ナチュロパス びんせい -156ページ目

炎症を抑えれば70%の早産が防げる

北海道の道医療大歯学部の古市保志・教授らのグループが114人の妊婦を対象に疫学調査を行い、2003年に発表した結果によれば歯周病の無い妊婦のうち、早産だったのは9%の8人、ある妊婦で早産だったのは13人と46%にのぼったと言います。

多くの免疫学者は歯周病菌に感染することによる、炎症性サイトカインが原因と見ています。これは心臓病なども引き起こしています。妊娠中に炎症性サイトカインの血中濃度が高くなると、それがきっかけになり、陣痛や子宮筋の収縮などが起こると考えられています。http://www.isodent.jp/article/13471280.html

2007年乳幼児死亡率が全国で最も高かった熊本県では早産の原因となる歯周病を早期に発見するための歯科検診を天草地区の妊婦720人に受けてもらい、歯石の除去や歯みがき指導などを行った。同時に子宮内の感染症「絨毛膜羊膜炎(じゅうもうまくようまくえん)」の早期発見なども併せて行った結果、出生した720人のうち、1,500グラム未満の「極低出生体重児」は、過去5年間の平均より7割少ない2人だったと言います。
たったこれだけのことで70%極低出生体重児をふせげれると言うのは全くすばらしいことです。


熊本県のように検査を行うのが一番ですが膣から進入する菌の影響を早期に知る方法として海外では絨毛膜羊膜炎を見つける方法として膣内のpHを測定する事を進める研究もあります。
US Obstetrics & Gynecology, 2010;5(1):29-34
リトマス紙で出来るのでぜひ試験法を確立して欲しいものです。

ユダヤ人健康研究所のエレナ博士はビタミンD全身性炎症の明確な関係を示しました。細菌の刺激に拠る炎症反応は血中ビタミンD3が30ng/ml以上になると起こらない事が判っています。米国の医療機関の焼く3割はすでにビタミンD検査を積極的に行っていますが、日本ではまだビタミンDの重要性を認識していない医師も多く、早くビタミンD3の検査を一般的に出来るようにしたいものです。又健康な濃度は40~50ng/mlのビタミンD濃度を維持することを多くの専門家は勧めています。

炎症と言えばオメガ3ですが摂ればIQも上がるので1日2g程度摂取して欲しいものです。オメガ3は必須脂肪酸です。摂らなければ炎症は起こりやすくなります。
また膣内の環境は腸内菌の影響を強く受けるので腸内菌の適正かも重要になります。低インスリンダイエットであるダッシュダイエットなどは菌の繁殖を抑え妊婦にも良いダイエットです。


絨毛膜羊膜炎(じゅうもうまくようまくえん、Chorioamnionitis CAM)とは、妊娠中に膣の常在菌が上行性感染を起こすことによって生じる炎症性疾患である。細菌感染の防御因子が炎症によって過剰反応することによって、頸管熟化、前期破水、子宮収縮を引き起こし、早産の原因となる。防御因子とはサイトカインや顆粒球エラスターゼ、プロスタグランジンなどであり、一部切迫早産のマーカーとして用いられる。(Wikipedia)


みんな初夢見てるかな

新年の抱負

読者の皆様
明けましておめでとうございます。

さて昨年を振り返るとなんと言っても名古屋に移転した事が一番の出来事でした。
来てみるとさすが日本の真ん中。
いきなり北海道からお客様。
その後も東京、広島、福井などなどあっちこっちからお客様がお見えになりびっくりしたなーモー でありました。
今年はミ年なのにモーでは無いのでね。
ではMeの年と言う事で自分の能力を最大限に出せればと思っています。

昨年は日の目を見なかった癌の栄養学を今年は何とか出版したいと思っております。
水上治先生からの依頼ではじめたものですが、出来た内容が自然療法のがん治療の教科書のようになってしまったので自分で出版社を探さなければならなくなりました。
栄養士さんや看護師さんにははうってつけだと思うのですが意見を聞きながら手直しをして出したいと思っています。
これを先ずは片付けて、その後は伝えたい技術の専門家育成、日本における病気ごとの自然療法のプロトコール作りなどをやれればと思っています。日本の自然療法は実は世界の自然療法家も知らない優れた方法た(とえば深谷灸)なども多いのです。

最近では虫垂炎の漢方治療(大黄牡丹皮湯散剤)で大変高い確率で虫垂炎が治っていると言うのもほとんど知られていません。まだ量の足りない抗生物質治療か切開手術が主流です。元南極観測船の医師が出してくれたプロトコール(成人の処方量)ですが大黄牡丹皮湯を初日に20gその後2日間10gで全て治しています。ツムラですと1包が1.75gですので知らなければこの量を呑むのはちょっと勇気が要りますね。このような情報は医師はもとより西洋の自然療法家でさえなかなか知りません。

日本で大変損をしているのはアルギニンの活用です。たとえばシナジー社のプロアルギ9でほぼ循環器の問題は解決しているにもかかわらず、いまだに副作用が多く日本人の健康を著しく害している薬品に頼っているのは全く残念です。

さて実現に向けて努力いたしますので、皆様ご期待下さい。
色々な自然療法のコースをやっていますがやる人がいないと計画が立ちませんので予定表に無くてもぜひご相談下さい。