帝王切開と無菌の腸
帝王切開だったのですがそこでアドバイスをしたのが、
プロバイオとビタミンD
ビタミンDはアメリカの小児科学会で400IUを勧告しているので日本でもそれに従えばいいのですがちなみに生まれた直後からとらせると言います。なぜかと言えば不足すると作れない細胞などが出てくるからです。お母さんが充分なビタミンDレベルになっていればいいのですが今の日本ではほぼ40ng/mlを維持できている人はいないと思います。
帝王切開の新生児の無菌の腸内はクローン病、アレルギー、自己免疫疾患などにかかるリスクが高くなります。さてプロバイオですが実は帝王切開の赤ちゃんの腸内は無菌です。最初に定着するのは産道の粘液。これには乳酸菌のほかに大腸菌など様々な雑菌が混じります。さてそれでは生まれた直後に粘液を舐めさせるのが良いのではと思いオーストラリアの自然系ナチュロパスの何人かに聞いたのですが、皆プロバイオを摂らせるとのことでした。(実はナチュロパスにも色々流派が有るのです。僕は鍼灸漢方、フラワーエッセンスとスクエナーなどを扱うかなり異端児です)誰かお母さんの産道の粘液を舐めさすナチュロパスはいないかと思ったのですが、さすがに後付けは雑菌が多すぎて不安とのことでした。
なぜ雑菌を摂らせることにこだわるかと言えばTrig細胞がこれによって出来る事が日本の研究でわかったからです。Trig 細胞とは制御性T細胞 のことで免疫を調整する白血球です。す。これを作るのがセグメンテッド・フィラメンタス・バクテリアだったのです。
そのほか腸内細菌は、腸の正常な発育にも欠かせなく、腸内細菌がいない無菌マウスの盲腸は大きく腫れ上がってしまいます。東京大学大学院の伊藤教授は、500種類以上ある腸内細菌を調べて、腸を正常に保つ働きを持つ菌を探し出し、その結果クロストリジウム菌という菌を46種類与えたときに腸が正常な状態に戻ることを確かめたのです。
さてこのクロストリジウムとは?破傷風菌やボツリヌス菌などもいる凶悪そうなばい菌の仲間なのです。そのクロストリジウムが免疫に重要な役割を果たしているのです。この世の中と同じように悪そうに見える人にもそれなりの意味が有るわけです。
英語でDisbiosis(腸内菌異常) Infant (新生児) Cesarean section (帝王切開)
妊婦のビタミンD
「国際オーソモレキュラー医学会ニュース」とURL(http://www.iv-therapy.jp/omns/)から抜粋しました。
ですがややこしいので先ず大雑把に
1.妊婦および授乳婦のビタミンD(25(OH)D濃度)を40 ng/mL以上に高めるためには4000 IU/日という量が必要。
2.40 ng/mLという濃度になると、ビタミンD濃度が平衡状態になるため、それより用量を多くしても、ビタミンD濃度は大幅には増えない。
3.この程度の摂取量では、副作用と思われている高カルシウム血症の兆候も、高カルシウム尿症の兆候もない。
アメリカ小児科学会では新生児に対しビタミンDを400IU摂るよう勧告しています。 〔2〕
では原文の訳(こちらも必読)から抜粋
妊娠期間中の効果
その一方で、ビタミンDの有益な効果を示すエビデンスは増え続けている。IOMの委員会が無視したRCTの一つに、妊婦および授乳婦に4000 IU/日のビタミンD3を補給するという試験研究があった[4]。この研究は、IOMのレポートが完成される前に完了したもので、同委員会の目に留まったが、まだ公表されていなかった。この研究から得られた重要な結果には、25(OH)D濃度を40 ng/mL以上に高めるためには4000 IU/日という量が必要であったことが含まれている。
この研究の説明によると、40 ng/mLという濃度になると、1,25-ジヒドロキシビタミンD濃度が25(OH)Dと平衡状態になるため、それより用量を多くしても、1,25-ジヒドロキシビタミンD濃度は大幅には増えない。これは、過量摂取に対する多くの懸念を解消するものである。上記の研究では、これほど多い量を用いても、高カルシウム血症の兆候も、高カルシウム尿症の兆候も見られなかった。また、こうした高量摂取により、乳児が自分で25(OH)Dを生成できるようになる十分な濃度の無変換ビタミンD3が母乳中に生じた。胎生期におけるビタミンDの効果は、ビタミンD受容体に結合している1,25-ジヒドロキシビタミン(活性型のビタミンD)を介してもたらされるものが多く、それによって、200を超える遺伝子の発現が調節され、約3分の2が上方調節、3分の1が下方調節される。
今まで骨代謝しかしないと思われてきたビタミンDはDNAに受容体があり様々な遺伝子が出来てくる調整役として働いていると言います。という事は胎児にとってはとってもだいじと言う事になります。 胎児は自分ではビタミンDを増やせないのでお母さんが摂ることになりますが、現在日本やアメリカの厚生労働省にあたるFDAや上限は600IUです。(多くの科学者はおおむね4000IUを支持しています。欠乏の場合は10000IU) 多くの臨床・疫学研究が現行のビタミンDレベルの危険性を示しているにもかかわらず、いまだにこのレベルを推奨した米国医学研究所(IOM)の研究〔1〕は多くの医学団体が主要な医学誌を通し大変非難しています。
1~18歳の場合600-1000 IU/日、
19歳以上では1500-2000 IU/日
これだけ摂れば、血清25(OH)D濃度が30 ng/mL(75 nmol/L)を上回る可能性がかなり高くなるため、用量として好ましい。[3]としています。
子どもは国の宝。1日も早くビタミンDの検査が保険適用になる事を望んでいます。(現在保健適用外ですが7000円程度で受けられます)
1. Ross AC, Manson JE, Abrams SA, Aloia JF, Brannon PM, Clinton SK, Durazo-Arvizu RA, Gallagher JC, Gallo RL, Jones G, Kovacs CS, Mayne ST, Rosen CJ, Shapses SA. The 2011 report on dietary reference intakes for calcium and vitamin D from the Institute of Medicine: what clinicians need to know.(医学研究所によるカルシウムとビタミンDの食事摂取基準値に関する2011年度レポート:臨床医が知っていなければならないこと) J Clin Endocrinol Metab. 2011;96(1):53-8.
2.http://pediatrics.aappublications.org/content/122/5/1142.
FROM THE AMERICAN ACADEMY OF PEDIATRICS Carol L. Wagner, MD,Prevention of Rickets and Vitamin D Deficiency in Infants, Children, and Adolescents
3. Holick MF, Binkley NC, Bischoff-Ferrari HA, Gordon CM, Hanley DA, Heaney RP, Murad MH, Weaver CM. Evaluation, treatment, and prevention of vitamin D deficiency: an Endocrine Society Clinical Practice Guideline.(ビタミンD欠乏症の評価、治療および予防:内分泌学会による臨床実践ガイドライン) J Clin Endocrinol Metab, 2011;96(7):1911-30.
飲み過ぎ注意アプリ Drinking Mirror
(英スコットランド政府が出したこのアプリ「Drinking Mirror」は、自分の写真をアップロードするかその場で撮影して、普段の飲酒量を入力すると、飲酒の程度に応じて10年後の老化した顔を表示する。)
というわけで早速ダウンロードしてやってみました。
現在
スコットランドの酒飲みの顔は下膨れになるらしい。
ちょっと現実離れしているけど。
でも今日は 呑むのやめよっと!
iPhoneからの投稿

