働くママのバイリンガル子育てブログ -2ページ目

女として生きる

「ノホホン星人」ロケットの娘。


競争心がないので,成績も良くない。


「くそーっ!XXちゃんだけには,負けん!」

という気持ちがないのです。



そんな娘に,究極の質問をしてみました。



質問:どちらか選べといわれたら?


(A) 結婚も子供もできないが,一生働く。


(B) 一生働けないが,結婚も子供もできる。




娘は,「えーと,どっちもニコニコ

その回答は却下。




「んじゃ,(B)!」



そうなんですか・・・・


  そうなんですね・・・・




まあ,私も義理の息子や孫ができたらうれしいです・・・・





しかし!


毎日,「勉強しろぉー,勉強しろぉー」

という私の立場は・・・・しょぼん




主人が一言。


「でも,勉強して良い大学にいったり,良い仕事に就くことによって,自分を磨いて,良い男性にめぐり合えるかもしれないから」


と。


うーん確かに。


今は,「良いダンナさんを見つけるための,種まき」

ということでしょうか!?




どちらにしても。



勉強しろーうぃ!

娘の性格

娘は,ご想像通り(笑),「ほんわか派」です。

本人も言うように,「今まで真剣に怒ったことがない」そうです。

私がどんなに怒ったり怒鳴ったりしても,何も反応しないのです。

「お前はロボットロボットか!親にコテンコテンに怒られたら,たまには涙しょぼんぐらいだせっ!」といっても(笑)ぜんぜん効きません。


本人曰く,

「頭の中に,いつも音楽ニコニコが流れている」

のだそうです。


祖父が亡くなった日も,「おじいちゃんには悪いけど,頭の中の音楽は消えることはなかった」

そうです。



おそるべし。
壊れたジュークボックスカラオケ


面白いので,

「どんな音楽が流れているの?ラテン?」

と聞いてみたところ,

その時々によって違うそうです。



これって,勉強などの妨げになるんではないかしら・・・・(心配)


だって,いっつも,音楽がなってるんですよ~汗

「消えてくれっ!」と思うことはないのかしら?



まさか,「頭から音楽が消えない症候群」では・・・ガーン




思い起こせば・・・・・

音楽の授業(だけ)はぶっちぎり成績が良い娘も,小学生低学年のときは,悪かったです。



理由:

「先生の言うことをきかないからプンプン


イヤな生徒ですねぇ!


詳しく担任の先生に聞いてみたところ,


合唱の時間に,どうしても他の生徒に『はもって』しまうそうです。


先生に,「ここは,はもるところではありません!」

といわれるのに,はもる。


言うことを聞かない = 悪い生徒

というとこで,成績悪し。



高校生の今は,実力発揮(!)しているようです。





今でも,毎晩のシャワー時は合唱会です。

昨晩は,「最近の朝ドラ主題歌 特集」でした。


私が一緒に歌うのを待ち構えていて,自分ははもる (笑)

ということで,私が歌わされることにカラオケ


お風呂場の外で待つ,パパ むっ



実は,主人も「のほほん」型です。

顔は私に似ている娘は,中身は主人に似たらしいです。




まったく,「競争心」というものがありません。


自分のものをとられても,「ま,いいか」と黙っている。


「なんで,黙ってるのーーーーーーーーーーー!」

という私に,

「まあ,その人がいいなら,いっか」

と娘。



競争が多いこのアメリカ社会。

このままじゃ,社会の波を乗り越えていけなそう・・・・・




「問題も起こさず,キレもせず。いいお嬢さんじゃない~♪」


いえいえ,親としては,どんな子供も,心配のネタはつきませんねぇ。

中学卒業 ~高校進学へ~

お久しぶりです。
昨年の8月から久しぶりのブログです。

とうとう・・・・

娘は,中学を卒業します!

アメリカでは中3からハイスクールなので,もう「高2」なのですが,日本では中3です。


最近では,日本語は問題なく話し,見るTV番組も日本のもの(五代ロスですよにひひ)ばかりなのですが・・・・

先日,TVを見ていて,


「とわ,ってなに?」

と娘に聞かれました。


「とわ? あ,永久か。フォーエバーっていうこと」

「ふーん」


あとで,反省しました。


「フォーエバー」なんて英語で説明しないで,「ずーっと」とか「永久に」とか,ちゃんと日本語で説明すればよかった。


それに,「永久(とわ)さえわからないのっ!ぷっ」

と心の底で思ったことがきっと顔にも出たはず。

ちゃんと,日本語で心に残るように説明してあげればよかった。



何はともあれ,補習校では,「中学卒業を認める」わけですから,それなりな日本教育は官僚している(はず?)。


「高校行くの?」

「高校行かなきゃだめ?」

「高校行きたい」

などという会話が一度も繰り返されず,高校進学となりました。



話を聞くと,中2くらいから,クラスメートがみんな仲良く,「高校進学当たり前」な雰囲気だそうです。

考えてみると,保護者の方も同じ姿勢な方ばかり。

「高校進学?あたりまえじゃん」

みたい。



うちの娘は,天才でも,まじめでも,勉強好きでもありません。

ふつーな高校生。アワヨクバ,楽しよう。

と思ってばかり。

時間があれば,iPhoneを覗いてるような。


でも,アメリカの学校も,補習校も,それに,楽器もまだまだ続けています。


これは一重に・・・・・・





親の粘り勝ちチョキ


みなさま,お互いがんばりましょうね~♪


補習校:中学に進学するか?

みなさま,大変お久しぶりです。

うちの娘も,補習校で中学の高学年になりました。

仲の良い友達がちらほらと退学していくのに憂いを感じながらも,いまだに「補習校を辞めたい」とは言っていません。

クラスメートが少なくなるにつけ,以前は仲の良くなかった人とも,話すようになったみたいです。

ふとみると,「戦友」は,幼稚園からのサバイバーたちが多い。

日本から来た生徒は日本に帰り,永住組の子供たちで「バイリンガルで生きる!」と誓った子供たちが生き残っていると思われます。



補習校では,3~4年生が「山場」といわれます。

漢字も難しなり,スポーツを始めたためにスケジュールが合わないなど,お休みをする日も増え,「うちの子は落ちこぼれかしら?」などと心配になる時期でもあります。

無事乗り越えた後も,小6ともなりますと,今度は「中学に進学するか」という悩みが増えます。


私も時々相談されるのですが,答えは「イエス!!グッド!」です。

辞めるのは簡単です。

だから,「もうだめだ」と思うまで,続けてみる。



中学進学すると,

「噂では,宿題が多いらしい」

「私の子供はついていけないだろう」

「スケジュールが合わなくなりそう」

「午後もあるなんて辛そう」

など,憶測に惑わされることもあると思います。

私は,「とりあえず入れてみる」
(もちろん,学費などのファイナンシャルな問題がある場合は別ですが)



娘の通う補習校の先生は,現地校で中高になり,忙しい日々を送っていることを知っています。

「忙しい中,補習校に通ってえらいぞ!」

な雰囲気が漂ってきて,うれしい限りです。

宿題も今週だめなら,来週出す。スケジュールもキチキチではありません。


イベントも中学ならではの,生徒中心なものがあり,その準備などで,団結感が更にアップしているようです。



しかし・・・・・


娘が,万一「補習校を辞めたい」といったときの話の道筋は,すでに考え済みです。

「どうしても避けられないスケジュールのコンフリクトがあるか」

(どうしてもやりたいスポーツ等があり,それは,自分の人生に左右するものか?)

これだけ。表裏はっきり。

「友達が土曜日暇そうで裏まししい」とか「勉強が大変だ」では,退学する理由にはなりません。



ラッキーなことに,いままでこの話はしていません。

中学に入って年を重ねるごとに,クラスメートとの団結間,



「そろそろ,中学に進学するか,かんがえなくっちゃ」とひそかに悩んでいるお父さん,お母さん。答えは「とりあえず,Yes!」ですぞ~。


日本語が話せて嬉しいらしい

うちの娘の友人の一人には、アジア人と白人のハーフの子がいます。

すごく頭の良い子で、学年で1番みたいですが、このお姉さんは更にすごいらしい。

どんな親なのだろう? 育児方法は? など、 気になるところです。


ところで、その友人のお父さん(アジア人)は、中国系かとおもっていたら、

中国人、日本人、ハワイ人が混じっているとか。


なので、その友人姉妹は、日本に興味があるそうです。



娘が、「Cちゃんね、日本語覚えたいんだって」とのこと。

「へー、なんで?」

と聞いたら、

先日、娘が私と電話しているとき、日本語で話しているのをCちゃんは聞いたらしいのです。


Cちゃん:「おーーーっ!うらやましい!私も話したいっ!」



私は直接そのCちゃんと話したことがないので、お父さんは英語以外のバイリンガルなのかはわかりませんが、娘いわく、「根っからのアメリカン」だとのこと。



どの教科もCちゃんに負けてしまううちの娘に、ひとつだけ、Cちゃんに勝るものがあった。

それは、日本語。



こういうことが積み重なって、娘のアイデンティティは、形成されつつあるようです。

やっぱり、がんばってきてよかったね!