消化することから解放された臓器たちがしていること | 夢はなくとも 希望はなくとも 

夢はなくとも 希望はなくとも 

バカバカしくて
どうでもよくて
笑えるかもしれないけど
全く役に立たない意識低い系ブログです

 

【上田光俊公式メルマガ】
現在までに180名の方にご登録いただいてます!!
その名も『本から学んだ笑える人生論』 ご登録はこちらから

 

「インプットを断つ」

 

 

今日は特に書くこともないので(オイッ!)

病気になった時の話でもしようかなと思います。

 

 

ウエダミツトシです

こんにちは

 

 

 

3月初旬から

約一週間ほど

虫垂炎で入院してたんですけども。

本強制終了が突然来た

本身体の不調はすべてメッセージ

 

入院したての時は、

腸の病気だったんで

当然

しばらくの間は

「絶食」になるんですね。

 

 

点滴を打ってたんで

特に

空腹を感じることもなく

そんなことよりも

下腹部の痛みというか、

違和感の方に意識がいっていて

「絶食」については

全然しんどくなかったんです。

 

 

「絶食」なだけで、

水分を摂ることは大丈夫でしたし、

水なり

ポカリ的なやつなり

何でもOKでした。

 

 

それで

一日目は

特に

身体も思うように動かないし、で

ずっと寝てました。

 

 

二日目以降からも

ほとんど同じ様な状態だったんですけど、

病院のベッドの上で

ひたすらボーッとしながら

僕はある事を観察していました。

 

 

それは、

言うまでもなく

 

「自分の身体」

 

です。

 

 

何も食べずに

点滴だけで

自分の身体が

どのような状態に変化していくのか

それにすごく興味があったんです。

 

 

実は

「ファスティング」っつーの?

何も食べない、

「断食」には

以前から

すごく興味がありまして。

 

 

いつかは

本格的な「断食」をやりたいなぁ

なんて考えてたんですよね。

 

 

それが

幸か不幸か

病気になって叶ってしまうという……

我ながら

アホなことしてるなと思うんですけど。

 

 

とにかく

ちょうどいい機会だと思って

「絶食」を楽しんでみようと思いました。

 

 

以前

こんな本を紹介したブログも書いてますし

本食べない人たち

 

「断食」以上に

「不食」にも興味があったんですよね。

 

 

それで

病気になる前の

自分の身体の状態って

どんな感じだったかなぁって

振り返ってみたんですけど。

 

 

僕は元々

お腹は強い方ではなかったので、

暴飲暴食(しないけど)とか、

過度なストレスとか

偏った食事とかをすると

すぐにお腹を壊していました。

 

 

そんな僕なんですけど、

「絶食」して

二日目以降に

面白いことに気が付きました。

 

 

お腹が「ギューギュー、ギューギュー」常に鳴ってるんですよ。

 

 

お腹が空いた時の

あの

「お腹が鳴る」

みたいな音がね

ずっとしていて

常に何かしてる感じだったんです。

 

 

水分を摂るだけでは

普通鳴らない音っていうか、

「ギューギュー、ギューギュー」

ずっと鳴っていて。

 

 

動いてないのに

寝てるだけなのに

お腹だけは常にフル稼働みたいな感じで

 

「おいおいっ! キミが不調だから入院してんのに、そんなに動いて大丈夫かっ!」

 

ってくらいに

ずーーーーーーーーーっと

なんかやってるんです。

 

 

時に

ズキッとした痛みと共に

「ギューギュー、ギューギュー」

鳴っていて。

 

 

例えて言うなら

ピアノの調律でもしている感じ。

 

鍵盤を叩いて

「ん~違うな~」

って

何度も何度も

同じ作業を繰り返しつつ

鳴らしては

少しずつ音を合わせていくような

そういう作業を

内蔵(特に消化器系)がやっているように思いました。

 

 

それで

よくよく考えてみたんですけど。

普段の僕のお腹って

そんなに

 

「ギューギュー、ギューギュー」

 

鳴ってないんですね。

全然鳴ってないです。

 

 

たま~に

お腹の調子が悪くて

しばらくウ○コが出てない時なんて

全く動いている気配がないんですよね。

 

「おいっ! 大丈夫かっ! 起きてんのか!」

 

ってくらいに

やけに静かなんです。

「嵐の前の静けさ」

じゃないですけど

全く動きが感じられなかったんですよね。

 

 

それが!

一体何が起きてんのよ!?

ってくらいに

 

「ギューギュー、ギューギュー」

 

鳴っていて、

まずそれに驚きました。

 

 

実際のところ

どうなのかはわかりませんが

これってきっと

身体の自浄作用が働いてるんだろうな

って勝手に思ったんですね。

 

 

普段は

毎日三食、

時には

おやつなんかも食べたりして

常に身体の中に

何かが入ってきている状態で。

 

 

ずっとお腹は

その「入ってきたもの」を

消化することばかりをやっていた。

 

 

せっせと消化しないと

また次のものが入ってくるから

どんどん消化しないといけなくて

それに集中するしか選択肢はなかったんだと思います。

 

 

そんな状態が

僕の場合だと

40年以上も続いてきていて。

 

 

そんな状態で

消化器系がいい加減、

 

「もうええわ! 休みくれや!」

 

ってなって

病気という「カラダ語」を使って

僕自身に連絡してきた。

 

 

それでどうなったか……

 

 

「絶食」した。

つまり、

外から何も入ってこなくなった。

 

 

そしたらやっと、

内蔵さんたちは

「消化する」ということ”以外”のことが

できるようになった。

 

 

仕事ばかりの人生だったのが、

やっと

自分の趣味とか

やりたいこととか

家族との時間とかに

意識が向くようになった、

みたいな感じかなぁとも思うんですけど。

 

 

「消化する」ということから

解放された

内蔵さんたちは

嬉々として

今までできなかった、

やりたいことをやるようになった。

 

 

それが

 

「ギューギュー、ギューギュー」

 

だったというわけなんです。

 

 

知らんけど。

 

 

色々してたと思うんです。

 

 

一日目は

本体の僕と同じように

ただ

ボーッとしてたのかもしれません。

 

 

でも

二日目以降からは

お掃除したり

お片付けしたり

他の内臓さんたちと

お喋りしたりと

本臓器は味方

 

何もしなくていい状態を

各々が思うような無理のない形で

楽しんでたんじゃないかなと

僕は勝手に思っています。

 

 

よく

調子が悪くて

風邪引いて休んで

快復すると

以前よりも

体の調子がすこぶる良くなってることって

あるじゃないですか。

 

 

あれって

風邪引いて

身体がダウンしてるんじゃなくて

定期的な

身体のメンテナンスをしてるんだと思うんですよね。

 

 

PCの更新プログラムみたいな、

バグとかを修正するために

一定時間

使えなくなるような感じですね。

 

 

やっぱり

身体って

生ものですから

時にはそういうメンテナンス的な

普段とは違う状態にしてあげるってことも

必要なんだぁと

今回

病気になってみて思いました。

 

 

ということで

 

「なんか最近、『ギューギュー、ギューギュー』が足りてねえなぁ」

 

って感じたら

少しでもいいので

外から入ってくるものを断つ。

 

食べ物

情報

学び

承認

評価

愛情

等など

 

それらを断つことで

やっと見えてくる景色というか

本来の自分の状態というものを

再認識できるようになるかもしれませんよ。

 

 

インプット過多になったら、

 

 

「ギューギュー、ギューギュー」

 

 

だよ。

 

 

牧瀬里穂みたいになっとる!

(昭和世代にしかわからんだろうが)

 

 

《終わり》

 

本ご予約可能日
本お問合せ
本ホームページ
本ウエダミツトシ公式LINE
本ウエダミツトシ公式メルマガ
本うえ様LINEスタンプ
本書評・ブックレビューリンク集