“どうでもいい人への愛”の映画。

 

パンフレットのレビュー(文: 首藤凜)にある表現だけど、納得感しかなかった。このワンフレーズを頭に入れて鑑賞すると、整理できてより観やすいかも。

 

どうでもいい人間、なんとも思われてなくても、好きなんだから仕方ないじゃん。愛なのに...ねぇ。

 

自分本位の恋から相手本位の愛へ。一方通行の気持ちをどう受け止める?

 

 

 

 

話題作への出演が続く河合優美中島歩ファンにとっても見応えのある作品。

 

 

多田(瀬戸康史)と接点持ちたくて万引きしたり、背伸びして小難しい本を読んだり、手紙を送り続けたり、一途な岬 (河合優美)が、可愛すぎる。笑笑 夫婦茶碗もらったときの"やった!" とかも。

 
世界を見透かしたような目で、大人な印象なのに、しっかり女子高生になり切れるのが河合優実の魅力。
 
 
クズを演じさせたら、今、日本で一番の中島歩『いとみち』以外は、ほぼどうしようもない男。苦笑  ゲスの極み。こんな役ばかりなこともあり「僕のことを嫌いにならないでください。」とのこと。笑笑
 

 

 

 
-あらすじ-
 
古本屋の店主・多田(瀬戸康史)は店に通う女子高生の岬(河合優実)からプロポーズされるが、多田はかつてのアルバイト仲間である一花(さとうほなみ)という女性を忘れられずにいた。
 
一方、一花は自身の結婚式の準備に追われ多忙な毎日を送っていたが、婚約者の亮介(中島歩)はウェディングプランナーの美樹(向里祐香)と浮気しており、彼女はその裏切りを知らずにいた...
 
 

今泉力哉城定秀夫が互いに脚本を提供しあってR15+指定のラブストーリー映画を製作するコラボレーション企画「L/R15」の1本。

 
 
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