新書野郎 -120ページ目

古代から来た未来人 折口信夫

古代から来た未来人折口信夫 (ちくまプリマー新書 82)古代から来た未来人折口信夫 (ちくまプリマー新書 82)
中沢 新一

筑摩書房 2008-05
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中沢はもう東大の線はないのかな。
★★

世界の奇妙な国境線

世界の奇妙な国境線 (角川SSC新書 38)世界の奇妙な国境線 (角川SSC新書 38)
世界地図探求会

角川・エス・エス・コミュニケーションズ 2008-05
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吉田一郎のパクリ?

どうする東アジア 聖徳太子に学ぶ外交

どうする東アジア聖徳太子に学ぶ外交 (祥伝社新書 92)どうする東アジア聖徳太子に学ぶ外交 (祥伝社新書 92)
豊田 有恒

祥伝社 2007-10
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これって、どうなんだろう。相変わらず威勢はいいけど。

こうして新地名は誕生した!

こうして新地名は誕生した! (ベスト新書 183)こうして新地名は誕生した! (ベスト新書 183)
楠原 佑介

ベストセラーズ 2008-04-09
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反対派のヤツだったのか。オッサン熱くなりすぎ。
★★

戦争する脳

戦争する脳―破局への病理 (平凡社新書 402)戦争する脳―破局への病理 (平凡社新書 402)
計見 一雄

平凡社 2007-12
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平凡社は「脳」と「戦争」で企画したんだろけど、話があっちゃこっちゃ。

2010年南アフリカW杯が危ない!

2010年南アフリカW杯が危ない! (角川SSC新書 26)2010年南アフリカW杯が危ない! (角川SSC新書 26)
木崎 伸也

角川・エス・エス・コミュニケーションズ 2008-02
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宇都宮が雛形になっているのか、欧州拠点のサッカー・フリーターは結構いる様だが、金子達仁門下だというこの著者は小野のロッテルダム、高原のハンブルグ、そしてフランクフルトと拠点を移したそうだ。現在は浦和在住という訳ではない様だが、グラスゴーはビザ関係厳しそうだし、稲本がいるうちはフランクフルトから動かないのかもしれん。南アも今から手をつけておかないと、2年後に差が出てしまうから、恐る恐る乗り込んでみたという話。コロンビアが投げ出してメキシコが十六年の間を置いて、再び開催したこともあったが、南アで本当に大丈夫なのかという疑念は開幕直前まで続くことであろう。平時でも最悪治安W杯の優勝最右翼なのに、世界中から金持ちもフーリガンも集まる事態を考えると怖ろしいものもある。たしかにラグビーW杯を開催した経緯がこの国にはあるのだが、あの頃はアパルトヘイト廃止から日が浅く、警察権力がまだ機能していた時代だったのだという。暴動鎮圧や治安維持、警備強化といったものはアパルトヘイトの遺産として南ア警察も保持していたんだろうが、民主化と黒人化でそれも適わなくなってしまったというのはなんちゅう皮肉。ナイジェリアがWユースをやったくらいだから大丈夫という話もあるが、植田朝日がナイジェリアまで行ったというという話は聞かない。状況的にはリオのカーニバル辺りの方が参考になるであろう。南アのことを考えると、北京程度で大騒ぎしているのがバカみたいだが、黄金世代がナイジェリアで逞しくなった様に、思い切って、ブラジルまで使える若手中心にした方がいいんじゃないかな。もっとも、それまでの関門が険しくなってきたのだけど。
★★

新 脱亜論

新脱亜論 (文春新書 (634))新脱亜論 (文春新書 (634))
渡辺 利夫

文芸春秋 2008-05
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渡辺利夫も拓大総長になったら、産経文化人みたいになってしまったか。
★★

貧乏するにも程がある

貧乏するにも程がある  芸術とお金の“不幸貧乏するにも程がある 芸術とお金の“不幸"な関係 (光文社新書)
長山 靖生

光文社 2008-01-17
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いつもと毛色が違うな。
★★

ケータイ世界の子どもたち

ケータイ世界の子どもたち (講談社現代新書 1944) (講談社現代新書 1944)ケータイ世界の子どもたち (講談社現代新書 1944) (講談社現代新書 1944)
藤川 大祐

講談社 2008-05-20
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文科御用学者の講釈か。つまらん。

イラクは食べる 

イラクは食べる―革命と日常の風景 (岩波新書 新赤版 1125)イラクは食べる―革命と日常の風景 (岩波新書 新赤版 1125)
酒井 啓子

岩波書店 2008-04
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イラク報道がすっかり減った今日この頃、なんか元スターといった感じもする著者なのだが、芸能人ではないので、ちゃんと外大教授のポストに着いて、今やイラク本のご意見番としてヨロシクやっている。そのクールな解説とは裏腹に、著作は難解なものが多かったのだが、久々に新書を出してくれるのはうれしい。この企画は岩波の仕業かどうか分からんが、イラクの土地土地の名物料理のレシピなどを載せ、その土地ではこんなことが起きていますよといったスタイル。新書なのに、複雑怪奇な政治構造を語られては敵わんと岩波がストップをかけたのかもしれん。ところが、そんなことお構いなしに、イラク料理は、ほんのオサワリ程度に収め、言葉もロクにできない左翼ジャーナリストとか、戦場ジャーナリストとかがどう逆立ちしても書けない、「報道されないイラク」を教えてくれるからタマラン。私生活が謎に包まれているという酒井先生が実際に料理をするのかどうか分からんが、とにかく、戦争だ、戦争だと大騒ぎした野次馬のせいで、消化不良だったイラクを見事に料理してくれた。イラクにおけるペルシャ、トルコの影響とか、宗派別対立という単純な見方ができないことだとか、とにかく勉強になる。イラクがアラブの異端であったのはサダムのせいではなく、古来よりの文化的十字路というバルカン的理由によるところが多そうだ。イラク人と日本というテーマは「戦争前」を知る人だからこそ、語れるものであると思う。薄っぺらい「反米」感情だけで、イラク人に同情することをも戒めている様にも思える。湾岸戦争後のクルド人の歴史は、すべて「虐殺からの解放の歴史」であると断言してもよいとしているが、これからのイラク人の歴史は「米軍からの解放の歴史」となるのであろう。原爆を落とされた日本人が「解放の歴史」と全く逆の道を歩んでいることはイラク人ならずとも世界の人々が不思議に思っていることである。中国人もそう思っていることは、日本が米国の僕であることを最大の侮蔑対象としていることからも明らかであろうし、韓国人も反米感情に優越感を持っている感じがする。それを思えば敵を「戦争」と抽象化し、「平和」への解放に昇華させてしまった日本は世界に類をみない新しい歴史を作ったとも言えるのだが、それを奉じてるはずの「九条平和教」の人たちが、米帝に抵抗することを至上とする「解放の神学」に魅せられているのだから苦笑してしまうのである。
★★★