ノ湖。万全な寒さ対策をしなければ死ぬ。かもしれない。昨年の観戦記を参考に、リュックに毛布とホカロンを詰め、上はアンダーアーマー、ロンT、野球用アンダー、青学パーカー、エンジのスタジャン。下はスパッツ2枚にジーパン、厚手の靴下を装 着。こういうところで観戦記は役に立つのだ。もちろんこれを見越して毎年記しているのだ。うん。

何気にアンダーアーマーは運動時以外でも使い勝手がいい。地味にバンクーバーでも毎日来ていた。そして圧巻だったのがスタジャン。スタジャンは何種類か持っているが、このエンジのスタジャンだけは1年でこの日しか着ない。偶然着てなかっただけなのだが、この際こだわりを持っている風にしようと思 う。いったい何が圧巻だったのかというと、ポケットを調べたら鼻をかんだティッシュとガムを包んだゴミくずが出てきた。当然1年前の年代物。当時から鼻炎とガム依存症は健在だったのだ。まさに時空を超えた四次元ポケット。ただ、寂しい思いには駆られた。

大学1年のときから始めた箱根駅伝芦ノ湖ゴール観戦ツアーも今年で4回目。早いもので同級生の選手はみんな今回で卒業。寂しいね。そんな若干ローな気分に陥りながら家を飛び出した。

コンビニに寄って昼食を買った。もの凄く焼きそばパンを食べたい気分だったがなかった。悔しかった。

午前6時6分町田発の1両目が僕らの集合場所。昨年は気合いをいれて始発で行ったため、ケンチが乗り遅れた。待たずに2人で箱根に向かったもののバスを待っているうちにケンチが追い付いてきた。それだったらと、今年は最速かつ余裕のある電車を選んだ。年々進歩を見せている我々。

今年はなんとか無事に合流できた。そしてここからノンストップでくだらないトークが繰り広げられる。朝っぱらからテンションの高い3人と同じ車両になってしまった他のお客さんに同情する。途中、東海大学前駅を通過した。東海大ファンのシゲのボルテージが上がった。

箱根湯本に着いたのは7時半頃。ここからはバスで芦ノ湖を目指す。どんなに早くに家を出ても22世紀から来たネコ型ロボットD氏に頼まない限りスタートには間に合わない。僕らもそれは諦めていたのだが、今年は違った。バスを待っているとタクシーの運ちゃんに声をかけられた。

「どこ行くの?」

「ゴールです」

「一人1200円で行ってあげるよ」

バスでも約千円かかるので悪い話ではなかった。僕らはタクシーに乗った。

選手が走る道は国道1号線と呼ばれる東海道。バスや観光客もこの道を使う。しかしこの運ちゃんは旧街道という裏道を行ってくれた。実はこの道が本当の東海道なんだとか。しかもあまりに道がクネっていて事故が多いため「旧街道→」みたいな標識を出さない。ゆえに地元の人しか知らない道らしい。そんな道を80キロで飛ばしてくれた。下手なジェットコースターなんかよりずっと恐かった。ただ、おかげで初めてスタート前に着けた。感謝します。

例年に比べ人が多かったような気がする。ただ今年は天候に恵まれて暖かかった。暖かいっていっても鬼寒がガン寒に変わっただけで寒いのは寒いんですけど…。そんな中、いつも地べたに座っているケンチが進歩を見せた。ビニールシートを持ってきたのだ。まぁ僕らは横でイスに座っているんですけど…。ケ ンチはシートをいっぱいに広げ、満足そうだった。そして寒くなってきてそのシートにくるまり始めた。ホームレスのような姿に僕らは侮蔑の目を向けた。

ここから駒大ファンの僕と東海大ファンのシゲの駅伝トーク合戦が始まる。山梨学院ファンのケンチは元々駅伝に興味がないので聞いているだけ。

1区、駒大と東海大が共に出遅れ2人揃って不機嫌に。

2区、駒大宇賀地くんの好走で機嫌回復。東海大は相変わらずなのでシゲは不満顔。山梨学院モグスの快走でケンチも調子に乗り始める。

3区、駒大の大ブレーキ。東海大佐藤悠基の激走。立場がガラッと入れ替わる。

4区、駒大ブレーキ。興味はもはや別のところへ。
僕らの横でインタビューされているおばあちゃんが誰のおばあちゃんなのか勝手に想像したり
セクシーな遊びをしている子供たちにツッコんだり
野草公園を野グソ公園と言って喜んだり
ヘリコプターからの芦ノ湖上空の画が映ったら空に向かって手を振ったり
山梨学院が抜かれ諦め気味のケンチを叱ったり
オリエンタルラジバンダリ。

5区、東洋大柏原くん登場。駒大も東海大も下位に沈んでいたため楽しみはもうここだけ。とりあえず歴史の変わる瞬間に立ち会えたことに満足。序盤山梨学院が頑張っていたのでケンチが少しテンション上がってたけど無視。

ゴールの瞬間はしっかりゴール付近に移動。柏原くんのゴールの瞬間をしっかりカメラにおさめた。



早稲田のゴールも見たあと、一人ひそかに移動。宇賀地くんとかダニエルくんとかモグスくんとか悠基とか小泉くんに会ってきた。

そのあとヒーローインタビューを見たり
柏原くんがハニカんでいたり
東農大の応援団の人が恐かったり
あゆ似の人に萌えたり
あゆ似の人のお母さんと見つめ合ったり
日テレの河村アナがウロウロしていたり
早稲田のイケメン矢澤くんを怯えさせたり
いつものところで写真を撮ったり
オリエンタルラジバンダリ。

レース後は3人でまったり散歩するのがいつもの流れ。実はこの時間が一番好きかもしれない。「もう1年も経ったんだねぇ」とか話しつつお笑い芸人のネタとかギャグをそれぞれが思い思いにやりまくる。今年のブームはエガちゃんの「フランスのテレビ~」

フラフラしつつ昨年と同じそば屋へ。昨年は可愛い店員さんがいたから入ったわけだが、今年は違う。ただ純粋に食事というものを堪能するために我々にとってベストな場所を選んだわけで、決してそういうやましい気持ちで入ったとかそういうつもりは全くなく、勝手に勘違いされては本末転倒も甚だしいというかどうのこうの…。でも例の店員さんはいました。何だか今年もいけそうか気がするぅ~。

そば屋で親子丼を食べたあとは箱根神社に初詣へ。この行事は個人的なこだわりである。昨年は非常に良い年だった。今年はそれを超えるために少し高めのお守りをかった。ただおみくじは小吉だった。

毎回神社からバス停に向かうときは、たいてい日が落ちつつある。そんな中の湖岸を3人で歩いているときが一番寂しくなる。今が幸せな分、時の速さの残酷さを感じる。

まぁそんなこんなでユネッサンの温泉でもうひと笑い。箱根ユネッサンといえば内Pの『だるまさんがころんだ』少し体験してみた。もの凄く寒かった。いろんな意味で。

そのあとケンチの頭を指さして
「髪がナ~イツ!」とか

ケンチの頭を指さして
「もう生えナ~イツ!」

とかして遊んだ。

風呂から出たあとはのんびりタイム。のんびりとした時間を過ごした。お土産コーナーではシゲとケンチが福袋を手でガシガシ触って中身を確かめながら選んでいた。軽く犯罪のにおいがした。

そしてそのままタクシーに乗って下山した。帰りの電車で東海大学前駅を通過する際、東海大の不甲斐無さにシゲが憤った。朝とは正反対の態度である。

ケンチはそのまま家に帰ってしまったが、僕らは登戸の「どんどん」で牛丼大盛味噌汁おしんこセットを食べたあとシゲん家に行った。途中コンビニで翌朝の食料を買いに行った。焼きそばパンが食べたかったがなかった。悔しかった。家に着いて早々、気がついたらシゲは寝ていた。ふとんを支給されてない僕はその晩、寒さとの戦いを強いられた。

翌日も朝から箱根駅伝を観て、最後にスタジャンのポケットの中身を確認し今年の夢の時間は終了した。僕にとって特別な思いのあった今大会も、たくさんの感動と巡り合うことができた。

来年以降も楽しみ。やっぱり箱根駅伝は最高ですな。



ちなみにニュースでハイライト見たけどバッチリ僕ら映ってました。

箱根駅伝観戦記2010~仁義を欠いた男~ へつづく
2008年1月2日 午前3時30分。ドラマ「HERO」の主題歌で目覚める。外は真っ暗だったが、何しろ1年間で最も楽しみな行事なため、躊躇なく起きれた。パンをかじりな がらテレビをつけた。ゾマホンの「アダルトビデオのタイトルを覚えて1千万円」という番組がやっていた。テレビをつけて損した気分になった。


箱根の山は非常に寒いので、昨年の経験をもとに防寒対策をしっかりとった。ジーパンの下にスパッツ2枚。ロンT2枚に野球用アンダー、セーター、さらにスタジャン。ホカロンも常備。これで完璧のはずだった…。


今年も昨年同様、東海大ファンのシゲ氏と山梨学院大ファンのケンチ氏と行くことになった。2人は横浜線、僕は小田急線をそれぞれ使い町田で合流す る。5時34分町田発の1両目が僕らの集合場所なのだが、ケンチから「乗り遅れた」との連絡が入る。スタート時間の関係もあるので、とりあえず待たずにシ ゲと2人で箱根湯本へ向かった。箱根湯本からはバスで芦ノ湖へ向かう。バス停で待っていたが、早朝ということもありなかなか来ない。そうこうしてる間にケ ンチが箱根湯本に到着。なんとか追いついてくれた。僕らは「待ってたよ」とケンチを出迎えた。もし先にバスが来ていたらどうしていたかは言 うまでもない。


バスを待っているとき、隣に二人組の女の子がいた。腰に毛布を巻いた同年代くらいの人たちだった。このとき僕らはある決心をした。
「来年は俺らも毛布を持っていこう」と。寒いから。


僕らが芦ノ湖に到着したときにはもうレースは始まっていた。湖の先には綺麗な富士山が凛と立っている。絵に描いたような美しさだった。だがそんなことはお構いなしに急いでオーロラビジョンの前へと移動。今になって写真撮っておけばよかったと後悔している。


オーロラビジョンの前まで来て、僕とシゲはここで満を持して折りたたみ式イスをカバンから取り出す。イスに座りながらゆったり観戦した。だがケンチは持ってこなかったので地べたに座っていた。


1区はまだ8時過ぎだったのでやはり寒かった。ここで完璧と思っていたはずの装備にミスが発覚。靴下が薄い。昨年は確か2枚重ねて履いていた気がする。それも1枚は極厚。寒さは足元からとはよく言ったもので、足湯ならぬ足氷水に浸かっている気分だった。。


レース中盤、僕がおもむろに口ずさんだ「ドラゴンボールの最初のナレーションのときに流れるBGM」が3人の間(主に僕とケンチ)で大ブームに。気がつけば頭から離れなくなり、ずっと歌っていた。


5区 早稲田、駒澤、山梨学院の首位争い。早稲田、駒澤ファンの僕と山梨学院ファンのケンチは興奮。東海ファンのシゲは現実逃避。徐々に不機嫌に。


5区の中盤から終盤にかけて、駒大 安西選手とのつばぜり合いを制し、早大 駒野選手が首位に。安西選手にちょっと思い入れがあるので、若干悔しかった。


結局そのまま早稲田が逃げ切り優勝。僕らもゴールに向かい優勝の瞬間を目に焼き付ける。


ただ不思議だったのが、僕らを含めた芦ノ湖にいた観客のほとんどが、順大の小野選手が倒れたことを知らなかった。みんな早稲田の優勝インタビューに見入っていたため、もうレースの方へは目を向けていなかった。


インタビューが終って再びオーロラビジョンの前へ行くと、ハイライトが流れている。それを見て初めて小野選手が倒れたことを知る。周りの観客も衝撃を隠しきれずにいた。あんな近くで起きたのに…不思議です。


あまりの衝撃にショックを隠しきれなかったが、僕らは箱根神社に初詣に行くことにする。僕は毎年初詣は箱根神社と決めている。毎年と言っても一昨 年からだが。途中、小野選手が棄権した場所も通過した。ダッシュでも最後まで走りきれそうなくらい、本当にゴールまでわずかのところだった。彼の辛さが痛 いほどよく分かる。


神社に行く前にそば屋に入った。そば屋はたくさんあったのだが、敢えてこの店を選んだ。第六感で、なんかこの店美味そうだった。というか店員さんが可愛かった。味は普通だった。餅は美味かった。


初詣を済ませ、ワイワイ歌を歌いながら今度は小涌園の温泉へ向かった。癒されてリラックスした。というかリラックスして癒された。温泉から上がって座敷でゴロゴロくつろいだ。箱根駅伝を観てのんびり温泉。最高の正月となった。


だが、のんびりしすぎて最終のバスを逃した。やむを得ずタクシーを呼んで下山した。詰めの甘さは相変わらずだった。


帰りに町田の松屋で夕飯をとった。正月なのでリッチに「牛めし おしんこセット大盛(600円)」を食べた。


とりあえず、箱根駅伝は最高ですな。


箱根駅伝観戦記2009~同級生の卒業と山の神・柏原の登場~ へつづく
毎年親友たちと箱根駅伝を芦ノ湖のゴールまで観に行っている。


気がつけば恒例行事となっており


気がつけば来年で10年という節目を迎える。


先日このブログで今年の観戦記を記したが


実はこれも毎年書いていたので、節目を前にここに残していこうと思う。


ちょっとした文集気分で。


さて、まずは2年目の2007年から。




2007年1月2日朝4時、大音量のコンバットマーチで起床。なかなかの目覚め。どんなに時間がなくても、朝食は必ずとると決めているので、テレビをつけながら食パンをかじる。テレビは何もやっていなかった。
お風呂で体を温めて、いざ着替えへ。かなりの寒さが予想されるので、下は、ジーパンの下にアンダーアーマー的なヤツとスパッツを着用。上は、ロン T2枚に野球用のアンダーにセーターを着用。早稲田ファンの僕はさらにその上から早稲田カラーのスタジャンを装備。もちろんカバンにはホッカイロを。シゲ とケンチの分も持参。
あったか手袋をはめ、いざ出発。愛犬とアイコンタクトをとり、自転車を走らせる。前にはチンタラ走っているオッサンが。一気に抜いて、思わず勝ち 誇った顔をしたその瞬間、マフラーを忘れたことに気がつき慌てて引き返す。必需品だ。もう一度愛犬とアイコンタクトをとり再出発。そして、電車の時間が 迫っていることに気づく。
もの凄い勢いで自転車をこぎ、駅に着いた頃には大量の汗。こんな厚着してこなければと、少し後悔。そして、なんとか電車には間に合う。


町田でシゲとケンチと合流。シゲはこの金色の頭を見るなり、いきなりの説教。約2分間。
そして話は駅伝の話題へ。東海大の大ファンであるシゲは、東海大の話ばっかり。さらに途中、東海大学前駅に停車して大興奮。
電車は小田原を過ぎていよいよ箱根湯本が近づく。ここで満を持してこの日のためにネットオークションで千円で買ったポータブルテレビを出す。だが、田舎過ぎて電波が届かず映らない。役目を果たすことなく、このテレビの出番は終了。よかった。1万円とかで買わなくて。


箱根湯本からバスに乗って芦ノ湖へ。偶然にも東海大の控え部員達と同じバスに乗車。だが、その部員の一人が吐き気を訴え途中下車。どんまい。


芦ノ湖に無事到着し、大型スクリーンのところへ。ちょうど1区がスタートしたところで、東海大の佐藤悠基君が快調に飛ばしている模様。悠基君は(特に知り合いではないけど)中学の頃からの仲なので、いつも応援している。
そこへ、何かのキャンペーン的な人が、箱根駅伝に関する問題の書かれた紙を渡してくる。2秒で全て解き終えるという駅伝バカさを発揮。そしてステッカーをゲット。


近くのコンビニでサンドウィッチを買って、再び大型スクリーンのところへ。ここから僕とシゲのほぼノンストップの駅伝会話が約5時間続く。その間、ケンチはほとんど放置。そして、かわいそうなので選手名鑑を渡して勉強することを命じる。


シゲとの会話を書くと、果てしなく長くなるので割愛。聞きたい人は今度無料で5時間語ってあげます。


レースは5区の終盤。順大の今井君が東海大を抜いてトップに。そして、シゲが不機嫌に。早稲田が4位に浮上。僕がご機嫌に。ケンチは特に変化なし。


ゴールまで残り5キロくらいになったところで我々もゴールへ移動。なんとか見える位置を確保。


今井君を先頭に続々とゴール。早稲田のゴールと同時にマイボルテージもマックス。ずっとこれを見たかった。


そのあとは、優勝インタビューを見て、箱根の街を3人でいろいろ語り合いながら散歩。そのとき、行きのバスで途中下車した東海大の部員とすれ違う。がんばれ。
そして、ご飯を食べて箱根神社で初詣を済ませ帰宅。


こうして今年の箱根駅伝観光ツアーは大成功に終ったとさ。

箱根駅伝観戦記2008~箱根湯本での友情物語~ へつづく



2014年1月1日22時頃、翌朝4時で目覚まし時計をセットし、就寝。早い時間ではあるが、疲れが溜まっていたためすんなりと眠りにつけた。しかしその直後、シゲからのLINEの通知で起こされた。楽しみすぎて眠れないという内容。僕は眠れたのに。既読にせず再び目を閉じた。


2日4時に目覚める。冷凍のパスタを食べ、爆弾の処理に入る。爆弾とはつまり大きい方のアレ。昨年から仕事が変わり、朝早い生活がスタンダードになっていたということもあって完全ではないが処理は順調に進んだ。導火線は切ったが本体はまだ体内にという感覚だ。

毎年湯船に入り体を芯から温めてから出発していた。しかし今年は追い炊き機能のない家に引っ越したため、断念した。溜めればいいのだが朝からめんどい。

その分衣服では例年以上の防寒対策を施す。下半身にパンツ、レギンス、ヒートテック、トレーニングスパッツ、黒のパンツ、靴下2枚。最初のパンツはパン(↑)ツ(↓)。後のパンツはパン(→)ツ(→)だ。上はナイキのアンダー、シルキードライ、ヒートテック、野球用アンダー、ボワボワのフリース、コロンビアのピンクのアウター、スタジャンのラインナップ。上だけで計7枚。ヒッキー北風もびっくりの生理的にムリ!

5時15分頃、リュックにカイロを詰め、いざ9年連続9度目の芦ノ湖観戦へ。

今年のスタートは5時36分梅ヶ丘駅発の各停。駅前のコンビニでサッポロビールの箱根駅伝缶とメロンパンを購入し、無事乗車することができた。毎年ここで焼きそばパンがどうのこうのというくだりをうだうだ書いていたが、そろそろネタ的にしんどいので今年はカット。

電車は成城学園前に到着し、いつもの5時47分発の急行に乗り換える。箱根湯本へ向かう中、この先頭車両にメンバーが乗車していくというわけだ。
まずホームでシゲと合流。第一声は「あけましておめでとう」第二声は「まだ爆弾処理できていない」よし、いつも通り。

実は今年、大きな懸念があった。第2回からのメンバーの一人、ケンチが来ないのではないかということ。昨年のまさかの欠場から1年、ほとんど連絡も取れていなかった。僕もシゲももはや出場は諦めていたというのが本音。駅で買ったビールもケンチの分は買っていなかった。

電車は向ヶ丘遊園に着こうとしていた。本来ならケンチが乗ってくる駅。シゲと共に「まさか乗ってこないよね。まさかね」と、まるで期待を無理矢理圧し殺しているかのように、本当に来なかったときのショックを和らげるための保険をお互い打ち合っていた。

期待と不安が入り混じる中、ジャージ上下の男が乗ってきた。ダサい!けど確かにケンチだ。僕らは目を疑った。むしろ嬉しくて涙が出そうになった。2年振りに“しのけんトリオ”が箱根で揃うのだ。しかし同時に別の懸念が浮かび上がった。ケンチの分のビール買ってないやと。

町田で長島さんも合流。これで全員が揃った。久しぶりにベストメンバーで臨める箱根。楽しくないわけがない。しかし、長島さんは体調を崩しているようで、声が平泉成のようだった。最初にそう思ったのだが、どうしても平泉成の名前が思い出せなくて、結局最後まで思い出せずにここまで来てしまった。

そういえば長島さんが乗ってくる前にケンチがボソッと「長島スパーランド」とつぶやいていた。あまりに寒かったのでここで晒しておきます。

車内では止まらぬ箱根駅伝トークで盛り上がる。中でも、昔いた東海大の某選手の話になったとき、当時あまりにブレーキするものだから「いま車屋に就職したらしいよ(嘘)」と箱根駅伝ジョークを飛ばした。我ながら秀逸だったと思います。

小田原に到着。ここで乗り換え。去年辺りからこの乗り換えがいつもと異なっており、ケンチが「そういえばダイヤ変わったよね」と教えてくれた。そして僕が「ダイヤが変わったっていうかアレじゃない?…ダイヤ変わったよね」はい、これは完全に天然でしたすみません。

ここから箱根湯本に着くまでの間に去年の観戦記を読みおさらい。そして最近僕の身に起こった、知らない酔っ払いの男が深夜家に入ってくるという恐い話を披露。去年の手紙の話に続き、こういう恐怖体験談が毎年恒例にならないようにしたい。

そんなこんなで湯本に到着。ここからはタクシーでゴールの芦ノ湖に向かう。

今年はなかなかタクシーが来なかった。来年からは予約しておけばいいんじゃね?と来年に繋がる発見をし、7時45分頃ようやく乗車。運転手さんはガンガン飛ばしてくれた。区間記録ペースです!と言うと、嬉しそうだった。ただ、去年は柏原がいて人が多かったと言っていたが、柏原がいたのは一昨年だ。別にどうでもいいが、ちょっとそこが気になった。

湯本でのもたつきもあり、若干スタート時刻には間に合わなかったが無事ゴールの芦ノ湖に到着。いつものようにオーロラビジョンの前を陣取るわけだが、今年は90回記念大会で参加校が多いからか人も多い。やっとスペースを見つけ確保したが、空気の読めない家族が前に立っていてビジョンが見えない。まぁここに座ってプレッシャーを与えていたらそのうち退くだろうと、とりあえずここで見ることにした。ちなみにいつもいる中央学院の人たちも近くにいた。

そんなこんなで90回目の継走が始まった。

1区 早稲田・大迫、駒澤・中村などの有力選手がレースを引っ張り高速な展開に。そんな中東海大の選手も先頭集団に残り大健闘。東海大ファンのシゲは歓喜。昨年不出場だったため喜びもひとしおだ。ただここから事あるごとに「誰だよ東海大弱いって言ったの!」を繰り返すので面倒くさかった。
あとシゲは某選手を大声でディスり、前に座っている女性に思い切り睨まれていた。
さらにシゲはいろんな選手をいちいち「面構えがいい!」とかつての瀬古利彦の珍解説を乱発していた。
おまけにシゲは…

2区 駒大がトップに立つ。また、ダンカン・モゼの登場に、「ダンカンこの野郎」というビートたけしのモノマネが僕とケンチの間で流行る。全然似てないけど。
そして買ってきたビールで満を持してスポーツマンシップに乾杯をした。全員分ないけど。せっかくケンチが戦線復帰したのにお・も・て・な・せなかった。

3区 設楽の好走で東洋大がトップに。そして中央大の選手がハチマキ姿で疾走。僕らはこういう熱い男が大好きでつい応援したくなってしまう。あと坊主の選手も贔屓します。
気が付けば前で立っていた家族はいなくなっていた。我々の圧力が勝った。また水素爆弾の処理についての話にもなった。水素爆弾とはつまり小便のこと。今日は例年に比べ暖かい陽気ではあったが、それでも都内に比べれば断然寒い。水素爆弾も頻繁に生産されていく。

4区 東海大・荒井七海選手登場。七海といえばホットマンということで「ななみー!えんぞう!きっとシャイニングデイズ♪」という一連の新しいギャグが完成した。今後も使うかは分からない。
そしてこの区間では大事件が起こる。芦ノ湖の様子を映す映像に、僕らがガッツリ映ってしまったのだ。さしこバリのセンターで。あらかじめシゲとは冗談半分で「映ったら立とうぜ」と打ち合わせしていたのだが、いざ映るとテンパってしまいもの凄く中途半端な動きに終わってしまった。しかし、大変なのはここから。「映ったよ!」というLINEやメールや電話がみんな引っ切り無しにかかってきて、軽い炎上状態となった。シゲに至っては校長先生からも来たんだとか。それでも普段あまり連絡を取らない方々からもたくさん一報が届いて、それはそれで嬉しかった。ただ困ったことに、僕はこの日会社には「母の実家の鹿児島に帰省の為」と休暇届を出している。

5区 山上り。東洋大・設楽を駒澤・BABAが追う展開。5区が来ると毎年、もうすぐレースも終わりかと激しく切なくなる。ただ今年は駒大も東海大も若い選手好走し、来年に向けて楽しみもできた。
この辺りから日射しが出てきて位置的に眩しくなる。満を持しておでこに掛けていたサングラスを装着。みんなから羨ましがられ、これはただカッコつけるために持ってきてるんじゃないんだぞ!とドヤ顔で言い放ったが、カッコつけるために持ってきました。

そして、先頭が大鳥居をくぐる頃に長島さんとゴール前へ移動。

長身を生かし優勝の瞬間を見届けミーハー根性丸出しで追っかけ。東洋大の優勝インタビューも見終えシゲたちと合流。するとシゲは「○○選手のとこ行ってきた」などと変な見栄を張ってきた。

号外や記録表を受け取り、いつもの場所で記念撮影。今年は4人揃って本当に良かったとこのとき改めて感じた。

ゴールに向かって一礼し、また来年と、この地を去る。そしていつものそば屋・小松屋に向かう。その途中、去年話題に上ったチアガールの掛け声の話になる。シゲと長島さんは「Hey!Yo!」がチアの掛け声であると主張するが、僕はそんなヒップホップな掛け声はないと否定。去年不参加のケンチに真偽の程を委ねたが、彼はHey!Yo!肯定派だった。僕は未だに納得できていない。

小松屋に到着。毎年言っていることだが、店員さんが可愛いからではなくあくまで食事を堪能するという意味でこの店を選んだわけで、決してそういうやましい気持ちは全くなく、あくまで…今年は新しく入った他の店員さんが気になった。

今年も勝ちたいからカツ丼を注文。それも1.5倍カツ丼。やられたらやり返す、1.5倍返しだ!

そういえばシゲがしきりに主張していたここの一風変わったトイレ。去年は軽くあしらったわけだが、今年初めて中に入って見ると確かに一風変わっていた。軽くあしらってごめんなさい。

いつものようにテレビで高校サッカーの結果をチェック。シゲはテレビの前を陣取っており凄く邪魔だった。

この小松屋の横にあるホテルは、最上階にある風呂場が外から丸見えである。よく全裸の男たちがアホみたいに現れる。あれが女性だったら…男のヌードに興味ある人はぜひ足を運んでみてください。

湖畔を歩きながら箱根神社を目指す。するとここで知らないチアガールの娘に思いっ切り素敵な笑顔で「お疲れ様です!」と声を掛けられる。おそらくただの人違いであるだろうが、突然のことで何も返すことができなかった。アドリブの弱さを露呈してしまった。

ここで今年のテーマソングの話になる。これはその年に僕らの中で最も流行って歌われた曲のことをいう。まぁそれを決めるのは結局今この観戦記を綴っている僕なのですが。
さぁ、なんとなく口ずさんでいたらサブリミナル効果でみんなの印象に残っていた恋するフォーチュンクッキーか、ケンチがしきりに流行らそうとしていたけど全く流行らなかったTMレボリューションのバーニンクリスマスか。発表はCMのあと。

箱根神社に到着。出店が並ぶお祭りのような雰囲気についあの歌が頭を過る。
「♪腕の骨をつなぐ関節ひーじ!ひーじ!」
お笑い芸人・流れ星のネタです。はい今年のテーマソングこれに決定。

日本有数のパワースポット箱根神社。去年ここで仕事運の向上を祈り、見事転職に成功。特に深い意味はありませんが今年は良縁を祈願。そして特に深い意味はありませんがいつもの勝守ではなく縁結びのお守りを購入。ちなみにおみくじは今年も大吉。特に深い意味はありませんが待ち人は音信なく来るとのこと。さぁこれがどうなっているか、来年の観戦記をお楽しみに。

箱根神社をあとにし、ふと重大なことに気付く。神社の入口付近にあった「釣り具ノザキ」がない。潰れたようだ。不吉だ。しかしよく見ると、2軒ほど隣に「Fishing NOZAKI」があった。リニューアルしてパワーアップしていた。なんだか今年はいい年になる気がしてきた。

ユネッサン(ス)に向かう。長島さんがバス停をケアし、男3人は道路でタクシーを捕まえる。結局タクシーは捕まらずバスに乗った。しかしバスが出発しようとしているのにケンチがなかなか現れない。このとき従業員も運転手も乗客も、そして僕らもみんながイラッとした。

ユネッサン(ス)に着き、帰りのバスの時刻表をチェックしてから、いつもの可愛い店員さんを探す。しかしいなかった。寿退社?
18時30分頃を目安にと、長島さんと別れ森の湯で今年一年の疲れを癒す。いつものことだが、たくさん着込んでいるので全裸になるまで時間がかかる。しかしシゲはあっという間に一糸纏わぬ姿になってしまう。さすがです。

温泉ではいつもの露天風呂で既婚の二人に特に深い意味はありませんがたっぷり恋愛相談。
恋はしたたかohシークレット星イボで小皿!
つい長湯で長話をしてしまい、出たのが19時頃。長島さんごめんなさい。

畳の部屋でみかんをつまみながら今年もお疲れ様でしたと互いの労をねぎらう。

お土産コーナーで買い物を済ませていると、タバコを吸いに行っていたケンチからバスが来ていると電話。急げば間に合うタイミングであったが、次のバスにすることにした。1分後バス停に行き時刻表を確認すると、次は50分後だった。予め時刻表確認していたはずなのに意味なかった。

箱根湯本に到着し、シゲが衝撃の事実を告白する。なんと今のバスに小松屋のあの店員さんが乗っていたと。じぇじぇじぇ!てか、地元の人ではなかったんだな。

駅の自動販売機で飲み物を買うときシゲがSUICAをかざしてからボタンを押していた。超ウケるんですけど。

電車を待っているとき、帰りが予定より遅くなってしまったためケンチが嫁さんに怒られていた。悪いのはバスの時間を間違えたシゲですごめんなさい。僕らのことは嫌いになっても、箱根駅伝のことは嫌いにならないでください!ケンチの結婚式で披露した往年の名スピーチより。

いつものようにみんなとは「良いお年を」で解散。楽しい時間はあっという間に過ぎてしまう。

翌日の復路、早朝からLINEのグループで舌戦がシゲ、長島さん、僕で繰り広げられていた。もし通知オフにしていなかったらピコピコうるさかったことでしょう。おそらく寝ていたであろうケンチとケンチの奥さんごめんなさい。僕らのことは嫌いになっても…(以下省略)

復路の途中からシゲがウチに遊びにきた。東洋大の優勝を見届け、いよいよ迫りくる今年の終焉。寂しい。

かつて10区でコースを間違えて一世を風靡した國學院の僕似の寺田くんも今年で卒業。寂しい。

東洋大の優勝インタビューを見ていて一人気になる選手がいた。4区を走った今井くんだ。最初その容姿を見たとき、チャラいなとシゲと二人でブツブツ文句を言っていた。しかしインタビュー中に見せた男泣き。そしてそれに貰い泣きするテレビの前の男二人。おれたちはこういうアツい男を応援します。

こうして2年振りに4人が揃った2014年の箱根駅伝も幕を下ろした。
波乱続きの2013年に比べ、いいスタートが切れた気がする。
おみくじにも願望はおもう通りになると書いてありました。信じるよ?マジで。

改めて感じたこの日の素晴らしさ。
楽しい時間はあっという間に過ぎていく。
その1秒を削り出せ!とはまさに。
今年の流行語大賞ですわ。

気が付けばこの行事も来年10年目を迎える。
その間シゲとケンチは結婚し、シゲには娘も生まれた。
人生の歩みと共に、この親友たちとのかけがえのない日をこれからも積み上げていきたい。

箱根路を駆け抜けるランナーの如く、今年一年、1秒も無駄にせず全力で走り抜いていこう。
次はいつ行くの?
来年でしょ!

See You Next Year! 




2011311日から2年以上が経過した。

 

 

ずっとあの地に行きたいと思っていた。

 

 

日本を揺るがした歴史的な出来事の現場を

 

 

自分の目で見て

 

 

自分の足で歩いて

 

 

自分の手で触れてみたかった。

 

 

映像や写真では伝えきれない何かを感じたかった。

 

 

訪れて初めて分かることもあると思ったから。

 

 

学生の頃から旅は慣れているが

 

 

下調べは入念にした。

 

 

11秒も無駄にしたくなかった。

 

 

 

 

 

今回訪れたのは

 

 

いわき市久ノ浜、仙台、松島、石巻、南三陸、気仙沼、陸前高田、大船渡。

 

 

どこもニュースで何度も耳にしたことのある地名。

 

 

実際のところ被災地巡りを行うにあたって迷いもあった。

 

 

モラル的にどうなのだろうと。

 

 

ボランティアでもないただの観光人。

 

 

だから無責任な行動は絶対に慎まなければならない。

 

 

それはどこへ行っても同じだが。

 

 

 

 

 

大船渡のバス停留所で地元もおばさんたちと話をした。

 

 

東京から来たと言うと「岩手弁分からないでしょ?」と

 

 

本場の「じぇじぇじぇ」を披露してくれた。

 

 

とても愉快な人たちで

 

 

震災当日のことも「私たちバカだから最初海の近くの駐車場に避難したのよ」と笑いながら話してくれた。

 

 

話しているうちに

 

 

モラル云々で迷っていたものが

 

 

スッと晴れたような気がした。

 

 

大切なのは人と人との繋がりだった。

 

 

「こんなところまで遊びに来てくれてありがとう」

 

 

と言ってくれた。

 

 

僕は何も力になれていなけれど

 

 

この空間には笑顔が生まれた。

 

 

これが絆になるのだなと思った。

 

 

 

 

 

何の変哲もない平野にも、よく見ると小さな瓦礫があり

 

その瓦礫一つ一つに人の生きた痕跡がある。

 

でも人の気配はない。


これが意味する自然の脅威。

 

訪れて改めて感じることだった。


完全な復興はまだまだ時間はかかると思う。

 


ただ人の活気はあった。

 


一歩ずつ着実に前に進んでいると思う。


実際に訪れることで感じることも得られることもたくさんあった。

 


自分も力にならなければいけないと思った。

 

 

ぜひこの地を自分の目で見て

 

自分の足で歩いて

 

そして自分の手で触れてみてもらいたい。







福岡編の続き

 

 

翌日相棒ともお別れし昼の飛行機で大阪へ。

 

 

空港で一人になり

 

 

寂しさ極まりない感じでした。

 

 

昼過ぎに関西国際空港に到着。

 

 

ごっつ綺麗でんがな。

 

 

はい。

 

 

まずは梅田に向かい荷物を預けました。

 

 

そのついでにこれ。


ブランコのコはコーキのコ

半沢直樹の銀行。

 

 

ミーハーなので大阪行ったら絶対撮ったろうと思ってました。

 

 

小木曽ッ!!!

 

 

今日で見納めっぽいですがね。



興奮冷めやらぬまま甲子園へ。




甲子園では大学時代の相棒と観戦。

 

 

常総学院と北照の好カード。

 

 

何より久しぶりの甲子園にションテン上がりました。

 

 

神奈川予選のときにできたタンクトップ焼け解消のために上半身裸で観戦。

 

 

結局そんなに解消されませんでしたが

 

 

この場に来られたことに満足。

 

 

試合後は愛媛の野球友達とも会いました。

 

 

いつもインターネット上でやり取りはしてるけど

 

 

会うのは初めてという不思議な縁。

 

 

今回こういう縁が多くて楽しいです。

 

 

そして顔見知りというラガーさんと記念撮影させてもらいました。


ブランコのコはコーキのコ

この方、かつてニュースで話題になったバックネット裏にいて常にテレビに映っているラガーシャツ着た有名なおじさん。

 

 

いろんな人から写真を頼まれてて、もう慣れたもんって感じでした。

 

 

でも嫌な顔一つせず対応していて、さすがだなぁって感じでした。

 

 

甲子園を出て向かうは京セラドーム。

 

 

オリックスvs西武

 

 

しかも大坂夏の陣の日でした。


ブランコのコはコーキのコ

ブランコのコはコーキのコ


ピンクばっかり。

 

 

福岡に続き初めての京セラドーム観戦。

 

 

しかし

 

 

連日の野球漬けと

 

 

この日炎天下での高校野球観戦で

 

 

8回辺りでお腹いっぱいになりました。

 

 

球場を出てラーメンを食べ

 

 

大阪来るときはいつも行っている天然温泉なにわの湯へ。

 

 

まったり。

 

 

風呂上がりにビールで乾杯し3日目終わり。

 

 

翌朝お世話になった相棒とお別れし

 

 

野崎観音慈眼寺へ。


ブランコのコはコーキのコ

ここは近年最強と謳われる大阪桐蔭高校野球部が必勝祈願で訪れるというところ。

 

 

実際彼らが勝ちまくってる時点で立派なパワースポットであるので

 

 

パワーを貰いに行ってきました。

 

 

これを携帯の待ち受けにするといいんだとか。

 

 

知らんけど。

 

 

パワーがみなぎってきたところで一度京セラドームへ寄り道。

 

 

大坂夏の陣ユニフォームを貰いに行きました。


ブランコのコはコーキのコ

そんなこんなで一応予定していた行事は全て終了。

 

 

本当はせっかくHKT48の写真を撮ったので難波に寄ってNMB48の写真を撮りたかったんですが

 

 

暑いので端折りました。

 

 

代わりに数年前撮ったの載せときます。


ブランコのコはコーキのコ

そして東京までの長い長い鈍行列車の旅を最後に

 

 

夏旅第1弾は幕を閉じたのです。

 

 

今回ラーメンばかり食べてたので

 

 

最後は地元の家系ラーメンで締めました。

 

 

途中静岡で花火大会があったらしく

 

 

浴衣姿の女性がたくさんいてムラムラしました。

福岡前編の続き

 

 

若戸大橋に寄ってから博多に戻り


ブランコのコはコーキのコ

いざソフトバンクの試合を観にヤフオクドームへ。

 

 

奇しくもロッテ戦という。

 

 

まぁ偶然装ってますけど、日程決めるときの決め手の一つになったというのはここだけの話です。

 

 

そんなこんなで初めて中に入りました。

 

 

第一印象は「緑!」


ブランコのコはコーキのコ

グラウンドも客席も緑一色で目に良さそうでした。


ブランコのコはコーキのコ

そして福岡の野球友達と合流。

 

 

てか初対面っていう妙。

 

 

まぁ大人だしその辺はノリでしょ。

 

 

福岡上陸記念にと今年の鷹の祭典の紫ユニを頂いたので

 

 

お返しに実際に試合で使われたボールをあげました。

 

 

予想に反して戸惑ってました。

 

 

ソフトバンクの紫ユニを着ていたにもかかわらず

 

 

やっぱり体はロッテの応援に反応してしまうので

 

 

支離滅裂状態でした。



試合もロッテが劇的な逆転勝利。


 ブランコのコはコーキのコ

 

荻野くぅ!

 

 

そういえば博多に来たということでちょいちょいFacebookで博多華丸の川平慈英のモノマネを盛り込んだんですが

 

 

見事に滑って後悔しています。

 

 

試合後は神宮バイト時代の相棒と合流。

 

 

今回家に泊めてくださる大恩人であります。

 

 

久しぶりの再会でいろいろ積もる話をしつつ

 

 

ベタに豚骨ラーメン屋へ。

 

 

てりこつでシャスデリ。

 

 

実は僕、昔豚骨ラーメン嫌いだったんですが

 

 

福岡で食べて以来大好きになったという経緯があります。

 

 

どうでもいいか。

 

 

というわけで1日目終了。

 

 

気が付けば33時間寝てなかったわけですが

 

 

人間元気があれば何でもできる!

 

 

この日の最後に、昼間一つ興味深い写真が撮れたので載せます。


ブランコのコはコーキのコ

おやすみ。

 

 

2日目、日中仕事のある相棒と一旦別れ

 

 

福岡在住の前の会社の同期と再会。

 

 

久しぶりなのでいろいろと積もる話(東京で起こっているドロドロな人間関係の報告)をし

 

 

昨日の野球友達とも合流し福岡タワーへ。


ブランコのコはコーキのコ

中で記念撮影。

 

 

いい写真が撮れタワー!

 

 

 

 

これおれが言ったんじゃないですから。

 

 

そのあとビーチに下り夏を満喫。


ブランコのコはコーキのコ

ベンチでお酒を飲みわいわい。

 

 

折尾のかしわめしを頂きました。

 

 

福岡で有名らしく

 

 

これを食べればなかなかの通と言っていいんだと。

 

 

だから言うわ。

 

 

私は通です。

 

 

そんなこんなでこの日もヤフオクドームへ。

 

 

昨日は内野席でしたが今日は外野のロッテ応援席の真横。


ブランコのコはコーキのコ

しかも東京からわざわざ持参したロッテユニを装着。


ブランコのコはコーキのコ

結局ね。

 

 

相変わらずのロッテの応援の迫力を目の当たりにしてつい血が騒いでね。

 

 

そうこうしてる間に仕事終わりの相棒も合流。

 

 

観戦試合で全てソフトバンクが勝つ相棒と

 

 

ヤフオクドームでの観戦試合で全てロッテが勝つ僕の

 

 

ほこ×たてが実現。

 

 

僕の場合は前日の1試合のみですが。

 

 

しかし予想以上に白熱した展開へ。

 

 

9回裏1アウト2,3塁で1点差に詰め寄ったソフトバンクの攻撃。

 

 

1打逆転サヨナラの場面でロッテは守護神益田を降ろし松永を投入。

 

 

この松永が見事に火消しに成功。

 

 

しびれました。

 

 

そしてほこ×たて対決は僕に軍配。

 

 

あざす。

 

 

試合後は西新でラーメンを食べ

 

 

博多っ子たちとお別れ。



 

大阪編へ続く