ナチュロパス びんせい -155ページ目

川崎病の漢方治療

小児科看護師Aさんからの質問で川崎病の治療で興味深いものがあったのでやりとりをアップしました。

看護師Aさん
ちょっと気になることがあって、お尋ねしたいのですが、小児の疾患の川崎病が年々増えていて、今冬特に耳にします。全身の炎症(体内の複数の感染)が原因といわれている川崎病に、ビタミンDが有効そうですよね?でも発症してからでは遅いのでしょうか?

最近川崎病をよく聞くなー。と思って川崎病の復習をしていたら、ここ最近私を悩ませている非化膿性頚部リンパ節腫脹が、川崎病の症状とダブって急に他人ごとではなくなりました(笑)。放射線の影響もあるのかな・・・

びんせい
川崎病はまだ原因が特定されていませんが、何かの感染だと思いますが舌が急に赤くなるのだから外邪による熱でしょう。黄蓮解毒湯のような漢方治療がどの程度有効か調べるといいかもしれませんね。この処方は難治の院内感染には大変優れていて漢方の抗生物質といわれています。 二日酔いにも効きます。後院内感染で治療法がない患者にも効果があります。

びんせい
調べたらこんな治療例がありました。日本の心・さいき 天草の小児科の先生ですが川崎病に大変興味深い漢方治療をされています。この先生によると川崎病に強い抗生物質を処方すると悪化。セフェム系が一番悪い。注腸で黄連解毒湯。黄蓮解毒湯の座薬を作って川崎病をはじめ急な熱症にいい結果を出している。川崎病の子には必ずアレルギーがある。との事です。詳しくは直接ブログを読んでみて下さい。



看護師Aさん
漢方の注腸や座薬は初めてききました。臨床の中でも漢方がもっとうまく使われるといいですね。(漢方はあまりに効かないと思ってる医療者は多いです。)ありがとうございました(*^^*)

Aさんが言うようにビタミンDが充分ならアレルギーも炎症も起しにくいという事は考慮しなければなりません。米国小児科学会は新生児から400IUのビタミンDを摂るように勧告しています。オメガ3は必須脂肪酸ですので魚でも肝油でもEPAでも摂らなければなりません。



日本の心・さいき 先生、連絡先がわからなかったので勝手に引用させてもらっています。すばらしい臨床結果を公開していただきありがとうございます。

米国有機栽培農家は生き残れるのか?怪しい食品安全近代化法

CDC(疫病コントロールセンター)は、毎年約1/ 6人のアメリカ人(または48万人が)食中毒になると推定し、(その80%は原因不明です。)128000は入院し、食品媒介性疾患で3000死亡していると言います。このうち原因の特定されている病原菌による死亡は1351人。
その原因の58%はノロウイルスで野菜の生産にはあまり関わりがありません。
喫煙での死亡が265万人ですからその0.05%ほどにしかなりません。

ところが年間784人の食中毒を防ぐためにあたらしい法律の原案が発表されました。
2013.01.04 今日FDA(アメリカの厚生省に相当するところ)は野菜や輸入品に厳しい規制を掛ける法律の制定を発表しました。この法案は食品安全近代化法(FSMA) と言います。
食品の安全は大変重要ですがこの法律はばい菌などの全くついていない無菌野菜を作ることを求めているようにも聞こえます。
もともとFDAは殺虫剤や殺菌剤は安全で充分に殺菌した野菜を安全な野菜として作る事を目指しているようです。検査体制などを考えると大規模農家やモンサントのような特定の種と栽培方法を守る法律になるような気がします。堆肥による有機栽培を行っている小さな農家の経営はかなり難しいように思えます。

私は海外が長かったので感じるのですが、欧米は文書で契約をする社会だと思っていましたが、海外で生活していた時感じたのは貧乏人が入り込めないルールを文書で作り、支配層は巻き上げる(まずくなるとゴネる)社会だと言う事を実感しています。(不平等条約があたりまえの社会です)
パブリックコメントはわずか120日しかありませんので抗議は早めに行わないと後の祭りになります。小規模農家はこの120日の間にどれだけ自らの立場を守れるのでしょうか?
アメリカではまだホリデー真っ只中。この時期にこのような法律が作られようとするのは又何か大企業が利権を取るためかと怪しい感じがします。大事な事を話し合いをするつもりなら1月があけてから行うでしょう。

よその国の法律ですが輸入品にも適用されるので日本でも大至急その内容を把握して法案を精査する必要がありそうです。

ヘルスレインジャーのマイクアダムスがこのことを書いています(日本語) 
上院510法案(食品安全近代化法)はいろいろ議論されたが、条文を実際に読んだ人はほとんどいない。特に賛成票を投じた議員たちはそうである。こ の法案は読めば読むほど、現実とは思えない内容だ。たとえば、FDAが地球規模で権力を握る策略が隠されていたことを知っていただろうか? 法案からその まま条文を引用するので、読んでみよう。



軽い肥満の人は標準体重の人より早死にしない=米政府調査

ウォール・ストリート・ジャーナル・ジャパン
は20130103に軽い肥満の人は標準体重の人より早死にしない=米政府調査 を発表しました。 
それによれば軽い肥満の人の死亡リスクは標準体重の人より低いという「肥満の逆説」を裏付ける大規模な米国政府機関の調査結果が明らかになった。
研究によると、体格指数(BMI)が25から30の人は標準(18.5から25)の人よりも死亡リスクが6%低かった。

CDC(米疾病予防管理センターは世界で約300万人と27万件の死亡例を対象に行われた97の研究を分析。今回の研究の代表執筆者でCDCの上級科学者のキャサリン・フルーガル氏は「調査結果には年齢、地域にかかわらず一貫性があった」と述べた。


日本でも軽肥満の死亡率は高くない。統計学的に死亡のリスクが高くなるのは国立癌研究センターのコホート研究によれば
男性BMI21以下と30以上
女性は19以下30以上


死亡率は必ずしも糖尿病や癌のリスクを下げないが、肥満を予防するための不必要な薬剤は意味を持たなくなる。なぜならばその薬が糖尿病や癌のリスクを下げず死亡率の抑制に繋がらないからだ。

リピトールなど
肝臓障害、筋肉痛、筋肉破壊、消化器障害、湿疹、糖尿病や認知症などの多くの副作用の問題を抱えるスタチン系製剤などは栄養学的なアプローチに転換する方がはるかに安全で経費もかからない。

今一番健康リスクが高いのは男性の痩せ型体型だと言う事を見直さなければならない。日本ではストレスの健康被害に付いてあまり医療現場で反映されたいないが、この問題は完ぺき主義などの日本人によくあるタイプAメンタリティが影響していると思われる。
であればこの問題を解決するのは薬よりカウンセラーだと思うがいかがなものか?