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監督ブログ  wecker

「時空警察ヴェッカー」シリーズの原作・監督 畑澤和也の個人ブログです。
現在中国広東省で活動中

直前でありますが、前回記事補足修正させてください。

公式HP記事にも同じご案内がより詳細に再告知されていますが、
同日徳島市 徳島阿波踊り会館にて開催される『昭和のヒーロー展』と連動した形で、主演の松橋ほなみさん、主題歌歌手西内麻衣さんらを交えた『ヴェッカーDNS』トークイベントが
開催されます!

上映会は告知通りufotable CINEMAで10:15、15:30、19:30 の3回上映されます。
トークライブ並びに上映会はすべて「無料」です!

あくまで撮影協力、エキストラ協力頂いた徳島の方々への感謝上映会なのですが、「いち早く見たい」という方は万難(いつもより万難)を排し、ぜひ駆けつけてください!

上映される作品は完成版(なんとか最終チェックも間に合いました)ではありますが、上映ののち、ご覧になった方々のご意見も聞きながら、本上映に向けてさらに完成度を上げるつもりです。


情報の混乱を避けるために前回の記事は削除しました。

コメントくださった方々、すみません。


4日に亘る「広州コスプレサミット」が終了しました。


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会場の雰囲気はこんな感じ。

最近日本のこういうイベンに行ってないけど、変わらないと思います。

昔も今も、日本も中国も。


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中国のレイヤーさんはレヴェルが高いという事ですが、どうでしょうか?

一番下の「ファイズ少女」に好感。

わりと本格的な「アキバレンジャー」とかもいましたね。



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前回記事に書いた石川智昌さんのライブ。当然ぜんぶ日本語で、お客さんも日本語で歌ってます。

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とにかく凄い人気。専用ハッピの応援団も。

なんしろ凄まじい人出。


同行してもらった方によると、6年前はこの1/5もいなかったとか。

5年前というと、日本アニメ放送規制前。


規制されてからブームが爆発的になった…という事でしょうか。


テレビで放送されていない筈の(石川智昌さんが歌う)『ガンダムseed』も超絶人気でした。


コスプレはなにせ国家事業(笑)なので、中国国産アニメとともにまだまだ増えていくでしょう。

問題は国産アニメのコスプレが殆どいない、という事だと思いますが。

…なるイベントがわが街広州のわりと自宅の近くで開催されていたので、行ってきました。

「コスプレサミット」は中国主要都市各地で毎年開催されている国主催の(!)イベントです。


アニメ歌手の石川智昌さんが招待されていて、僕も久々にご挨拶してきました。

石川さんのおかげで、vip席でショウも観れました♪


石川さん&「ガンダムseed」(そして「僕らの…」)の中国人気も凄まじいものがありました。


フランスの「ジャパンエキスポ」と同じで、コスプレイヤーも、ショップも、ステージ上も日本のアニメ、マンガ、ゲームキャラクターづくしです。

しかもみんな日本人と同じ顔なので(;^_^A、ずっと幕張メッセにいる気分(会場もそんなとこ)でした。


ただ、こっちのレイヤーさんはみんな、(男女とも)完璧なフルメイクをしてます。地毛で金髪、茶髪の人がいない(!)かわりに、みんな色とりどりのウィッグを使ってます。

みんなスタイルも良くてカッコいいです。


明日また画像もアップしつつご紹介します(時間切れ!)。

最後にプロメテウス編。

一番本編にかかわるエピソードなので麻草氏と共作(アルシオーネ編は畑澤のみ)です。

御覧の通り、僕らのホンにはあまりト書きがありません。

自分で演出するから、ではありますが、役者に想像の幅を広げてもらいたいからです。


■プロメテウス篇

■キャラクタ
プロメ
サポートドロイドの試作品の一つ。試験的にヴェッカーのバディとして活動したが、破壊される事が多く、量産化はされなかった。オラクルに拾われ、共に活動する仲間となるが……

■からみ
レピス(斉藤亜美) オラクル(ダブルキャスト)

0景(オープニング前)
暗転、打撃音の後、照明がつく。
プロメテウスは、下手下段でブラスターを持ち、敵を捜している。
上手上段からブレードを持ったレピスが駆け降りる。
レピス「プロメ!」
プロメ「レピス! 近づいてはいけません、まだ敵がいます」
レピス「(ブレードで防御の構え)プロメ、戻ろう、本部に報告しなきゃ」
プロメ「逃げ道はありません、ここで最後まで戦うのが、私たちの仕事です」
レピス「最後、まで?」
プロメ「レピス、サポートドロイドである私と、コンビを組んでくれて、ありがとう」
レピス「そんなこと…言わないでよ!」
プロメ「そうだ、レピス、今度二人でクリスマスパーティーを開きませんか」
レピス「二人で?」
プロメ「ええ」
レピス「いいけど…べつに」
プロメ「ありがとう、人間のようにプレゼントを交換しましょう。もちろん、この戦いから生きて帰れたらの話ですが」
レピス「生きて帰るんよ、絶対!」
プロメ「レピス…危ない!」
上手に立ったレピスが二発のブラスターをブレードで防ぐ。だが気が抜けて三撃目を防げない。倒れたレピスをかばうように、上手に走り両手を広げ撃たれるプロメ。ブラスターで反撃する。
レピス「プロメ!(下段に駆け下りる)」
プロメ「なあに、本気を出せばこんなものですよ……」
レピス「大丈夫なの?」
プロメ「いいえ、壊れてしまいました、このままでは、廃棄処分です」
レピス「廃棄処分?」
プロメ「私は試作品です、あなたとコンビを組んで、作戦を遂行し、データをとり、記録するためだけに、存在しています。役に立たないサポードドロイドなんて、廃棄処分です」
レピス「捨てられちゃうってこと?」
プロメ「ええ」
レピス「そんなのやだよ!」
プロメ「レピス」
レピス「そうだ……いい方法があるよ。仮想現実ネットワークで、プロメをオークションにかけるの、すぐに売れちゃうよね、きっと直せる人もいるよ」
プロメ「そんな事をすれば、あなたは逮捕されてしまいます、私は時空警察の備品ですよ?」
レピス「大丈夫だよ、この時代で敵に破壊されて、奪われたって本部には報告しておくから!」
プロメ「レピス」
レピス「だって……だって、せっかく仲良くなったのにさ…捨てられちゃうなんて……やだよ…」
プロメ「レピス……残る敵は一人、戦えますか? レピス、あなたは手数が少ない、いつも教えたように、必ず三手目を考えて戦ってください」
レピス「ごめん、ごめんね」
プロメ「レピス、返事を」
レピス「わかった、わかってる、戦うよ、うん……私…一人でも戦う…」
プロメ「ええ、そうです……レピス、ありがとう、さようなら」
レピス「さよなら、プロメ」
暗転


8景前
上手上段から出て来るメリー。あとを追うマス。
マス「待ってよ、テルル、なんで落ち込んでるの!」
メリー「うるさい! 放っておいて! …ビスマス、落ち込まない方がおかしいと思うよ!」
マス「そうかなあ、人生色々だよ、悪い事もあれば、ろくでもないこともあるよ」
下手上段からクリス。
クリス「いいことないね」
メリー「セレン!」
クリス「調べたよ。プトレマイオスラインにも、ハイペリオンラインにも、ご先祖様の描いた絵と彫刻は……一個も残ってないって」
メリー「……やっぱり……ああ……」
マス「テルル、セレン、なんで落ち込むの?」
クリス「ビスマス、あんたにはわからないの? 私たちはね、天国から地獄に落とされた気分だよ」
マス「だからなんでさ! ご先祖様が偉大な芸術家だってわかったのが先週で、その作品が一個も残ってないって知ったのが、今日でしょ?」
メリー「そうよ」
マス「じゃあ、先々週は? 何も知らなかったときは借金まみれだって落ち込んでなかったのに、なんで今日になったら落ち込むの?」
クリス「奇跡が起こるかもって思ったから! あがったから落ちたの!」
マス「あがったから、落ちた?」
上手上段からプロメが現れる。
プロメ「あがったから、落ちた、人間らしい考え方ですね」
メリー「プロメ、もう動けるの?」
プロメ「ええ、安物のパーツですが、動けますよ」
クリス「そりゃ時空警察の純正パーツと比べたら、安物だけどさ」
メリー「まあまあ、プロメ、あなたが来てくれて助かってる、ありがとう」
プロメ「どういたしまして。そういえば、イブから連絡が来ていましたよ」
マス「イブ? プロメの前の持ち主の?」
プロメ「ええ、そうです。テルルとセレンとビスマスの事を面白おかしく伝えたら、好意的な返事が返ってきました」
クリス「好意的な返事?」
プロメ「はい。イブは言いました、もし三人のご先祖様の作った芸術作品が、なくなってしまう前に取り返せるとしたら、取り返したい? と」
マス「取り返したい!」
メリー「あ、でもそれって…時空犯罪だよね」
プロメ「ええ、過去から現在へ、物を盗んで持って帰るのは、立派な時空犯罪です」
クリス「イブだってわかってるはずだよ」
プロメ「ええ、ですが、イブは言いました。もし君たちが本気で取り返したいと思うなら、どの時代のいつ、どこで失われたかを、教えてあげてもいい、と」
メリー「それって……なんだか、預言みたい、順番逆だけど」
プロメ「預言、いいですね、イブに伝えておきましょう……どうしますか?」
メリー「私は、やる」
クリス「私も……ビスマスは?」
マス「えっ……あのさ、プロメは、イブが誰だか知ってるの?」
プロメ「いいえ、記憶はフォーマットしてあります、以前の記憶はいっさいありません」
マス「そっか……テルルもセレンも元気になってきたみたいだから、私もやる!」
プロメ「よろしい、ではイブに報告しておきましょう」

11景前
クリスマスソングが薄く流れている。
上手上段から走って来るオラクル。振り向くとプロメテウスが出て来て叫ぶ。
プロメ「早く逃げなさい! 時空刑事が近づいています!」
メリー「でもプロメ、あなたは!」
クリス「テルル!」
プロメ「テルル、セレン、ビスマス、約束をして。ご先祖さまの作った作品を、全て取り戻すのだと、私に約束を」
マス「……約束するよ、絶対に取り戻すよ!」
プロメ「よろしい。さあ、逃げて!」
下手上段に去るオラクル。センターで待つプロメ、上手上段から駆け込んで来るレピス。
ブレードをかまえて戸惑うレピス。
レピス「……プロメ?」
プロメ「おや、時空刑事に知り合いはいないはずですが?」
レピス「そうか、記憶は、フォーマットしたんだよね……だから、私のことも、おぼえてないんだ……」
プロメ「おかしな事を言いますね、私の持ち主はテルル、セレン、ビスマスの三人だけ」
レピス「……そう、だよ……だから私は……あなたを倒して、三人をアレストするの」
プロメ「ならば私はあなたを全力で止めましょう」
レピス「……行くよ、プロメ!」
二合交わして、三撃目、レピスの突きがプロメを貫く。
ブレードを抜き、センターへ転ぶように走るレピス。
プロメ「レピス、ありがとう、あなたに止めてもらえて、私は幸運です」
レピス「プロメ、思い出したの?」
プロメ「ええ、レピス、あなたに会った時に全部」
レピス「じゃあ、どうして」
プロメ「あなたが一人でも戦えるかどうか、知りたかった……立派になりましたね、レピス」
レピス「プロメ!」
プロメ「けれど……私は…あなたにまだ教えていないことを、学びました……あなたには、仲間が必要なんです…ともに戦える、信頼できる仲間が……」
レピス「仲間……」
プロメ「それを、伝える事ができて、私は……嬉しい……ありがとう、良いクリスマスプレゼントになりました……メリークリスマス」
レピス「プロメ……」
上段の照明が落ちて、下手下段に照明、オラクルが現れる。
メリー「プロメの反応が消えたよ……」
マス「死んじゃったの?」
クリス「私たちを守るために、それが、つとめだから」
マス「そんなの……知らないよ!」
SE アラーム音
メリー「イブから、通信が入ってる」
マス「出て! 早く!」
クリス「なんでこんな時に?」
メリー「はい……」
上手上段に照明が入る。レピスがリストコムに話しかけている。
レピス「聴こえる? 私は……イブ。テルル、セレン、ビスマス……あなたたちに名前をあげる…プロメがつけてくれた、新しい名前」
音楽盛り上がり、暗転。





続けてフェレス編。これはほぼ麻草氏の創作です。1日1回だけ、しかも記録映像さえ撮ってない、とてもレアなエピソードになってしまいました。


■キャラクタ
整備士 フェレス
ロックンローラー気質の新人整備士。時空刑事および時空特捜の装備を担当する。新人時代のメシエと交流があった。
■からみ
メシエ(畠山智妃)

■追加シナリオ
0景
メシエが上手から出てくると、その後ろからブレードを持ったフェレスが追いかけてくる。
フェレス「おい、そこの! これはどういうこと?」
メシエ「これって?」
フェレス「このブレード、あんたが壊したの?」
メシエ「ああそうだよ。ちょっと本気で戦ったらぶっ壊れたんだ」
フェレス「それじゃ、直せないね」
メシエ「えっ?」
フェレス「な、お、せ、な、い。時空刑事ってのは、装備を乱暴に扱って、壊れたらポイって整備班に押し付ける奴のことを言うの?」
メシエ「そ、それは」
フェレス「それとも、新人だからブレードが壊れるまで戦っても許されるって思ったの?」
メシエ「なんだよ、新人って」
フェレス「ブレードに名前が書いてあったから調べたの。時空刑事メシエ、シグナを卒業したばかりなんでしょ?」
メシエ「そうだけど…」
フェレス「時空犯罪者と戦う時って、どんな気持ち? 怖くないの?」
メシエ「……怖いよ、でも、楽しい」
フェレス「楽しい?」
メシエ「ああ。訓練して鍛えた腕を、本番で試せるんだ、自分がどれくらい強いのか……わくわくする」
フェレス「……整備士見習いのフェレス、よろしく」
メシエ「ああ、よろしく……って、見習い?」
フェレス「うん、まだ見習い」
メシエ「おい! 見習いのくせに偉そうだな!」
フェレス「いいの、すぐに偉くなる予定だから……どんな奴がこのブレードを壊したのか、見たかったの。良かった…あんたみたいなバカで」
メシエ「おい今なんつった」
フェレス「バカみたいにまっすぐで格好いいってこと。よろしく、メシエ、こいつは預かっとくよ(ブレードを掲げる)。あたしの初仕事」
メシエ「しっかり直せよ!」
フェレス「任せて! ……でも約束して、絶対生きて帰って来るって」
メシエ「……ああ、任せとけ!」
オープニングテーマが始まる。

8景の前
上手上段から出てくるメシエ。下手上段からフェレス。
メシエ「フェレス! おい! フェレス! 何年ぶりだよ!」
フェレス「ああ、メシエ、久しぶり。あんた相変わらず一人で戦ってるって?」
メシエ「別にいいだろ、一人でも」
フェレス「一人じゃできないこともあるよ」
メシエ「何だよ、久々に会っていきなり説教か」
フェレス「あんたは子供だね」
メシエ「お前は大人になったんだな……今、何やってんだ」
フェレス「時空特捜の装備を研究してる、今は、多次元移動の実験中」
メシエ「マジかよ、大出世じゃんか!」
フェレス「偉くなる、って言ったでしょ……ねえ、今でもブレードが壊れるような、命知らずの戦い方をしてるの?」
メシエ「……関係ないだろ」
フェレス「関係ない……か。そうね、関係ない。結局あんたは自分の事しか考えてないんだ」
メシエ「フェレス?」
フェレス「チームを組むつもりはないの?」
メシエ「チーム?」
フェレス「そう、力を合わせて、互いの弱いところを補い合うの」
メシエ「そういうの、苦手なんだよ! 弱い奴は強い奴の足を引っ張る。それに…あたしが弱けりゃ、あたしが誰かの足を引っ張ることになる……そういうの、嫌なんだ」
フェレス「そうね、そんな風に考えているなら、一人の方が楽かもね」
メシエ「なんだよその言い方」
フェレス「私ね、この実験が成功したら、また整備班に転属になるの」
メシエ「てんぞく?」
フェレス「別の部署に移るってこと」
メシエ「知ってるよ!」
フェレス「辺境の基地だけど、私が主任……責任者、ってわけ。ねえ、メシエ、自分以外の誰かの責任を取る仕事って、想像できる?」
メシエ「……できない」
フェレス「怖いよ、自分で望んだことだけど、怖い。メシエの言う通り、足の引っ張り合いになったらどうしよう、って思うこともある……でもね、力を合わせて、弱いところを補い合えば、一人じゃできないすごい事だってできるんだよ……自分が出来ないときに、誰かの力を借りたって、それは恥ずかしいことじゃない」
メシエ「……」
フェレス「メシエ、あんたにもいつかわかるよ。またね」
メシエ「ああ、またな」
上手に去っていくフェレス、下手に去っていくメシエ。

11景の前
銃声、斬撃音。照明が入ると、上手に背を向けて下手側でブレードを構えるメシエ。上手階段に座っているフェレス。
メシエ「フェレス!」
フェレス「(立ち上がり)大丈夫! メシエ、来てくれたんだ」
メシエ「別にお前に会いに来たわけじゃない!」
フェレス「そうね、久しぶり」
メシエ「挨拶なんてしてる場合かよ!」
フェレス「まさか連中、こんな辺境の基地にまで攻めて来るとはね……(倒れそうになる)」
メシエ「フェレス!」
フェレス「大丈夫だって、ちょっと腹を撃たれただけで、どうってこと……ある、かな」
メシエ「どこか、隠れるとこないのかよ!」
フェレス「ないよ。現場主任が言うんだから間違いない、この基地はもうダメ。そこかしこに火の手があがってる」
メシエ「しょーがねーな。一緒に行こう」
フェレス「知ってる? 戦場では、殺すより怪我をさせた方がいい、死ねば放っておけるけど、ケガ人一人に三人が無駄足を踏まされる、って話」
メシエ「お前を助けるのは無駄足じゃない!」
リモコンのスイッチを押すフェレス。
メシエ「(転送音とともに照明が変化していく)……まさか……時空転送が始まる? フェレス! 何をした!」
フェレス「クリスタルの遠隔操作、エンジニア特権てやつ。メシエ、あんたは安全な時空に転送する。ここはもうすぐ全てが無駄になる……その前に、あいつらごと、この基地を吹っ飛ばす。メシエ、あんたは生きて帰るの」
メシエ「フェレス!」
フェレス「メシエ、いつかあんたに言ったよね、人間には、力を合わせる仲間が必要だって」
メシエ「ああ」
フェレス「信頼できる仲間はできた?」
メシエ「ああ! フェレス、お前の言ってた通りだよ! あたしはバカで、子供で、相変わらずぶっ壊してばっかりだけど、助けてくれる仲間がいる!
そいつなら背中を預けてもいいって思える仲間が、いるよ」
フェレス「良かった……私もあんたに全部預ける! あとは任せたよ!」
メシエ 「フェレス!」
フェレス「メシエ! さよなら!」
トレミー「フェレース!」
暗転、大音響で爆発音。