『人類超長期予測』8 | Hiroshiのブログ

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今後不定期投稿となります

<学習記録>

誰でも簡単!ネイティブ中国語、1h 19min

中国政経塾EP108. 21min

誰でも簡単!ネイティブ中国語。2025.4.11 up分 1h 4min

中国まる見え情報局、2025.4.15 23min ミャンマー倒壊ビル関連。 合計3h7min


アンカリング成功!


運動 2.4km 4,279歩  10階分





<世界のニュース>

BBC :中国所有の製鉄所維持問題。/ 広州で米国向け注文停止。

CAN :习氏ベトナム訪問。サプライチェーン構築へ

KBC :レアアース80%は中国産

上海、香港: 駆け込み需要で輸出7%増加

VTV: 輸出先を米国から多角化へ

ABC : SNSでロシア軍、中国人を求人。


各国輸出先を米国から多角化へ動く。ま、そのうち米国自身がインフレで悲鳴を上げると思うが? 


のらり、くらりでいいかも?てへぺろ爆笑





<梅の実>

既に小さな梅の実がなり始めている。今年の梅はどうだろう? 去年は不作だったが、見るところ、今年も不作みたいだ。


去年は天候のせいだと思ったが、どうやらこの梅自身の問題かと。それとも、隣りのシュロの樹が日光を遮っているからかな?





<リハック>

税調会長の宮沢さんと論破王ひろゆきさんが出ているYouTubeのリハックを観た。


中々面白かったが、その中で世界的には企業の新陳代謝は10%程度だが、日本は半分の5%だとか。


具体的説明がないので実際のところのこの数字の持つ意味は不明だが、日本は市場から本来退場すべき企業が補助金等で守られている感じはする。それがいい事だとは思えない。


自分の現役時代の研究の世界で言うと、個人の評価は各個人が出した論文の点数(IF =インパクトファクター)と数で決められる。


雑誌に出すには考査があるので発表は簡単ではない。雑誌によって難度が様々だ。しかも論文は国際誌に出さないと数字はゼロ。最初から「世界との戦い」だった。


その積算数値、特に過去5年間の数字で研究費や昇進のみならず、雇用も任期制で決められていた。 少し前までは教授ですらそうだった。


大学で違いがあろうが、某私立大学では二期8年で評価された。論文がでないと雇用は切られ先はない世界。


ただこれは余りにも弊害が大きく、いまでは常勤と任期制の2本柱になった。任期制のスタッフは今でも大変だ。この事を知る人は少ないだろう。


研究の世界は最初からグローバルな競争。それに比べて国内企業は大分甘やかされている感じがした。言い過ぎでしょうか?


『業績なき者は去れ』 の研究の世界から見れば、


『儲けられない企業は市場から去れ』でいいのでは? そうしないとゾンビ企業を作り出すだけ。








<面倒な大陸国家>




島国日本はその点まだまし?





『人類超長期予測』8

政治的決定に利用される有効な手段が人口統計データーだが、これは誰が多数派で誰が少数派であるかを公にする。p250


従って政治的に不安定な国ではデーターの公表自体が危険。p251


代表例としてルワンダの大虐殺が挙げられるが、それには植民地時代に造られた伏線がある。


ベルギーは植民地時代に10頭以上の牛を持つ者をツチ族、それ以外は職業でフツ、トゥワ族とし、子孫に継承されるとした。


何といい加減びっくりプンプン


更に少数派のツチ族を優遇し、多数派の権限を制限することで植民地支配を有効にした。p255


こうした事はよくみられる植民地政策。


ところが、政治的混乱をきっかけに、1994年4月の数週間で100万人のツチ族が虐殺されたとか。


またカナダは文化的ジェノサイドの例を提供する。先住民の子どもを引き離し、キリスト教化した。p295 


同様な例はオーストラリアでも見られる。1910〜1970年の間に先住民の子どもの10〜33%が家族から引き離されたた。オーストラリアではこれを「盗まれた世代」と言うとか。p261


パレスチナでのイスラエルとアラブの戦いでは「子宮戦争」が起こったと言う。即ち、イスラエルは当初の80万人から2020年には870万人と10倍以上増えている。これには国外からの移民も大きいが超正統派の「産めよ増やせよ」の姿勢もある。正に聖書の教え。


それでも、やがてアラブ人が増え、ユダヤ人は82%から74%迄に減っている。一方でアラブ人は21%迄に増えた。p264


此処では、子宮戦争が進行していると言う。出生率は21世紀初頭ではイスラム教徒の方がユダヤ人より多く、4.57に対し2.67。


ところが、2019年には3.16と3.09にほぼ同じとなった。p265


これは、超正統派バレーディーの出生率が極めて高く、今後大きく変わるとされる。267ページに将来予測が出ている。図表15


ブレグジットも人口構造変化の影響が大きい例として議論されている。p277   これは経済よりも文化や価値観をめぐる主導権争いだったとか。p278


レバノンは政治体制を維持する為に(誰が主流であるかを明らかにしないよう)国勢調査をしない。 一方でイスラエルは定期的に実施公表している。共に政治的意図がある。p280