ヨーロッパ市民の誕生
- 著者: 宮島 喬
- タイトル: ヨーロッパ市民の誕生―開かれたシティズンシップへ 著者はこの分野では著名な研究者で、在日外国人の権利獲得にも熱心な人。言語問題(主にカタルーニャ語、バスク語、ウェールズ語)国籍問題(主にフラン ス、ドイツ)更には難民、ジェンダー、アイデンティティなどあらゆる統合EUにおける社会問題を取り上げている。とはいっても新書なので、横文字書の引用 だらけの論文ではなく、著者のヨーロッパ取材記の様な体裁をとっている。下手な新聞記者の本より読み易いので、入門編としてはお薦め。
☆☆
中欧論
- 著者: ジャック・ル リデー, Jacques Le Rider, 田口 晃, 板橋 拓己
- タイトル: 中欧論―帝国からEUへ
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人はどこまで残酷になれるのか
- 著者: 桐生 操
- タイトル: 人はどこまで残酷になれるのか
古代ヨーロッパ社会から現代まで、身の毛がよだつ「実話系」の怖い話がいっぱい。この題材は立派な一つのジャンルとして熱心なマニアがいる様だが、なんだ
かその危ない世界にハマっていきそうで、思わずギクッ。私は『ソドムの市』(あえてリンクは貼りません)なんかは好きな映画なんだけど。『鬼畜大宴会』く
らいで歯止めをかけた方がいいかもしれませんね。
☆
猫はなぜ絞首台に登ったか
- 著者: 東 ゆみこ
- タイトル: 猫はなぜ絞首台に登ったか
タイトルが気になった一冊だったが、ウィリアム・ホガースをはじめとする風刺画から、十八世紀半ばのヨーロッパの風俗を読み解くというもの。さて、肝心の
猫が絞首台というのは、フランスで実際に猫が裁判にかけられ、絞首刑となった事例を解説したものだが、他にも馬やら、豚やら、ガチョウやら、ウズラとかい
ろんな動物が大真面目で死刑を宣告されたらしい。大学の複数科目の講義ノートを基にしてる様で、話の繋がりに一貫性が欠け、ちょっと分かりにくい。
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