『不平等と再配分の経済学』2 | Hiroshiのブログ

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今後不定期投稿となります

<数値目標>

誰でも簡単、ネイティブ中国語、92. 26min〜end. 1h 57min

93. 0〜47min. 1h.

中国まる見え、4+4. 17min. 

中国政経塾EP-130. 24min. 世界は脱米国へ? そして世界は混乱?

中国語聞き流し、名詞333. 0〜22min.

合計4h  やや時間合わせ的てへぺろ


運動: 1サルサクラス



<World Newsより>

BBC: 英国とインド、FTA締結。例:100>10%自動車。/ カナダと米国会談。関税問題は難航予想。/ トランプ、フーシ派と和解。

CNA: 中・EU会談予定。/ インド90%パキスタンへの水流絞る。

KBS: 北、ロシア支援受け武器近代化。

ABC: イスラエル、ガザ住民移動させ、戦闘拡大予定。/ ペルーで金鉱山で誘拐殺人事件。

NDTV: FTA締結。世界最大級の市場規模。

アルジャジーラ: オマーン、米フ和解に仲介。イスラエルへは未連絡。トランプ中東訪問予定。

ZDF: ドイツ連立政権二回目で成立。/ EUはロシア産ガス輸入停止>米国産へ


対トランプの国際関係進む(英印、中EU)>脱米国へ。新秩序へ混乱の時代。

韓国内政混乱続く。ドイツ二極化進む。



<6日火曜午後>

大野城心のふるさと館に「もののけ姫から学ぶ考古学」展に行ってきた。これについてはまた明日にでも。入場料500円。


その帰り、地元で有名?なアウトドア用品店、スノーピークに寄って、携帯ヲォシュレットがないか聞いてみたが、店長さんによれば店には無いがTOTOから出しているとか? 実物を手にとってからと思っていたが、ま、それならやはりAmazonで注文するかな?


災害時の準備は「いつか」ではなく「今でしょう‼️」 




<ユダヤ人>

PIVOTの2025.4.16up分に、ユダヤ人関連動画が出ていた。それを見て思った事。


ユダヤ人の友人Bobがいたが、彼自身の口から自分がロシア系のアシュケナジーだと聞いていた。ボスもユダヤ人だったが、本人から聞いた事はない。テクニシャンのドイツ系マリアンから耳打ちされた話。いずれにせよ、共に典型的米国人で違和感はなかった。


違和感と言うのは、今のイスラエルに感じる様な感覚。この動画でも米国とイスラエルのユダヤ人の間に亀裂が生じ始めたとか聞く。


それと東アジア的、詰め込み教育と、ユダヤ人的教育による「論争」によるものは対照的だとの指摘、成程と感じた。


日本は「ゆとり教育」で、詰め込み教育はやや改善されたが、その分取り込める必要がある「論争」否、ディベートではなく、ダイヤローグの技法を教育にもっと取り入るべきだと感じた。




<配車アプリに規制>

そもそも日本のライドシェアはタクシー会社に限り、一般人が参加出来ない。『既得権益』を守る仕組みプンプンムキー これの打破、改善が必要。


移行的処置として=妥協の産物として、将来に「風穴」を開ける方法として、今は許容しているだけ。


しかし何処、高齢化による限界団地での『移動難民』が事態を打ち破る事を期待する次第。


上のニュースを見ての事。




『不平等と再配分の経済学』2

フランスの資産による大きな格差は、賃金や所得(年金や資金転移)の不平等よりもはるかに大きいが、あまり知られていないと言う。p24


クズネッツの逆U字型が論じられる。そこでは、不平等は最初の段階、即ち農村から都市化過程で大きくなるが、その後安定化が進めば不平等は小さくなると言うもの。p31


しかし、最近の研究では20世紀後半の不平等の減少は1914〜1945年に起こった戦争、インフレ、1930年代の危機のせいだとする。p32  


そして、1970年以後不平等が先進国で再び拡大しはじめた事よりこのクズネッツ仮説の終焉を示したとも。p33


これは「当時の経済」を上手く説明できた経済学が流行したと言う先の話とよく合う。


34ページの表7に、各国の賃金の不平等の拡大が示されるが、此処の説明にミスプリントがある様だ。即ち、表ではフランスは1970. 1980.1990年の賃金における不平等の格差が3.7,  3.2, 3.2と減少しているのに対し、米国は3.2, 3.8, 4.5と拡大し、英国は2.5, 2.6, 3.3と拡大している。


しかし本文では、


『米国の賃金がフランスの賃金よりもいっそう不平等に分布されたのは、1970年代の期間でしかない』と書かれている。p35  


これは米国とフランスを逆にすべきだろう?

 

此処まで読んで、かなりこの本が読みにくい事に気がつく。


データー中心とした分析よりも、理論的な言及が目立つ。これは彼の大著『21世紀の資本』とは対照的。私自身、理論より分析が好みなので読んでいて疲れるショボーン


実は、最後の「訳者解題」に以下の様な文章があり、成程と納得した限り。曰く、


『本書は現状分析を主眼とするものではなく、理論分析に力点を置いているからである』p201


先の『21世紀の資本』では訳者に言わせると、三次元の不平等に関する分析が膨大なデーターを元に展開される。p199


即ち、時間軸、空間軸、格差の3Dだ。しかし、この本では『限られたデーターで理論構築』が進む。


ちょっと私の好みではないかな? と感じた次第。


この本は価値がありそうだけど『もういいかな?』と感じ、此処までとした。


ま、本編の『21世紀の資本』は2か月以上もかけて読んだ事だしてへぺろ爆笑