＜昨夜のサルソン＞
はじめ集まりが悪かったが、9時過ぎて人が集まり初め、久しぶりに初めての人、三人の目標達成
但し内一人はクラスメイト。サルソンにこられたのは初めてかな？ その人の友達系の人も含むので簡単でした。初めてとはいえ、皆さん経験者でした。写真は人が少ない時。
＜文化的ボトルネック＞
土曜、はるかなる古代文明「アンデス、インカ、幻の黄金を求めて」１時間半にわたる番組を観た。
内容は題名でもわかる通り、「黄金」をテーマにした番組だが、全く違う考えが頭の中で駆け巡った。それはこの数ヶ月読んだ、様々な本に影響されたもの
番組では南米の古代〜近代文明と黄金のかかわりを考古学的に探求されている話と、それが16世紀にスペインに強奪された歴史が語られるが。
私はその黄金がスペインの発展に少しも役に立たなかったいう『マネーの魔術史』で語られたストーリーと重なってイメージが膨らんだ。
更に、今まさに読んでいる、『レジエンス人類史』でアンデスの文明が度々滅亡、断絶したという考古学的検証（文字を持たなかった南米はそれを詳細に語る歴史書がない）が頭の中で重なってきた。
その本の著者によれば、アンデス古代文明の文化的内旋（Cultural involution）という現象が関わったとか。
後者のネガティブな文化現象は南米土着文明が２つの関門、即ちベーリング海峡とパナマ陸峡による「ダブルネック効果」を強く感じる。＜これは私の独断と偏見。番組てはそうした話は一切なし。
この「ダブルネック効果」とはよく遺伝学で議論される「ボトルネック効果」と重なる。
ごく僅かな集団だけが（この場合は海峡、陸峡を超えて新天地＝南米に移動できた人々を指す）人口を増やした場合、その遺伝的多様性は極めて狭い。
これはヒトの場合、同時に「文化的多様性」が乏しいことも含む。だから彼らは16世紀まで文字も持たなかったし、金属器も発展させることが出来なかった。
こうした「同質さ」の高さがアンデス文明の非連続性を、レジエンスの弱さを引き起こしたのではないか？
だから強靭なヨーロッパ人がやってきた時、脆くも崩壊した。しかも僅か500人の兵士で
それを旧世界からの疫病も後押しした。なにしろ新世界はこうした病原菌にもとてもウブだったから。
ベーリング海峡の氷床を渡る時、新大陸人は「寄生虫フリー」になったとも。
…思うに現代日本もある面、そのような文化的多様性、遺伝的多様性に弱みも持つ。
もう少し日本人は意識して多様な文化を許容し、自らの血にも外から新たな血を取り入れていく必要があるような気がする。それが日本の脆弱性を将来引き起こさないといいがとの心配も。
一部の日本人に見られる『日本凄い』ブームは完全な幻想であり、かつ危険な「滅亡への道」を開く考えであると常々感じている。
遺伝的多様性が進化に重要だとは広く認められているが、事自分自身についてはその事を認めたがらない。
以上、後半は完全に私の「独断と偏見」、「妄想」の世界の話。
＜自治体LINE＞
土曜の午前中はかなり雨が強かったが、町内で被害も出た様。こうした連絡にLINEは役に立つ。
『生成AI』３
2020年に文学賞、星新一賞でAI利用の作品、『あなたはそこにいますか』が優秀賞を、2024年には芥川賞『東京都同情塔』が受賞した。p095
AIを使う場合は「具体的」に指示することが有効だが、ChatGPTは前の文章を覚えているので、最初の答えから更に引き出すような問いをすればいい。以前もヒントからより具体的な『甲骨文字のAI翻訳のプロジェクト名』を引き出した。
因みに現時点でGoogle翻訳は250もの言語に対応しているとか。p099 これは音声認識もできるし、今は使っていないが、以前VoiceTraも使ってみた。
早速、Googleレンズもダウンロードした事は既に述べた通り。もともとは検索用だが（例えば花の名前を知りたい）これは画像として取り込み翻訳できる。p101
４章にはその他、画像、動画、作曲も可能だが、それに対応するアプリを入れる必要がありそうだ。多分有料。
物理的動きへ応用として、Figure AIがコーヒーメーカーでコーヒーを淹れる動画を10時間学習させた後、人が使い方を指示するのではなく、強化学習で自らコーヒーを淹れることに成功したとか。p143
これなどは非常に興味深い応用例。人では出来ない方法で新たな方法を生み出すかもしれないから。しばしばAIの開発した方法がブラックボックス化していると言われる所以だろう。
その他、以前も述べたが、AIが学習したテキストの中にプログラミングがあったのでアプリのコードも今はかける。p145
だから早く政治資金アプリを作れと言いたい！ 忖度なく、公正で公開性の高いアプリができるはず。
その他にAIモデルも既に実用化している。p146
歳とることも、病気にもならず24時間、365日働き、スキャンダルも心配しなくていいタレントさんだ（笑）
最後に良いことが書かれていた、それはAIには『人がやりたくない仕事をさせる』ことができるという。p153
例えば、忖度ない批判、評価などがあるだろう。