文豪になりきれなかった男 | 夢はなくとも 希望はなくとも 

夢はなくとも 希望はなくとも 

バカバカしくて
どうでもよくて
笑えるかもしれないけど
全く役に立たない意識低い系ブログです

「幸せっていうのはね・・・」

 

 

 

人は誰でも幸せを求めています

幸せになりたいと思っています


 

しかし

幸せを求め

幸せになりたいと思っている人々が

今後幸せになることはありません


 

例外なく


 

これマジで


 

ウエダミツトシです

こんにちは

 


 

 

考えてみれば

簡単な話しなんですが

すでに幸せだと感じている人は

幸せになりたいとは思いません


 

今、この瞬間に

不幸を感じている人が

幸せを求めるんです


 

それで

一般的に

今、不幸だと感じている現状があるから

幸せになりたいと思っている

という認識があると思うのですが

これは間違いです


 

不幸だと感じている現状=原因

幸せになりたいという思い=結果

という風に捉えていると思うんですけど

これ逆です


 

幸せになりたいという思い=原因

不幸だと感じている現状=結果

です

わかります?


 

幸せになりたいと思うことによって

それが原因となって

今、この瞬間に

不幸だと感じるような現実が

目の前に現れます

(ただ、不幸だと解釈しているだけの話しなんですが)


 

つまり

不幸の原因は

幸せになりたいという思いだったんです

幸せになるための唯一の条件があるとすれば

それは

今、この瞬間に不幸であること

です

今、この瞬間に不幸でなかったのなら

今、この瞬間に幸せということになります


 

幸せの定義は

人それぞれで

色々あるとは思いますが

ある意味

不幸がない状態

ということが言えると思います


 

例えば

お給料が大幅に増えた

試験に合格した

理想のパートナーと結婚できた

憧れの人と会えた

行きたかった場所に行けた

思い描いていた豪邸に住めた

有名になってチヤホヤされた

珍しいポケモンがゲットできた


 

こういう時

人は幸せを感じると思うのですが

実はこれは幸せではありません

もうね

言い切っちゃいますけど

これは単なる「刺激」です

ジャンクフードと同じです


 

何かを得た

その時は幸せだと感じているかもしれません

しかし

それは次の瞬間から

失う恐怖に変わります


 

刺激を得て

幸せだと思っていたその感じは

そのままの状態ではいてくれません

絶対に変わります


 

強い刺激によって

幸せだと感じ

次の瞬間には

それはすでに通り過ぎていて

失う恐怖感に苛まれています

そして

どうするかというと

新たな刺激を求め始めるんです


 

言ってみれば

幸せと不幸の

感情のジェットコースターに乗っているようなものです

ただただ右往左往しているだけの状態です


 

その状態を

冷静に客観的に

端から見ていて

はたしてその人は幸せそうに見えるでしょうか?

なんか違う気がします


 

じゃあ

どうすりゃいいの?

っていう話しになるんですけど

これも実は簡単な話しで


 

幸せになろうとしなきゃいいんです


 

幸せを求めるから

今、この瞬間に不幸だと感じる現実を作るのだから

幸せを求めなければ

不幸だと感じる現実を目の前に作る必要がなくなります


 

たとえ

今置かれている現状がどんなものだったとしても

幸せになろうとしさえしなければ

今、この瞬間は幸せな状態ということになるんです

 

 

 

 

 

 

 

まあ納得はできないでしょうけどね

 

 

 

 

 

 

 

でもね

よく考えてみてくださいね

「幸せになりたい」って

ほんとにそう思ってる?

子どもの時からそんなこと考えてた?


 

「幸せになりたい」という思いって

実は・・・

「幸せにならなきゃ損」みたいに思ってません?

(折角生まれてきたんだから・・・)

とか

(人は幸せになるために生まれてきたんだから・・・)

とか

そんな風に考えてません?


 

「幸せになりたい」って

それ本当?

「幸せになりたい」が

いつのまにか

「幸せにならなければ」

ってなってません?

「幸せにならなければ」って思ってるから

もしかして、今しんどいんじゃない?

あのね

言っときますけどね

 

 

 

 

 

 

別に幸せにならなくても全然いいからね

 

 

 

 

 

これは

別に拗ねてる態度じゃないですからね

(幸せになんてなってやるものかっ!)

っていうことじゃないですからね

あのね・・・

別にね

幸せになるために生まれてきたんじゃねんだわ

だから

絶対に幸せにならなきゃいけないことなんてないんだわ


 

そう考えてみると

ラクじゃないですか?

幸せにならなくてもいいんですよ

もちろん、なってもいいんだけど

幸せを追い求める必要がないんですよ

めっちゃラクじゃないですか?


 

んで

幸せを追い求めていない状態、

めっちゃラクなこの状態が

実は・・・

幸せじゃないですか?


 

なんだ

もうなっとるがね

このままで良かったんだがね

っていうことになるんです


 

じゃあ

幸せになるためじゃなかったら

何のために生まれてきたの?

っていうことを聞いてくる人がたまにいるんですけど

それはね・・・

 

 

 

 

 

 

 

知るかっ!ボケッ!

 

 

 

 

 

 

 

いやもうね

それこそ知らんがなですわ

こっちが聞きたいわ!


 

ということで

この場で

僕なりに幸せというものを定義するとしたら


 

「幸せだとも不幸だとも考えていない状態」


 

と言えるのではないか

と思います


 

「今、幸せだ」

と感じているとしたら

それはただ刺激を受けているだけです

「今、不幸だ」

と感じているとしたら

それはただ「幸せになりたい(ならなければいけない)」と思っているだけです


 

つまり

「ほぼ何も考えていない時」

「幸せだとも不幸だとも考えていない時」

人は幸せな状態にあると

言えるのではないか

というのが僕なりの幸せの定義です


 

それは

外側の世界にある様々なものには

一切関係がない、

依存しない

ということでもあります


 

お金があろうと

パートナーがいようと

誰もが羨むようなステータスがあろうと

不幸だと感じている人はたくさんいるからです


 

こんな感じで

(めっちゃ盛ってますけども)

先日、名古屋でランチ時に

ももいさん のセルフプロデュースセラピスト養成講座のゲストとして

「幸せ」について語ってきたんですが

 

 


 

 

何故か

僕、着物着てるじゃないですか

この時ね

ももいさんはもちろん

まりりん

アシスタントのみあちゃん もいたんですけど

(あ、みあちゃんは普通の格好でした)

受講生の皆さんも着物だったんですよね

 

 

着物を着て

 

 

ホテルのレストランでランチをして

自分をもてなそう

というのが主な趣旨だったんですけども・・・

 

 

 

 

 

僕にとっては苦行となりました

 

 

 

 

 

いや

皆さんとても素敵な方たちばかりだったんですよ

そういう状況が苦行だったんじゃなくて

ずばり「着物」が苦行でした


 

いやね

かなり前からオファーをいただいていて

直前にも

「着物着ますんで」

っていうことは聞いてたんですけど

着物なんてマスターコースの時に

お座敷遊びの時に数時間着たことがある程度だったんで

 

 


 

 

着慣れてないというか

もうどんな感じだったか

ほとんど覚えてさえいなかったんですよね

だからね

ぶっちゃけますけど

舐めてましたね

完全に舐めてかかってました


 

着物っつっても

男性ものなんて簡単なもんだと思うじゃないですか

着付けだってすぐに終わると思うじゃないですか

もうね・・・

 

 

 

 

 

すまきにされるかと思いました

 

 

 

 

 

すまきにされて100トンハンマーで殴られるかと思いました

そのまま名古屋城のお堀にでも投げ込まれるかと思いました

(あ、お堀には水はなくて鹿がいました)

 


 

もちろん

自分じゃ出来ないんで

着付けしてもらったんですけども

色々ね

お腹回りにね

着物を着る前に

めっちゃ巻かれたんですよ

スンゲー巻かれたんすよ

 


でも

僕って着物、着慣れてないんで

どうやって着るかもわかりませんし

そんなもんかなって

もうされるがままだったんですよ

 

 


 

 

「苦しくないですか?」

って聞かれて

「ちょっときついです」

って言ったんですけども

全然緩めてくれないんですよね

緩めてくれるどころか

さらに

どんどん巻かれていきまして

ほんと すまき状態でした

何のために聞いたんだ?って感じだったんですけど


 

(これ、最後までもつかな・・・)


 

って思ったんですけど

僕ってほら

着物のこと全然わからないんで

これくらいのきつさが普通なのかなって思って

そのまま

ホテルのレストランでランチしてきたんですけどね


 

まだね

その時くらいまではよかった

まだ耐えれた


 

でもね

その後に

近くに名古屋城がありまして

ランチ後は名古屋城散策したんですけども

正直なところ・・・

 

 

 

 

 

苦行過ぎて死ぬかと思いました

 

 

 

 

 

 

ブッダがしたという6年間にも及ぶ苦行ってこんな感じかと思いました

 

 

 

 

 

 

このまま悟り開くことになるのかなと思いましたけども

9月も後半とはいえね

まだ残暑厳しくて

しかもその日は湿度が高くて

とにかく暑かったんですよね

それに加えて

僕、すまき状態でしたから

歩けば歩くほど

現実がどんどん遠くなっていくような気がして


 

(あ、これ、マジでヤバイやつだ・・・)


 

って思って

へたり込んで

そのまま動けなくなりました

 


 

 

その後

少し持ち直して

まりりんに撮ってもらったんですけど

↓  ↓  ↓


 

ちょっとすました感じで

文豪みたいになってますけども

この時も

すまき状態ですからね

すまき状態ですましてる だけだからね

依然として苦行は続いてるからね

 

 

僕のあまりのすまきっぷりに

ももいさん達だけでなく

受講生の皆さんからも

「大丈夫ですか・・・?」

「暑そう・・・」

「なんか顔色がない・・・」

って同情されてましたから

「同情するなら金をくれっ!」

って言う気力すらなかったですから

間違いなく

「コイツ、大丈夫かよ」

って思われてましたね

 

 

ということで

鳴り物入りで名古屋まで乗り込んできて

ランチ時には

「幸せっていうのはね・・・」

とドヤ顔で語っていたにもかかわらず

すまき状態で疲労困憊した挙句に

受講生の皆さんから

「コイツ、何なの?」

と不振がられていた僕は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時、心底「幸せになりたい!」と思いました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ももいさん

まりりん

みあちゃん

受講生の皆さん

とても楽しかったです

ありがとうございました




 

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