フランス7つの謎
- 著者: 小田中 直樹
- タイトル: フランス7つの謎
「バカの壁」式に講演調に平易な言葉使いで進むので、これも口述ものかと思ったら、大学の集中講座をまとめたらものらしい。よってテーマごとに参考図書が
何冊も紹介されていて、これは有用。さて、肝心の7つの謎だが、「政教分離」「ストの多発」「地方語」「農民運動」「反米」「大学生のスト」「移民流入」
がテーマで、大学生相手という事もあり、スカーフ問題やマクドナルド襲撃といったニュースになった事例や、バイリンガルの道路標識や、パリのベトナム料理
店など、学生が興味を持ちそうなメタファーを駆使して、フランスの社会問題を例にとり、ひいては日本、そして全世界の政治、歴史、社会、哲学などの話にま
で、受講者に関心を持たせる様に工夫しているのはさすがだと思った。最後に7つの謎を解きあかすのだが、結局、当たりまえすぎるほどノーマルな回答でガ
クッ。まあこれも大学の授業としては、模範解答が必要なんでしょうけど。
☆☆
二十世紀のフランス知識人
- 著者: 渡辺 淳
- タイトル: 二十世紀のフランス知識人
サルトルをはじめ、色んな知識人が登場するのだが、著者の思い入れが強過ぎて、何だか読みにくい。新書なんだから、もっと分かりやすく書いてくれればいいのに。
☆
シラクのフランス
- 著者: 軍司 泰史
- タイトル: シラクのフランス
タイトル通りの、シラク大統領就任後のフランス社会のルポ。全く同じタイトルの本がもう一冊出ているらしい。流石に読み比べする気にならないが。
☆
移民と現代フランス
- 著者: ミュリエル ジョリヴェ, Muriel Jolivet, 鳥取 絹子
- タイトル: 移民と現代フランス―フランスは「住めば都」か
最近は一連のスカーフ問題で、注目される事も多いフランスの新移民。もっともフランスの場合、二世は自動的に国籍が付与される出生地主義だから、移民問題
というより、民族問題というべきか。この本にも出て来るが、出身国で一夫多妻が認められている移民が、正式に第二夫人を呼び寄せる事ができるのかというの
は法的解釈が難しいところ。日本でもそいうケースがあるはずのに、どう処理されてんだろう。
☆☆
バスクとバスク人
- 著者: 渡部 哲郎
- タイトル: バスクとバスク人
☆☆