2010年南アフリカW杯が危ない!
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宇都宮が雛形になっているのか、欧州拠点のサッカー・フリーターは結構いる様だが、金子達仁門下だというこの著者は小野のロッテルダム、高原のハンブルグ、そしてフランクフルトと拠点を移したそうだ。現在は浦和在住という訳ではない様だが、グラスゴーはビザ関係厳しそうだし、稲本がいるうちはフランクフルトから動かないのかもしれん。南アも今から手をつけておかないと、2年後に差が出てしまうから、恐る恐る乗り込んでみたという話。コロンビアが投げ出してメキシコが十六年の間を置いて、再び開催したこともあったが、南アで本当に大丈夫なのかという疑念は開幕直前まで続くことであろう。平時でも最悪治安W杯の優勝最右翼なのに、世界中から金持ちもフーリガンも集まる事態を考えると怖ろしいものもある。たしかにラグビーW杯を開催した経緯がこの国にはあるのだが、あの頃はアパルトヘイト廃止から日が浅く、警察権力がまだ機能していた時代だったのだという。暴動鎮圧や治安維持、警備強化といったものはアパルトヘイトの遺産として南ア警察も保持していたんだろうが、民主化と黒人化でそれも適わなくなってしまったというのはなんちゅう皮肉。ナイジェリアがWユースをやったくらいだから大丈夫という話もあるが、植田朝日がナイジェリアまで行ったというという話は聞かない。状況的にはリオのカーニバル辺りの方が参考になるであろう。南アのことを考えると、北京程度で大騒ぎしているのがバカみたいだが、黄金世代がナイジェリアで逞しくなった様に、思い切って、ブラジルまで使える若手中心にした方がいいんじゃないかな。もっとも、それまでの関門が険しくなってきたのだけど。
★★
