監督ブログ  wecker

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「時空警察ヴェッカー」シリーズの原作・監督 畑澤和也の個人ブログです。
現在中国広東省で活動中

Amebaでブログを始めよう!

重大発表をするぞ!…と書いた後で。どうでもいい(?)日常話。

なんか無性に「書きたい」けど書けない事が多いから…

こんな無駄話・


最近はずっとアニメ「ガンダムビルドファイターズ」及び「TRY」を愉しんでます。

そのおかげ(?)もあってガンプラ作りが日課のようになってます。

忙しいのに…

忙しい時こそ作りたくなる、作ってしまう。

最早ガンプラ依存症です。


もともとガンプラを作るのは趣味のひとつではあったんですが…今はほぼ週1体か2体ペースで組んでいるので、気がついたらMGだけで…50体以上(;^_^A


たまに部屋に来る(掃除しに来る)人に呆れられる始末です。

掃除してもらった後にモノ(ガンプラとか)が置いてある場所や角度が変わっているのが異常に気になる!(経験ないですか?)…これは男子にしか分からん事?


僕はガンプラに関してはいわゆる「素組み派」で、作ってる最中、というか作る過程が楽しくてやっているので(だからМGばかり増える)、作り終えてしばらく飾ったらどうでもよくなる(笑)方だから、引越しをする度に、もっとヘビーユーザー(フル塗装・改造派)の友人に、それまで作ったのをジャンクパーツとして引き渡してます。

なので、今あるガンプラは今の部屋に引っ越してからのものしかない…


…なのに今、部屋の中が壮観です。

ザクだけでいくつ作った事か。(しかも同じ量産型ザクをいくつも。量産型は量産してこそ量産型)

ガンダムと名のつくものだけでいくつあるのか。

いわゆるファーストガンダムだけで5つぐらいありますね(var.違い。全部設計が違う)。


ずっとガンプラを買い続けている(作り続けている)方には不思議ではない光景だとは思いますが。


前述のМGザク(FKでもFJでも)のvar,2,0は特に組んでいくのが気持ちいい(動力パイプを繋ぐのめんどいですが)のでお気に入りです。

同様に陸戦ガンダム、ジム、ez-8あたりのフレームが一番組んでいて気持ちいいです。


ヘビーユーザーの方には今更何を?な感じで、ガンプラ知らない方にはMGて何よ!?な感じだと思いますが、アニメ「ガンダムビルドファイター」を観て、興味を持った方、またその昔ガンプラブームの頃、作った経験のある方…


ちょうどいい(?)大人の趣味だと思います(完成したものが邪魔っけにされるという話もありますが)ので

リトライしてみられては?

仕事のストレスを違うストレスで発散する(!)のにもってこいです。


一番最近組んだのは、「シャア専用リックドム」(こんなのもあるんです)と「キャスバル専用ガンダム」(こんなものも)

無塗装、無改造でとても見栄えがいい。美しい!ピンクのザクやゲルググと違い、ちゃんと「赤い」し(笑)

今のところ一番のお気に入り(?)はMGガンダムMK-2 (エゥーゴ)のvar.2,0のHDですね。

もとの機体や作品そのものには殆ど思い入れないんですが。


アニメ「ビルドファイターズ」も、対戦ゲーム系のアニメに見えて、実は正統派スーパーロボットアニメ。毎回(のように)違う強敵(すべて違う個体)が現れてこれを迎え撃つ(だけの)話ですからね。

スポ根アニメの趣もあり、見逃せないです。

特に「TRY」になってから女の子ファイターの話が中心(?)になっていてさらにツボです。


もうひとつの現役ガンダム(こっちが本流?)の富野ガンダム「Gのレコンギスタ」も愉しんでます。愉しんでいるというより味わっている?感じ。富野節健在!まわりくどい台詞まわし、もったいぶった演出…まさしく富野アニメですね。ちっとも面白くないけど(笑)。これは愉しむものじゃなく味わうものだから。



さて次は何を作ろうか。

サザビーとかシナンジュとかナイチンゲールとか、ああいう大作(?)は苦手です。



…て例によって「遅いよ!」って感じですが、ようやく「宇宙刑事シャイダー NEXT GENERATION」手に入れました。


「シャリバン赤射版」同様、「焼結」版です。

よって相当遅ればせながらブルーレイデッキ買いました。


「宇宙刑事」の為にブルーレイ買う事になるとは!?


「時空警察ヴェッカー改 ノエルサンドレ」のDVDも発売中(?)のようですね。

これは僕もまだ手に入れてないんですが(こっちが先だろ!)。

内容は以前アメスタで配信されたものと同じのようです。初めから「見せる」為に撮ってるので、「ヴェッカー1983」のDVDよりは観やすいかもしれません。


「宇宙刑事シャイダー NEXT GENERATION」も内容は(当然)以前試写会で観たものと同じですが…

やっぱりこの作品は映画というよりVシネマとして作られてるなぁと思いました。


ブルーレイが綺麗すぎて、なんだか色々ナマナマしい感じですが、それもVシネっぽいかな。


前にも書いたとおり、原作(とあえて言う)の「宇宙刑事シャイダー」を踏襲し、内容は殆ど「宇宙刑事タミー」なんですが(笑)。

でも、自分は宇宙刑事だと市井の人に名乗ってみたり、シャイダーっぽい?ところも多かったです。


原作のシャイダー=沢村大がさわやかイケメンだったのに対して今回の烏丸舟は暑苦しくも軟派な中年で、それが魅力であるのですが…(試写会の大画面ではなく)メン(テレビ画面)と向き合うと、やっぱり「この人はシャイダーではない」と思ってしまう。


というか、「僕の好きな」ヒーロー像ではない、かな。

シャリバンの日向快の方が、ヒーローとしては好きですね。

前に書いた通りシャリバンぽくなさそうでシャリバンっぽいし。


大活躍のタミーちゃん(やっぱりネーミングは民子からだったのね)も、はちゃめちゃで、「見せパン」見せまくりで(笑)キャラとしてとても楽しいんですが、「僕の好きな」ヒロイン像ではないですね。(川本まゆさんは好き…になる!…ですが)


前回この作品について書いた時、(ヒロイン演出に関しても)「もはや僕にはやる事がない」的な事を書いたんですが、今観直して見ると

「僕にもまだ出来る事があるかな」と思いました。


舟とタミーの微笑ましい(よく観るとかなりいやらしい)年の差恋愛も、僕なら違う見せ方をする、出来ると

思ってしまいました。



でも、何度観ても作品自体が面白いのは変わりません。

どう観てもスゴいです。坂本監督スゴすぎます!!!


(変身後の)宇宙刑事3人が3大母艦と共に共闘する画だけで、宇宙刑事ファンは買う価値ありだし、宇宙刑事を知らない人にも(知らない人に、の方が?)おススメには違いないです。







実は10年ほど前、東映ビデオさんからの依頼で、「女宇宙刑事のアニメ」のプロットを書かせて頂きました。今回のVシネのエグゼクティブプロデューサーであるKさんと試写会で再会し、その事を話したら

覚えていてくださり、ここに書いてもよさそうだったので内容を少し書きます。


アニーが主役で(当時人気のあった)「アイカ」のようなアニメにしたいという事でしたが、僕は勝手に沢村大の妹(初期設定にあった)が兄に代わって青いコンバットスーツをまとい、アニーと共闘する、ような内容のものを書きました。

「シャイダー」は太古の昔、この銀河を救った英雄「戦士シャイダー」の末裔に与えられるコードネームなので、大ちゃんの妹は同じ血を継いでいるから名を継ぐ事は出来るのではないか、という事で。


一人の少女が憧れの兄、行方不明の兄を追いかけ、捜し求め、これを越えるための物語でした。

アニーは主役ではなくり「シャイダーのパートナー」であって欲しいので。

妹にシャイダーの面影を見つけつつ、ふと赤くなる…みたいな。


…というか、僕が「少女の成長譚」が好きだから、というか(笑)それしか書けないのかもですが。


でも、内容は皆さんに好評で、脚本自体は上原正三先生にお願いしようという話にもなっていたのですが…



今にして思うと実現しなくてよかった。あれは僕の個人的な2次創作であり、妄想だったと思います。


今回の「宇宙刑事シャリバン NEXT GENERATION」及び「宇宙刑事シャイダー NEXT GENERATION」も続編というより、よく出来た2次創作だとも思ってしまいます。「学園特捜ヒカルオン」(知ってる?)みたいなもの。


でも、この作品の「続編」はずっと続いて欲しいと思います。






なぜか、いきなり「ウルトラセブン」が観たくなり、ブルーレイ発売前だというのに、DVDを引っ張り出し、見返した。


なぜか猛烈に観たくなったフクシン君の話(円盤が来た!)を皮切りに、ランダムに20本ほど観た。


僕はウルトラシリーズは「ウルトラマンタロウ」が好きと公言してきたし、世代的にいわゆる第2次怪獣ブーム(へんしんブーム)の子供で、「ウルトラマン」「ウルトラセブン」はお兄さん達のものだった。特に「セブン」はヲタクを自覚するようになってからも、ヒト世代上のヲタクエリートさんたち(最近ドラマ化もされた大阪芸術大学の方々とか)のものだった。


…という勝手な認識で(共有できる同世代の方もいますよね?)、名作の誉れ高すぎる「ウルトラセブン」を僕はずっと敬遠してきた。


「仮面天使ロゼッタ」でひし美ゆり子さんをキャスティングし、あまつさえ画面上で「共演」までしているのに(笑)。(僕はアンヌというよりあの頃のひし美さんが大好きで、地方のサイン会の手伝いなどまでしていた)


ヲタクの常識として「ノンマルトの使者」や「第四惑星の悪夢」やもちろん「狙われた街」なんかはチェツク(?)していたが、「うむ、なるほどこれは名作だ」と納得しつつ、モチロンやモットクレロンを愛し、擁護?してきた。


フクシン君の話、昔よく話題にも出たのだけど、実は観た事なかった。

(観たら想像とぜんぜん違ったが…実に面白かった)

他にも初見の話(観たけど忘れている)がけっこうあった。


特撮ファンとしては由々しき事態である。


で初めて(!)観た「ウルトラセブン」は…


面白い!なんて面白いんだ!


本気で「サンダーバード」や「スタートレック」に挑戦しようとしていたのも分かる〔最近の日本の作品は本気でハリウッドに挑戦する事を最初からあきらめている…ように思う)

古き良きSFスピリッツに満ちている。

CGを見慣れた〔見飽きた)眼には、一時代間違いなく世界一であった円谷特撮が新鮮で見応えたっぷり。

特に本物よりホンモノっぽいメカニック描写は圧巻だ。



アンヌが可愛い。髪が1話ごとにショートになったりロングになったりするのも可愛い。

存在自体がかわいやらしい(笑)

主人公と恋愛関係になる(実は直接そんな描写はない。後続作で「何かあったように」描かれ、既成事実化しただけ。ダンとアンヌの関係は(僕が一番好きなテーマである)人外のものとヒトの大きな愛なのだ)…だけではない大きな存在感がある。これは後に続くウルトラヒロインにはない(南夕子にすら。途中でいなくなるし)。ムネの存在感と共に(笑)。

何を今更、なんであるが。


ゲストの星人を演じる女優陣も、それぞれ個性的な美女、美少女揃い。中でもマゼラン星人マヤの儚さは今の眼で見て充分泣ける(泣いた)。


その昔、僕の界隈で(?)ウワサになっていた、ダンとソガがステディな関係(笑)だというのも、今そういう目で見ると頷ける。アンヌよりよっぽど仲がいい(ソガの片思いっぽいけど)

V3から来た男、クラタがカッコいい!最終回周辺のクラタとソガのダンを巡る戦い(そんなものはない!)も微笑ましい。


セブン自身もカッコいい。

後に客演したセブンとどこか違う、というか全然違う(造形も違うように見える)ホンモノのカッコよさ。なんというか、実在感がスゴい(これは等身大での活躍シーンが多いからともいえる)。


そして何よりウルトラセブン=モロボシダンがカッコいい!そして可愛い!

わりとクールで怖い印象が強かった(これは「レオ」のダン隊長や、いわゆる「平成セブン」のイメージのせい)ダンだが、本編では朴訥で素直、女の子に弱い(でれでれするのではなくよく騙される)、実にいい若者(笑)だ。セブンとの一体感も凄い。変身後、まったく感情移入が途切れない。


そして最終回「史上最大の侵略」

これで「ヒーローが登場する特撮番組は最後だと思って」(今見ると信じられない発言)最後の力を振り絞ったという大特撮。随所に冴え渡る演出。

泥にまみれ、のたうち回るセブン。そして瀕死の身体を奮い起こし、地球の平和の為ではなく、アマギという一個人を救うために最後の変身をするダン。

「史上最大の侵略」はちゃんと人間の手のみで阻止されているという構成も見事(実は最終回、セブンは番犬であるパンドンを倒し、アマギを救っただけ)


特集番組とかで何度も観た、ダンがアンヌに正体を明かすシーン

(決意して)「僕は人間じゃないんだ。м78星雲からやってきた、ウルトラセブンなんだよ!」〔とびきり優しく)「びっくりしただろ?」〔笑顔で)「ううん。ダンはダンに変わりないじゃない。たとえウルトラセブンでも」

…何度も観たシーンなのに、20本以上続けて観た後、最後に観ると胸が詰まる。

ダンが可愛い。


最後に死力を尽くして闘うセブンに「ダン!」と呼びかける仲間たち。

これも何度も観たシーンだが、「これが最後だ」と思えると自然に涙が出てくる。

画面は何度も倒され、転げ回るセブン。

「がんばれダン!」と声をかけたくなる。


「なぜ俺は泣いている?」と思うほど自然に涙が溢れて…


明けの明星が輝く空に飛び去るセブン…「モロボシダンの名を借りて…」というテーマと共に流れるダンの笑顔・笑顔・笑顔。


これは「死んだ友達」を想う演出だ。

これが泣かずにいられようか。


名作は、やはり名作でした。

そしてのちにえんえんと続く「平成ウルトラセブン」や好きだった「メビウス」に至るまで、完全に蛇足だと感じてしまいました。


今まで変な偏見を持って、こんなに面白いものを見過ごして来たんですね。


もし同じように「セブン」をスルーして来た方が居たら(いないか)ブルーレイも出るのでぜひまとめて見返してみてください。

まったくの未見の方(いるのか?)は50年近く前(!!!!)日本はこんなにスゴい〔S)作品(F)を作っていた事に、驚いてください。



超久しぶりの特撮ブログらしい特撮ブログでした!




前回に引き続き…
まとめて書こうかととか、アメ限にしようかと思いつつ別記事にしました。

先日、久しぶりにアリスインプロジェクトの舞台を観ました。
アリスインの舞台なのに制服少女が一人も出ない、なんで女の子ばかりしかでないの?というのが設定的に合点がいかなかったですが、骨太でガッチリした設定の見応えのある舞台でした。
遠藤るかちゃんの堂々たる主演ぶりにも感動しました。
おどおどしつつ、決める時は決める!るかちゃんらしい主役でもありました。

知らないうちにアイリスインも変化し、進化してるんですね。

舞台そのものより(;^_^A富士っこさんに奇跡的に再会出来たのが嬉しかったです(蒼井ちあきにも、かな。言葉は交わしてないけど)。

そして、ヴェッカーのファンだと言うアメリカ人にも会いました。オハイオ州在住で往年のカーク船長そっくりな方(元警察官だとか)で、お互いつたない英語と日本語しか話せませんでしたが、本当にヴェッカーが好き(どこが好き?かわからないけけど)!というのは伝わってきて嬉しかったです。

富士っこさんと、アメリカ人ビルに、明日に希望を繋ぐ勇気をもらいました。
ありがとう。
THANKS!

さらにその次の日、本当の奇跡的偶然に、池袋のとある店でテレビ朝日の中嶋豪プロデューサーに再会しました。
中嶋さんは「ヴァニーナイツ」の企画・製作を実現し、名もなき生意気な若造(畑澤)を原作・企画プロデューサーに推し上げ、文字通り世に出してくださった方。
「題名の無い音楽会」を長年手がけ、現在は報道プロデューサーとして活躍されています。
「アバレンジャー」の製作発表以来だから、10年以上ぶりの再会!
「ずっとお前に会いたかったんだよ!」
と嘘でも(?)言って頂けて嬉しかったです。
「ヴェニーナイツ」は10年早かった傑作で自分の代表作にひとつ!とも断言されていました。
その時の話はまた別記事で書こうと思いますが、先にこの方との再会も書いておかねば!と。
その後「ヴァニーナイツ」は「ヴェッカーDー02」へ引き継がれ、今に続く(続いていない?)
ヴェッカーの歴史を紡いでいったのだから。

今、ここであまりにも奇跡的偶然に再会できたのも何かの采配では!?と思ってしまいます。

そして!


そして「シャリバン」復活を記念して(?)渡洋史さんと一緒に「宇宙刑事」の生みの親の一人である方にお会いしてきました。
明かされざるシャリバン誕生の秘密の一端をお聞きできました。

僕はお会いするのは初めてではないのですが、渡さんがいつになく緊張しているのが見てて楽しかったです。
今「レジェンド」と呼ばれる彼にとっても「レジェンド」な方ですから。

かつて「天皇」とまで呼ばれ、業界内外から畏怖された、偉大すぎるキャラクタークリエイターと言えば分かる人は分かるでしょう。
渡さんが自分のブログで実名を出してないので控えますが、齢70にして、今も新しいものを生み続けるべく毎日デザイン机に向かい、無限に湧き出るアイデアを惜しみなく提供し続けている。

そして僕と渡さんにも
「若者よ、勇気を持って明日に向かえ、君がやらなくて誰がやる!」
と叱咤激励してくださる。

臥せっている場合ではない。病気や環境に負けていられない。

まだまだ僕にもやるべき事、出来る事があるんだ。

そう思わせてくれる方たちとの出会いでした。


「あきらめないぜ!投げ出さないぜ!最後の最後の最後まで負けないぜ!」
そして
「俺しか見れない夢がある、誰にもやれない夢がある。だけど一人じゃなんだぜ。いつも隣にお前がいるから」

BY時空戦士スピルバン

シャリバンは2代目に譲っても、スピルバンはこの世界中で、あらゆる次元を巡っても、渡洋史が演じた彼一人。
スピルバン30周年までには

僕も何か、必ず夢を実現させたいです。