【司法試験:2人に1人が合格?】弁護士のすゝめ
弁護士は、今の若者に勧められる職業なのか?それとも、弁護士はオワコンなのか?今日はその辺りを深堀してみたいと思います(^ ^)<毎日更新494日目><目次>1.2人に1人が司法試験に合格する時代?2.「弁護士のすゝめ」か?弁護士はオワコンか?3.今日のまとめ1 2人に1人が司法試験に合格する時代? 裁判官や検察官、弁護士になるためには、原則として司法試験という試験に合格する必要があります。先日、今年の司法試験の合格発表がありました。驚いたのは、その合格率です。今年の受験者数が3082人、そのうち1403人が合格したので、合格率はナント約45%この合格率だけ見ると、およそ2人に1人は合格できる試験ということになります。これは、司法試験始まって以来の過去最高の合格率。なぜこれだけ高い合格率になったのかと言うと、そもそも出願者数が少なかったことがあります。要するに、今の司法試験は人気がないのです。なぜ人気がないのかと言えば、約20年前から始まった司法制度改革によって、弁護士の人数が急激に増やされて、「食えない弁護士」が増えたことが原因の一つと言われています。普通、弁護士としてデビューすると、どこかの法律事務所に就職して、給料をもらいながら修行します(業界用語で、居候の弁護士という意味で「イソ弁」と呼ばれています)「イソ弁」はちゃんと就職して給料をもらいながらOJTを積む機会がありました。ところが、弁護士の急激な増員で司法試験に受かっても、就職先がない。仕方がないのでいきなり独立する。(即独立なので、業界用語で「即ドク弁護士」などと呼ばれています)あるいは、法律事務所から給料はもらえずに、机だけ借りている弁護士(軒を借りるという意味で、業界用語で「ノキ弁」と呼ばれています)。即ドクもノキ弁も、いきなり自分の食いプチを自分で賄わなければなりません。そこで、年収が200万円以下の経済的に厳しい弁護士が増えたと言われています。さらに、今は司法試験を受けるためには、大学を卒業した後で2年ないし3年間、法科大学院というところに通わなければなりません。この法科大学院の学費が馬鹿にならず、奨学金などの借金を背負う人も少なくありません。借金して法科大学院に行って、司法試験に受かって弁護士になっても食えない。こうした状況が本当であれば、それは司法試験の人気もなくなるでしょうね。もはや弁護士という資格はオワコンなのか?いや、必ずしもそうではなさそう、そんな意見があります。ご提供中のメニュー■電子書籍(Kindleブック)新刊『社員との労働トラブルを予防して、社員と一緒に会社を発展させる方法』■動画オンラインショップ New! パワハラで大切な社員とお金を失わないためのポイント 法改正をチャンスに、社内のトラブル防止体制をきちんと作るセミナー■法律相談のご案内について■スポットで事件解決のご依頼をいただいた場合の弁護士費用について■顧問契約サービスについて■セルフマガジン『裁判しないで解決する方法』の無料送付2 「弁護士のすゝめ」か?弁護士はオワコンか?最近私は、2人の比較的新世代の弁護士が書いたこの本を読みました。弁護士のすゝめ─最強資格のリアル。そして令和版司法改革へ─Amazon(アマゾン)858〜5,410円この本を読むと、今あちこちで弁護士の需要が増えていて、弁護士不足だと言います。弁護士はオワコンどころか、今でも十分魅力に溢れた職業だと。確かに、従来の弁護士のテリトリーである裁判業務などについてだけを考えれば、特に弁護士の数が多い都市部では飽和状態です。しかし、司法制度改革の成果で、今弁護士が従来はなかった新しい分野にいろいろと進出しています。この本では、そんな新しい分野で活躍するニュータイプの弁護士が紹介されています。例えば、リーガルテックサービスの開発を手掛ける弁護士。任期付公務員として外務省に入り、条約の作成というルールメイキングの仕事に携わる弁護士。弁護士がいない司法過疎地に赴いて、市民の司法アクセスの問題改善に取り組む弁護士。インハウスロイヤーと言って、企業内部の法務に携わる弁護士。中国や台湾、香港などに展開する日本企業を支える仕事をする弁護士など。従来はあまりいなかった新しいタイプの弁護士像が紹介されていました。確かに、弁護士という仕事は、あらゆる法律分野を扱うことができます。裁判業務だけが弁護士業務と考えることは、今の時代あまりにも視野が狭いでしょうね。法律を使って新しい仕事を開拓していくパイオニアになれれば、弁護士という仕事ももっと魅力的な職業になるのかも知れません。この本を読んで私が嬉しかったのは、弁護士という仕事の明るい部分に光を当ててくれたこと。私が司法試験の受験生だった頃、試験に受かって弁護士になれば、素晴らしい世界が開けていると言われていました。そんな希望があったから、あの辛い受験勉強を乗り切るモチベーションになりました。しかし今、私自身も含めて、弁護士業界は若者に対して、自分たちの職業の魅力を熱く語る活力をなくしています。「昔は良かったけど、今はなぁ〜」といったマインドに支配されている人が少なくありません。私はなんか、そんな風潮が悔しいんですね。この本は、そんな業界の風潮に風穴を開けてくれるもので、読んでいてとても勇気づけられました。私は、自分の子どもも含めて、今の若い人に対して、「弁護士の仕事はこんなに魅力的なんだ!」と熱く語れるようになりたい。昔は良かった、ではなくて、今が一番最高!そんな生き方を見せられるようになりたい。そのためにもまず、自分自身がもっとちゃんとしないといけませんね。いろいろと自分の業界のことについて考えさせられる本でした。3 今日のまとめそこで、今日のポイントは,いろいろあるけど、弁護士業界、まだまだ捨てたもんじゃない!ということです。私もいいオジサンだけど、「裁判しない弁護士」としてニュータイプの弁護士をめざそうかな(^^)ご相談をご希望の方はコチラをクリック ⇩⇩⇩⇩弁護士ブログ人気ランキングに参加しています。よろしければ、クリックお願いします。にほんブログ村<電子書籍(Kindleブック)新刊>社員との労働トラブルを予防して、社員と一緒に会社を発展させる方法Amazon(アマゾン)980円社長!このままでは訴えられます!: 中小零細企業が「裁判沙汰」に巻き込まれないための、法的トラブル予防の15の秘訣Amazon(アマゾン)500円【最新の動画】「うまい棒」というお菓子を作っている会社で、違法な残業があって、労働基準法違反で送検されたというニュースがありました。一般に、会社に何か労働基準法違反があっても、突然刑事事件にまで発展することは少ないでしょう。しかし、労働基準監督署から是正勧告がなされたにもかかわらず、それを無視していると、検察庁に事件が送られて、刑事事件に発展してしまう可能性があります。【活動ダイジェスト】昨日は午前中は銀座の顧問先で打ち合わせ、午後はいったん事務所に戻って新規のお客様のご相談、その後は六本木で仕事。夜は大学時代の友人と数年ぶりに再開し、皇居ラン&飲みでした。ご提供中のメニュー■電子書籍(Kindleブック)新刊『社員との労働トラブルを予防して、社員と一緒に会社を発展させる方法』■動画オンラインショップ New! パワハラで大切な社員とお金を失わないためのポイント 法改正をチャンスに、社内のトラブル防止体制をきちんと作るセミナー■法律相談のご案内について■スポットで事件解決のご依頼をいただいた場合の弁護士費用について■顧問契約サービスについて■セルフマガジン『裁判しないで解決する方法』の無料送付