『NATOを知るための71章』9 | Hiroshiのブログ

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今後不定期投稿となります

『小さな村の物語』

土曜のパチャンガに行く前に観た番組。舞台はトスカーナのカンピリア・ドルチャ。いつものようにGoogle mapで探したが見つからず。名前が間違っているかも? ドルチャで幾つか見つかったが、シェナの南隣りに同じ名前の村?が点在していた。

https://www.bs4.jp/italy/articles/6xefuj86ggulwevj.html

 

糸杉の並木と小麦畑…美しい景観で知られる世界遺産・オルチャ渓谷にある村。コロナで仕事が減り、若者は村から出て行ったので高齢者が多い。主人公の一人はそうした高齢者のための集まり場所や機会を作ろうと運動している女性。村で初めて大学を出て現役時代は税務局長をしていた。もう一人の主人公は「モーターバイク命」の80過ぎの男性で、かつては車関係の機械工。既に現役を引退しているが、人から頼まれると無償でバイクなどを修理するのが楽しみだとか。始めてもらった給料で買ったバイクも半世紀を経てもよく手入れしているのでピカピカの現役。 

 

この番組、イタリアの村の紹介番組ではなく、それぞれの「人生の物語」だと最近になり始めて気がついた。

 

ところで村のいちばん高いところにある塔はなんだろう? 番組では説明がなかったが?

 

 

 

<パチャンガ>

3時間以上も楽しみました。いつもは1時間半程度でボロボロ、クタクタになって帰宅するのですが… ま、色々な出し物があるので実質半分以下かな? 踊ったのは。

 

アラビアンダンスの先生のソロ



受講生さんのダンス


いつものサルサカシーノ



始めてみた男性のフラメンコ、凄いの一言


フラメンコは内に秘めた情熱のダンス


歌の数々



タンゴは何でああも苦しそうな表情で踊るのか?


そんなこんなで日曜の朝はすっかり寝坊しました。ま、いいんですが。

 

 

 

 

<EBM & AI>

直接医師に注文をつけることはない。データーを見せてほのめかすだけだ。大抵これでこちらの要求は通る。1度だけ頑固に自分の治療法を通す医師がいたが、こちらからお払い箱にした。医師は山のようにいる別に一人の医師に拘る必要などない。

 

但し、医師もプロだから納得できないと治療や投薬の変更は難しいだろう。だからそこでデーターが重要になる。文字通りEBMだ。若い医者はきちんとこの教育を受けているのですんなり通るが、年寄り医師はその限りではない。上の例外はそのケース。

 

そもそも今日日、AIの方が正しい診断を出せる時代。何十年も前からIBMのワトソン君の方が正しい診断をしていることは確認されている。 それでもまだ実用化されていないのは多分に既得権益が関わる。

 

但し、コストの高い方からAI導入が進められるだろうから、医師は最初にAIに取って代わられる時代がもう直ぐやってくる。覚悟の方はありますかな?

 

 

 

 

『NATOを知るための71章』9

フィンランド:

ロシアと長い国境を有しているだけでなく、第二次世界大戦期に2回の戦争を行い敗戦した。p194

 

その後、国内の共産党の存在もあり、ソ連の内政干渉を受け「フィンランド化」と揶揄されるソ連の衛星国化した。p195

 

しかし「平和のためのパートナーシップ、PfP」という曖昧な仕組みを使い、非加盟のままNATOに協力し、ボスニア、コソボ、アフガン、イラクでの活動に参加した。p196

 

そして今回、ウクライナ侵攻を契機にNATO加盟を決めた。

 

スウェーデン:

この国もこれまでの中立から加入への決断を行った。トルコの反対はあるものの、その障害が除かれば加入することになる(通った?)。この国も先のPfPを通じてNATOに協力していた。下地を作ってきたわけだ。

 

ボスニア:

1992〜1995年までの内戦で人口430万のこの国は10万人の死者を出した。難民や避難民は住民の半数に及び最新(2013年)の統計では人口は380万に低下している。この国はボスニア連邦(ボスニアとクロアチア人)とセルビア共和国よりなり分割統治されている。p203 

 

後者の連邦はセルビア人の存在が大きく、またその背後にはロシアがある。

 

以上で時間切れ。216ページのスイスからはまた後日。