※※※本編の内容・ネタバレを含んでいます。ご注意ください。※※※


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みなさまこんばんは✵
満です(=^・・^=)

歌紫歌[カシカ]=ガレ(CV/杉山紀彰)
待望の真相√。
初見で歌紫歌ガレって名前美味しそうとか思ってたら、魔法使いで王子様だった。(!)

愛する人を失い、人間の身勝手さに失望し、悲しみを憎しみに変えて透京に呪いをかけた彼は、黒幕ともいえる人物。
だけど、歌紫歌が復讐に身を投じたのはかつての想い人への愛ゆえ。
また、父と不仲で、王族としての自分の立場にも悩んでいて孤独だった。
彼が愛情深いからこそ、そして唯一の支えを失ったからこそ、歌紫歌は憎しみを燃やして生きるしかなかったのでしょう。
透京に呪いをかけてから長い年月が流れ、アストロラーベを動かせる時輪のアストロラビの玻ヰ璃と出会った。
歌紫歌の最終目標は玻ヰ璃にアストロラーベの針を進めさせて、呪いを世界中へ拡散すること。
実現したら大変なことになるわけなのだけど、ここまで来るのに歌紫歌は既に200年の時を過ごしていました。
玻ヰ璃と出会って針を進めさせても、歌紫歌は悲しげな表情を浮かべ、どう見ても辛そう。
数百年前の憎しみを抱えながらも、心の中に燻る憎悪の感情は、彼が思うより大分和らいでいたのかもしれない。
それに、これまで見てきた歌紫歌は飄々としてマイペースな優しい魔法使いだったし、復讐なんて似合わないって思っちゃう。

いつだって人を食ったような余裕の態度を取る歌紫歌の、繊細で儚い心情とのギャップはちょっとぐっときた。
その中で、歌紫歌が玻ヰ璃に絵本の読み聞かせする穏やかな時間があったり(って、さり気なくふたりでベッドインしてるー!?←言い方)、秘密の廃墟でブランコに乗ってはしゃぐ玻ヰ璃を彼が微笑みながら見守ったり、森の中のランチタイムで頬舐めしたり(!?!?)、ゆるやかで少しドキッとする幸せな空間が尊かった。

徐々に彼の物憂げな表情に気づいた玻ヰ璃は、呪いを解くためだというアストロラーベとのリンクに違和感を持つようになり、そのうち歌紫歌の方からすべて打ち明けてきました。
やっぱり、歌紫歌はもうほとんど復讐する気がないのでは、もう止めたいのではと感じた。
でもそのきっかけがない…そんな感じがした。

ここでの玻ヰ璃ちゃんの台詞がいちいち最高なのよ!
歌紫歌が透京に呪いをかけたと分かった後、彼の顔を両手で挟んで必死に叫んだ言葉。
"復讐を果たした後、世界で独りぼっちになったら泣いちゃうんじゃない?"
まさにその通りなんだろうなぁ。
かつての想い人とどこか似たようなことを言う玻ヰ璃の真っ直ぐさに復讐心がどんどん揺らいでいる歌紫歌だから、このまま復讐を果たせたとしても幸福にはなれないと思う。

というか、玻ヰ璃と歌紫歌の髪と目の色が似てるのって血縁関係(ご先祖様とか!)あるのかと思ってたのにそういうわけでもない…?
気になるから公式ファンブック出て欲しい。
それか公式ブログにこのことについて書いてあったりするんかな?読んでこようかしら。

すべての始まりとなったアストロラーベを破壊することで、玻ヰ璃は呪いを解放するんだけど、そこに至るまでの行動力が凄かった。
アストロラーベの破壊方法をハルモニアが知っている、でもハルモニアは世界の調和者だから余程に世界のバランスに関わることが起きないと表れない→長時間リンクして透京の呪いの均衡を保っている廻螺を時計塔まで呼んで、斧で殺す(!)フリをしてハルモニアを呼び寄せるという…。
パリカ一番の行動力を見た。
面白がったハルモニアから無事に破壊方法のヒントをもらって、アストラすべてを動かせばアストロラーベを破壊できると直感した玻ヰ璃のおかげで呪いは解かれた。
(大大協力してくれた廻螺にも深く感謝)
最後にアストラを動かしたとき、過去に囚われた歌紫歌の時間を動かしたい!という玻ヰ璃の願いにじーんときたよ。
もうほんとカッコいい玻ヰ璃。
平和になった透京で、普通の恋人らしいデートを満喫するふたりのスチルが可愛くて幸せいっぱいで見てるこちらもめちゃめちゃハッピーになったよ…!

そして純愛エンドの終わり、物語のおしまいのエピローグがまた素敵だった。
"忘れないで、私達の物語は誰のものでもない。
さぁ、王子様。呪いの時間はもう終わり。"
歌紫歌の物語をもってCendrillon palikAは一旦終幕なんだなぁと実感した。
もちろん、幕が閉じたあとも玻ヰ璃たちの物語は続いていくのだよね…。(感動)

そしてこれがホントにラストの哀哭エンド!
なんか見るのが怖かった。
でもあれだよね、呪いが世界中に解き放たれても、不幸中の幸いで歌紫歌の隣には玻ヰ璃がいてくれる…よね…?と何かに縋るような気持ちでエンド回収し始めた。

確かに歌紫歌の隣に玻ヰ璃いるけども、意識はあるけど体は動かせない状態。
歌紫歌は彼女の体に憎しみの種を根付かせて呪いが発動した。
世界中が呪われて全人類がガラス化。
代償は玻ヰ璃への愛と玻ヰ璃自身と言っていたけど、物言わぬ玻ヰ璃を抱きしめながら愛を囁く様は、歪んではいるけどしかと愛を感じましたよ!←
ああああぁぁ、変化球タイプのヤンデレ〜!好き。


プレイ時間、約3時間40分


◆ちなみにおまけEXTRAの透淵・de・TEAは
約1時間15分でした!
憂漣のキレ芸が楽しかった。笑
ちょこちょこ不穏な綸燈もツボ(一番不老不死にしちゃいけない人言われてた)、安定のお兄ちゃん大好きっ子の泣虎は可愛い(ぜひグミ会やってください)、時々毒っ気のある廻螺も好き。
ジェネレーションギャップをいじられつつツッコミ役を華麗にこなす歌紫歌、歌紫歌と共に安定のツッコミ役と毎回美味しそうな紅茶を淹れてくれる達人の紫鳶、時にプレイヤーの心を代弁し時に毒舌のスパイスを入れる黒禰もグッジョブ!
特典CD並みの賑やかパリカメンバーのわちゃわちゃが面白すぎた。豪華!


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